やわらかい螺旋

徒然なるままに

2024-05

2024-06-01 06:06:32 | 
2024年5月の読書メーター
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:15643ページ
ナイス数:640ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/5
■私たちの金曜日 (角川文庫)
働く女性を描いた女性作家の短編集、7作品収録。
恩田陸「茶色の小壜」有川ひろ「ファイターパイロットの君」は既読。
田辺聖子「美女山盛」職場の花だなんて言い方は今の時代なら散々叩かれそうだけど、花はしたたかに生きてる。
綿矢りさ「こたつのUFO」あまりにもするする読めてしまって、私も一緒にこたつにいたんじゃなかろうか。
津村記久子「おかきの袋のしごと」これが一番、仕事とはなんだろう、という本質に迫ってる気がしました。


読了日:05月31日 著者:有川 ひろ,恩田 陸,桐野 夏生,田辺 聖子,津村 記久子,山本 文緒,綿矢 りさ
https://bookmeter.com/books/20488141

■するりベント酒
夕刊フジ連載「するりベント酒」2021年4月~2023年4月掲載分から抜粋して加筆・編集したもの。
コロナ渦中で自由に飲食店で飲み食いできない時期に、買ったお弁当をお酒を飲みながら食べる。
移動中の列車内で食べる駅弁も良いけれど、公園で食べるのも気持ち良さそう。
崎陽軒はシウマイ弁当ばかり食べているのでたまにはしょうが弁当買ってみようかな。


読了日:05月31日 著者:久住昌之
https://bookmeter.com/books/21361260

■常識やぶりの天才たちが作った 美術道
現代美術をつくってきた23人の作家について紹介する。
モノを作らずモノの意味を考えさせる美術を提案したデュシャン。
人間の無意識を表現するために絵の具を撒いて絵を描かないポロック。
大量のモニターでロボットを作ったナム・ジュン・パイクみたいに新しい技術を使うひとなんかも居て、現代美術って奥深い。
水玉の女王・草間彌生がこんなに苦労していたとは知らなかった。


読了日:05月30日 著者:パピヨン本田
https://bookmeter.com/books/20800549

■野菜まるごと冷凍レシピ
野菜って、下処理なしでそのまま冷凍していいと思ってなかったから、なんだか目から鱗です。
こんなにたくさん貰ってどうしようとか、慌てなくて済みますね。
トマトは冷凍して少し水に浸せば皮がむきやすくなったり、えのきは切っても散らばらないとか、扱いがラクになるのが嬉しいかも。


読了日:05月30日 著者:沼津りえ
https://bookmeter.com/books/17758446

■香港に引っ越しました。
転勤先の香港に2年半住んだ夫婦のカルチャーギャップな日々。
日本語ぺらぺらなJojoさんみたいな友達がいると頼もしいな。
異国生活も楽しそう。
アジアの夏はだいたい冷房で寒すぎるイメージがあって、香港もやっぱりそうでしたか。
紅茶を頼むと飲み放題状態。いいなあ。
お酒は価格の表示間違いを疑うほど安い。
日本産の野菜は超高級品、ナスは2本で480円くらい。

読了日:05月30日 著者:上野 うね
https://bookmeter.com/books/7871543

■マルチエンディング・ミステリー (講談社文庫)
シェアハウス「大泰荘」で暮らす8人の大学生のうちのひとりが遺体で発見された。
建物の玄関にはチェーンがかけられ、自室にも鍵がかかっていて、いわば二重の密室状態。
マッチョな男性を殺したのはいったい誰なのか、7つの選択肢から犯人を選べ。
もうこの世にいない中村という建築家に頼みたかった大家さん、ついつい洸一と一緒に頷いてしまった。

読了日:05月29日 著者:深水 黎一郎
https://bookmeter.com/books/21667187

■ボクもたまにはがんになる
前立腺がんの手術を受けた三谷幸喜と主治医・頴川晋の対談。
前立腺がんは転移がない早期発見なら根治の可能性が非常に高く、5年相対生存率はほぼ100%、がんの中ではナンバーワン。
進行が遅いので他の病気で亡くなることも多い。
手術が終わった後、全50話の大河ドラマの第何話目かとの質問がさすがだなあと思った。
(だいたい5話目くらい。前立腺に関しては治療が上手くいったかどうかの確認が10年は必要だから)


読了日:05月29日 著者:三谷 幸喜
https://bookmeter.com/books/18854182

■プラハ発 チェコ鉄道旅行
「本書ではプラハ本駅を基点に、プルゼニュやブルノ、オロモウツなど国内主要都市へ向かう旅情あふれる鉄道旅行の魅力を、各地の観光情報とともに紹介」
鉄道に乗るのが目的なので、こういう路線があります、という紹介が主で、周辺の観光地の情報はあるけれど詳細は自分で調べる必要があります。
旅慣れたひとならばこの本で充分なのかな。
チェコの風景はこんな感じなのねとふんわり観光気分。


読了日:05月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/13093043

■k.m.p.の、石コロ、ぐるぐる。: 石をめぐる小さな旅
石に興味があって調べようとしても難しい本ばかり。
それならいっそ、自分たちが知りたい鉱物についてのあれこれをまとめた本を作ってしまえ。
そういう動機で書かれた本なので、一度に理解できなくても何回か読み返してみようかなという気になりました。
原子配列って目に見えないくらい小さいものなのにどうしてこうなってるのか分かるのか、X線を使うのはなんとなく聞いたことあったけれど「最近の電子顕微鏡ではある程度見えるものもあるらしいよ」でびっくりしました。
すごい。

読了日:05月28日 著者:k.m.p.なかがわみどり ムラマツエリコ
https://bookmeter.com/books/20961198

■おふねごはん (Be コミックス)
「艦の擬人化でつづる、食の歴史」
日本海軍が実際に口にしていた料理を収録。
擬人化おふねたちが料理を作って食べて、でもほのぼのと感じないのは、その先の未来を知っているせいかもしれない。
だからもう「夢を見た潜水艦」が泣ける。
戦艦大和が間宮のお手伝いをして作った浸しパンのカル焼きがおいしそうだった。


読了日:05月28日 著者:牧
https://bookmeter.com/books/18354468

■警官の道 (角川文庫)
警察小説アンソロジー。
葉真中顕「上級国民」
事情を知っている者ならば動機は明白。良心の呵責、という言葉を使うべきなのは誰か。
中山七里「許されざる者」
東京オリンピック閉会式の演出家が殺された。犬養とペアを組む高千穂はPCRでひっかかり自宅待機中。現実の出来事をうまく利用してると思いました。免罪符なんかやらん。
深町秋生「クローゼット」
荻野と相棒の今後が気になります。

読了日:05月27日 著者:呉 勝浩,下村 敦史,長浦 京,中山 七里,葉真中 顕,深町 秋生,柚月裕子
https://bookmeter.com/books/21662351

■わたしの好きな季語
雑誌「すてきにハンドメイド」連載、俳句の季語にまつわるエッセイ。
小学生のとき、父親が福寿草とつければなんでも新年の俳句らしくなると言い出して、「しんそこどうでもいい福寿草の句を、ばかみたいに大笑いしながらつくり続けたのでした」
家族が集まるお正月の風景が目に浮かびます。
紹介されてる名句も良かった。
「アカシアの花降る中に兵の墓:門前ふみ」
「死にし骨は海に捨つべし沢庵噛む:金子兜太」
読了日:05月27日 著者:川上 弘美
https://bookmeter.com/books/16798051

■TAKE A PICTURE: 五味太郎の写真の仕事
様々な国々の、様々な「絵を撮る」五味太郎の街角の写真。
ふと目に留まったものを切り取ったような雰囲気でした。
イスラム教の黒ずくめの服の女性が扉の前で座ってる写真って良く撮れたなあ。
なんとなく、嫌がられて撮らせてもらえなさそうな気がしてた。
場所は「QOM」とあるけれど、どこだろう。


読了日:05月26日 著者:五味 太郎
https://bookmeter.com/books/737706

■多肉植物、エアプランツ、苔、蘭でつくる はじめてのテラリウム
身近なガラス瓶で始められるテラリウム。
ゆっくり成長する多肉植物ならまだなんとかなりそうだけど、エアプランツでテラリウムできるのかと図書館で借りた本。
(エアプランツ、一度ダメにしてしまって再度育てているところなのです)
ランプのソケットを使うのが良いアイデアと思いました。
ソケットにつけたまま水遣りできるなら良いな、風に当てなくていいのかな。


読了日:05月26日 著者:勝地 末子
https://bookmeter.com/books/11052398

■腐女医の医者メシ!
消化器外科医さーたりさんの食事にまつわるエピソード。
消化器外科って配管工事と一緒、つまりを取ってつないで直してごはんを通す。うーんなるほど。
隠れ胃痛の原因
その1.コルセットをしてる。
その2.歯が合ってない。
その3.麺類大好き。
うどんは飲み物!って思ってるひとは要注意ってことですね。
しいたけ皮膚炎って知りませんでした。
きのこは基本、生食はダメ。
読了日:05月26日 著者:さーたり
https://bookmeter.com/books/21333961

■アンドクター 聖海病院患者相談室 (角川文庫)
患者に寄り添う医者になりたい研修医の綾瀬凪沙は、医者嫌いな患者相談室の事務員・神宮寺のもとで実習することになった。
クレーム対応って一般企業でも苦労するのにましてや病院、本当に大変だと思います。
薫の件は、採血してるときに動くと危ないという制止を振り切って暴れてるのが悪いと思うんだけれど、パニックで分からなくなっちゃってたのかな。


読了日:05月25日 著者:藤ノ木 優
https://bookmeter.com/books/20487981

■無人島には水と漫画とアイスクリーム
25作品のまんがについてのエッセイ。
萩尾望都「半神」みたいに作品そのものにド直球に触れているものは少なくて、自分の内側から作品に向けて距離を縮めていくような文章だなあと思いました。


読了日:05月25日 著者:最果 タヒ
https://bookmeter.com/books/21831184

■ストレスをぶっ飛ばす言葉―心がスッキリする100のアドバイス
ゲイの精神科医Tomy先生のストレスをぶっ飛ばす名言集。
やっぱりストレスは人間関係がもとになってることが多いかなあ。
おネエ言葉で言われると、そういうものかもしれないと思えてきて、だんだんどうでも良くなってくるのが不思議です。
「幸せは溢れてる、見つけていきましょうよ」


読了日:05月24日 著者:精神科医Tomy
https://bookmeter.com/books/17426378

■粘土でつくるキノコ (レディブティックシリーズno.3617)
100円ショップで売ってる紙粘土でつくるキノコ。
本物と同じ大きさにするよりも、ストラップ程度のほうが可愛い。
あまり本物っぽさを求めてないのかもしれない。


読了日:05月24日 著者:サワブ ミホ
https://bookmeter.com/books/6928903

■恐竜はじめました
白亜町でなぜか恐竜が蘇り、ひとり暮らしのOL倉田はトリケラトプスの赤ちゃんバブと一緒に暮らし始めた。
町の住人たちが恐竜たちを怖がらず、恐竜たちも住人を怖がらず、それぞれの暮らしに馴染んでいてなごむ。
「きっと迎えに来るから」の親たちとはもう会えないからそれで寂しい気持ちになるかもしれないけれど、一緒にいるひとがいるから大丈夫。


読了日:05月24日 著者:クラナガ
https://bookmeter.com/books/20893447

■秋葉原先留交番ゆうれい付き (角川文庫)
秋葉原の交番で勤務する権田と向谷の凸凹警官コンビが、足だけの幽霊・足子さんの死の真相を探る。
足子さんの事件を追いつつも、交番に持ち込まれて来る事件も解決。警官は忙しい。
オタクなメガネトド権田のハイスペックなところと、イケメンで霊感がある向谷のお馬鹿さんな感じが結構好きです。
足子さんの母親の新興宗教が酷いところじゃなくて良かった。


読了日:05月23日 著者:西條 奈加
https://bookmeter.com/books/12807374

■認知症世界の歩き方
スケッチと旅行記の形式で、認知症のひとが見ている世界を学ぶ。
認知症になったひとがどうしてその行動をしているのかを本人の視点でまとめているので、理由を知れば本人も介護者もラクになる。
食パンばかり買ってしまうのは、いつ買ったのか忘れてしまっている、もしくは、戸棚の扉を閉めたことによって食パンが見えなくなったため、その記憶が消えてしまっている。
どうして同じものばかり買うのと責める前に、買い物リストを作ったり、中が見えるように扉を外したり、出来ることがある。


読了日:05月23日 著者:筧 裕介
https://bookmeter.com/books/18492506

■イラストレーターのための 現代ファッション大図鑑
「ファッションって難しい! そんな悩みを持つクリエイターの方々のために、ファッションを体系的に紹介するイラスト図鑑が登場しました」
B系とかノームコアとか言われても、なんのこっちゃと思っていたけれど、イラストで紹介しているので分かりやすい。
アイテムの組み合わせ方とか着こなし方とか、スタイリング例の解説も良かったです。

読了日:05月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/21528202

■たな田
滋賀県大津市、仰木の棚田の二十四節気の定点写真。
雪が融けて、田植えが終わり、稲が育ち、太陽の光でだんだんと影が濃くなってきて、収穫期を迎える。
季節が移ろっていく様子が美しい。


読了日:05月22日 著者:佐々木 博之
https://bookmeter.com/books/3395301

■オートミール ヘルシー&ダイエットレシピ
「ナッツ&ドライフルーツの オートミールバー」のレシピ目当てに借りた本。
糖質が低めで栄養価が高いギルトフリーなスイーツではありますが、全量で1286㎉あるので注意。
オーバーナイトオーツと蒸しパンは朝ごはんに良さそう。


読了日:05月22日 著者:牛尾理恵
https://bookmeter.com/books/18241445

■十津川警部 帰郷・会津若松 (講談社文庫)
代議士をめった刺しにした罪で服役した高木は刑期を終えて、見知らぬ女性から貰った手紙を頼りに故郷の会津若松へと向かう。
喜多方行のSL列車内で殺人事件が発生、しつこく高木の写真を撮っていた男が殺された。
高木が水谷を襲ったときの気持ちはまさに「ならぬものはならぬ」でしかなかったんだろうな。
佐々木綾の考えが良く分からない。行方を探したりしないんだろうか。


読了日:05月21日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/412144

■果糖中毒 19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?
100%研究と事実に基づいた「肥満の科学」。
甘いものはおいしい。中毒になるほどおいしい。
砂糖の製造コストより低い異性化糖が導入されて、今ではほぼすべての食品に使われるようになった。
異性化糖を発明したのは日本。えっそうなのか。
果糖中毒の解毒剤は食物繊維と1日15分の運動。
成功するダイエットの共通点は低糖分と食物繊維。
読了日:05月21日 著者:ロバート・H・ラスティグ
https://bookmeter.com/books/13112899

■Casa BRUTUS特別編集 死ぬまでに見ておくべき100の建築 (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)
「カーサ ブルータス」が今まで培った「建築力」を駆使したスペシャル企画。
ジョージア(旧グルジア)が面白かったです。ほんとにビックリ現代建築だ。
国会議事堂もすごいけれど、ガソリンスタンドとマクドナルドが一緒になった建物にこのデザインとは。
表紙はブラジル・ニテロイ現代美術館。
赤い通路が背後の空と海に映えてキレイ。


読了日:05月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/11187581

■ゆるいキーウィ
色んなことをしているキーウイの生態をイラストでゆるく楽しむ絵本。
コーヒー飲んで眉間にしわを寄せてるキーウイがなんだか好きです。
ぴったりフィットするマスクにすごく笑いました。違和感なさすぎ。


読了日:05月20日 著者:きう山
https://bookmeter.com/books/17246849

■美味しい名古屋を食べに行こまい: 絶品!名古屋メシ (ニチブンコミックス)
おいしい名古屋メシを紹介する。
味噌煮込みうどんとか天むすとか、わりと知られているものばかりだと思います。
大福茶漬けは知らなかった。あんこの大福じゃないのが逆にびっくり。
喫茶マウンテンは同行メンバーを厳選しないとダメでしょう。


読了日:05月20日 著者:榊 こつぶ
https://bookmeter.com/books/1497959

■天才弁護士の孫娘 比良坂小夜子と御子神家の一族 (角川文庫)
伝説の弁護士を祖母に持つ若手弁護士・比良坂小夜子は、祖母がかつて弁護を担当した御子神季一郎の遺言執行者に指名される。
自分をポンコツだと認めている小夜子が小市民的な弁護士で、積極的に事件に巻き込まれるわけでもなく、普通のひとが連続殺人事件に遭遇したらこんな感じなんだろうな。
犬神家ほど暗い雰囲気じゃないのは小夜子のキャラクターのおかげ。
夏斗と真冬のこれからの人生が良いものでありますように。


読了日:05月19日 著者:雨宮 周
https://bookmeter.com/books/19732477

■うたわない女はいない (単行本)
36人の女性歌人の労働短歌とエッセイ。
「ただ仕事ができないことで人を泣かす新人は長崎のお菓子を配る:竹中優子」
「いちまいの心を鶴に祈られて鶴にもハローワークあるかな:佐伯紺」
「ノルマとは何処の言葉か調べたらシベリア抑留者まで辿りつく:本多真弓」
「恩寵のように驟雨を受けながら私は私を救いはしない:山崎聡子」
「軍手には引っかからないデザインを選んで買ったマリッジリング:奥村知世」
「食っていけるの?そう笑ってた人たちをシャネルのバッグでいつか撲(ぶ)ちたい:野口あや子」


読了日:05月19日 著者:働く三十六歌仙
https://bookmeter.com/books/21363683

■「現代町家」という方法
全国規模の工務店組織「町の工務店ネット」が普及を推進する「現代日本の木造スタンダード住宅」を紹介する。
現代町家は生活を室内だけで完結させず、住宅の内部と外部をつないで暮らすことを基本的なテーマにしている。
友人と二人で土地を買い二軒の家を建てた例と、工務店が3区画の分譲地を4区画に割り直して建売住宅を作った例は、やっていることは「敷地のリフォーム」なのだけれど、個人の家でもあると同時に小さな町かどを作り出した。

読了日:05月18日 著者:超海光
https://bookmeter.com/books/13037652

■凹まない100の習慣
心と体に効果がある100の良い習慣。
いま私に必要なのは「暗いニュースから距離を置く」かな。
直接、自分の身に起きていないことなのに、すごくつらくなってしまう。
気を付けてはいるけれど「体を冷やさない」「水分不足にしない」なかなかできないなあ。


読了日:05月18日 著者:工藤 孝文
https://bookmeter.com/books/18804750

■0歳からのアレルギー戦記~牛乳・卵・小麦がダメ! ~
アレルギーのある0歳の娘が小学2年生でアレルゲン全解除を迎えた日までの記録。
娘にアレルギーがあると分かってからの奥さんの対応が本当に早くて、行動力とコミュ力があると強い。
アレルギー専門家の他にも皮膚科小児科と、何カ所か頼れるところを決めておいたのが良かったと思う。
幼稚園や小学校でのアレルギー対応が当たり前の時代になって助かってるひとは多いだろうな。


読了日:05月18日 著者:カラスヤサトシ
https://bookmeter.com/books/19914916

■最後の夏に見上げた空は (電撃文庫 す 7-1)
戦争に投入される予定だった遺伝子強化兵の小谷順子は一か月より前の記憶がない。
遺伝子強化兵は17歳の夏に死んでしまう運命。16歳の小谷は最後の一年を過ごすため、警備が厳重な高校に編入した。
高校教師の名門がなぜ小谷と同居して面倒を見ているのか、あの腕時計に意味はあったのか、背景はこれから出てくるのかな。
それにしても挿絵が気になる。
桂木と名門が並んで座ってるところ、身長のバランスそれで合ってますか?


