はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

菅総理が自民党の総裁選挙に出馬しないと表明

2021年09月03日 | 政治

2021/09/03

 

今日のTBSラジオ、荻上チキさんの番組で、ジャーナリストの神保哲生さんが菅総理、総裁選不出馬について語っています。

https://radiko.jp/#!/ts/TBS/20210903153000 (00:30分頃から)

概略を書きますと、

「僕はもともと一般的な政治報道は本当のことを伝えていないという目で見ている。自民党の総裁選は安倍・麻生が誰の支持にまわるかで総裁が決まるのに、なぜ報道はああでもない、こうでもないというのかと不思議に思っていた。

去年9月に、安倍さん、麻生さんは、石破、岸田の一騎打ちになると、石破が勝ってしまう。石破さんは、加計、森友、桜の捜査をもう1回やると平気で言っているから、石破総裁をどうしても阻止しなくてはいけない。

岸田、石破の一騎打ちは困るというなかで、特に菅さんは直前まで総裁候補にもなってなかった。総理になるための準備もしてこなかった人だが、石破さんを総裁にしないために引っ張り出してきた、というのが、1年前の菅総理の誕生劇です。

今回は、ニ階さんと安倍さん、麻生さんとの間に亀裂が入ってしまって、3人が菅さんを支えきれなくなって、菅さんがにっちもさっちもいかなくなっただけのこと。

最後は、おそらく安倍さんが引導を渡しただけのことなのに、なぜか、全然そうじゃないという話が延々と報道されていて、不思議に思っている。」

 

ノンフィクション作家の大下英二さんのおっしゃったことと照らし合わせると、神保さんの言うことが本当だろうなと感じます。

「菅政権は安泰?」↓

https://blog.goo.ne.jp/yoshieri/e/42427a191e50ea311f15959bc7d6232b

 

菅首相は「新型コロナウイルス、この感染拡大を防止するために私は専任をしたい」と言っています。コロナとオリ・パラとで、大変なことばかり多い1年間だったと思います。貧乏くじを引いたとか言われています。

しかし、大変なのは予想がついたことで、頼まれたとはいえ最終的には菅さんが自分で決めて引き受けたこと。

「一生懸命やってきた」というのは事実だと思いますが、残念ながら、政治の評価は努力の過程ではなく結果なのです。

質問に答えない、自分の言葉で説明をしない、政策を聞いたことがない、菅さんがまだ続けるのかと考えると、不出馬もやむなしと思えるのです

私は党内の権力争いではなくて、総裁にはまずは国民のことを考えられる人、本当のことを言える人になってほしいと思います。

 

 

 

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