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はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

ハナミズキ

2018年07月14日 | 音楽
2018/07/14

ウクレレサークルで、9月のイベント時に一青窈さんの「ハナミズキ」を演奏することになりました。私は今回ウクレレでなくピアノ伴奏です。

「ハナミズキ」の歌はもちろん知ってますが、うろおぼえ。今回演奏するというので、きちんと聴いてみました。

歌詞が不思議な歌。何か深い意味がありそうです。

ハナミズキは、日本がアメリカに桜を贈った返礼として贈られた花木だそうです。


【 水際まで来てほしい

薄紅色のかわいい君の果てない夢がちゃんと終わりますように

君と好きな人が百年続きますように

一緒に渡るには、船が沈んじゃう

どうぞ行きなさい お先に行きなさい

僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと止まりますように

君と好きな人が百年続きますように 】(歌詞 部分的に抜き書き)

9.11の時に作られた曲だという説もあるし、水際(生死の境)から、呼びかけているようでもあるし。

実は私、この歌をYou Tubeでちゃんと聴いたとき、号泣してしまいました。
でもなぜ泣くのか自分でもわからなかった。

Why am I crying !?

数回聴きましたが、聴くたびにこみあげてくるのです。
いったい何に感応したのでしょう。

私には「どうぞ 行きなさい お先に 行きなさい」が悲しかった。
自分は一人取り残される。それが無性に悲しかったのです。

「僕の我慢」というからには、男の人… 誰が どんなふうに 何を我慢したのだろう…
想像が駆けめぐります。

死の暗示をどこか感じさせますね。
それでも、悲しいだけでなく、我慢が実を結びますように、幸せが続きますようにとの祈りの歌



歌詞の解釈については、このサイトを参考にさせていただきました。
https://otokake.com/matome/ZHD46W





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前座として(笑)ウクレレの発表

2018年07月01日 | 音楽
2018/07/01


もう7月に入っなってしまいました。
梅雨も明けて、連日、青空と風と猛暑。

今日は仕事でお世話になっているひろばでイベントがあり、ウクレレ演奏をしました。
8時半に集合して練習開始ですが、時間が気になって、早朝4時ころから起きてました。

1か月前にウクレレ練習に復帰して、まだ弾くのも怪しい状態なのに人前で発表しなければならないので、数日前から気が重かったです。客席と近いので、私の間違えた音が聞こえてしまうかなと(笑)
自分では練習したつもりだけれど、やはり圧倒的に練習時間が少ないね。

でも、本番になってみると、案外楽しくて、間違えないように夢中で弾いて、あっという間に終わってしまいました。

写真を撮ってくださったので、あとで見たらがっかり。
ずっと下向いて、楽譜とウクレレの指を凝視している自分がいたの。
いかにも余裕がないのがまるわかり! そのとおりだから仕方ないけれどね。
目線の送りがどうのなんて、とんでもない。いったん客席に目線を向けたら、もう楽譜のどこの部分だったかわからなくなってしまうレベル。

グループの皆さんとわいわいできて楽しい時間というのがモチベーションかな。

次は9月に別の3曲で発表があります。私は一曲はピアノ伴奏ですが、気持ちはピアノのほうが楽。
うまくなろうとしたら練習しかないのですよね。特に自分が不器用だと思ったら、人一倍やらなくては。





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リズム感覚が言葉の習得を助ける

2018年05月20日 | 音楽
2018/05/20

5月9日にNHK BS世界のドキュメンタリーで「学習能力のヒ・ミ・ツ」(4月11日の再放送)を見ました。
2017年にイギリスBBCで製作されたものです。

http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/index.html?pid=180411

その中で、赤ちゃんが音楽のリズムにどう反応するかという実験がありました。私は乳児のリトミックをしていますから、興味を持って見ていました。
アメリカ、テネシー州ナッシュビルで、ゴードン博士らが、母親の膝に抱かれた5ヶ月~13ヶ月の赤ちゃんに音楽を流して聴かせると、明らかに体を動かし始めるのです。