読了日:05月17日 著者:住本 優
https://bookmeter.com/books/551081

■牧子、還暦過ぎてチューボーに入る
2008年、急性動脈疾患と心臓病で緊急手術を受けて2週間も意識不明だった内館牧子は、奇跡的に生還して、食の大切さに気が付いた。
レストランの料理はおいしいけれど、ハレの料理は日常の料理とは違うんだよね。
鈴木登紀子ばぁばの野菜スープ、作ってみたいな。
じゃがいも1個、人参10㎝、干し椎茸4枚、玉ねぎ半分、水3~4カップ、30分ほど「ホタゝ」煮て塩少々。

読了日:05月17日 著者:内館 牧子
https://bookmeter.com/books/13200330

■ティッシュで作るリアルな昆虫 基本のカナブンからカブトムシ、アゲハ、トノサマバッタの工作まで
ティッシュと身近な道具で作るリアルな昆虫。
本物の昆虫を標本にして採寸して図面を起こしているそうなので、彩色してない状態でもかなり昆虫感があります。
私は蝉が苦手なんですが、ティッシュと分かっていてもゾゾゾとするほど蝉でした。
しかしまあ、よくティッシュで作ろうと思ったものです、すごい。


読了日:05月16日 著者:駒宮 洋
https://bookmeter.com/books/13992797

■もじ鉄 書体で読み解く日本全国全鉄道の駅名標
鉄道と駅の看板・文字が好きな人は「もじ鉄」。
全166社(路線)の駅名標を書体とともに写真付きで紹介する。
各社、気を使ってるポイントが分かって面白かったです。
書体見極め能力が低くて「ゴナ」とか「新ゴ」とか言われても困っちゃう、な感じなので、品川駅港南口の東海道新幹線のりばの「り」で別の書体だなんて絶対に気が付かないです。
北越急行ほくほく線、虫川大杉駅の駅舎の出入り口にある片岡鶴太郎氏の書が芸術的過ぎて読めなかった;


読了日:05月16日 著者:石川祐基
https://bookmeter.com/books/12443937

■やっぱりパンが好き!
「著者が気になる、またはお気に入りのパンを70種以上ピックアップ」
2012年の本なので情報は要確認。
色んなパンがあっておいしそうでした。
最近食べてないので、とりあえずセブンイレブンのバタースコッチを買いに行こうかな。
ほうれん草のパンをポパイとオリーブの恰好で説明してて、懐かしい気分になりました。
ポパイとオリーブってどの世代まで通用するんだろうか。
読了日:05月16日 著者:山本あり
https://bookmeter.com/books/4765511

■決定版 鬼平犯科帳 (10) (文春文庫) (文春文庫 い 4-110)
「犬神の権三」「蛙の長助」「追跡」「五月雨坊主」「むかしなじみ」「消えた男」「お熊と茂平」の7篇を収録。
雨引の文五郎が恩返しのために逃がした犬神の権三、昔なじみの網虫の久六と再会した彦十、役宅から失踪し行方不明になっていた同心・高松繁太郎、密偵がらみの事件が多かった。
彦十はなんとかなったけれど文五郎と高松は残念だった。
「追跡」盗賊を追跡する平蔵、平蔵を追跡する謎の男。下氏九兵衛の狂気が恐ろしい。
「お熊と茂平」笹やのお熊婆さんがチャーミング。


読了日:05月15日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11653798

■無人島、研究と冒険、半分半分。
「南硫黄島はその地形の厳しさのおかげで、山頂を含む調査はこれまでに1936年、1982年、2007年、2017年の4回しか実施されたことがない。
私は4回の調査隊のうち2007年と2017年の2回に参加した。これらは東京都が中心となって実施された自然環境調査だ。本書ではその経験に基づき、学術論文に書かれることのない調査の実態について紹介したい」
人間が住んでいない場所での生態系はどう維持されているのか、あるいは変化しているのか。
鳥以外の専門家のひとたちも、調査で得られたことは多かったんだろうな。
読了日:05月15日 著者:川上 和人
https://bookmeter.com/books/21468618

■みんなのカンカン弁当
お菓子の缶を弁当箱にする。
缶の選び方や詰め方のコツなどカンカン弁当の楽しみ方。
弁当箱にする発想はなかったなあ。
お弁当なんてすっかり作らなくなってしまったけれど、家にある缶にどうやって詰めようかと考えるのが楽しかった。


読了日:05月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/13054373

■悪あがき英会話 アラフォー夫婦の挑戦 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
家族旅行したハワイで英語がまったくできなくて、一念発起、夫婦そろって英会話教室に通う。
ぐだぐだしつつもなんだかんだで取り組んでいて偉い。
そしていよいよハワイで英会話リベンジ。
コラムも勉強になりました。
英語で話すときの三か条。
・声を大きく
・沈黙は禁
・完全な文でなくてもOK
相手から聞き返されるのは発音のせいじゃなくて、日本人は声が小さくて聞こえないから。
読了日:05月14日 著者:松本ぷりっつ
https://bookmeter.com/books/10152879

■ねこほん 猫のほんねがわかる本
まんがで学ぶ猫の気持ち。
解説文が分かりやすいし、まんがも可愛い。
こういうのを読むと猫が飼える家に引っ越したくなります。
読了日:05月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/13761008

■不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)
上小野田警部の最後の事件簿。
蒼色館、そうしきかん。
葬祭式場の名前としては分かりやすくていいなあ、なんて思ってしまいました。
この世に存在する実感に欠けつつも美しい犯罪を追い求めたい上小野田警部。
バカミスだけど、大掛かりな仕掛けで面白かった。


読了日:05月13日 著者:倉阪 鬼一郎
https://bookmeter.com/books/5283649

■柴田理恵のきもの好日
「家庭画報特選きものsalon」での連載を書籍化。
柴田さんに着物のイメージがなかったのだけれど、祖母や母や伯母たちの着物に手を入れてうまく着ているなあと思いました。
祖母と祖父の着物をリメイクして一枚の着物に仕立て直したものが素敵で、元々こういう着物だったんじゃないのかと思うほど馴染んでた。
表紙は母親の実家「宮田旅館」で撮影されたもの。


読了日:05月13日 著者:柴田 理恵
https://bookmeter.com/books/19357538

■コスプレーヤー
1998年12月「コミックマーケット55」から1999年9月「東京ゲームショー」までの、同人誌即売会、コスプレイベント、ゲームショーなどのイベントで、コスプレを楽しむ人たちを撮影、取材した写真集。
コスプレってアニメやゲームのキャラばかりかなと思ってましたが、V系バンドなんかもありました。MALICE MIZER強い。
特急はくたかとシーマンは京大卒業式で見かけそうな感じ。


読了日:05月12日 著者:松村 章子
https://bookmeter.com/books/2221528

■腸活先生が教える病気を遠ざける食事術 炭水化物は冷まして食べなさい。
炭水化物こそ最高のダイエット食品。
炭水化物は冷ますとレジスタントスターチという食物繊維に変身する。
炊いた白米をお茶碗によそって1時間ほど冷ますだけ。
玄米の場合は物理的に消化しにくいため、冷まさなくてもレジスタントスターチが含まれている。
パンはトーストしたりせずそのまま食べる。全粒粉のパンがおすすめ。


読了日:05月12日 著者:笠岡 誠一
https://bookmeter.com/books/16421016

■心霊物件に住んじゃった
古いアパートに引っ越したら金縛りにあった著者。
胸の上に女の子の幽霊が座っていたなんてイヤだなあ;
砲術師の先生いわく「部屋で何かが見えるというのは基本的に心身のバランスが崩れている状態」。
いわゆる事故物件ではないし、著者があまり怖がってる感じがしないので気軽に読んでいましたが(さっちゃんと指文字で会話してるし)、幽体離脱したり謎の体調不良になったりで、やっぱり良くなかったのでは。


読了日:05月12日 著者:十凪 高志
https://bookmeter.com/books/11151113

■上手に人を殺すには (創元推理文庫)
ジャックの取引先のIT企業「ザクダン」CEOの婚約者で、チャーリーの親友ブレンダの同級生が変死した。
事件の真相を突き止めるため、チャーリーたちはザクダンに潜入捜査することになった。
前作よりも物語は動いてる感じはするけれど、正義感というより野次馬根性でやってる気がして仕方ない。
どうやっても秘書に見えないボディガードのフランクの意外性が素敵でした。
ハリーは、学生たちを引率してヨーロッパに行くブレンダに同行するのかな、気になる。


読了日:05月11日 著者:マーガレット・デュマス
https://bookmeter.com/books/616901

■僕が親ならこう育てるね
ひろゆき氏の教育と子育て論。
ときどき毒を感じながら、そういうものかなあと思いつつ読みました。
スマホは手軽だけれど出来ないことも多いから、PCの使い方を覚えるのは本当に重要だと思う。
(※この本の著者印税は児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます)
才能のない子は大学資格がないと世界で戦えない。
でも大学は「無償化」じゃなくて頭のいい子供を無料にする。
そもそも勉強する気のない学生の学費を税金で払う必要はない。
読了日:05月11日 著者:ひろゆき
https://bookmeter.com/books/18546413

■何か文句があるかしら (創元推理文庫) (創元推理文庫 M テ 10-1)
イギリスで電撃結婚したセレブなチャーリーは夫ジャックとともにサンフランシスコに帰郷した。
友人が手配したホテルに到着した二人は、スイートルームの浴槽で見知らぬ女性の遺体を見つける。
従妹が誘拐されたり、チャーリーの劇団で殺人事件が起きたりと、書き出してみれば色々あるのに、事件がほったらかしになってたような印象があるのはなぜだろう。
「上手に」に続く。

読了日:05月10日 著者:マーガレット・デュマス
https://bookmeter.com/books/178578

■「とりあえず」は英語でなんと言う? (だいわ文庫 E 334-1)
『この本では、日本語の文化から生まれた「気持ち」や「考え方」をどうやって英語のネイティブに伝えるかを教えます」
日本語もそうだけど、場面によって細かい使い分けがある。
とりあえず、ビール下さい:I'll start with beer please.
「とりま」のようなスラングは「For starters」。


読了日:05月10日 著者:ルーク・タニクリフ
https://bookmeter.com/books/11206290

■ボロい東京 (光文社新書 1289)
20年以上撮りためてきたボロい東京のスナップ写真。
トタンの壁、外に置かれた洗濯機。
うちの近所にもこういう家あったんだよなあ。マンションになっちゃったけど。
なんとなく懐かしい気分になりました。


読了日:05月09日 著者:三浦 展
https://bookmeter.com/books/21702154

■人生が変わるホルモンコントロール術 はたらくホルモン 朝1杯の牛乳が夜の睡眠を変える
「ダイエットも、疲労回復も、若返りも、あなたの気持ちでさえも、すべて、ホルモンが影響しています」
暮らしの中での少しの工夫でホルモンをコントロールする。
ホルモンに働きかけるアロマが紹介されていますが、例えばクラリセージは妊婦は使ってはいけないなど禁忌事項が書いてないのが不親切かも。
精油の取り扱いには注意されたし。


読了日:05月09日 著者:工藤 孝文
https://bookmeter.com/books/15959509

■コンビニ&スーパーのアイスが極上スイーツに! 魔法のアイスレシピ
市販のアイスを使った51のアレンジレシピ。
メシ系レシピはちょっとなあ、試す勇気がないかなあ。
カレーヌードルに雪見だいふくを入れるなら、食事とデザートとして別々に食べたい。
パピコとアイスの実を使うスペシャルアイスケーキが豪華でおいしそう。
5月9日はアイスクリームの日。

読了日:05月09日 著者:シズリーナ荒井
https://bookmeter.com/books/17961746

■お世話になっております。陰陽課です (2) (メディアワークス文庫)
「いきいき生活安全課」に配属になり、春明と主従関係になった祈理。
出会いはあまり良くなかったけど、二代目・蘆屋道満を名乗る小松原満は春明から牛頭天王の対応を任されて、本人が思ってる以上に陰陽師としての適性があるんだと思う。
意識の主体は体積の多い部分に残る。
首を奪還したミヅチは、さぞかし楽しく決闘したことでしょう。


読了日:05月08日 著者:峰守ひろかず
https://bookmeter.com/books/10894978

■NHK「100分de名著」ブックス 兼好法師 徒然草
神道の家に生まれながら神道には縁遠く、宮中に仕えたものの出世はならず、発心して出家はしたものの名僧になったわけでもなく、和歌に精進しながら歌道で大成したわけでもない。
吉田兼好はかなりハイレベルな器用貧乏、中途半端に人生を送ったひと。
徒然草は、何者でもない者によって書かれたブログのような随筆。
そういわれると途端に親しみが持てるのが不思議。


読了日:05月08日 著者:荻野 文子
https://bookmeter.com/books/5486206

■ようこそ!おしゃべり歴史博物館
ホモ・エレクトスから地球温暖化、そして未来へと、各トピックスが「一人称で自己紹介する」スタイルで歴史を学ぶ。
子供向けの本だけれど、歴史の流れがざっくり掴めるので、大人が読んでも良かったです。
紀元前1500年頃のリャマとか、アステカ帝国の頭蓋骨とか、「自分はこういう役割で」なんて言ってくれるのが面白い。


読了日:05月07日 著者:マイク・バーフィールド
https://bookmeter.com/books/20488599

■サイクリングごはん
「車や電車でしか行けないと思っていた場所に自分の力で行ける感動!」
スポーツバイクで遠出してその土地のおいしいものを食べる。
あちこちに行けて嬉しい気分がよく伝わってくるし、本当に楽しそう。
最初は50㎞くらいの那珂湊や大洗の海沿いのあたりから始まって、どんどん距離が伸びて往復170㎞を達成、ついには大洗からフェリーに乗って北海道へ一人旅。
行動範囲が広がると見える景色も違っていていいなあ。
読了日:05月07日 著者:夏福
https://bookmeter.com/books/15088806

■続 蒼海の碑銘
世界各地の海底に沈む戦争遺産の写真集、第2弾。
コロナとロシアのウクライナ侵攻のために海外に行くのが儘ならず、崩落する前に記録しておきたかったものは多かっただろうな。
ソロモン諸島に沈んだ飛行機SBDドーントレスのエピソードが印象的。
無事だったパイロットが50年後にこの地に戻りダイビングして自機を見るなんてすごい話だ。
船体が原形を保っている船の内部に残っている品物が興味深い。
木製の将棋の駒とか酒瓶や調理器具、人の気配がする。
読了日:05月07日 著者:戸村裕行
https://bookmeter.com/books/20015404

■絡新婦の糸:警視庁サイバー犯罪対策課
ネットで有名なインフルエンサー<市民調査室>の暴露ネタが炎上騒動を起こし、ついには死者が出てしまう。
サイバー犯罪対策課・延藤は<市民調査室>の身元特定を急ぐ。
SNSの偽情報を拡散したお前も同罪だ、罪を償えと迫られると分かってるひとはどのくらいいるんだろう。
桐島班の宮藤と葛城が追ってる事件は解決したのかな。


読了日:05月06日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21607131

■三谷幸喜のありふれた生活 (18) 時の過ぎゆくままに
朝日新聞2020年10月~2022年4月の掲載分。
竹内結子さんへの追悼から始まるシリーズ18冊目。
三谷作品に関わった方々の訃報が続き、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の執筆中に還暦を迎えた。
ヨシタケシンスケさんが表紙にした「精神年齢は大学時代で止まったまま」は、気持ちが分かるなあ。
小説版古畑任三郎「殺意の湯煙」が収録。
田村正和さんの声で再生されました。

読了日:05月06日 著者:三谷 幸喜
https://bookmeter.com/books/21881066

■未盗掘石室の発見・雪野山古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 8)
琵琶湖の南東部にある雪野山の山頂に展望台を作る計画が持ち上がり、その事前調査で発見された雪野山古墳。
未盗掘の竪穴式石室が発見されたことで前期古墳時代の研究に果たす役割は非常に大きい。
未盗掘だと、遺骸が埋葬されたときの副葬品が棺の中なのか外なのか、そのままの位置を保っている可能性が高いということ。
棺の中から三面の三角縁神獣鏡が出土していて、被葬者は中央のヤマト王権に近しい地位を占めていたと考えられる。
発見が平成元年で結構最近だけど、忘れられている古墳はまだどこかにあるのかな。


読了日:05月05日 著者:佐々木 憲一
https://bookmeter.com/books/1654583

■INTERIOR GREEN インテリアグリーン (ブティック・ムックno.1544)
部屋を彩る観葉植物との暮らし方と、育て方、楽しみ方を紹介した一冊。
メジャーな品種から珍しいものまで集めた図鑑も掲載。
結構な数の鉢植えを育てているひとたちは、ちゃんとその植物に合わせた世話が出来てるっていうことですよね、すごいなあ。
アロエとかサボテンとかの多肉植物以外の植物をうまく育てられないので、羨ましいです。


読了日:05月05日 著者:グリーンインテリア
https://bookmeter.com/books/17812176

■アラフォーおひとりさま、結婚しました。
おひとりさまからおふたりさまに、アラフォー・フカザワさんの結婚物語。
3歳年下の彼とは7年も友達で、初めて一対一で飲みに行ったら意気投合。
友達期間ムダに7年なんて書いてますが、そういうタイミングだったんでしょう。
子宮筋腫の手術は、逆に言えば結婚が間近に控えてなかったら病院に行くふんぎりがつかずにもっと苦しむことになったかも。
入院したり大変だったけど治って良かったですね。
なんにせよ、ご結婚おめでとうございます。
読了日:05月05日 著者:フカザワ ナオコ
https://bookmeter.com/books/10439326

■冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)
とうとう冬になってしまった。
轢き逃げされた小鳩くんが回想する過去の轢き逃げ事件との因果関係。
小佐内さんが「ゆるさない」と言っているのが心強い。
どうやって決着するのかを見守る気分でした。
ふたりが京都で再会できますように。
7月からのアニメ放送も楽しみ。

