よし坊のあっちこっち

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外圧で動く国

2010年02月25日 | アメリカ通信
いよいよ、当地アメリカの本日、トヨタの御曹司の公聴会登場である。今までアメリカの公聴会を見てきたが、凄まじいものがある。日本では決してお目にかかれぬ鋭い質問を浴びせ、公共の下に晒す。我々普通の人々でも見ていれば、嘘っぽいかどうかが分かるから、される方にとってはキツイ。

世界の、と言っていたトヨタの殿が、このような場に引きずりだされるのは、今後の日本の為の大きな節目になって、大変良い事だとおもう。

それにしても、ペリー来航が日本開国に繋がっていったように、外圧が無いと動かない、動けない国の伝統を、相変わらず守っている日本の姿が浮き彫りになっている。今回の騒動に触発されて、お膝元日本でも、公共機関の原因調査が始まったと伝えれれた。日本でも、同様の事故や不具合が発生していた可能性があるが、日本で、そのような報告を一消費者がしても、全く相手にされないのが目に見えている。国を背負って立っていると豪語する自動車業界の傲慢さが出るのであろう。

悔しいが、自助努力の出来ない国民としては、これからも、せいぜい外圧を姑息に利用するしか無いのだろうか。


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