ビートに乗り切れてはいないものの、違った曲がかかると異なった動きをすることから、曲を聴き分けて、そのリズムに反応していることがわかります。母親には音楽が聞こえないようにヘッドフォンをつけてもらっています。

このような様子は、私のリトミックでも見られます。
赤ちゃんは音楽が始まると目を丸くしてまわりの人の動きを注意深く見つめたり、曲に聴き入るような様子を見せます。そして、体を上下させたり、曲の合間でに「あ~」と声を出して、音楽のまねをしているような様子も見られます。
赤ちゃんの目の輝きを見ると、音楽を好むことがわかります。赤ちゃんはリズミカルなものが好きなのです。揺らしてもらうと機嫌がよくなるのは、たぶんそのためです。

201520621 - コピー


さて、ゴードン博士は、言葉の習得にリズム感覚が極めて重要だと言っています。赤ちゃんはリズムに合わせる能力が生まれつき備わっているので、言葉のリズムも習得できるのです。

そして、少し大きい子の言語訓練の場の様子は、まさしくリトミックで、ピアノに合わせて部屋の中を歩いていたり、リズム打ちをしていました。でも、これはリトミックというより、その意味付けから言ったら音楽療法かもしれませんね。

言語を早い段階からたくさん習得していることは、それだけ意味を持つものの世界が広がることになります。言語習得に、リズム遊びの有効性が示されて興味深いことでした。





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グレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲」

2018年03月20日 | 音楽
  2018/03/20


私は寝る前に、いつも何かの曲を聴いてから眠りに就こうと思っているのです。
ずっとショパンが多かったですね。
バラード、ノクターンなどでした。ノクターンはどれもいいですね。

最近聴くようになったのが、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」。
この曲は不眠に悩む伯爵のために作られたとかで、とても静かな出だしです。

「ゴールドベルク変奏曲」といえばグレン・グールド。
前からCDを持っていて聴いたことはあったけれど、
それほど心が動いたわけではなかったのです。

それよりグレン・グールドの逸話のほうがおもしろかった。

父親手作りの35cmの高さの椅子に腰掛けて、
猫背になって鍵盤に顔を近づけるようにして弾く姿とか、
病気恐怖症で、夏でもコートを着ていた、いつも抗生剤やビタミン剤を常用していたなど・・。

そんな逸話とか、ものすごい速さで弾く箇所に、
(さすがにこの速さはおかしい)とか(変わった人)と思ってました。

でも、久しぶりに「ゴールドベルク変奏曲」(1981年)のCDをかけてみると・・・

瞬間に、私のまわりの空気が変わったんです。
日常の生活はすっかり消えて、静かな、清らかな世界に入ったのです。

今まで、笑えると思っていた録音時のハミングも
どれだけこの曲を愛しているのか、まさしく歌うように弾いているのだなと感じられます。

それから毎日聴き続けています。

ひとつひとつの音がはっきりと浮かび上がって、細部まで明瞭な演奏。
バッハの曲が素晴らしいということもあるでしょうが、ほんとうに聴き飽きない。


   

グレン・グールドのピアノをいつくしむように弾く姿を見ると、
ほんとうにこの人はピアノを、この曲を愛していたんだなあと思います。
まるで、大きな子どものような姿ですね。

グレン・グールドは、この翌年になくなってしまったんです。

変わり者だったかもしれないけれど、突出した才能を持った人が
愛した曲を聴けるなんて、幸せなことだなあと思います。

「芸術の目的は、瞬間的なアドレナリンの解放ではなく、
むしろ、驚嘆と静寂の精神状態を生涯かけて構築することにある」
(グールド)

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リズム同調は人だけのもの

2017年10月28日 | 音楽
2017/10/28


私のやっているベビーリトミックは通常生後5ヶ月からの参加ですが、
自由参加なので、ときどき2~3ヶ月の赤ちゃんも来たりします。

母親にとっても育児に大変な時期ですから、気晴らしになればという気持ちで、
できるかぎり参加していただいています。

でも、初めのうちはそんな小さくて大丈夫かな、わかっているかな、と思いましたが、
音楽を聴いても泣き出す子はめったになく、じっと聴いているようなそぶりや
盛んに手や足を動かしだして、楽しんでいるような表情を見てからは、
赤ちゃんも音楽を好んでいると確信するようになりました。