読了日:05月04日 著者:米澤 穂信
https://bookmeter.com/books/21854331

■わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)
「ここに書いたのは一九六九年から一九七六年ぐらいまでのことをかいつまみ、主として三重県の神島でのことをメーンにした」
あっ、そんなに昔のことだったのか。
この当時、小学生隊員フジケンが実際は私より年上だとは露知らず、オジサンたちと一緒にテント生活だなんて良い経験だねえ、と思いながら読んでいたのでした。
沢野さんとふたりで島を泳いで一周することになって、沖に流されたり岩場を登ったり、怖かっただろうなあ。


読了日:05月04日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/549147

■わびれものゴージャス (バンブーコミックス)
日本全国わびさび巡り旅。
麻布十番の釣り堀なんて穴場すぎて面白い。
(あとで調べたら2018年に閉園)
東尋坊にタワーがあるのは知らなかった。
結構な観光地だから賑わっていると思いきや、600人収容の大食堂で食事してるのがひとりだけ。
なんだか意外だった。

読了日:05月03日 著者:小坂 俊史
https://bookmeter.com/books/6701319

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (1)
印刷用レシピと紙袋の型紙などの素材を収録したCD‐ROMつき。
バレンタイン用のチョコ菓子が続いた後にマカロンのレシピ、マカロンなんて難しい気がするのに。
「ココア生地は失敗が少ないので、おすすめです」
なるほど、失敗が少ないココア生地で何度か作ってみてコツをつかんでから、食紅で色付けした他のマカロンに挑戦してもいいかもしれない。


読了日:05月03日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6299819

■毎日かあさん10 わんこギャル編
娘ちゃんの化けっぷりが、でもずっとこうしたかったんだっていう意思が見えるよ。
息子くんと同じ中学校に行きたくて小4から個別指導の塾に通っていたのに受験前の偏差値39。
どうにか合格したものの「授業がむずかしくて何言ってんだか」、でも友達もできたし(バレリーナ・モデル・ハーフ)そういうのも楽しそうだ。


読了日:05月03日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/7424334

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 5 (MF文庫J)
米国政府の確約を取り付けてネイバー7番機・明星の奪取計画が実行されるが、日本政府に裏切られる。
エイルンの正体が暴露されてから怒涛の展開。
それにしても、どうしてプランBを用意しておかないのかと詰め寄りたい気分。
エイルンはアギトとジンに襲われて大破したエルフィーナと共に消失。
規格外十番は各国機関に売り渡されて、雷鳥は失脚、統合幕僚本部の直下の一組織として吸収された氷室義塾はどうなるのか。


読了日:05月02日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/11206942

■60代、少しゆるめがいいみたい (単行本)
日本経済新聞を中心にあちこちに書いたエッセイをまとめたもの。
自分の年齢を鑑みつつ電化製品の買い替えを検討している岸本さん。
残りの人生の時間をちゃんと視野に入れたうえでのことなので冷静だなと思う。
ラインとかココアとかは、アプリと分かるようにLINEやcocoaと書いた方が良さそうだけれども。

読了日:05月02日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/21621065

■THE STONE / FROG
日本全国の石像から厳選した97点を収めた写真集。
モノクロなこともあって、風雨にさらされて年月を経た石像の石肌の粗さが良く分かって、見ていると少し怖かった。
表紙は東京・麻布十番にある十番稲荷神社の蛙像。


読了日:05月01日 著者:西村 裕介
https://bookmeter.com/books/18317960

■女はいつも、どっかが痛い: がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン
女性鍼灸師が教える不調からラクになる方法。
いつも笑顔で機嫌よくしていられるのが一番だけれど、そうじゃないからツライのだ。
「毎月、血を流し続けて早ウン十年、同志よ、よくぞ生き残った!ってみんなで抱き合いたいくらいです」
ほんとにねえ。
鍼治療ってやったことないけど、ちょっと興味が湧いてきました。

読了日:05月01日 著者:やまざき あつこ,鳥居 りんこ
https://bookmeter.com/books/19147500

■宇宙人とみつける仕事図鑑 576の職業が絵でわかるからおもしろい
将来やりたい仕事が良く分からない12歳のユメオの前に現れた宇宙人のワプリン。
ふたりはUFOに乗っていろんな職業を見に行った。
「詩人・歌人・俳人」みたいにある程度まとまっているものもあるけれど、576の職業ってすごいな。
576もあるので、IRとかプライバシーコンサルタントとか、知らない職業も結構あった。


読了日:05月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/18889578


▼読書メーター
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2024-04

2024-05-01 05:03:35 | 
2024年4月の読書メーター
読んだ本の数:75冊
読んだページ数:15086ページ
ナイス数:648ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/4
■忌品 (TOKUMA NOVELS)
“遺品”に宿る魔の力を題材にしたホラー小説全八篇。
「靴」
人形を見た蒲生が悲鳴を上げてくれて良かった。罪悪感は真実から目を背けさせる。
「携帯電話」
目の前の美しい毒のために人生を終わらせ続けていることを後悔してないのが一番怖い。
「手紙」
時系列の分からない六通目がひっかかるものの、ちゃんと読み切れてないせいか意味が分からず消化不良。


読了日:04月30日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/541822

■神さまたちの遊ぶ庭
北海道・大雪山国立公園の中にある集落・トウムラシで暮らした宮下家の日々。
長男くんの高校受験のこともあり、1年間の期間限定とは決めたものの離れがたくてつらくなるのは分かるなあ。
それほどに周囲のひとたちも環境も素晴らしい。
お隣さんちのなっちゃんが歩けるようになって、全トウムラシと一緒に泣きそう。

読了日:04月30日 著者:宮下 奈都
https://bookmeter.com/books/9154477

■映画の間取り
『Twitterで拡散され話題を呼んだ、WOWOWのスマートホン用アプリ「映画の間取り」が、書籍になって登場!』
一軒家やマンションだけじゃなくて、「清須会議」の清州城や「オリエント急行殺人事件」ラチェットの個室なんていう変わりダネもあって面白かった。
「テルマエ・ロマエ」ハドリアヌス帝別荘の個人風呂って間取りって言うのかなそれ。


読了日:04月29日 著者:WOWOW「映画の間取り」編集部
https://bookmeter.com/books/11209996

■アレの名前大百科 (PHP文庫)
身近にあるけど名前は知らない、アレの名前大百科。
みうらさんの成績表はトータル13勝93敗、正解率12%。
知ってるくせにボケた回答をして正解しないパターンだと思ってたけど、ネコ車とか本当に知らないのが意外でした。


読了日:04月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/11175135

■おかずがなければ魚を釣ればいいじゃない (コミックエッセイの森)
釣りにドはまりした著者の釣りライフ。
横浜の釣り公園って本牧ですかね、あそこはいつも混んでる気がします。
空いてるときなんかあるのかな。
1匹しか釣れなかったシリヤケイカが大人気、子どもがずっと見てるのが可愛かった。


読了日:04月29日 著者:森越ハム
https://bookmeter.com/books/10941332

■短編アンソロジー 味覚の冒険 (集英社文庫)
食にまつわるアンソロジー。
おいしそう、おなかがすく、そういう方面の感想にならないのでまさに味覚の冒険。
筒井康隆「蟹甲癬」と田中啓文「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け」の二作品は特に想像力との戦いでした。
中島らも「GOD OF THE DOG」久しぶりに読めて良かった。アイデンティティーのおじや、デンおじ。


読了日:04月28日 著者:嵐山 光三郎,井上 荒野,岡本 かの子,川上 弘美,椎名 誠,清水 義範,白石 一郎,田中 啓文,谷崎 潤一郎,筒井 康隆,中島 らも,南條 竹則,夢枕 獏,吉行 淳之介
https://bookmeter.com/books/13204846

■【重版6刷】人生を狂わす名著50(ライツ社)
人生を狂わされる本50冊とその次に読みたい本を3冊ずつ、合計200冊を紹介。
テンポの良い語り口に乗せられて、紹介されてる本をぜひ読まなくちゃと思えるし、既読の作品もまた読み返したくなってしまいます。
生きてるうちにどれだけ読めるかな。

読了日:04月28日 著者:三宅香帆
https://bookmeter.com/books/12229047

■レンズが撮らえた オックスフォード大学所蔵幕末明治の日本
オックスフォード大学ピットリバース博物館が所蔵している幕末から明治の日本の写真。
正装の二人のご婦人を乗せた人力車をわざわざスタジオで撮影していたりして、日本の文化って西洋から見たら珍しかったんだろうな。
カラー写真みたいな手彩色写真が綺麗。
彩色したひとの技術がすごい。

読了日:04月27日 著者:
https://bookmeter.com/books/11460292

■結婚する予定もないから、好きなように家建てちゃいました。
雑誌の連載では「ひぐち城建てました。」だったものを、担当Mさんの提案でタイトル変更。
本当にそのままタイトルで分かりやすくて良いと思います。
実家の近所で見つけた三角形の土地に建てた店舗付き住宅。
いつの間にか増えてる猫たちも住みやすそうだし、妹さんの喫茶店も素敵でした。


読了日:04月27日 著者:ひぐちにちほ
https://bookmeter.com/books/11483476

■『ママぽよ』一家と行く! まんぷく食べ放題in東京 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
東京都内の食べ放題をめぐる。
都内ホテルビュッフェ、中華街はほぼ制覇しているスペシャリストのライター・アンジェラさんが曰く、
ビュッフェ攻略その1・まず皿を持たずに店内を一周。
その2・開店と同時に満席になる店は20分経てばすく。
その3・ビュッフェは好きなものだけ食べればよし。
たくさん食べたいとか、色んなものを食べたいひとにはビュッフェいいですね。
池袋の駄菓子バーが気になりました。
読了日:04月27日 著者:青沼 貴子
https://bookmeter.com/books/8301150

■サーカスから来た執達吏
晴海商事から樺谷子爵家に借金の取り立てにやってきた少女・ユリ子。
樺谷子爵家の三女・鞠子は、借金の担保として、ユリ子と共に絹川子爵の隠し財産を探す。
鞠子が財宝探しの鍵になるという理由がロクでもなくて、そんなにしてまで財宝を手に入れたかったのね。
密室と暗号の謎も面白かったけれど、鞠子の怪文書がとても良かった。
またこの二人(と、かつよさん)の活躍が読みたいな。


読了日:04月26日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/18532544

■いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)
「本書は展覧会鑑賞の一ファンが、ふだん展覧会会場で実践している見方を紹介する、いわゆる素人による素人のための指南書です」
重要文化財や国宝指定されると文化財保護法の規定により年に何日かは一般公開が義務になるのは知らなかった。
だから皇室に献納されてる伊藤若冲「動植綵絵」みたいに国宝などの肩書がないものはめったに見ることが出来ない。
現代アートのわけのわからなさは「全部デュシャンのせい」。


読了日:04月26日 著者:青い日記帳
https://bookmeter.com/books/13000746

■OH! ざわつくおにぎり: 食べてもおいしい米アート
食べておいしいおにぎりアート。
とあるおにぎりコンテストに応募したことからおにぎり作りに目覚めたそうですが、コンテストなんてあるんですね、へぇ~。
最初のほうは猫の頭だけ、みたいな感じだったのが、だんだんとグレードアップ。
岸田劉生の「麗子像」のそれらしさについ笑ってしまった。
顔だけだけど、メンフクロウいなり寿司が可愛かった。


読了日:04月25日 著者:おにぎり 劇場
https://bookmeter.com/books/18787829

■空鉄の世界
小型機やヘリで上空から写した鉄道写真。
富山県・立山砂防工事専用軌道は、立山のカルデラ地帯の砂防ダム群を整備管理する工事用軌道。
空から撮影しているので、山腹をジグザグに登っていく18段スイッチバックがよく分かる。
たくさんの新幹線が並んでいる大阪・鳥飼車両所が本当に壮観。


読了日:04月25日 著者:吉永 陽一
https://bookmeter.com/books/12806817

■漫画描きと猫♪ (ぶんか社コミックス)
ムーちゃん溺愛してますなw
引っ越し先を決めるのもムーちゃん第一、良いところが見つかって何よりでした。
家が傷むので大家さんとしても大変でしょうが
「修繕費用がいる時は全額お支払いします」
「工事が入ってる間の家賃も払います!」
ムーちゃんのためならお安い御用。
野良猫キュルちゃんとのエピソードが切ない。
読了日:04月25日 著者:樹 るう
https://bookmeter.com/books/4321105

■絞首商會 (講談社文庫)
血液学の権威・村山鼓堂を殺した犯人を見つけて欲しいと依頼された元泥棒の蓮野。
村山博士が二人いて、名前が出てくるたびに確認しながら読んでいました。
蓮野と井口、その周辺のひとたちが魅力的。
井口が印章屋になったところから大月と紗江子が白城の家に乗り込んだあたりのやりとりが面白かった。
絞首商會よりも晴海商事のほうが怖い気がする。


読了日:04月24日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/20505036

■5文字で百人一首
「原文・もともとの文」→「訳・昔の言葉を今の言葉に直しただけ」→「意訳・読みやすく順番を整えて短くまとめた」→「5文字・とてもかんたんに言うとこんな意味だ」
段階を踏んだ解説が分かりやすい。
5文字の要約がすごい要約っぷり。
赤染衛門「やすらはで寝なましものをさ夜更けてかたぶくまでの月を見しかな」これの5文字要約が「連絡しろよ」。


読了日:04月24日 著者:すとう けんたろう
https://bookmeter.com/books/17890352

■早すぎた天才 知られてないけど、すごかった
「早すぎた天才。それは、時代よりも早く才能を発揮してしまった、すごい人たちのこと─。」
インドの数学者・シュリニヴァーサ・ラマヌジャンみたいに、本当の天才は天才過ぎて周囲に理解されないことのほうが多いのかも。
ラマヌジャンは数多くの数式を見つけたけれど、それらが正しいと証明されたのは100年近くたった2018年。
普通であることを悩むふつう子ちゃんのまんがも良かったです。
読了日:04月23日 著者:大野 正人
https://bookmeter.com/books/18061253

■北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
東京に住むスウェーデン人オーサさんが日本をもっと知る旅に出る。
元ハウスメイト完山さんとの縁で福岡県大川市を訪ねたオーサさん。
過疎化や高齢化の解決策として移民を提案したら「ロボットを作ろう」になるのが日本人らしい。
クルマで来てお酒を飲んだ人のための代行サービスって、知らないひとに自分のクルマの鍵を渡すなんて「日本人は信頼すごいね」確かにそうかも。
京都で撮った舞妓姿が綺麗でした。

読了日:04月23日 著者:オーサ・イェークストロム
https://bookmeter.com/books/11067414

■常識やぶりのアイデアおやつ ~「材料4つまで」の100レシピ
動画を漁るのが面倒になって買った本。
使う材料は4つまで、手順も少ないので作りやすい。
ふわふわシフォンケーキや揚げないドーナツみたいにホットケーキミックスの粉の味がそのまま生かされるようなレシピもあるので、おいしいやつを使うと満足度が上がりそう。


読了日:04月23日 著者:syun cooking
https://bookmeter.com/books/21704013

■時計泥棒と悪人たち
大正時代の東京で元泥棒の蓮野とともに謎を解く。6編収録の連作集。
「宝石泥棒と置時計」の最後の蓮野のセリフが生きるような書名が良い。
「光川丸の妖しい晩餐」
ちらちらと出ていた、空き家で若い女性の惨殺された遺体が見つかる事件とリンク。
人殺しに慣れてる人間がやることは怖いな。
とりあえず、隠れてつまみ食いするのはやめよう。


読了日:04月22日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/21006199

■ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-
「翻訳について、過去30年に喋ったり書いたりしてきたことを、この1冊にまとめた」
訳者が原文を読んだときに感じたような快感が伝わるような訳文になっていなければ、いくら正確でも意味はない。
『「あなたにとって翻訳とは何ですか」と問われたら、迷わず「快感の伝達です」と答えます』
ふむふむ。
学習用にはロングマン英和辞典が良いんですって。
読了日:04月22日 著者:柴田 元幸
https://bookmeter.com/books/15009431

■日本の泊まれる○○ (TJMOOK)
泊まれる本屋や泊まれる美術館など、普通の宿とは違う魅力がある施設を紹介する。
どこも非日常感があって旅の目的そのものになりそう、泊まってみたいです。
群馬県・みなかみ町の、木造校舎まるごと貸し切りの「泊まれる学校さる小」とか、1日1組限定のところは贅沢な気分を味わえそう。


読了日:04月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/19361594

■体力アップ1年生
運動不足なアラフィフたかぎさんが体力づくりをゆるく頑張る。
疲れにくい体を目指した結果ダイエットになりました、なら分かるんだけれど、体力アップとダイエットは同じ意味になるのかなあ、うーん。
あちこち歩くフォトロゲイニングは時間にシビアだなあ。


読了日:04月21日 著者:たかぎ なおこ
https://bookmeter.com/books/21728681

■フルーツ酢で(楽)やせる! 免疫力がアップ! (干しブドウ酢、バナナ酢、レモン酢、パイン酢、イチゴ酢)
果物を糖分とともに酢に漬け込んだフルーツ酢の作り方と効果。
果物1:砂糖1:酢2の割合で混ぜたら電子レンジで加熱、常温で12時間置いてできあがり。
バナナ酢の材料があったので、材料を混ぜて常温で2週間置く方法で作ってみました。
2週間後が楽しみです。
読了日:04月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/16244609

■新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)
鉄道じゃない西村京太郎作品。
東京の連続強盗事件と東北のホテルで起きた殺人事件。
冒頭で、メイントリックは双生児であることを利用していると書いているし、実際に双子の描写が出てくるから、それで安心して読んでしまった。
もし一人が死ぬことになったら死んだ方がすべての罪を被る。もう一人は平気な顔で生きていく。
日下部ユカの作文で「平気な顔」が揺らいでしまうのが良かった。


読了日:04月20日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/5258120

■アボカドの種
俵万智の第七歌集。
「人間かどうか機械に試されて人間として答えつづける」
「ウクライナ今日は曇りというように戦況を聞く霜月の朝」
「日常の言葉集めて丁寧に一人のために生まれる短歌」
「この夏にオリンピックがあることを知らずに逝きし命忘れず」
「取り壊し進む古民家あらわなる居間に家族の気配を見せて」
「コンビニへ食パン買いにいくことが親孝行となる春の道」
「人生は長いひとつの連作であとがきはまだ書かないでおく」
読了日:04月20日 著者:俵 万智
https://bookmeter.com/books/21595198

■寧楽美術館の印章―方寸にあふれる美―
寧楽美術館所蔵の中国古印コレクションの中から代表的な219顆を紹介。官印・私印を年代順に掲載。
だいたいは文字が掘られているけれど鳥や獣などの図形もあるし、つまみの鈕形も色々あって、見るのが楽しかったです。
上下の面に掘られているものもあるのねへぇ~、なんて思ってたら、六面全部に掘られてる印もありました。
六面のやつは使いにくそうと思ってしまった。
読了日:04月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/12380294

