2019/11/22
昨日の晴天から一転、今日は寒いですね。
東京新聞の望月衣塑子記者のドキュメント映画を見てきました。15日から公開が始まってます。
映画公式サイト http://i-shimbunkisha.jp/sp/
監督は森達也氏…佐村河内氏のドキュメント映画『FAKE』を撮った方で、私は当時、佐村河内問題にも興味があったので見に行きました。
望月記者のドキュメントは、講演会の時にも感じたエネルギーが映画の中にも溢れており、見終わった後は圧倒されてしまいました。
テンポの速さと、緊迫感、よくこんな状況を一身に受けてやっていられるなあと思うばかり。
辺野古の埋め立て、伊藤詩織さんの問題、籠池夫妻インタビュー、菅官房長官との攻防など、映画『新聞記者』では俳優の演じたフィクションだったのが、現実のほうがずっとすごいと思いました。
森監督がフリーのジャーナリストということで官邸の記者会見に入れない。護衛の警官たちに止められる。そういう映像も撮って、これも問題提起ですね。
彼女がまっすぐで迷いがないので、かえって清々しい。匿名で正義を振りかざす人はいるけれど、彼女のように顔を出し、名前を名乗り、真正面から立ち向かっていく人はそうそういないのではないか。
ぜひ、見てもらいたい。国民は政治の現実がどうなっているのか見る必要のある映画です。
6月の望月衣塑子さんの講演会について書いたものはこちら
https://blog.goo.ne.jp/yoshieri/e/b18e31303a1013c545b932de52d34418