月齢の小さい赤ちゃんであっても、家で静かに天井を見て寝ているより、
にぎやかで新奇なものを好むというのはあります。
赤ちゃんにとって、退屈は好きなものではありません。
その間は、何かを学ぶということもないのですからね。

さて、最近読んだ池谷裕二さん著『できない脳ほど自信過剰』にこんなことが書いてありました。

リズムは心臓の拍動や歩行など、生命に普遍的に見られることから、
リズム認識は動物に共通した能力といえる。(要約しています)


ということは、リトミックにくる赤ちゃんは2~3ヶ月でも、ちゃんとリズムをわかっているのですね。
この本に書いてあることで、ちょっと安心しました。
胎内で聴いていた母親の心音のように、規則的なリズムを好むのは、生得的な感覚なのでしょう。

IMG_1710282234
ベビーリトミックのひとこま 赤ちゃんたち、かわいいんですよ。

この本には、さらに興味深いことも書いてあります。



それは、人はリズムの予測ができるからなのです。
ゆっくりになったら、ゆっくりに合わせられますしね。
2歳児になったら、叩くタイミングもちゃんとわかっています。

1-IMG_7249
2歳児は活発!




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コツコツとやる

2017年09月11日 | 音楽
2017/09/11


今月初めの音楽療法実技講座で、宿題を弾いた時、先生が誉めてくださいました。
この講座は、唱歌、歌謡曲、ポップスなどの歌の伴奏を、
リクエストに応えて、その場で即興演奏できるようにすることが目的の講座です。

弾いた後に、先生が「うん、よかった」と言ってくださって、
緩和ケア病棟などで、弱くなっている人たちには音量が大きくて元気すぎる演奏より、
その人の状態に合った演奏がいいのだ、という意味で、「歌いやすい、軽やかな演奏」と言ってくださいました。

その後、受講生や先生方とピアノ演奏の難しさについて雑談しているとき、
私は、「不器用なので、ひとつの曲で100回は弾きます」と言いました。

実際は100回どころではありません。もっと弾きます。
完全に暗譜しないと心配だし、長い曲はないので、
毎日30分弾いたとしても、1曲につき10回は弾くことになります。
それを1ヶ月続けたら・・・

ただ、何回弾いてもそのレベルなの、と言われるのが恐ろしくて少なめに言いましたが(笑)。

すると、先生が私のことを「前からコツコツやる方だと思っていた」とおっしゃったのです。

この言葉を聞いたとき、はっと思い出しました。
実は小学校4年のときの通知表に、「コツコツ勉強している」と書かれたのです。

その言葉が私には印象的でよく覚えているのですが、
「こつこつやっている」という自覚がなくて、ピンと来ませんでした。
勉強をやっているという自覚もなく、勉強しなさいと言われたこともない。

でも、こんな歳になっても同じことを言われて、やっぱりそうなのかなと思いました。

私は一夜漬けができないのです。
すごい集中力で、短時間で身につける、ということができないタイプ。
長時間やると、まず疲れてしまうので、毎日少しづつやるしかないと思っているのです。
でも、昔の三日坊主は消えて、ずいぶん辛抱強くなったなと思うこの頃です。






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練習三昧

2017年07月12日 | 音楽
2017/07/12


先週末は音楽療法のピアノ実技講座3時間。
宿題を演奏しなければならないので、前日、当日の午前中はもっぱら練習に励む。
暗譜と、無意識に指がその鍵盤にいくようにするには、くり返ししかない。