■大人のためのワイン入門
「この本では、品種や産地、選び方、食事とのマリアージュなど、ワインを楽しむためのあらゆる秘訣を紹介しています」
ただなんとなく選んで飲んでるだけなので面白かったです。
コルク栓よりスクリューキャップのほうがラクかなと選びがちなんですが、これがなかなか開けにくい。
じつはキャップ部分ではなく、キャップ下のボトル首全体を握り、もう片方の手でボトル本体をひねるのが正解。


読了日:04月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/20334098

■ねことわざ
猫に関係する言葉の意味と4コマまんが。
ぱんだにあさんの猫が好きなので読めて良かった。
「ねこは長者の生まれ変わり」「冬の雨が三日降ればねこの顔が三尺伸びる」「あってもなくてもねこのしっぽ」そういう言い方があるのを知らなかった。
サメの一種で比較的おとなしい性格の「ネコザメ」は、目の上の隆起した部分が猫の耳に見えることから名付けられたが、英語圏では牛の頭に見えるので「ブルヘッドシャーク」と呼ばれる。
日本人には牛より猫のほうが身近な存在なのかな。


読了日:04月19日 著者:ぱんだにあ
https://bookmeter.com/books/20646067

■時ひらく (文春文庫 ひ 13-51)
創業350周年を迎えた老舗百貨店・三越を舞台にしたアンソロジー。
何の気なしに買った本なのですが、それで装丁がこれだったのかと納得。
伊坂幸太郎「Have a nice day!」
三越のライオンに跨ると願いが叶う。
高校受験の重圧に負けそうになっていたフジサキさんはエンドウさんと一緒にライオン像へと向かう。
どうしてそうなったと言いたくなる超展開。面白かった。
東野圭吾「重命(かさな)る」
お久しぶりの湯川先生。
三越の扱い方がさりげなくて上品でした。

読了日:04月18日 著者:辻村 深月,伊坂 幸太郎,阿川 佐和子,恩田 陸,柚木 麻子,東野 圭吾
https://bookmeter.com/books/21702922

■なんやかんや日記: 京都と猫と本のこと
「響け!ユーフォニアム」シリーズの著者のひととは知らずに借りた本なのですが、ちょうど放送されてるときに読めて良かった。
勉強そっちのけでガラケーで書いた小説を送り付けていた友人Sさんの存在は、友人冥利に尽きるだろうなあ。
とらやの羊羹丸かじり、31のポッピングシャワーとポッピングシャワーのダブルのアイス、食べるものの好みがいちいち素敵。
飼い猫バロンとの別れを綴った「文豪の猫」にしんみりする。

読了日:04月18日 著者:武田 綾乃
https://bookmeter.com/books/21247172

■せつない星座図鑑
夜空を彩る全88星座の「せつない事実と物語」を紹介。
かに座のかにが「なんでも星にすりゃ許されると思って!!」と言ってますが、そのセリフはフランスの天文学者・ラカイユに言うべき。
星座の名前が道具だらけになっちゃうからラカイユに名前を付けさせちゃいかん。


読了日:04月17日 著者:森山晋平
https://bookmeter.com/books/13040615

■粘土でつくる空想生物 ゼロからわかるプロの造形技法
「機械仕掛けのクジラ、ウサギ、金魚など……造形作家・松岡ミチヒロの粘土造形プロセスを大公開」
芯材に粘土を貼ったり、石膏で型取りしたり、やり方を丁寧に説明しているので作ってみたいひとには参考になりそうです。
出来上がっている作品を見るのも楽しかった。
ウサギがカッコいい。
読了日:04月17日 著者:松岡ミチヒロ
https://bookmeter.com/books/13097738

■鎌倉 女ひとり旅
女性が一人でも楽しめる鎌倉のとっておきスポット。
2013年の本なので事前確認が必要。
鎌倉で一番行きたいのはレンバイです。野菜を買いたい。
ハイキングも楽しそう。
所要時間の目安があると安心なんですが。
読了日:04月17日 著者:
https://bookmeter.com/books/7479021

■新世界崩壊 (講談社ノベルス)
ニューヨークとロンドンを瞬間移動、殺人を繰り返すシンディとは何者なのか。
二段組のノベルスという形態をこうやって使うなんて、しょーもなくて笑える。
こんな酷い仕打ちを受けた上小野田警部がお気の毒。
自業自得だけど独身だもの、仕方ない。
いつか美しい犯罪者に巡り会えますように。
読了日:04月16日 著者:倉阪 鬼一郎
https://bookmeter.com/books/638679

■オタクと推しの経済学 広がり続けるオタク市場の現在と未来がコンパクトにわかる!
経済学の知識でオタク文化やサブカルチャーを俯瞰する。
アンケート調査でオタ活・推し活をしていると答えた10.5%のうち、年代割合としては20代が24.9%でトップ。
若年層の女性が推し活を支えているという事実に注目すると、オタク文化やサブカルチャーを維持・発展させるには、若い世代の参入が不可欠。
アニメやまんがなど、都道府県別「聖地」の数では、東京都が1712件とぶっちぎりの1位。
(2位・神奈川県371、3位京都府・269)
岐阜県・高山市がどうして呪術廻戦の聖地なのかと思ったら、両面宿儺関連かあ。


読了日:04月16日 著者:牧和生
https://bookmeter.com/books/21334964

■旧石器時代ガイドブック ビジュアル版 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 別冊 2)
およそ四万年前から一万五千年前まで、二万五千年間も続いた旧石器時代について。
氷河期で、今では絶滅した大型哺乳類(マンモスなど)がいて、石器が使われていて、人々が遊動生活をしていた時代。
旧石器時代は打製石器が使われ、新石器時代(日本の縄文時代)は磨製石器が使われていたと習ったような気がしますが、刃の部分を研磨した局部磨製石斧が発見された(日向林B遺跡など)のが面白い。
「この局部磨製石斧は、後期旧石器時代の後半期になるとぷっつりと姿を消してしまいます」
そのまま縄文時代に突入してないのが不思議。


読了日:04月15日 著者:堤 隆
https://bookmeter.com/books/1595282

■みるみるやせる!ココナッツオイルダイエット (主婦の友生活シリーズ)
ココナッツオイルはアルツハイマーや糖尿病の予防改善だけでなくダイエットにも効果的。
糖質オフの食事と、1日3回、食事の3時間前にココナッツオイルをとること。
多分、私としては紅茶かなにかの飲み物にいれるのが良さそう。
でも食事の3時間前に摂取なのを忘れそうだ。


読了日:04月15日 著者:白澤 卓二
https://bookmeter.com/books/9783019

■猫に育てられたドラゴン
猫に拾われて自分を猫だと思ってるドラゴン。
フルカラーで絵も可愛くて読んでると和みます。
子供のころのドラゴンが、猫が出かけているあいだボールを抱いて泣きべそかいてて、大きくなってもそのボールは宝物。
サラマンダーキャットとか迷子のフサフサとか、よく分からない生き物たちも可愛い。


読了日:04月15日 著者:神虫からすみ
https://bookmeter.com/books/15628948

■お世話になっております。陰陽課です (メディアワークス文庫)
「妖怪だって市民です! 京都の町を舞台に、妖怪たちの生活を守る新米公務員の奮闘記!」
京都市役所の陰陽課、設定がしっくりきて雰囲気を楽しめました。
火乃宮祈理の杓子定規な真面目さは逆に言えば言動にブレがないということ。
腕力でどうこうせずに智恵で折衝する役目と分かれば対応できるでしょう。
主従関係になった五行春明とうまくやっていけるかな。


読了日:04月14日 著者:峰守ひろかず
https://bookmeter.com/books/9926108

■イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓
アガサ・クリスティー作品に登場する食べ物からイギリス文化を学ぶ。レシピ付き。
読点が多くてちょっと読みにくかったりしましたが、クリスティーもこれを食べていたのねと妙に感慨深いです。
大人になった今なら「三匹の盲目ねずみ」のソーダブレッドがどういうものかは知っているけど、子供のころは「ソーダのパンってどういうことだ」と謎でした。
ポアロが好きな薬湯ティザンはハーブティーのこと。
どんな味だったのかが気になる。
読了日:04月14日 著者:北野 佐久子
https://bookmeter.com/books/13575281

■不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち 「きょうだい型」性格分析&コミュニケーション (五百田達成の話し方シリーズ)
長子・末子・中間子・一人っ子、ひとの性格を4つの「きょうだい型」に分類して性格や行動などを分析。
こういう傾向がある、というだけで、必ずしも当てはまるとは限らないなあと思いました。
私は長子だけれど面倒見が良いとはとても言えない…。


読了日:04月13日 著者:五百田 達成
https://bookmeter.com/books/11234794

■明日はお休み。
休日は何をして過ごそうか、おうち派にもおでかけ派にも幅広く提案する。
毎日を忙しく過ごしているほうが休日の過ごし方には迷いがなさそうな気がしていますが、今までとは違う休日もいいかなと思うひとには参考になるのかも。


読了日:04月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/427013

■霊能者と事故物件視てきました
「これは全国の大家さん必見の心霊物件査定マンガである」
通常物件よりお得な事故物件を霊能者と内見して、住んでも問題がないかどうかを鑑定する。
ワケあり物件専門の不動産屋ってあるんですね。
しかも日本で唯一、祈祷師の資格を持っているのでお祓いも出来る。
一番最後に大島てるさんと一緒に東京都内のA地区の事故物件を見て回ったのが怖かった。


読了日:04月13日 著者:東條 さち子
https://bookmeter.com/books/11084744

■エイルン・ラストコード 〜架空世界より戦場へ〜 (4) (MF文庫J)
女性陣、頭おかしい(褒め言葉)。
エイルンは世界の在り方を変えるべく、氷室義塾の内部から改革を始める。
いつもマリスの迎撃をしている氷室義塾はテロリスト相手でも容赦なし。
エルフィーナ破壊計画は失敗して水久那も生き延びた。
そして、富士光三が悪魔のネイバーを完成させた、とは一体どういうことだろう。


読了日:04月12日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/10888019

■大人になってやめたこと (扶桑社文庫)
『自分の欠点を無理に「直そう」と思うことをやめてみたら、「自分にしかできないこと」が見えてきました』
大人がもっとラクチンに生きられる34のコツ。
ある程度生きているから、ようやく私もこういう考え方に馴染めるようになったなとしみじみします。
なにもかもを諦めるんじゃなくて「買う」と「使う」のバランスが大事。


読了日:04月12日 著者:一田 憲子
https://bookmeter.com/books/20086289

■蒼海の碑銘ー海底の戦争遺産
世界各地のレックの写真集。
レック(Wreck)とは海底に沈んでいる艦船や航空機のこと。
大きい船は海水でだんだん崩壊してしまうから全体像が分かりにくくなってしまう。
そういう意味では、航空機は良く形が残っていてサイズ的にも見えやすい。
駆逐艦・追風は気軽に潜れない水深60mの深い海に沈んでいるので遺骨が回収しきれていない。


読了日:04月11日 著者:
https://bookmeter.com/books/16352593

■わびれもの (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)
「さびれ」+「わび」満載のスポットめぐり。
ちょっと鉄道ネタが多いかな、でもそれも味ってことで。
西新宿の、さびれた商店街と遠くに見える都庁との対比が良かった。
もう再開発計画は決まったんだろうか。
さびれてる印象がない江ノ島だけどシーズンオフの冬なら話は別。


読了日:04月11日 著者:小坂 俊史
https://bookmeter.com/books/590925

■いつか名古屋でモーニングを (コミックエッセイの森)
ドリンク代のみでボリュームのある朝ごはんが食べられる名古屋のモーニングの紹介。
掲載されてるところがどこもおいしそうでした。
一度は一宮のモーニング行きたいな。
インドカレー屋さん(インド&アジアンレストラン アラティ)の茹で加減が絶妙のゆでたまご食べたい。


読了日:04月11日 著者:勝川 ユミ
https://bookmeter.com/books/13992402

■決定版 鬼平犯科帳 (9) (文春文庫) (文春文庫 い 4-109)
「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥亀」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の7篇を収録。
五郎蔵とおまさが一緒になり、平蔵に飼われることになった柴犬のクマ。
痔を患う泥亀の七蔵の描写を読んでいて同情を禁じ得ないって感じだったんですが、池波正太郎本人が痔で苦しんでいたからこそなんですね。
「白い粉」刀を持った男たちを撃退することはあっても、毒殺されかけたのは初めて。妻を人質に取られた料理人の勘助の苦悩は、もとをただせば博打のせい。


読了日:04月10日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11562514

■今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校
神奈川県横須賀市、小原台にある防衛大学校の日々。
学力だけではなく生命力をも求められる防大は防衛相管轄の教育機関であり、陸・海・空、各自衛隊の幹部自衛官の教育訓練をする施設。
卒業すれば確実に曹長になれるエリートコースだけど、自衛隊とは何か、ということを徹底的に叩きこまれるのですね。
開校記念祭の棒倒しは訓練の時点でケガ人続出、実際に見たら迫力あるだろうな。


読了日:04月10日 著者:ぱやぱやくん
https://bookmeter.com/books/21364204

■眠れなくなるほど面白い 図解 論語
時代を超えて生き続ける、日常生活で役立つ孔子の教え。
論語は、紀元前6~5世紀ごろの中国の思想家・孔子の教えをまとめたもの。
孔子の教えは漢の時代には儒教として国教化され、論語は聖典として普及した。
聖徳太子は論語を参考にして十七条憲法を制定、江戸時代には武家の子弟の必修科目になるほど日本人としては馴染みのあるものだったから、明治時代に体制にとって都合の良いように教育に使用された。
いまの孔子の国は「子曰く、利に放りて行えば、怨み多し」を忘れたんだろうな。


読了日:04月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/13486046

■ペネロペおはなしえほん (6) ペネロペ かずをかぞえる (ペネロペおはなしえほん 6)
ペネロペは数を数えられるようになりました。
4枚の封筒、6本のキャンディー、数が合わなくても大丈夫。
幼稚園でお昼寝してるペネロペはうさちゃんと一緒、他のみんなも大好きなぬいぐるみと寝ていて微笑ましい。


読了日:04月09日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/423048

■トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ
4コママンガ+解説の2本立てで身近な野鳥の83のひみつを紹介。
まんがと文章が分かりやすくて、野鳥の習性などが面白く読めました。
1秒間に20回の猛スピードで木をつつくキツツキは衝撃で脳に損傷を受けていて、アルツハイマー型認知症の主要原因物質ではないかと言われている「タウタンパク質」が他の鳥より多く溜まっている。
スズメは砂を浴びたり水を浴びたりするけれど、カラスはアリを浴びる「蟻浴・ぎよく」をすることがある。


読了日:04月09日 著者:川上 和人,マツダ ユカ,三上 かつら,川嶋 隆義
https://bookmeter.com/books/13129289

■ブルーベリー・チーズは大誤算 (コージーブックス エ 1-4 チーズ専門店 4)
アイスクリーム屋の冷蔵庫で見つかった死体はジャッキーの暴力夫。
そのアイスクリーム屋はジャッキーの恋人が経営していて、凶器はシャーロットのレシピで作ったアイスの5ガロン容器と判明した。
ジョーダンにも関わることなのでシャーロットが心配するのは無理ないけれど、レベッカに注意する前にまず自分がひとの秘密を喋らないように気を配るべき。
マシューとメレディスは結婚して引っ越し、双子もいなくなって家の中が寂しい。
続編の翻訳が出ていないようですが、裁判のために一緒にニューヨークに行ったりするのかな。


読了日:04月08日 著者:エイヴリー エイムズ
https://bookmeter.com/books/8145257

■地上絵
第二回笹井宏之賞永井祐賞を受賞した著者の第一歌集。
「めずらしいところに空が広がってしずかにビルは消えてゆくもの」
「いいこともわるいことも起こってる目の色変えて話がしたい」
「うっとりとしょんぼりを繰り返しながら広がるまぼろしは遊園地」
「だめという返事を待つ布団のなかで涙のかわりに落とすテトリス」
「まだきみに何か期待をよせていて崖の間際の街くずれそう」
読了日:04月08日 著者:橋爪志保
https://bookmeter.com/books/17763647

■ゆるパイ図鑑 愛すべきご当地パイたち
全国各地のご当地パイ。
うなぎパイくらいしか思いつかなかったけど、名古屋地どりコーチンパイに馬蹄パイ、沖縄紅芋パイ、あれっ意外と食べてたな。
巨峰は元々商品名だったのに有名になり過ぎて品種名扱いになったとか、ラ・フランスは山形県、ルレクチェは新潟県で栽培されてるのに原産国フランスではまったく栽培されてないとか、そういう解説も面白かった。


読了日:04月07日 著者:藤井 青銅
https://bookmeter.com/books/8198936

■ムラサキダコ ~海からあらわれるマントの怪人~ (ふしぎびっくり写真えほん)
まだ分からないことも多いムラサキダコについて。
海外では「ブランケット・オクトパス」と呼ばれていて、腕の間にある毛布のような膜から名前が付いたらしい。
ちぎれた膜をおとりにして敵から逃げることもあるそうなので、再生するってことですかね。
メスの体長は40㎝ほど、それに対してオスはなんと2~3㎝くらいしかない。オスとメスの大きさがこれほど違う生物は珍しい。


読了日:04月07日 著者:中村宏治
https://bookmeter.com/books/13050156

■パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話
長男のときと次男のとき、2回の育休をとったパパの話。
奥さんは専業主婦なのになんで育休とったのかと聞いてくる著者の同僚みたいな考え方をするひとはコレ読んだ方がいい。
育児は無休で無給、「でもやりがいがやべぇんだ!!」。

読了日:04月07日 著者:パパ頭
https://bookmeter.com/books/20582960

■京都桜小径の喫茶店 ~神様の御使いと陰陽師~ 2 (一二三文庫 う 01-03)
愛莉が京都に来てからそろそろ一年。
神使からの願いを叶えることで、あちこちの神様との縁を深めてきた。
愛莉を狙い、あわよくば誉を殺そうとした黒ずくめの男は何者だったのか気になる。


読了日:04月06日 著者:卯月みか
https://bookmeter.com/books/20254103

■NHK「100分de名著」ブックス マキャベリ 君主論
マキャベリ「君主論」が書かれた歴史的背景や書かれた目的などを踏まえながら読む。
署名を知っている程度だったので、どういう内容なのか、概要がつかめて良かったです。
官僚だったマキャベリが職を失い、次期君主に向けて就職活動のために書いた論文が君主論。
国を治めて維持するためには君主の力量が必要、その力量を備えた理想の君主のモデルとしてチェーザレ・ボルジアを描こうとした。
マキャベリってすごく有能な官僚だったんですね。


