ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

秋のパリ旅行

2007年10月10日 | ゴルフ & 旅行

4日の朝5時に友人のRちゃんにモーニングコールをしてもらって6時に家を出る。7時5分発のパリ行きに飛び乗って小一時間居眠りしているうちにパリに到着。

上海経由で福岡からやってきた幼馴染のCちゃんは朝6時過ぎに到着していて私の着くのを待っててくれた。

エアフラのバスでモンパルナスまで行こうと切符売り場に行くと、アジア人のおっさんがわけのわからない中国語で話しかけてくるじゃありませんか?「ハア・・?」とぼけた応対をしてると、英語に切り替えてくれたが、4人で切符を買うと5%の割り引きになるので、いっしょに切符を買わないかと誘っているのだった。でも1人たったの2ユーロしか安くならないわけで、せこいやつじゃ・・と思っていたら、彼は自分は台湾から遊びにきているが、美容整形の医者だと言うじゃありませんか。医者なのに、2ユーロをケチるわけ?

そんなこんなで乗ったエアフラのバスは朝の渋滞に引っかかり、全然進まない。空港からモンパルナス駅まで2時間以上もかかってしまったので、帰りは絶対に電車で空港に行こうと固く決意したのだった。

モンパルナス駅の傍のカフェで朝のコーヒーを飲んで休憩した後、Cちゃんのお姉さんに会うためにスーツケースをゴロゴロ引きずりながらモンパルナス墓地の中を斜めに横切ってメトロのラスパイユ(Raspail)駅まで行きお姉さんの登場を待つ。

Cちゃんのお姉さんは私の高校の5年先輩でもある人で、K大の仏文に入ったものの、日本の大学生活はさっさと見限って20歳か21歳の時にパリに渡りソルボンヌ大学を卒業したという才媛なのだ。それ以来ずっとパリのモンパルナスで暮らしている人でもうすっかりパリジェンヌのマダムなのだ。

今回のパリ行きは、谷崎潤一郎の作品「春琴抄」の戯曲をCちゃんのお姉さんがフランス語に翻訳して台本を作ったものが上演されるのでそれを観るのが第一の目的なのだ。

観劇は翌日の夜の楽しみ。到着した4日のお昼はお姉さんと3人でランチをして我々はホテルにチェックイン。

サンジェルマン・デ・プレの周辺をブラブラと散歩して近くで夕食して終わり。

私同様、Cちゃんもゴルフを始めて今嵌っているらしい。で、2人でゴルフウエアのおしゃれなのを買いたいと近くのデパート、ボン・マルシェとかモンパルナスのギャラリー・ラファイエットとかを覗いてみたけどスポーツウエアなど売ってないじゃありませんか・・。パリの連中はゴルフはしないわけ?不思議だ・・。

ブラブラしながらレンヌ通りにあるブティックを覗く。やっぱり服がドイツと違うわ。サイズも小さめだし、ここで買うに限る。最後の日にショッピングだわ

Cちゃんは朝6時ごろにパリに到着して夜までがんばって起きていたのでお疲れのようで、お風呂に入ってすぐ寝付いてしまった。