ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

ゴルフ場も CHANGE!

2009年02月09日 | ゴルフ & 旅行


うちのゴルフ場ですが、1月にオーナーが変わりました。新しいオーナーは、ドイツ人のS夫妻で、うちのゴルフ場からアウトバーンで15分くらい行ったところにある某市にも、もうひとつゴルフ場を持っています。こちらはやはり競馬場の中にあって9ホールしかないそうですが。その他に中型のホテルも数軒経営しているといったゴルフ・ホテル・レストラン関連の実業家夫婦です。

本日午後、4週間ぶりにゴルフ場に行ってみましたが、いろいろ変わっていて驚くことばかり・・。

プロショップに行くと、ちょうど新しいオーナー夫妻がいたので握手して挨拶しましたが、奥さんの方はなんと!日本語がペラペラでございます。

何でも、おじいさんが東京だったか大阪だったか忘れましたが、ドイツ総領事だったそうで彼女も日本に留学したことがあるらしいです。というわけで、彼女は大の日本びいきだそうで、これは我々日本人メンバーにとってはうれしいことです。

で、変わったことというのは、まずクラブハウスの色調です。

これまでは明るめの色調でどちらかというと爽やかな感じだったのに、今度は玄関ホールを入るといきなり赤と黒の世界です。スタンダールです。ジュリアン・ソレルです・・というよりは、「日本の神社を想像させる色かも。」「なんかナイトクラブって感じ?」「いやあ、それよりSMクラブって雰囲気じゃない?」「ゴルフはマゾ的なスポーツだから合ってるかも。」等と本日偶々一緒になった日本人メンバー連中とお茶しながら、言いたい放題でした。

だって、玄関ホールのシャンデリアがいきなり黒いシャンデリアになってるし・・。今まで白かったところが全部赤と黒に塗られてるし・・。ワイン用の大きい冷蔵庫が2台ありましたが、それらも黒く塗られているし・・。
どんだけ、黒いかといいますと、



こんだけ、黒い世界!ちょうど立ち上がった友人のジーンズのどくろマークがやけに合ってます。ローソクまで黒!


どうも新しいオーナーは、明るい色調から赤と黒の世界にして高級感を出そうとしているらしいのですが、幾らなんでも黒すぎない?
で、今までダイニングだったところに低目の椅子とテーブルを置いてそこをクラブメンバーの集う場所にしようとしているみたい。写真の黒いローソクのところです。
これまでのダイニングテーブルや椅子なども、新しいオーナーの趣味に合わないだろうから追って黒っぽいのに交換されるでしょう、きっと。

で、次なるCHANGEは、これまでいた日本人コックの代わりにかつてこのレストランで働いていた日本人が4月から戻ってくるそうです。彼は今市内でビストロを経営してますが、自分の店を閉めてゴルフ場内レストランのシェフとして戻ってくるそうです。 彼のビストロには何度か食事に行きましたが、とってもおいしいし、ワインにも詳しいのでこれはうれしいCHANGEです。

3番目のCHENGEは、ゴルフ場のOUTとINが入れ替わってしまいました。
これまでの1番ホールは10番となり、これまでの10番が1番になってました。
私はこちらのほうが気分的に楽なので、うれしいのですが、そうすると9番終わって、10番に行くまでが、急な登りで距離もあるので、少々つらいなあ・・。
日本のゴルフ場みたいにベルトコンベアーというかエスカレーターなんてないもの。

で、これまでの9番ホールが今度は18番ホールになるのですが、このホールはティーショットして2打目を打つところまでがとっても急な心臓破りの上り坂なのです。マジ、自分でゴルフバッグを積んだカートを引き摺りながら登ると心臓バクバクになります。で、2打目は大抵失敗したりするんだわ・・。

あと、レストランの従業員が数人、自ら辞めたり首になったり・・。

11日に新しいオーナーやクラブの理事を入れての詳しい説明会があるので、どんな変化がこれから起こるのか・・よ~く聞いてこなくっては。

あ、今日は、知人たちは、ハーフラウンドをしたようですが、私は彼らとお茶する前に練習場で軽く打ちっぱなしをしました。本日は9番アイアンと7番ウッドの練習です。M氏のアドヴァイスを守って9番アイアンでスウィングの練習をしていますが、これを初めてウッドの飛び具合もよくなったみたい・・。

やっぱり、誰もいなくって練習場では私ひとりでした。ひとりで黙々と打ってたら新オーナー夫婦が登場。練習場を初めて見に来たらしい。で、「マットが古い。」と文句を言ったら「新しいマットを注文してある。」そうな。

オーナーが変わっていろいろ改善されるのはうれしいことですわ。