よし坊のあっちこっち

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英雄色を好む、と言うけれど 大統領編

2014年11月20日 | アメリカ通信
オトコとオンナの浮世では男女ネタには事欠かないが、知名人ともなればアレやコレやで大変である。大統領が英雄と言うわけではないが、”英雄色を好む”的に言えば、アメリカ大統領も相当お盛んで、表沙汰になれば大騒動となる。

記憶に新しいのがクリントンとモニカちゃんの事件だ。インターンのモニカ・ルインスキーとのイケナイコトが発覚し、万事休すと思ったものだが、嫁のヒラリーが凄かった。甘えん坊の坊やの不祥事を見事な差配で乗り切った。それにしても、モニカちゃんもしたたかだ。何しろ証拠物件を大事に保管していたのだから。

大統領や有名政治家がリタイアした後回顧録なるものを出すが、懺悔の気持ちでもあるのか、その中で過去の”御乱行”なるものを告白している。大統領ではないが、俳優にしてカリフォルニア知事となったシュワルツネッガーも多くの過去を告白している。

息子の方のジョージ・ブッシュやケネディ亡き後に就任したリンドン・ジョンソンでさえ浮名をはせた。変わったところでは、ゲイの大統領もいたというから、アメリカの大統領の男女ネタは賑やかだと言う他はない。

しかし、その中でもやはり横綱格は1963年に暗殺という非業の死を遂げたジョン・F・ケネディだろう。とりわけ有名なのは、当時のセックス・シンボルとうたわれてマリリン・モンローとの浮名だが、それだけではなかった。

2012年に本人には不本意な形で公になってしまったのが、ミミ・アルフォードとケネディの関係である。当時19歳のインターンとしてホワイトハウスで働き始めたミミは仕事4日目にしてケネディの目に留まり、暗殺の3ヶ月前までの18ヶ月間、密やかな時間を大統領と過ごした。彼女は、今でも当時の事は悔いていないと言うし、もし今の自分があの頃に戻ったとしても、同じ事をするだろう、と発言していることから、ケネディは相当魅力のある人間だったのだろう。世界を動かす、自信に満ちた力強い”男”ということなのだろうか。

日本でも滅多になれない首相の座に就いた途端、「蜂の一刺し」であっけなく辞任を余儀なくされたウノ某という政治家がいた。カネをケチって縁切りが下手だったという噂だ。