読了日:04月06日 著者:武田 好
https://bookmeter.com/books/5259877

■豊饒の海の縄文文化: 曽畑貝塚 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 7)
有明海沿岸には数多くの貝塚が点在し、その中心的な遺跡の一つが熊本県の曽畑貝塚。
大森貝塚を発掘したモースが大野貝塚(熊本県)を調査したことで全国的に熊本の貝塚が注目され、その重要性を認めた人類学者で考古学者の若林勝邦が最初の発掘者となった。
隣接した低湿地帯からは貯蔵穴が見つかり、種類の違うドングリを別々にカゴに入れて貯蔵していたことが分かった。
大半は網代編みで作られていて、編み方が分かるようなカゴなんてよく残っていたと思う。


読了日:04月05日 著者:木崎 康弘
https://bookmeter.com/books/1407527

■上機嫌の習慣
自分の機嫌をよくするための72の習慣。
自律神経を整えることが前向きに上機嫌に過ごすことへ繋がる。
ただの精神論じゃなくて「朝のコーヒーはドーパミンの分泌を促すので一日のやる気モードスイッチが入る」とか、具体的なのが良かったです。


読了日:04月05日 著者:小林弘幸
https://bookmeter.com/books/20646073

■会社をやめて喫茶店はじめました (コミックエッセイの森)
会社員だった著者が東京・千歳烏山で昭和レトロな喫茶店「喫茶宝石箱」を開店するまでの話。
お姉さんの「本当にやりたいことならやれる時にやった方がいいよ」の言葉は励みになりましたね。
物件も運命の出会いと思えるようなところだったし、決まるときにはトントン拍子で決まっていくものなのかもしれない。


読了日:04月05日 著者:金井ナオミ,花小金井正幸
https://bookmeter.com/books/11588988

■京都桜小径の喫茶店~神様のお願い叶えます (一二三文庫)
失業して、失恋して、人生のどん底にいる水無月愛莉は、京都・哲学の道で出会った強面の拝み屋・誉との出会いがきっかけで、「Cafe Path」で働くことになった。
カフェオーナーの颯手が陰陽師でもあるから、颯手の京都弁がなんとなく怖さの隠れ蓑みたいに思ってしまう。
神様の願い事を叶えるために奔走する愛莉たち。
他人との心の境界線が薄い愛莉は他人の心の痛みが分かり過ぎてしまうけれど、それは欠点でもあり美点でもある。
貴船神社の藁人形を作ったのは誰なのか。
2巻に続く。

読了日:04月04日 著者:卯月みか
https://bookmeter.com/books/17014063

■雨の匂いのする夜に
写真専門誌「アサヒカメラ」の連載を収録。
種差海岸の写真にあわせて話を作った「駆ける娘」のどこが合成なのかよく分からなかったけれど、駆ける娘は乗馬クラブのひとだと種明かしがあって良かった。
白黒なこともあって雰囲気あるなあ。
途中下車して撮影した灯台のある島も良かったです。
土地の人は見慣れてるかもしれないけれど、椎名さんが撮影したくなった気持ちはなんだか分かる気がする。


読了日:04月04日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/10013901

■海外名作映画と巡る世界の絶景
映画のロケ地に使われた美しい場所。グーグルマップのバーコードつき。
見たことがある映画が多かったので楽しめました。
007シリーズはとんとご無沙汰しているので「スカイフォール」で軍艦島の外観が使われていたのは知らなかった。
ダ・ヴィンチ・コード「ウェストミンスター寺院は映画のクライマックスに向かう重要なシーンで登場しますが、実はこの物語の仮説は不服であるとして撮影許可が下りず、内部の撮影はリンカーンシャー州にあるリンカーン大聖堂で行われました」
読了日:04月03日 著者:インプレス編集部
https://bookmeter.com/books/13436849

■毎日かあさん9 育っちまった編
5人兄弟のいる麦ちゃんちのお隣さんがペットボトルに水を入れて柵にずらっと並べているのと、ニュージーランドにホームステイした息子くんが日本に戻った途端に全部忘れちゃったところで笑いました。
まあ、そんなもんですな、ふふふ。
巻末の「贈り物」がグッとくる。
こうすけ君がお父さんと作ったガンプラと、妊娠した高3のえりちゃんを守ると決めた学校の先生。
大人らしい大人がいるなら世の中そんなに悪くない。


読了日:04月03日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/5674860

■ほぼ3step以下! 片手間でつくる 罪悪感のないオヤツ
ほぼ3step以下でつくれる簡単で罪悪感のないおやつ。
本当に簡単レシピばかりです。
水ゼリーを作ってみました。
トゥルトゥル食感は良かったんですが、噛み応えがないものは私には物足りず、ある程度の硬さがないと満足感が得られないんだと分かりました。
そういう意味ではそば粉のクッキーが良さそうです。


読了日:04月03日 著者:まめこ
https://bookmeter.com/books/18497911

■彷徨う者たち
宮城県警シリーズ三部作完結編。
密室の仮設住宅で見つかった他殺体。
笘篠とともに臨場した蓮田は思いがけず幼馴染と再会する。
騙された男が二人、騙されなかった男が一人、護られた男が一人。
そして中心には女が一人。
東日本大震災は根差していたものすべてを奪ったが、まだ何かを奪おうとしている。


読了日:04月02日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21712356

■三十女のおいしい暮らし
このタイトルもうちょっとどうにかならんかったのかと思ってたら、改題文庫版は「三十過ぎたら楽しくなった!」。
三十代の岸本さん、基本的な性格は今とあまり変わらないのかもしれない。
1997年のことなので、まだネットにはあまり馴染みがなく、パソコンスクールの体験コースに参加している。
本当に大変だったよインターネット。なんだかしみじみ。


読了日:04月02日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/509248

■日本じゅうの4月1日 (たくさんのふしぎ傑作集)
1986年と1987年の4月1日に「春の証拠さがし」のアンケートを取り、それをまとめたもの。
まだ積雪が残る岩手県・沢内村と、そろそろ桜が咲きそうな神奈川県・平塚市。
沖縄県・黒島では正午の気温が24度、引き潮のサンゴ礁のうえをみんなでお散歩中。
北と南での季節の感じ方にはやっぱり差があるなあ。


読了日:04月01日 著者:4月1日しらべ委員会
https://bookmeter.com/books/340579

■温泉浴衣をめぐる旅 (コミックエッセイの森)
温泉浴衣をめざすというコンセプトの温泉旅。
温泉宿の浴衣の柄なんてよく見たことなかったけれど、色々あって面白かった。
宿のおみやげとして浴衣を扱っているところもあるんですね。
自分で着るには寝相がちょっとアレだけど、客用にするなら気が利いていて良いかもしれない。
白水鉱泉の「唇に水が触れただけで美味しいのがわかる!」を飲んでみたい。


読了日:04月01日 著者:スタジオクゥ ひよさ&うにさ
https://bookmeter.com/books/13481380

■異国のおやつ
食べたことはないのにどこか懐かしい、遠い国で親しまれてきたお菓子の数々。
海外のおやつを食べたり買ったりできるお店を紹介する。
硬いプリンが好きなので、メキシコ(テピート)のフラン食べてみたいな。
表紙はベラルーシ(ミンスクの台所)、生地にサワークリームを使っているホヴォロスト。


読了日:04月01日 著者:岸田麻矢
https://bookmeter.com/books/16587241


▼読書メーター
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2024-03

2024-04-01 06:31:02 | 
2024年3月の読書メーター
読んだ本の数:76冊
読んだページ数:14910ページ
ナイス数:594ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/3
■しあわせな死の桜
短編集。
シリーズものの作品も収録。
キララシリーズは読んでるはずなのに設定なんかをすっかり忘れてしまっていて、でも面白かったです。
アンソロジーNOVAのために書かれた「瑠璃と紅玉の女王」は、編者の大森望の言う通りどストレートだった。でもこういうの好き。
「羊の王」ちんぷんかんぷんすぎて泣けた。


読了日:03月31日 著者:竹本 健治
https://bookmeter.com/books/11524362

■短歌のガチャポン
穂村弘の解説で短歌を鑑賞する。
「杉田抱僕:(7×7+4÷2)÷3=17」
「谷川俊太郎:午後四時の机の上に匙がある嬰児の声が庭に聞こえる」
「柴田葵:あの友は私の心に生きていて実際小田原でも生きている」
「早坂類:かたむいているような気がする国道をしんしんとひとりひとりで歩く」
一番すごいと思ったのは
「松田わこ:おふとんでママとしていたしりとりに夜が入ってきてねむくなる」
恐るべし七歳。

読了日:03月31日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/20380553

■東京 桜100花
新宿御苑と多摩森林科学園を中心にした東京で出会える桜。
全国の桜の約8割を占める染井吉野は、江戸後期に生まれ明治になって流行した。
桜は枝を切るとそこから弱っていくけれど、啓翁桜は樹高が低く剪定に強いことから山形県などで切り花用に栽培されている。
そういえば、お正月ごろに実家で桜の切り花を飾ってたことがあって(ご近所さんにお裾分けで頂いた)啓翁桜だったのかもしれない。


読了日:03月30日 著者:松本路子
https://bookmeter.com/books/9570213

■つげ式 貧遊術 (バンブーコミックス )
「貧乏人も人生を楽しんでいいのねー」
なるべくお金をかけずに楽しく過ごす。
江ノ島の近くの海岸で金属探知機を使ってトレジャーハント。
金属探知機に4525円も使ってる時点で「お金をかけずに」じゃない気がするし(しかも途中で飽きてるし)、日本一安い遊園地・群馬県るなぱあくは、交通費がひとり往復で6290円。
まあでも、大人なので、そのときの都合で色々あるし、どうにかできる余裕は大事。


読了日:03月30日 著者:柘植 文
https://bookmeter.com/books/3335822

■行ってみたい世界の聖地
世界の57件の聖地を案内する。
その土地の人々が何を崇拝対象にしているのかが興味深かった。
アララト山の遺跡がノアの方舟じゃないかという話は何かでちらっと読んだかも。
トルコ政府がノアの方舟の調査をしたのかが気になります。
約9000年前の手形で埋め尽くされたアルゼンチンの洞窟クエバ・デ・ラス・マノスがなんだか怖い。


読了日:03月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/13049704

■名探偵の生まれる夜 大正謎百景
大正時代の有名人たちの事件簿。8篇収録。
当時の風俗を織り込んでいるので雰囲気を楽しめました。
「野口英世の娘」
シカ登場シーンがちょっとしたホラーで焦った。
そういえば星新一の父親は野口英世のパトロンでしたね。
「夫婦たちの新世界」
おお、松下幸之助だ。
大坂の新世界から世界の松下へ。

読了日:03月29日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/20411999

■結局、人生の最後にほしいもの
「人生の値打ち」を加筆修正し「愛と許しを知る人びと」から3編を加えたもの。
男女同権と言うが、それは可能性として同じ恩恵を受けられます、ということで、誰もが(男であろうが女であろうが)同じ生活を享受できるという保証ではない。
日本財団の会長だったときに、財団の女性職員にアラブ諸国へのひとりでの出張を認めなかった。
アラブ世界では女性がひとりで出歩くことは非常識。
世界のあちこちを訪問してきたから、日本を基準に世界を考えてはならないということに説得力がある。


読了日:03月29日 著者:曽野 綾子
https://bookmeter.com/books/19441734

■世界の美しいお城と宮殿
「知られざる名城から、映画・ドラマで世界的に人気の古城、ミステリアスな廃城まで、あなたのまだ見ぬ可憐な城や豪奢な宮殿を、ベストシーズンの写真とともに紹介します」
建築様式に着目しても楽しめますが、やっぱり内装の豪華さも気になります。
余白を許さん!とばかりに壁や天井を絵が埋め尽くす絵画や装飾。
権力ってこういうことよね~。
日本からは竹田城が掲載、コラムで姫路城・五稜郭・松本城・首里城を紹介していて、他のアジアの国のお城とも違って良いなとしみじみ思う。


読了日:03月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/17015390

■北欧こじらせ日記
北欧好きをこじらせてフィンランドで寿司屋の開業を目指す。
自分の夢を肯定してくれる大勢のひとたちの存在は心強いだろうなあ。
そして自分の「好き」を見失うことなく、ずっと「好き」でいられる真剣さを感じました。
なんで寿司職人?と思ったけど、日本人らしくていいかも。


読了日:03月28日 著者:週末北欧部chika
https://bookmeter.com/books/19216824

■マンガで卒デブ 40キロやせ ちゃんと食べて生まれ変わるダイエット
糖質制限で「卒デブ」に挑戦、1年半で40キロのダイエット。
ラーメン好きだと食べられなくなるのは本当につらいだろうけど、糖質中毒から抜けるためにもここは我慢。
最低でも、1日に肉200g、魚チーズ豆腐など200g、卵3個、動物性たんぱく質をしっかり摂る。
これだけ食べるのは大変じゃないのかな、肉好きなひとは楽勝なんだろうか。
食べない方が痩せると思いがち、でも肉類を減らすのは絶対にダメ。


読了日:03月28日 著者:比嘉 直子
https://bookmeter.com/books/14581635

■天狗町のあやかしかけこみ食堂 (マイナビ出版ファン文庫)
亡くなった祖母の食堂「ほたる亭」を引き継ぐことになった箸本なつめ。
和服イケメン紅葉とともに、食堂にやってくるあやかしたちの悩みを解決していく。
夏にすいとんフェアっていうのがピンとこないのだけれど、北関東ではすいとんが一般的に食べられていると何かで聞いた気がするし、季節を問わず食べるものなのかな。
紅葉と鬼の仲裁もして、すいとん有能。
猫又のソウセキの話し言葉の語尾がいちいちニャなのが可愛い。


読了日:03月27日 著者:栗栖ひよ子
https://bookmeter.com/books/17998058

■「ひとり力」を鍛える暮らし方 (講談社の実用BOOK)
料理研究家”シンコ先生”が伝授するシニア世代のひとり暮らし。
仕事もあるし人間関係も広そうだから、きっとボケてる暇なんかないのでしょう。
免許を身分証として持ったまま72歳で運転をやめて、A級ライセンスを持つほど運転が好きなひとがスパっと決断できて潔いと思いました。


読了日:03月27日 著者:清水 信子
https://bookmeter.com/books/9034220

■イラストで見る ゴーストの歴史
幽霊たちの歴史とそれに関連した文化をイラストとともに紹介する。
想念形態がイマイチ理解できなかったかも;
日本についてもいくつか記載があって、日本の南にあって何隻かの船が消失しているドラゴン・トライアングル(デビルズ・トライアングル)は知らなかった。
そういえばお菊さんの井戸は姫路城にあるんだっけ。


読了日:03月26日 著者:アダム・オールサッチ・ボードマン
https://bookmeter.com/books/21310968

■ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた
ストレスの正しい解消法とうまく付き合っていく方法。
ストレスは自分を高めてくれるもの、成長させてくれるもの、と考えられるようになると、ストレスを味方に付けられるようになる。
けれど、暴力やハラスメントなどは心や体に大きな傷を残す可能性があるため何としても避けること。
ストレス解消法が却ってストレスになるのは心当たりあるなあ。
ゲームで遊んで発散するつもりがムキになっちゃう。


読了日:03月26日 著者:メンタルドクターSidow
https://bookmeter.com/books/21371839

■おひとりさまのはじめて料理 おひとりさま10年め、でもお料理1年生
おひとりさま歴10年目、苦手な料理に挑戦するフカザワさんの奮闘記。
クラムチャウダー作るのにあさりを買ってきて砂抜きしたり、5時間かかってカリフォルニアロールとテリーヌ作ったり、苦手と言いつつも色々やっててすごい。
卵焼きを失敗しても「こつこつ練習すればいつか上手になるでしょ」と前向きなのが良かったです。
とりあえず、まったくの初心者はレシピそのままを作るところから始めるべし。


読了日:03月26日 著者:フカザワ ナオコ
https://bookmeter.com/books/8194180

■廃遊園地の殺人
20年前の銃乱射事件で廃園になったテーマパーク・イリュジオンランド。
廃遊園地を購入した資産家の十嶋庵に招待された人々は「このイリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る」という伝言により宝探しを始めるが、招待客の一人が着ぐるみで串刺しになった状態で発見される。
登場人物は多いけれど名前が立場と結びついていて混乱しませんでした。
推理作家がいるというのに役立たず、コンビニ店員で廃墟マニアの眞上のほうが探偵役を引き受けた理由に後から納得。
続編があるなら眞上自身の事件を知りたい。


読了日:03月25日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/18352296

■俺たちのBL論
サンキュータツオが春日太一にBLの魅力をレクチャーする。
私はBLは読むけれど、腐女子ではないのだなと分かったのが収穫でした。
他のジャンルの本を読むのと熱量がたいして変わらないし、えんぴつと消しゴムの関係性を考えたりしないもんなあ。
ここにはなかったけれど、BLだけど百合だよね、ってものもあったりするし、BLは侮れませぬ。


読了日:03月25日 著者:サンキュータツオ,春日 太一
https://bookmeter.com/books/10127697

■絵でわかる 建物の歴史
イラストで楽しく学べる世界の建築の歴史。
「建築は、いわば文明です。さまざまに共通する要素を、文化によってまとめられる世界だからです」
古代ローマみたいに人間が多くなったらそれに見合うだけのインフラを整えて、そうやって文明になっていくんだものなあ。
日本家屋の「廂」、ひさしって屋根みたいなアレの他に廊下みたいな場所を指して言うのは知らなかった。


読了日:03月24日 著者:エドゥアルド・アルタルリバ,ベルタ・バルディ・イ・ミラ
https://bookmeter.com/books/15732380

■しょうゆさしの食いしん本スペシャル (torch comics)
SNSなどで描かれてきた食べ物まんが。
文字ボリュームが多いので読みでがあります。
ポテチを砕いてサラダのアクセントにするより、ポテチはポテチで食べたいの分かる。
梅味ポテチ好きなので白こんにゃくさんとは友達になれそう。
ちなみののり塩が若干苦手です。
泉州の水なすが買えるなんてさすが京都、いいなあ。


読了日:03月24日 著者:スケラッコ
https://bookmeter.com/books/15409043

■外科医のママ道! 腐女医の医者道!エピソードゼロ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
現役外科医さーたりさんの結婚・出産体験記。
ブログに掲載してたエピソードを全面描き直し、大変だったろうなあ。
妊娠してるヒマがない!と思ってた時に交通事故に遭い方針変更。
どんな仕事でも「順調な仕事を妊娠出産で失う不安」は共通だと思う。
ひとりめの出産のときに東日本大震災、こればかりはどうしようもない。
患者のTさんの琥珀の思い出話で泣けた。