前日、当日といわず、ピアノを弾かない日はほぼない今日この頃。

そして今夜はウクレレの自主練習から先ほど帰って来たところ。
先生はいらっしゃらないものの、メンバーたちとみっちり2時間の稽古。
これもなかなかにハードだ。

ウクレレもまだ数回の稽古では、スムーズに弾きこなせるところまではなかなか・・。

ピアノは手の甲を見ながら弾くのだが、
ウクレレの左手は手の平側をこちらに見せて弦を押さえる。
つまりピアノとは向きが反対。

それにまだ馴れなくて、単音の場合はいいけれど、コードとなると
あれ、この指はどこに?などと考えてしまう。

ピアノのG7はなんてことないが、ウクレレのG7はぱっと押さえられずに
人差し指はここで、中指はここ・・・などとやっているので、音楽が途切れがち。

そして、弦をつまびく右手は、どのようにはじいたらきれいな音が出るのか。
これは自分の体で覚えるしかないのだと思う。

1曲終わると、ふうっとため息をつかずにいられない。
でも、トツトツとした音でも、何かしら弾けるのが楽しい。

ウクレレを弾きながら、メンバーたちとのおしゃべり、
終わった後にいただいた和三盆のクッキーのおいしいかったこと。
こんなのが楽しい時間。

リトミックの仕事もあるので、そのためのピアノの稽古、録音もある。
こういうの音楽三昧というのでしょうか。
まあ、好きなことをやっているのでいい時間です。


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スイートスポット

2017年06月30日 | 音楽
2017/07/01

「スイートスポット」とは、ピアニストの小山実稚恵さんが、
ご著書『点と魂と ~スイートスポットを探して』で使っていた言葉です。

ピアノにもスイートスポットがあり、
それをとらえると無理に力を入れなくても響きのいい音が出ます。


スイートスポットを使いこなすには脱力が不可欠だそうです。



各界の一流の人たちに共通するものは、今やっていることが好きでたまらないということ。

小山さんはフィギュアスケートもお好きで、よく試合を見に行かれるとか!
どこかでお会いしているかも。


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音楽療法講座 2年目

2017年04月23日 | 音楽
2017/04/23

昨日はフィギュアスケートの国別対抗戦で日本女子選手が大活躍をしてくれて、日本が優勝!

すごい!
優勝までするとは思っていなかったので、とてもうれしかった
おめでとう~\(^o^)/



さて、昨日は今年度の音楽療法講座の2年目の第1回
2年目といっても、去年と同じ初級クラスにおります

落第したのではなくて(笑)、自分から望んで初級をもう1回受けることにしたのです
先生は中級にとおっしゃってくださったのですが、私は資格を取ることが目的ではなく
自分の音楽の幅を広げられるように、基礎や実技の力をじっくり身につけたいと思ったのです

受講生たちの顔ぶれもがらりと変わりましたが、とても有意義な時間でした

エクステンションセンターですから、私と似たような年代の方たちばかり
その中でこの音楽短大の現役の学生になっている方もいて、興味深い話をいろいろと聞けました
医療関係のお仕事の方で、趣味で10年も声楽を習っているうちに、音大に入ってしまったそうです

こちらの音大の現役学生の中には70代の方もいらっしゃるそうで、年齢であきらめない
あるいは、学ぶことをやめない生き方は、見習うべき点がありますね
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「題名のない音楽会」ピアノ超絶技巧大会

2017年01月15日 | 音楽
2017/01/15

今日の「題名のない音楽会」は福間洸太朗さんと森下唯さんの出演!

超絶技巧のピアノ曲、おもしろかったですね~

201701150_8.png

見ていて体の動かし方が格闘技のようですごいと思いながらも、つい笑いたくなるような演奏
こちらも興奮して盛り上がる

こういうアクロバティックな演奏、音が離れていたり、ずっと細かい音を刻み続ける演奏は
つい力が入って疲れてしまいそうで、力の抜き方がポイントになるのでしょうね

比べものにならないレベルの私のことですが、昨日の音楽療法のピアノ
たくさん練習して、運が悪くなければ、ほぼ大丈夫な仕上げだと思っていたのに
実際は最後のほうで詰まってしまって、「もう1回やり直していいですか・・」となってしまいました

まあ、私のことはどうでもいいのですが

お二人がこんなふうに弾けるのは、生まれつきの才能か、努力か、優れた練習方法か
ただ、あっけにとられるのでした

公式サイト

22日にBS朝日で再放送があります
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