ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

想定外の一日だった・・

2006年02月05日 | 日記
寒波も弱まり今日は気温も少し上がったようだけど、朝から一日中曇り空で冴えない天気だった。

本日の予定は、朝からフランス語の復習、琴の練習をしてボランティア労働の後は読書、夕方はダンスの練習、その後映画に行く・・のはずだったのに、朝から知人の電話で麻雀のお誘い。

そういうわけで、老人ホームでのボランティアの後は麻雀ということになってしまったのだった。

老人ホームでは本日も先週と同じフロアのお昼の配膳と後片付け、コーヒータイムの用意をした。中に車椅子に座ったままで自分では話すことも食べることもできないおじいちゃんがいて、赤ん坊の離乳食のようなペースト状のものをスプーンで少しずつ口に入れてあげなくてはいけないのだけど、先週はちゃんと食べてくれなかったのに、今日はむせずにちゃんと食べてくれた上に目を見つめて笑いかけると、にっこりと笑い返してくれた。

それを見て「あの人笑っているよ。」と別の老人がちょっと驚いたふうだったので、このおじいちゃんは普段は笑い顔など見せないのかもしれない。

本日麻雀をした仲間のひとりは、ドイツ人にも割りと知られている企業コンサルタントをしている人で、ドイツに「サービス」という考え方を植え付けようとしている人なのだけど、つい先日ゾーリンゲン市のさる老人ホームで職員に対して「サービスとは何ぞや・・」という講演をしたらしい。で、従業員が笑顔でいるだけではだめだ、老人たちが笑顔でいるようなホームにしなくてはだめだ・・と説いたらしいけど、果たしてドイツ人に理解できたのかしらん・・?何しろ「サービス」という言葉はドイツ人の辞書にはのってないんじゃないかと思うようなことが多いものね。

老人ホームのすぐ近くに麻雀仲間の経営しているゴルフショップがあり、その横にあるカフェの一角に陣取って午後1時半から7時半まで麻雀。途中近くの中華スナックから炒飯と焼きソバを買ってきてカフェのビールを飲みつつ食事・・って、まるで日本の雀荘みたい!

・・というわけで、皆からゴルフの練習をしろと勧められ、来週からトレーニングを始めるかも・・しれない。10回トレーニングしてコースを回れるようにしてあげるというのだけど・・。今のうちにやっておくと春暖かくなったらコースに出られるよ~などと甘い言葉にのせられそうになっているのだけど、私にそんな暇があるのだろうか・・。

20年くらい前に一度やる気になってトレーナーについたことあるけど、ゴルフは私には向かないかも、音楽つきのダンスやバレエのほうがいいな・・とそのときはやめたのだけど、どうするかな~~。

ちょっと乗り気なのはそのコンサルタントがスペインのMarbella(マルベーヤ)に別荘を持っているので、そこに皆で行って昼はゴルフ、夜はテラスで麻雀しようなどと言うので、じゃ、皆で行こう!などという話になり、そうなると私もゴルフできなくっちゃねというわけなのであるが・・。これ以上やること増やして大丈夫なのか・・と思案中。

そんなこんなで、夕方6時開始のダンスの練習には行けずじまいで映画も取りやめ。来週の土曜日も知人の誕生日パーティによばれているので、ダンスの練習に行けない。ともかく明日のクラブのダンス練習には行かなくっては。

そんなことより、一体いつ家の掃除をするのだ!明日は日曜日だけど、掃除機かけるっきゃないわ。