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福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

父母姓併用

2007年10月05日 |  〇文化・歴史

詳しくは記憶していないが、中国で、父親の姓と母親の姓を合体
させて自分の姓とする人たちがいるという話は、日本のメディアを
通じ読んだことがある。

実は、韓国社会の一部にも女性運動団体を中心にそうした動きが
あるそうだ。

今日付けのデータニュースの記事を読んで初めて知った。

簡単に言えば、キムさん(父)とリーさん(母)の子どもがキムリーと
いう姓を名のるという話だ。

あるブログによると、キムリー(父)さんとパクチェ(母)さんの
子どもはキムチェになるという。(理由の紹介は省く)

ところで、韓国社会のこうした新しい流れを知って解けた「謎」が
一つある。

過去、翻訳練習した記事に登場したある人物の名前の解釈で
つまづいたことがあったのだ。

もしかすると、その女性は父母の姓を併用した姓を使用している
人なのかもしれないと思ったのだ。

具体的に言うと、ムンチェ○○さんの場合、「ムン(父親の姓)+
チェ(母親の姓)」を自分の姓として使用していることが十分に
考えられるのだ。

関連記事を翻訳練習してみた。

・・・・・・・・・・・・・

■ 국민 39%, "부모성 함께 쓰기 반대"
「父母姓併用」、国民の39%が反対
(データニュース 10月5日)

1997년부터 여성계를 중심으로 전개된 '부모성 함께
쓰기'운동으로 최근 부모성을 모두 사용하는 사람들이
늘고 있다. 그렇다면, 우리 국민들은 '부모성 함께
쓰기'에 대해 어떻게 생각하고 있을까?
1997年から複数の女性運動団体を中心に展開されてきた
「父母姓併用」運動の広がりにより、最近、父親と母親の両方の
姓を併記して使う人が増えている。はたして国民はこの「父母姓
併用」をどう見ているのか?

여론조사전문기관 리얼미터가 2007년 10월2일 전국
19세 이상 남녀 670명을 대상으로 <부모성 함께 쓰기
찬반 여부>에 대해 조사한 결과, ▲반대 38.7% ▲찬성
24.1%로 반대 응답비율이 찬성보다 15%p 가량
높았다.
世論調査会社リアルメーターが、2007年10月2日、全国に住む
19歳以上の男女670人を対象に「父母姓併用に対する意見」を
たずねたところ、▲反対38.7%、▲賛成24.1%と、反対が
賛成を15%ほど上回った。

하지만 '모르겠음·무응답'도 37.2%를 차지해 부모성 함께
쓰기에 대한 입장이 명확하지 않은 응답자도 상당수였다.
しかし、「よくわからない・回答なし」も37.2%に上り、
「父母姓併用」に対し明確な意見を持てていない人も多かった。

성별로는, 남성은 '반대'의견이 48.0%로 절반에 가까운
반면, 여성은 △찬성 30.6% △반대 29.9%로 찬반이
팽팽히 맞섰다.
男女別に見ると、男性では「反対」が48%と半数に迫る一方、
女性では△賛成30.6%、△反対29.9%と賛否が拮抗して
いる。

연령에 따라서는, 20대의 경우 찬성이라고 답한 응답자가
37.5%로 반대(25.4%)보다 많아 젊은 층의 의식변화를
엿볼 수 있었다. 그 밖에 ▲30대(45.8%) ▲40대(44.9%)
▲50대(37.9%)의 연령층은 반대 응답비율이 더 높았다.
年齢別では20代で賛成が37.5%と反対(25.3%)を大きく
上回り、若者の姓に対する意識が大きく変化していることがわかる。
一方、▲30代(反対45.8%)、▲40代(同44.9%)、▲50代
(同37.9%)など、その他の年齢層では反対が賛成を上回った。

(終わり)


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韓国紙とペットロス

2007年10月05日 |   〇日本を読む


△京郷新聞シンジュク日本語(10月5日)

(訳)
日本人の中には犬や猫などのペットを、まるで家族の一員の
ように大事にし、かわいがる人たちが多い。だから、愛するペットの
死に直面すると、精神的に大きな衝撃を受け鬱的な状態に
なったり、胃腸炎にかかったりする人までいる。そうした症状を
「ペットロス症候群」、あるいは「ペットロス」と呼んでいる。

・・・・・・・・・

「ヲタク」は京郷新聞のこの日本語講座で、初めて「ペットロス」
なる言葉に出会った。

いったいどんな意味なのだろうと思いながら、つらつら内容を
読み進めた「ヲタク」の脳裏に、つらい思い出がよみがえってきた。

以前、「ヲタク」の家の愛犬が死んだ時のことを思い出したのだ。

死体を埋めてあげながら、「なぜ、自分はもっと○○によくして
あげなかったのか」と自責の念に駆られたことが昨日のことの
ようだ。

愛犬は最後の力を振り絞りよろよろ歩いて「ヲタク」のそばまで
やってきて、「ヲタク」から顔をゴリゴリ撫でられたまさにその
場所に横たわったまま固くなって死んでいた。

子どもたちは泣いていたが、泣かなかった「ヲタク」は、その後、
しばらく体調を崩した。日常生活に支障をきたすまでのことは
なかったものの、今思えば、まぎれもなく「ペットロス」だったと
言える。

京郷新聞の日本語講座は、マニアックな日本語講座であると
同時に、日本人の心の琴線に触れるようなテーマを扱う日本語
講座でもある。

あらためて敬意を表しておく。


(終わり)

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