読了日:03月24日 著者:さーたり
https://bookmeter.com/books/15510870

■ショートショートドロップス (角川文庫)
新井素子が厳選、女性作家によるショートショート・アンソロジー。
まえがきでの、新井素子が作品選びに苦労してショートショートを「四十数枚くらいまで」に決めた経緯にお疲れさまでしたと言いたくなりました。
高野史緒「舟歌」小説を読むAIが必要な世界になりませんように。
堀真潮「トレインゲーム」ありがとう、ジョーカー5!
松崎有理「超耐水性日焼け止め開発の顛末」こういうことがあるから専用クレンジング剤って必要なんだよね、うん。


読了日:03月23日 著者:新井 素子,矢崎 存美,宮部 みゆき,高野 史緒,図子 慧,萩尾 望都,堀 真潮,皆川 博子,三浦 しをん,村田 沙耶香,辻村 深月,新津 きよみ,松崎 有理,上田 早夕里,恩田 陸
https://bookmeter.com/books/17180642

■マイ遺品セレクション (文春文庫 み 23-11)
「マイ遺品」とは、「死ぬまで捨てるもんか!」と強い意志を持って収集し続けているモノのこと。
みうらさんは「好きになるのが好き」なひと。
誰がこんなもん買うんだ、というものを買い集めて、のちのち民族的な資料として役立ったら面白いな、どうでしょうか未来の方々。
UFOキャッチャーのぬいぐるみに囲まれて釈迦涅槃図のように寝ているみうらさんの姿がなんだか微笑ましいぞ。


読了日:03月23日 著者:みうらじゅん
https://bookmeter.com/books/19737320

■魅惑のクラフトコーラ
1冊まるごとクラフトコーラのファンブック。
炭酸飲料が苦手でお店で売ってる普通のコーラなんか滅多に飲まないんですが、クラフトコーラなら、シロップを買ってきて牛乳で割ったりカレーに入れたり、好きに使えるから良さそうです。
スパイスのほかにご当地食材を使ったり、メーカーごとの工夫も色々あるんだなあ。
シロップの作り方も掲載していて、鍋に入れて材料を煮込んでから濾すだけ。思ってたより簡単。


読了日:03月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/19600390

■眠れなくてつらい!を解決する本 (みんなの女性外来)
眠れないけどつらいと思ったことがあまりなくて、でもそれって慣れちゃってるだけで実はやっぱりつらいんじゃないのかと思って図書館で借りた本。
枕は変えたしカフェイン飲まないし、やっぱり運動不足が原因かな;
バレリアンのサプリを試してる最中ですが、日によって効果があったりなかったりバラツキがあって、まあそういうこともあるよね。


読了日:03月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/654538

■うちのネコ「やらかし図鑑」
色々やらかす4匹のネコとの生活。
毎日大変で楽しくて、忘れられない出来事ばかりって感じでした。
アバラを折ればアバラの上に乗り、足の指を折れば足の指の上に、ネコは人間の弱点をなぜか知ってる。


読了日:03月22日 著者:上田 惣子
https://bookmeter.com/books/14400825

■着物探偵 八束千秋の名推理 (TO文庫)
呉服屋のイケメン店主・八束千秋は着物にまつわる謎を解く。
救い出した着物の本当の価値が分かった三笠家のふたりは、これで色んなことが吹っ切れそう。
しずさんの微妙な言い間違いが面白かったです。
あまねは、しずさんが居たからブラック企業とちゃんと決別できたと思う。
自分で決めた道で再出発、がんばれ。


読了日:03月21日 著者:佐々木禎子
https://bookmeter.com/books/10573157

■むしろ、考える家事
「家事をしている間も生きているんだ、と世界にうったえたい」
家事“に”革命ではなく、家事“で”革命を起こそう! 家事をしながら思索したエッセイ。
大人のほとんどが仕事をしたがってるはずだ、人間全員に仕事をさせてあげよう、という雰囲気は確かにありますね。
「子どもとの会話」が「名もなき家事」のひとつとされているのがびっくりしました。


読了日:03月21日 著者:山崎ナオコーラ
https://bookmeter.com/books/17554489

■日本の装束解剖図鑑
「古代から現代までの装束の変遷、古代の中国風の装束から明治以降の洋装、そして令和の即位礼まで、各時代の装束の特徴がこれ一冊でマルわかり! !」
前代の日常着が公式の服装へと変わっていくのは今も昔も変わらない。
平安時代の肌着だった白小袖は鎌倉時代にはカラフルになってアウターに昇格。
現代で言うならキャミソールってところかな。
后妃などが着る小袿より女房装束のほうがフォーマル度が高いから、なんとなく女房装束のほうが豪華に見えました。


読了日:03月20日 著者:八條 忠基
https://bookmeter.com/books/17628899

■動物園で もふもふお世話中! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
井の頭自然文化園の新米飼育員、相馬ナオのお仕事まんが。
動物園で飼育されてる動物ってあんまりもふもふなイメージがなかったので(象とか居るから)、あとがきの飼育員さんたちの「そんなにもふもふはしてない…かな」につい納得。
動物園の生きものたちは人間の都合でここにいてもらっている。
飼育動物になにかあったときは、あのコは「死んだ」んじゃなくて「死なせた」と思いなさい、というセリフで、命を預かる重責をひしひしと感じました。


読了日:03月20日 著者:きっか
https://bookmeter.com/books/10851840

■やせ筋トレ 姿勢リセット
反り腰で猫背、心当たりがありすぎる…。
どこを効かせるのかイラストで分かりやすく説明しているので、これならできそうです。
キャット&カウから頑張ります。


読了日:03月20日 著者:とがわ 愛
https://bookmeter.com/books/16077119

■短編アンソロジー 患者の事情 (集英社文庫)
いろんな症状を抱える患者たちの短編アンソロジー。
どんどん恐怖が積み上がっていく筒井康隆「顔面崩壊」のあとの椎名誠「パンツをはいたウルトラマン」でなんだかホッとする。超人の新しい時代はくるかなあ。
北杜夫「買物」精神科の患者が作ったタイムマシンのコイルは右巻き。若い読者は意味が分からないかも。
氷室冴子「病は気から」咳がなかなか止まらず病院に行ったらおそらく肺炎だろうと言われた氷室さん。このときは肺結核か肺がんだったらと妄想していたけれど、のちに肺がんで亡くなったことを思うとなんだか複雑。


読了日:03月19日 著者:遠藤 周作,北 杜夫,久坂部 羊,小松 左京,椎名 誠,白石 一郎,筒井 康隆,馳 星周,氷室 冴子,藤田 宜永,三島 由紀夫,山本 文緒,隆 慶一郎,渡辺 淳一
https://bookmeter.com/books/13379277

■日めくりだより 神戸・六甲ではじめたひとりの暮らし (天然生活の本)
神戸・六甲に引っ越した高山なおみさんが日々を綴る。
のんびりしていてほのぼのしていて、でも退屈を感じないような、そんな日常。
濱田英明氏の写真が素敵。
古くて頑丈なマンションの部屋から見える遠くまで抜けていくような景色がいいなあ。


読了日:03月19日 著者:高山なおみ
https://bookmeter.com/books/17599195

■ペルシア文化が彩る魅惑の国 イラン Travel & Culture Guide
イランのトラベル&カルチャーガイド。
表紙の建物の色合いが綺麗で借りてきた本。
このモスクはシーラーズにあるナスィーロル・モルク・モスク。
掲載されてる他の建築のタイルやステンドグラスなども素敵でした。
ペルシア料理ってお米も食べるんですね。
使っているのが長細いお米みたいなので、見た目からしてもうパラパラしていて、汁気のある食べ物と相性良さそう。


読了日:03月18日 著者:杉森健一
https://bookmeter.com/books/21597562

■ゆる仏道 (コミックエッセイの森)
宗教というよりも「気楽に生きる心の整理術」としての仏道。
どっぷりと仏教に浸るんじゃなくても、こういう考え方をすればラクになるよ、という感じ。
心の憂さや苦から免れる方法の一つは両極端から離れること。
白黒つけて思い込むとグレーゾーンの事実が見えなくなってしまう。


読了日:03月18日 著者:ヒフミヨイ
https://bookmeter.com/books/13595976

■ミュージアムの女
岐阜県美術館の監視員さんの毎日のお仕事。
展示の作品に触ったりするひとっているんだなあ;
手ならまだしも杖の先ってどういうことだ。
だから、ときどき来る小学生男子たち(高校生以下は入場無料)が静かに絵画鑑賞していたり、絵に当たらないようにキャップのつばを後頭部のほうへくるっと回したり、そういう配慮をしているのがえらいなあと思う。
オディロン・ルドンは「キュクロプス」が好きなんですが、蜘蛛も意外と可愛いな。


読了日:03月18日 著者:宇佐江 みつこ
https://bookmeter.com/books/12189379

■十津川警部 湯けむりの殺意 (双葉文庫)
温泉地を舞台にした短編集、五篇を収録。
「道後温泉で死んだ女」三田村刑事が殺人事件の犯人にされそうに。どんなことで恨みを買うか分からないものだなあ。
「黒部トロッコ列車の死」カメさんの息子がクルマに轢かれて怪我をした。カメさんちって娘もいたんだっけ。
「恐怖の清流 昇仙峡」十津川警部、内側のポケットに拳銃なんか入れていいのか。


読了日:03月17日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/11070323

■“意識高い系"がハマる「ニセ医学」が危ない!
ネットやSNSに飛び交うウソ情報にダマされないコツを伝授する。
ニセ医学って宗教に対する信仰心みたいなものだと思う。
信じる者は救われる。
でも手遅れになって死んだら元も子もないから、病気関係はおとなしく病院に行った方が早いと思う。
ローフードを心掛けてるひとってもともと胃腸が丈夫なんだろうな。
火を通さないナマものばかり食べてると私はおなか壊します。


読了日:03月17日 著者:桑満 おさむ
https://bookmeter.com/books/14425890

■サイン、小サイン、探訪記 鉄道文字の探究者、サインの奥深い世界に出会う
鉄道の駅で見かける案内看板やピクトグラムなどのサイン。
乗り換えや出口を分かりやすく案内したり、注意喚起してる内容をどうやって伝えるかとか、良く見ると色んな工夫がされています。
見送り客が多い新幹線の小倉駅では、安全のため立ち位置をホームに示したお見送りエリアがある。
必要に迫られて作られたものだけれど、見送り客がちゃんと理解できるように塗り分けられているのが素晴らしいと思った。


読了日:03月16日 著者:中西 あきこ
https://bookmeter.com/books/21474279

■頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ
「歌舞伎町イチ、癖がすごいゲイバー店員・カマたく待望の人生哲学エッセイ!」
悩み事っていうのは自分次第でどうにでもなるものなんだなと思いました。
私は私。あなたはあなた。頑張らなくても意外と死なないから、ざっくり生きていきましょ。

読了日:03月16日 著者:カマたく
https://bookmeter.com/books/15684938

■世界ぱんぱかパンの旅 <北欧編> (コミックエッセイの森)
フィンランドからデンマークへ、北欧のパンを食べ歩く旅。
お友達のアコさんのほうがしっかり者なのかな、いいひとだなあ。
6日目、空港へのバスの時間を気にしつつホテルをチェックアウトしたのに、ありさんが我慢できずに食べたパンが固くて残念でした。
まあ、そういうこともあります。
読了日:03月16日 著者:山本あり
https://bookmeter.com/books/7990202

■金沢つくも神奇譚 ~万年筆の黒猫と路地裏の古書店~ (マイナビ出版ファン文庫)
東京の会社を辞めて金沢に戻った玉緒は、小説家だった亡き祖母の書斎で古い万年筆のつくも神・マネと出会う。
玉緒はマネから、祖母が書き残したつくも神たちの物語を完成させてほしいと頼まれた。
姿を現してくれないポーチさんは半分くらい花江の分身、もしかしたら姿もなんとなく花江っぽくなるのかもしれないなあ。
ひとり娘に料理を振る舞うのが嬉しい父が作るハントンライス、量は気になるけどおいしそう。


読了日:03月15日 著者:編乃肌
https://bookmeter.com/books/13108002

■へそまがり (エッセイ)
結婚、妊娠、出産、子育て、日々の暮らしで感じていること。
おしゃれにうるさい小学4年生の姪っ子ふうちゃんのエピソードが良かった。
自分の気持ちを正直に言えて、相手の気持ちも正直に受け取れて、そんなふうちゃんは小生意気ガール。
ハロプロ沼にずぶずぶハマってる菊地さんの真剣な感じがなんかいいな。


読了日:03月15日 著者:菊池 亜希子
https://bookmeter.com/books/15407807

■妄想異世界 キモカワ粘土のふしぎ美術館 (レディブティックシリーズno.3570)
「樹脂粘土で作る、キモカワな生き物や物体の世界を作り方とともに紹介。うみうし、変なきのこ、ホラーなスイーツ、摩訶不思議な世界」
表紙にもいるけれど、小さいおじさんにやられた…。
ウサギとパンダのおじさんの佇まいが味わいあるなあ。
ころころと小さいウミウシが可愛い。


読了日:03月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/6653105

■バナナで10歳若返り!: 見つけた! 女性を美しくする果物 (別冊すてきな奥さん)
たくさんの栄養素が含まれているバナナを食べて若返ろう。
食欲がない時でもバナナだったら食べられるので、最近はわりと買ってるかも。
抗酸化作用が高くて腸内環境を整える働きがあるのが嬉しい。
普段は皮を剥いてそのまま食べてますが、料理やお菓子にも取り入れやすい。


読了日:03月14日 著者:藤井 恵
https://bookmeter.com/books/7122908

■お前の寝言がわからない (全1巻) (ヤングキングコミックス)
引っ越し先のアパートのガス爆発事故で偶然に再会した幼馴染の文系女と理系男は、修理工事のあいだルームシェアすることになった。
幼馴染とは言え文系と理系、ふたりの生態が違うので、一緒に住むのはなにかと大変。
ゴミにうるさいおばさんとのバトルに勝利して良かった。でも一番の男前は清掃局のお兄さん。
正しいだけじゃ人は話聞いてくれない。


読了日:03月14日 著者:永田 礼路
https://bookmeter.com/books/20044519

■ヒポクラテスの悲嘆
引き籠りを抱えた家族の闇をあばく光崎教授。
どんな世界にも頂点に君臨する者たちが存在する。彼らと彼ら以外を分かつ壁は途轍もなく高く、そして堅固だ。
そういう意味では、光崎教授がちゃんと君臨しているから、真琴にしても古手川にしてもありがたいことなのだな。
国木田から訳あり物件専門かと言われた古手川につい苦笑い。
「8070」のアドバイスにひっかかりを感じたら、やっぱり。


読了日:03月13日 著者:中山七里
https://bookmeter.com/books/21854420

■急がば転ぶ日々 (文春文庫 つ 11-29)
「ゆっくりしているように見えるが、高齢者は心の中では常に大急ぎなのだ、わかってくれ!稀代の賢人ツチヤ師の七転び八起きの日々」
痩せているときには貧相と言われ、仕事を辞めたら途端に太る。
やっぱり忙しさが違うのかな。
同じ高齢者施設に住む90歳のマダムが「戦争は絶対にイヤだ」と言っているというのに、たとえロシア兵がやってきても奥様は迎え撃つ気満々でいるのが凄いw
そういえば、どうでもいいけれど、ツチヤせんせはご飯は「つぐ」派なのですね。


読了日:03月13日 著者:土屋 賢二
https://bookmeter.com/books/21779269

■ゆるかわ古生物図鑑
可愛いイラストが目についてつい借りた本。
カンブリア世代のオシャレ番長・マルレラ、リアル蟲の王・オッファコルスなどなど、見出し言葉がキャッチーで、名前がややこしくて覚えきれないものの飽きずに読めました。
ワニっぽいティクターリクの腕には関節があって腕立て伏せができる。(爆風スランプ思い出した)
見た目がまるで恐竜なディメトロドンは単弓類、「恐竜」と口走ると「死ぬほどマウントをとられるから気を付けろ!」。


読了日:03月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/16004913

■眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話: 自律神経のギモンを専門医がすべて解説!
自律神経を整える方法を専門家が解説する。
病院に行っても解決しない謎の不調の原因は自律神経の乱れにあり。
男性は三十代、女性は四十代で自律神経機能が低下し始める。
自律神経を整えるのに効果的な3つのアプローチは、正しい生活習慣・適度な運動・メンタルケア。
自律神経の乱れによっておこる痛みは2週間以上は続かないので、これ以上痛みが続くなら病院に行くこと。


読了日:03月12日 著者:小林 弘幸
https://bookmeter.com/books/15233829

■本当は秘密にしたい、とにかくかわいいときめきスイーツ
見た目の可愛いスイーツが目白押し。
作ってみたいけれど、ぶきっちょな私に出来るだろうか;
ベリーのグラデーションレアチーズケーキと、抹茶のしましまチーズケーキって、生地を型に流すと綺麗に層になっていくのが不思議。


読了日:03月12日 著者:Ai Horikawa(ai_mogmog)
https://bookmeter.com/books/20283394

■女と男、そして殺し屋 (文春文庫 い 89-4)
殺し屋の富澤允と鴻池知栄に舞い込む依頼と謎。
双方の依頼で日付にこだわりのある「女と男、そして殺し屋」でハラハラしました。
人は、恨みや憎しみで殺し屋を雇わない。それらを晴らすには、自分で手を下すしかないから。殺し屋に依頼するのは、もっとドライな損得勘定がもとになっている。
本多は富澤に顔を覚えられてしまって今後なにか困ることにならなきゃいいけれど。


読了日:03月11日 著者:石持 浅海
https://bookmeter.com/books/21779668

■災害情報: 東日本大震災からの教訓
「本書は、災害時にますます必要不可欠となってきた情報について、社会心理学の観点から分析し、災害情報の未来を見通す画期的な論考」
東日本大震災では、浸水しない想定の避難場所や浸水想定の高さ以上の建物にいても津波に巻き込まれた。
これから起きるだろうと懸念されてる南海トラフなど、ハザードマップを信用せずもっと高台に逃げたほうがいいんだろうな。
けれど南海トラフはほんの数分で津波が来ると言われてるし、揺れてる最中に行動できるかどうか。


読了日:03月11日 著者:関谷 直也
https://bookmeter.com/books/18421591

■失敗図鑑 偉人・いきもの・発明品の汗と涙の失敗をあつめた図鑑
240人の偉人と、いきもの・発明品にまつわる失敗のエピソードを集めた本。
カラフルで可愛い本なのだけれど、文字サイズが小さくて読むのが大変;
ノーベル賞受賞者・湯川秀樹が物理学者になったのは、得意な数学で「先生が教えた解き方とは違う」という理由でテストの点数を貰えなかったことから数学への情熱が冷めて、悔しい気持ちを物理学にぶつけたから。
失敗談というには微妙な気がするけれど、もしも数学の道を選んでいたらどうなっていたんだろう。
「間違いを犯す自由が含まれていないなら、自由が持つ価値はない:ガンジー」


読了日:03月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/12762815

■ペネロペおはなしえほん (5) ペネロペのおかいもの (ペネロペおはなしえほん 5)
ペネロペとママはお買い物。
ママとはぐれたペネロペは、ママが小包を受け取る店で待つことにしました。
小包はどこで受け取るのかな?
うさちゃんを連れてあちこちのお店を訪ね歩くペネロペが可愛い。


読了日:03月10日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/105028

■山本まゆりの霊界ぶらり旅 (ぶんか社コミックス)
旅先での不思議な出来事や霊感猫との日々。
ひとごとだから、そんなことあるのかぁと呑気に読んでいましたが、自分の身に降りかかったら怖い。
猫が何を見てるのかすごく気になるけど、知りたくないなあ。
「人形(ひとがた)のものには魂が入りやすいからね海外などのお土産には気をつけましょうね」
はい、気をつけます。
読了日:03月10日 著者:山本まゆり
https://bookmeter.com/books/12000657

■紙の碑に泪を  上小野田警部の退屈な事件 (講談社ノベルス)
東京・八王子で西木遵を殺害した犯人は、そのとき渋谷のクラシックコンサートの会場にいた。
警察側はもうすっかり謎解きが終わってあとは逮捕だけ。喫茶店に犯人を呼び出した上小野田警部は翻訳ミステリを読みながら到着を待つ。
捜査資料として提示されているものから犯人とトリックを考えることになりますが、珍しく勘が働いたよ。ハイクニンジャめ。
上小野田警部の考える「美しい逮捕劇」が実現しなくて残念でした。途中までは良かったのにね。


読了日:03月09日 著者:倉阪 鬼一郎
https://bookmeter.com/books/455260

■あけぼのの藤―歌集 (コスモス叢書)
1988年~2011年までに詠んだ歌から389首を収録。
「窓近きかへるでの葉に朝日さし影絵となりて障子に動く」
「夕立の上がりきらぬに陽の照りて二重虹立つわが街またぎて」
「開かれし男子校の門にさきがけて入りし少女も還暦迎ふ」
「イギリスに住む子に送り届けたし今日の碧空と赤き柿の実」
「老婦人が手を貸し起こせり前をゆく厚底靴の乙女転ぶを」


読了日:03月09日 著者:門倉みつ子
https://bookmeter.com/books/6743902

■五千年におよぶムラ・平出遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 6)
長野県塩尻市にある平出遺跡の発掘の軌跡。
1940年代から2003年までの発掘調査によって発見された遺構は、縄文中期63、縄文後期2、古墳時代75、平安時代32、次期不明の古代住居址30、古代の掘立柱建物址7、合計209軒。
繁栄した古墳時代から一転して、奈良時代になると確固たる住居址は確認されていない。
長野県宝に指定された緑釉水瓶を見つけたひとはお手柄でしたね。

読了日:03月08日 著者:小林 康男
https://bookmeter.com/books/2236477

■アボカド三昧 ~アボカド専門店のかんたん、おいしい絶品レシピ~
「クリーミーでまろやかなアボカドを余すことなく使ったアボカドのレシピ集」
いつもは半分に割って、お醤油とわさびでそのまま食べちゃいますが、はちみつとシナモンパウダーでデザートにするなんていう発想がなかった。
アボカドを混ぜ込んだチーズケーキは、1/4個しか使ってないので取り入れやすいかな。
表紙はアボカドスパム丼。
読了日:03月08日 著者:avocafe 宮城 尚史,宮城 香珠子
https://bookmeter.com/books/7614824

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 英国庭園の謎 (あすかコミックスDX)
コミカライズ版。
「英国庭園の謎」「暗い宿」収録。
「暗い宿」は、火村が「こういう家だと想像していた」のがどういう意味だったのか、あとからなるほどと納得しやすいし、話の運び方を上手に落とし込んでるなあと思いました。
小説だと詰め込みすぎかもと思ったけれど、まんがで読むとちょうど良いボリューム感だった。
あとがきの、火村の「円楽の歌」で吹き出しました。アホだわこの人たち…!

読了日:03月08日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/9496853

■家政夫くんは名探偵! ~夏休みの料理と推理~ (マイナビ出版ファン文庫)
家政夫の光弥と刑事の怜の事件簿。3編収録。
怜が恩海警察署から県警本部に異動になり、島崎が怜の上司になった。
ずっと登場していたから違和感ないな。
律と蘭馬が光弥を通じて友達になれて良かった、光弥の周りに人の気配がすると安心する。
「死せるインフルエンサーの問題」のややこしさはイマドキですね。

読了日:03月07日 著者:楠谷 佑
https://bookmeter.com/books/20004303

■道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる
介護後進国の日本で最期まで幸せな日々を過ごすために、どんな介護が必要なのか。
介護支援は、日常生活に支障をきたしはじめたあたりから受けられる。
支援が遅れると結果的に家族も本人も苦労してしまう。
病院から退院したあと、身体機能を維持するためのリハビリが受けられるのはデイケアかデイサービス。
1時間以上の機能訓練をしていてPTなどのセラピストが常駐している施設が良い。

読了日:03月07日 著者:神戸 利文,上村 理絵
https://bookmeter.com/books/18270366

■それでいい。
生きづらさを克服するための対人関係入門書。
人生をラクにするコツは、「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。
まんがなので分かりやすくて、貂々さんの“ネガティブ思考クイーン"みたいに、どうしたら良いのか分からないときに読むと納得しやすいと思いました。
(これって煎じ詰めれば「にんげんだもの」になりそう)

読了日:03月06日 著者:細川 貂々,水島 広子
https://bookmeter.com/books/11758372

■ヒトのカラダがよくわかる 図解 人体のヒミツ
「筋肉、血液、脳、感覚器、内臓、皮膚。一番身近な不思議と神秘!人体はこんなにスゴい!」
多少、合理的じゃないところがあるにせよ、人間のカラダってうまくできてるものですね。
身体中に張り巡らされたリンパ管は毛細血管から漏れた液を回収するのが本来の働き。
しかし、その途中にあるリンパ節にたまたま免疫細胞が集まっていることで、免疫系の拠点としての役割りも担っている。
「リンパ節が免疫を担っているのはついでみたいなものなんだね」
ついでのほうが重要な役割な気がする。

読了日:03月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/11058902

■ざざ虫: 伊那谷の虫を食べる文化 (ふしぎびっくり写真えほん)
長野県の伊那谷で食べられている「ざざ虫」から地域文化の大切さを考える。
ハチノコとイナゴなら食べた事ありますが(両親が長野県出身)ざざ虫って初めて見ました。
昆虫食は見た目がアレなので敬遠されがちですが、伊那谷で受け継がれてきた大事な伝統。
このまま消えてしまわないようにと祈ってしまう。

読了日:03月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/11223069

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (3) (MF文庫J)
実機データ収集のため無人島に遠征した機兵部。
しかし謎の武装組織とマリスに急襲され、夏樹は全治三か月の重傷を負う。
エイルン不在、不安定なセレン、戦力の不安を解消するために雷鳥は国際連合所属のマリス鎮圧部隊・ロイヤルガードの派遣を依頼した。
ヘキサの人権を掲げる氷室義塾はヘキサ排斥派にすれば目の上のたんこぶ。
何かあったらそこに付け入る気満々なわけで、セレンの「生きたリモコン」は吉報となるか。
チビフィーナは葵を要注意認定したけど、考えてることは紫貴のほうがやばい。

読了日:03月05日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/9897260

■NHK「100分de名著」ブックス 宮沢賢治 銀河鉄道の夜
今もなお読み継がれている未完の作品「銀河鉄道の夜」について。
宮沢賢治の作品や行動の根底にあるのは「私はあなたであり、あなたは私であり、すべての人はつながっている」という意識。
人間のために自然を守ろう、と言っているのではなく、人間も自然の一部であって、人間も動物も、虫も山も、川も岩も、すべてのものが並列関係にあるという考え方。
「銀河鉄道の夜」にタイタニック号のことが出てきたのは覚えてなかった。もう一度読んでみようかな。

読了日:03月05日 著者:ロジャー・パルバース
https://bookmeter.com/books/4868112

■決定版 鬼平犯科帳 (8) (文春文庫) (文春文庫 い 4-108)
「用心棒」「あきれた奴」「明神の次郎吉」「流星」「白と黒」「あきらめきれずに」の7篇を収録。
同心・与力の家族が狙われ、人質を取られた友五郎が遠島になった「流星」が読みごたえがありました。
小柳安五郎と鹿留の又八の男気を感じた「あきれた奴」と、岸井左馬之助が小野田治平の娘のお静を妻にした「あきらめきれずに」も良かったです。
何も知らなかったとは言え、お静も昔の夫のことがあったから多少の後ろめたさはあっただろうけれど、左馬之助と一緒になるなら安心。

読了日:03月04日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11562513

■50代ではじめる快適老後術 (だいわ文庫)
「続々・ちょっと早めの老い支度」を加筆修正、改題して文庫化したもの。
終わりの追記で、コロナが流行したことで「行きたいところへは行けるときに行っておこう、会いたい人には会えるうちに会おう」自分の意志を超えた事情でできなくなることがあるのだからとつくづく思ったそう。
老後に向けて生活態度を見直したり、自分の体調や心境の変化を受け止めるのも大事。
気に入るかどうかは置いといてテレビのお仕事で着る服はレンタルでも良かったかも。

読了日:03月04日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/16965035

■消えたカマンベールの秘密 (コージーブックス エ 1-3 チーズ専門店 3)
冬祭りの出店準備に追われるシャーロットの前に元婚約者チップが現れた。
チップは店を出す予定だったが、出資者ケイトリンがレベッカの家で殺されてしまう。
イポが容疑者にされてレベッカが大暴走、忙しい時に職場放棄するわシャーロットを唆して関係者と話をさせるわで、店員が営業妨害してどうする。
前作の大学が無事に開校して良かった、ボズたち生徒が実りある学生生活を送れますように。
そしてジョーダンの過去を気にしつつシャーロットはプロポーズを受けるのかどうか。

読了日:03月03日 著者:エイヴリー エイムズ
https://bookmeter.com/books/6834061

■サヨナラどーだ!の雑魚釣り隊
ついにシリーズ最終巻。
コロナで太田さんの居酒屋が大変だったり、椎名さんが背骨の圧迫骨折をしたりで、みんな色々あったけど、仲間が集まっての大人数のキャンプは良い息抜きだったのでしょう。
雨が降る八丈島のキャンプ場で最終回を迎えた雑魚釣り隊。
「みんなありがとう。おもしろかったよなあ」

読了日:03月03日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/21550286

■しぐさで読む美術史 (ちくま文庫 み 31-3)
身振りや動作の意味を知ると絵画に込められた物語が見えてくる。
日本ではこどもをおんぶしたり、正座するのは珍しくないけど、西洋では一般的ではなくて、そういう差が分かるのも面白い。
「居眠り」で出てくるミレイの連作「初めての説教」「二度目の説教」が可愛い。

読了日:03月02日 著者:宮下 規久朗
https://bookmeter.com/books/9924106

■超かんたんヨガで若返りが止まらない! 老けたくないなら、骨盤底筋を鍛えなさい (健康美活ブックス)
1ポーズたった9秒キープするだけ、骨盤底筋を鍛える超かんたんヨガ。
紹介されているのは全部で14ポーズ。
「すべてのポーズをまんべんなく実践するのが理想ですが、必ずしもコンプリートを目指さなくてもOK」
全部やろうとして無理するよりも、3~5ポーズを毎日やる方が良い、ってことですね。

読了日:03月02日 著者:高尾 美穂
https://bookmeter.com/books/14333692

■毎日かあさん8 いがいが反抗期編
唐揚げのレシピは「おかん飯」で知ったけど、毎回4㎏かあ、育ち盛りはすごいなあ。
サイバラが子供のころ、いつもチョコをくれた自衛隊のおっちゃん。
「ワシらなー税金ドロボー言われてるのが一番ええんや」
「ワシらにありがとう言わないかん世の中やったら大ごとやがな」

読了日:03月02日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/4004138

■線路上の殺意 鉄道ミステリ傑作選〈昭和国鉄編〉 (双葉文庫)
昭和の傑作鉄道ミステリを選りすぐったアンソロジー。
編者・佳多山大地いわく「まこと代表作と呼ぶにふさわしい出来栄えのものばかり」、どれも面白かったです。
西村京太郎「あずさ3号殺人事件」
十津川警部はアリバイを崩したけれど、それをやったという証拠はあるのかどうか。
山村美紗「新幹線ジャック」
人質の人数が多いのだから要求される金額も多くて当然。
思い込みを逆手に取られた。


読了日:03月01日 著者:鮎川 哲也,西村 京太郎,夏樹 静子,山村 美紗
https://bookmeter.com/books/16569762

■第五福竜丸は航海中: ビキニ水爆被災事件と被ばく漁船60年の記録
ビキニ水爆被災事件・第五福竜丸被ばく60周年記念プロジェクトの一環で編まれた本。
第五福竜丸がアメリカの水爆実験に巻き込まれたのが1954年3月1日。
「60年とは直接第五福竜丸の被ばく・ビキニ水爆被災事件を知る世代が国民の2割を切るという歳月である」。
夢の島のゴミの海で放置されていた第五福竜丸が1976年に保存展示されるまでには、多くの人たちの訴えの声があったのだなあ。
木造船であるがゆえに常に自然崩壊の恐れがあるのが悩ましい。


読了日:03月01日 著者:川﨑 昭一郎,黒田 征太郎
https://bookmeter.com/books/7980733


▼読書メーター
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2024-02

2024-03-01 08:13:11 | 
2024年2月の読書メーター
読んだ本の数:72冊
読んだページ数:13968ページ
ナイス数:538ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/2
■スリーピング事故物件
事故物件で共同生活をすることになった初音、ユウさん、真歩の3人は、21年前に殺された住人・箕浦奏人と、いわくつきのワープロで交信しながら事件解決を試みる。
登場人物が多くて、きっと誰が誰かを覚えきれないかもしれないと思いつつ読んでいましたが、会話の中でフォローが入るのであまりつらくありませんでした。
もしも奏人が成仏したとしても、榊さん夫妻は事件の真相にたどりついた恩人に家賃を請求しない気がする。

読了日:02月29日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/18209822

■ラブコメ (角川文庫)
原田マハとみづき水脈、自然農での稲作に挑む。
普通に機械を使う稲作も大変と思うけど、機械を使わない自然農は体力勝負。
鳥・イノシシ対策の案山子にガラスの仮面を選ぶセンスが素敵でした。
イノシシまで退けるなんて恐ろしい子…!
(ルフィ案山子は違和感なかった)
心残りが多かったみづきさん、2年目行ってらっしゃい。

読了日:02月29日 著者:原田 マハ,みづき 水脈
https://bookmeter.com/books/9897676

■小島隆雄のミニチュアワークの世界 (Handmade Series)
「圧倒的なリアリティ!あこがれをつめこんだドールハウス。コレクションボックスのドールハウス作り方を紹介」
作り方も掲載されていますが、写真を見るだけでも満足できます。
全体的に、男のロマン!って感じでした。カッコいい。
中でもいいなと思ったのがコテージ。
吹き抜けがあってロッキングチェアがあって、このコテージに住みたい。
読了日:02月28日 著者:小島隆雄
https://bookmeter.com/books/9768972

■有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。 (torch comics)
水木しげるってこんなの描いてたのかとうっかり勘違い。
未読作品のあらすじを知るにはボリューム的にもちょうど良さそう。
ドグラ・マグラは何度も挫折しているのですが、こんなダイジェスト版でも良く分からなくて、本編をまた読み直す勇気をなくしました。
気を取り直してまた挑戦するかもしれませんが。

読了日:02月28日 著者:ドリヤス工場
https://bookmeter.com/books/9848768

■マグカップひとつで レンチン!オートミールレシピ
材料をマグカップに入れてレンチンするだけの簡単レシピ。
「オートミール初心者の方には、しっかり味つけされたチャーハンやまぜごはんをおすすめしています」
独特の風味を気にすることなくオートミールに慣れることができるから。
レンチンでお米っぽく食べられるなら、夜食にしても罪悪感が少なくて良さそう。

読了日:02月28日 著者:おこめ
https://bookmeter.com/books/20368743

■イヴの末裔たちの明日 松崎有理短編集 (創元日本SF叢書)
SF短編集。5作品収録。
時代は違えど地続きの世界を描いた「ひとを惹きつけてやまないもの」「イヴの末裔たちの明日」「方舟の座席」が良かったです。
地球の人類はキスチョコに滅ぼされ、残っているのはほぼ老人だらけの宇宙ステーション。
数学・物理を諦めて古典を学んだ麗だけど、アンディが持ってる論文の素晴らしさをきっと共有できるはず。

読了日:02月27日 著者:松崎 有理
https://bookmeter.com/books/14577948

■小日向でお茶を
雑誌「ゆうゆう」連載エッセイに加筆したもの。
コロナ禍前後の日常の変化が良く分かる。
ワクチンの予約が取れにくかったり、仕事やプライベートの旅行ができなくなったかわりに各国料理を作ってみたり、真っ只中にいるときの思いがそのまま伝わってくるようでした。
「亡命ロシア料理」って読んだことないけど、みんなが忘れたころにひょんなことから話題になる不思議な本なのだそうで、気になるなあ。

読了日:02月27日 著者:中島 京子
https://bookmeter.com/books/20816480

■驚異の標本箱 -昆虫-
深度合成という特殊な撮影方法を駆使した昆虫写真。
私はセミが苦手で、掲載されてるハラブトゼミもちょっとゾワゾワとしてしまったんですが、カエルの声で鳴くなんて面白いなと思いました。
プラチナコガネ・ウグイスコガネは色が綺麗で見ていて飽きない。

読了日:02月26日 著者:丸山 宗利,吉田 攻一郎,法師人 響
https://bookmeter.com/books/16486263

■47都道府県なんでもランキング! (BAMBOO ESSAY SELECTION)
全都道府県の「コレが1番!」を紹介する。
「結婚式が派手な県」
1位はぶっちぎりの愛知県。
nicoばあさんの体験談が私のことかと思った…。
「地元の名物めっちゃ食べる県」
1位・北海道、2位・沖縄。
5位の香川の投票理由は全部うどん、さすがだ香川。

読了日:02月26日 著者:もぐら
https://bookmeter.com/books/15712570

■中年女子、ひとりで移住してみました: 仕事・家・暮らし 無理しすぎない田舎暮らしのコツ
田舎に住んでどうだったか、みたいな話というよりは、田舎に住むために知っておいたほうがいい話でした。
確かに、移住という言葉はなんだか重たくて、一生ここに住まなきゃいけないようなプレッシャーは感じますね。
ちょっと気になったので引っ越してきました、しばらく住みます、程度でいいなら、住んでみたい所は結構あるんだけれど。

読了日:02月26日 著者:鈴木 みき
https://bookmeter.com/books/14586828

■あおぞら町 春子さんの冒険と推理 (コスミック文庫 し し11-1)
プロ野球選手の妻、春子さんの連作ミステリ。
最初の「春子さんと、捨てられた白い花の冒険」は、アンソロジー「捨てる」に収録された作品を土台にしたもの。
こういう話どこかで読んだなと思ったのはそのせいでした。
二軍で頑張っている夫の拓郎が来年も野球選手でいられるかと心配しつつも支える春子さんの姿が眩しい。

読了日:02月25日 著者:柴田 よしき
https://bookmeter.com/books/19473841

■子どもも大きくなったし、出かけよう! 世界一周、ひとり旅
101日間、世界一周旅行。
西回りなので最初はタイのバンコクから。
インドではおなかを壊して、メキシコシティでは風邪っぽくて、旅はトラブルがつきものだけれど、それよりも素敵な思い出のほうがたくさんあったことでしょう。
一緒に感動を共有して楽しめる人がいなくて寂しかった、もう二度とひとり旅はしない。
そういうのも経験ですね。
読了日:02月25日 著者:田中 三恵子
https://bookmeter.com/books/12823008

■大人の雑学 西洋画家事典 - 人柄がわかるエピソードで楽しく読める! -
「ルネサンスから20世紀現代アートまで、35人の画家たちの素顔を代表作とともに徹底解剖!」
画家のひとがらや時代背景に触れながら代表作のみどころを紹介しているので入門書として良さそうです。
ウィーン分離派とかそういうのはなかなか覚えられなくて、残念な自分。
近代美術にデュシャンが含まれているけれど、区分として現代美術となにが違うんだろう。

読了日:02月24日 著者:らち まゆみ
https://bookmeter.com/books/19147370

■ヘンな間取り―大家さんもびっくり編
「いったい、どうしてこうなった。笑撃、伝説の間取り187+4選」
ドアがないとかは記載ミスだろうけれど、なんでこんなに使い勝手の悪そうな間取りにしたのかを設計者に聞いてみたい。
「名シューターが生まれる廊下」とか、建物全体はどうなってるのか実際に見たい。


読了日:02月24日 著者:ヘンな間取り研究会
https://bookmeter.com/books/609050

■台湾 女ひとり旅
気ままな台湾ひとり旅。
台湾に住んでいる友達の家からあちこち出かけているようなので宿泊施設についての情報はナシ。
「台湾の電化製品は基本的にそのまま使えます おみやげにもなりますよ」
台湾の電圧は110ボルト60ヘルツ、プラグの形は日本と同じ。
うちは50ヘルツ地域だけど電鍋とか使えるのかな。

読了日:02月24日 著者:ヒラマツオ
https://bookmeter.com/books/6511498

■怪盗の後継者 (メディアワークス文庫)
「君、私と一緒に、泥棒をやってみないかい?」
嵐崎望から勧誘された大学生の柏手因幡は、自分の父親が伝説の泥棒ジャバウォックだと知らされる。
因幡は父をはめた政治家・早乙女巌の不正の証拠を盗み出せるのか。
私はレバレッジを思い浮かべましたが、そうかオーシャンズ11ね。
長谷の役に立つならと、那須野は喜んで引き受けたんだろうな。

読了日:02月23日 著者:久住 四季
https://bookmeter.com/books/15014658

■逆説の日本史26 明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎 (小学館文庫 い 1-42)
日露戦争の流れが良く分かりました。
イギリスっていつも余計なことしかしない印象だったけれど、日英同盟のおかげでイギリスがバルチック艦隊に色々と嫌がらせして有利に戦えた。
日露戦争では戦闘より脚気で死んだ兵士のほうがはるかに多かった。
海軍で麦飯が効果を上げた実績があるにもかかわらず、陸軍軍医のトップ森林太郎は麦飯を拒否。
死んだ兵士が浮かばれないなあ。
日比谷焼打事件は知りませんでした。

読了日:02月23日 著者:井沢 元彦
https://bookmeter.com/books/21790495

■10歳からの「美術の歴史」 世界・日本の巨匠と名作がわかる本 (まなぶっく)
「中世を彩る宗教画、イタリアに花開くルネサンス、フランスの印象派、世界大戦前後の名作まで、巨匠たちの人柄や功績とともに歴史をたどってやさしく解説」
有名な作品がたくさん出てくるので、美術に慣れ親しむきっかけになったらいいな。
岡本太郎は太陽の塔しか知らなかったから「痛ましき腕」が見られて良かったです。
巻末の用語解説も親切。

読了日:02月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/16523177

■古道具よろず屋日乗 (花とゆめコミックススペシャル)
品物の憑き物が落ちるまで預かる古道具屋の二代目主人・冬耶と、口やかましい女中のトメ。
憑き物をどうにかしたいとあれこれやってみる冬耶だけれど、それは憑き物が望んでいることなのかと意見するトメの態度が厳しい。
でもこれ、憑き物を人間に置き換えれば、思いやりと大きなお世話は紙一重だと分かるなあ。
わかつきさんの近況に時代の流れを感じました。
デジタルが主流の世の中、使っている画材がどんどん発売終了になってしまって表紙もカラーじゃない。
でもこれはこれで、わかつきさんぽくもある。

読了日:02月22日 著者:わかつき めぐみ
https://bookmeter.com/books/21727148

■ゆでおき ― 買った食材 あまった食材 全部ゆでてストック!
「ゆでおき」とは、買ってきた食材や調理の過程で中途半端に余ってしまった食材を、ゆでておくこと。
ゆでて冷蔵庫にストックしてある状態なら、イチから料理するより気がラク。
保存期間の目安は、肉や魚は2~3日、青菜類やブロッコリーなど比較的水分の多いもの(キッチンペーパーを敷くもの)は3日以内、人参やいんげんなど比較的水分の低いもの(キッチンペーパーを敷かないもの)は4日以内。
読了日:02月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/12468181

■はい、こちら「月刊陰陽師」編集部です。 (スターツ出版文庫)
陰陽師の家の娘・真名は、霊能力のせいで就活に苦戦。
見かねた父親が出版社を紹介、真名は「月刊陰陽師」でアルバイトをすることになった。
パワースポット巡りについては色々と考えさせられました。
人間の欲望は果てしないなあ。
浩子先生の愛が不滅のものでありますように。

読了日:02月21日 著者:遠藤 遼
https://bookmeter.com/books/16833401

■ちょこっとずぼら老後は楽しい!
人間関係の秘訣や健康法、食事法など、「ちょこっとずぼら」で人生を楽しもう。
いつから老後なのかはひとによって違うと思うけれど、定年退職したときがとりあえずの区切りかなあ。
今できることから習慣化して体力を養っておく。
「老人の仕事は孤独に耐えることだ」
孤独に耐えつつ孤立しないためにも地域ボランティアに参加するのは良さそう。

読了日:02月21日 著者:保坂 隆
https://bookmeter.com/books/13146114

■ざんねんな万葉集
日本最古の和歌集、万葉集の歌の収録数は日本最多の4516首。
『この本では、ただひたすらに「ざんねん」な和歌を紹介しています』
思い切った現代語訳のおかげで、ざんねんさが楽しめました。
表紙は2693・作者不詳の「相聞」:かくばかり恋ひつつあらずは朝に日に妹が踏むらむ地にあらましを=大好きなきみに踏まれたい。

読了日:02月20日 著者:岡本 梨奈
https://bookmeter.com/books/14858857

■寝たままペタ腹! 股関節ほぐし
1日1分、3つの動作で股関節をほぐす。
最初のパタパタ体操でひざが床につかなくて、股関節が硬いと実感しました。
無理のない範囲で頑張ります。

読了日:02月20日 著者:Naoko
https://bookmeter.com/books/19954406

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ロシア紅茶の謎【新装版】 (あすかコミックスDX)
コミカライズ版。
「ロシア紅茶の謎」「動物園の暗号」「人喰いの滝」「猫と雨と助教授と」収録。
「動物園の暗号」「人喰いの滝」は、すっかり忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで読めました。
あとがきの、被害者の名前を「滝」にしようとしていた図星のアリスが可愛い。

読了日:02月20日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/6099538

■こちら空港警察
成田国際空港警察署に着任した仁志村署長の活躍。
千葉県ということで冒頭でちらっと高頭冴子が登場、レイハン救出のために杭州行きの便に乗りたいと交渉してる。
その冴子いわく、仁志村は人嫌いで酷薄で唯我独尊。
仁志村は今までに、見た目の印象は真逆であることを利用したことがあったのかなあ。
テロリストたちを操った黒幕の目論見どおりにいかずに良かった。

読了日:02月19日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21593488

■バレリーナ 踊り続ける理由 (河出文庫)
世界のプリマ・吉田都のバレエ人生と、女性たちに贈るメッセージ。
自分が理想とする踊りに身体がついていかないことで引退を決意。
けれど「老い」を憎むのではなく、次のステージに立つという前向きさを感じました。
阿川佐和子との対談も良かったです。
アガワさんって本当に対談巧者。
読了日:02月19日 著者:吉田都
https://bookmeter.com/books/14008047

■いちばん楽しいマンションの間取り図鑑
古い内装を全部撤去して中身を一から作り直した、リノベーションのマンションの間取り図。
どういう家がいいのか、具体的な案を持っているひとにはリノベーションはいいと思う。
住みやすさって本当に人それぞれなんだなあ。
寝室と子供部屋を小さくしているところは、寝室は寝るだけ、子供はいずれ独立するのだからと割り切っているのかも。

読了日:02月18日 著者:リノベる。
https://bookmeter.com/books/19164986

■かわいいきのこ (コミックエッセイの森)
きのこに魅せられた著者のきのこライフ。
食べられるかどうかの判定は出来ないし、種類とかはよく分からないけれど、わりときのこが好きです。
観察会などで何かしらきのこグッズを身に着けている人が多いのは分かるなあ。
きのこって見た目が可愛い。
近所の公園でもよく探せば生えてるのかな。

読了日:02月18日 著者:うつろあきこ
https://bookmeter.com/books/12754471

■父娘ぐらし 55歳独身マンガ家が8歳の娘の父親になる話
16歳年下でふたりの娘がいるシングルマザーと結婚。
半年ほど東京と大阪の別居生活をすることになり、先に東京に来た発達障害児の長女アユとのふたり暮らし。
ふざけすぎて殴ってきたアユちゃんにとっさに手が出てしまい、「初めて手を上げたショックはしばらく尾を引いた」ので逆に安心しました。
私もそうですが、ビシバシ殴られて育った世代は気を付けないと。
面会交流制度で娘に会いに来る前の夫は、元妻と次女が東京に引っ越したらどうするんだろう。

読了日:02月18日 著者:渡辺電機(株)
https://bookmeter.com/books/19544059

■帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木
ストーカー被害の相談に訪れた女性から通報があり、神崎が第一発見者となったシングルマザー殺人事件を軸に、神崎と黒木が池袋で起きる事件解決に奔走する。
遺された娘の愛菜ちゃんが気になります、一緒に暮らせますように。
それにしても、若田部と末永係長の世話を焼いた黒木は、前作の井原秋絵とはどうなったんだろう。

読了日:02月17日 著者:横関 大
https://bookmeter.com/books/16384727

■歌集 宇宙銀鼠 角川平成歌人双書
傘寿を越え、老いのなかで迎え、送る日々。真珠婚を迎えた妻とのささやかな仕合わせを静かに歌う。
「ほのぼのと老いにも春は来るものか蕾ほぐるる紺のアイリス」
「ベランダの隅に巣籠りする鳩を民話の爺となりて見にゆく」
「福砂屋のカステラ妻に切りてやる地震におびえて昏るる夕べを」
「黒々とそばだつ樹々の上高く人を殺してきたる月澄む」
「墓石に水をかけつつひとりごつ暑いこの世に何で帰るの」
「ビルとビルの間の空にも秋が来てわが感覚を青くする空」
読了日:02月17日 著者:久津 晃
https://bookmeter.com/books/4153979

■「お菓子中毒」を抜け出す方法~あの超加工食品があなたを蝕む
「お菓子中毒を引き起こす“犯人”たち。白砂糖、果糖、人工甘味料、小麦、食塩、油、ストレスから自分の体を守るために―。」
中毒には違いないけど、依存のほうがしっくりくるかも。
いかにも依存だと分かるようなドラッグや煙草やアルコールよりタチが悪い。
精製塩の見分け方がちょっと分かりにくかった。
要するに、パッケージの成分表を見て、100gあたりの食塩相当量が99.5g以上のものは精製塩。

読了日:02月16日 著者:白澤 卓二
https://bookmeter.com/books/13443919

■大宇宙ひとりぼっち 40代独身天国 (KITORA)
40代独身男性、よしたにさんのぼっち生活。
ぼっちとは言いつつも結婚してないだけで、それほどぼっちな感じがしません。
友達との付き合いが多そうだし。
ZOOMのお料理教室に参加して「何の共通点もない人と即日フレンドリーは無理」ああ、私もそうかも。

読了日:02月16日 著者:よしたに
https://bookmeter.com/books/17328368

■かわいいクチュールリメーク
リメイクするならこういうふうにもできますよ、というアイデアの参考のために図書館で借りた本。
着倒した服よりも、買ったけれどサイズがちょっとしっくりこないとか、比較的新しめの服の救済措置に使えそう。
表紙はハンカチを使ったワンピース。

読了日:02月16日 著者:山瀬 公子
https://bookmeter.com/books/4580

■K2 池袋署刑事課 神崎・黒木
池袋署刑事課強行犯係に配属された神崎と黒木の同期コンビが事件を追う。
黒木の有能さばかりが目立ってしまって、神崎の良さってなんだろうと思いながら読んでいましたが、優等生であるがゆえに「決別」での丸藤への報告がそのまま受け入れられたんだろうな。
その「決別」は、同期の富田を教場に馴染ませた「力走」と、結婚する神崎への「祝儀」みたいなことを平気でやる黒木へのメッセージ。
「帰ってきた」に続く。

読了日:02月15日 著者:横関 大
https://bookmeter.com/books/8275682

■幕末 志士の作法
「本書は、歴史に名を残した偉人たちとはちょっと違う下級志士がテーマです」
武士には仕事らしい仕事がなかったので、幕末期、全国各地で国家を憂う草莽諸隊と呼ばれる100隊以上の集団が組織されたが、中には暇つぶしで参加した者もいた。
東京で「昔このあたりは牧場だった」なんて聞くとびっくりするけれど、保冷技術がなかったので、人々の住まいのすぐ近くで牛を買うしかなかったと知れば、確かになあと思う。


読了日:02月15日 著者:
https://bookmeter.com/books/14505067

■マンションリノベアイディアブック Best48
マンションリノベ雑誌「リライフプラス」から選りすぐりの実例を一挙48軒を掲載。
リノベのアイデアって色々あるなと思いながら読みました。
間取りを変更するのはまあ分かるけど、水回りって位置を変えても大丈夫なのか。
団地のリノベ物件が良かったです。こんなにいじれるものだとは思ってなかった。

読了日:02月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/19276770

■はじめてのチョコレート (基礎がわかる!For Kids!!)
チョコを溶かして固めるだけのかんたんショコラからクッキーやカップケーキなどのチョコ味お菓子の作り方。
テンパリングなど難しいことをしてないので本当に初心者向け(子供向け)だと思います。
材料の「スイートチョコ」は板チョコじゃなくて製菓用だと説明があったほうが親切かな。
クッキーにチョコペンでデコレーションしたり、カップケーキにチョコをかけたりして、見た目も可愛い。

読了日:02月14日 著者:寺西 恵里子
https://bookmeter.com/books/10110788

■かぶきがわかるねこづくし絵本3 菅原伝授手習鑑 (講談社の創作絵本)
菅原道真が筑紫国に流罪となったことで、三つ子の梅王丸、松王丸、桜丸は数奇な運命をたどる。
どういう話だったのかすっかり忘れていましたが、松王丸の子供の首のところだけ覚えてた。
菅丞相が筆法を伝授したものの「伝授は伝授、勘当は勘当」と勘当を許されなかった源蔵は、なんで勘当されたのか本文では分からなかったけど、巻末の解説で納得しました。

読了日:02月14日 著者:吉田 愛
https://bookmeter.com/books/12660635

■十津川警部 殺しはトロッコ列車で (小学館文庫 に 16-16)
京都・嵯峨野のトロッコ列車に乗った女優は、列車内で見知らぬ男から命の危険があると忠告されて席を移動、事なきを得たが、数日後、東京と西伊豆でふたりの女性が銃で殺害された。
3人の共通点は25歳の独身女性であること、犯人の目的とは。
後半になるにつれてだいぶスケールの大きい話になってきて、タイトルはもうちょっとどうにかしたほうが良かったかも。
トロッコ列車では死んでないし。

読了日:02月13日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/16627756

■発酵食品はおいしいクスリ (ポプラ新書 232)
発酵食品のなかでも「麹」に着目、そのチカラを紹介する。
私が開発、我が社の、って言葉が結構な頻度で出てくるので、商品推しのための本かと疑ってしまいましたが、麹の働きについて詳しく説明されていたので勉強になりました。
麹には種類があって(黄麹・黒麹・白麹)基本的には日本でしかうまく培養できないのは知らなかった。
養豚場の悪臭問題も麹で解決できたり、用途は幅広い。

読了日:02月13日 著者:山元 正博
https://bookmeter.com/books/20426393

■爬虫類と両生類の暮らしを再現 ビバリウム 生息環境・品種別のつくり方と魅せるポイント (コツがわかる本!)
ビバリウムとは、生物が生きる環境を再現した空間の総称。一般的には爬虫類や両生類が対象。
水生生物を対象としたアクアリウムはビバリウムの一種。
ケージの中で飼うカエルとかヘビとかの世話もあるけれど、ケージの中の植物の管理などのメンテナンスも必要だから、勢いで始めないこと。

読了日:02月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/20854594

■冷蔵庫のアレ、いつ使うの?
冷蔵庫に残っている〝何か〟で料理を作る。
焼肉のタレとか、使い残したまま消費期限が切れたりするんだよなあ。
あっというまに時間が過ぎてゆくから気を付けなくちゃ。
まさか日本酒がプリンになるとは。
八海山がもったいない気もするけどプリンおいしそうでした。

読了日:02月12日 著者:山本 あり
https://bookmeter.com/books/16499998

■流水さんの霊能者行脚 (ぶんか社コミックス)
霊魂=幽霊というものが本当に在るならばそれはいったいどういうものなのか、霊能者の方々に会いに行って話を聞く。
私もまったく霊感がないので、流水さんと一緒に話を伺うような気分で読みました。
霊感があるのも大変だけど霊感がないならないでそれも大変。
仏壇に手を合わせるときにはお願いなどせず「心配しないで上にあがってね」の気持ちで手を合わせること。

読了日:02月12日 著者:流水 りんこ
https://bookmeter.com/books/10886129

■「未完成」なぼくらの、生徒会
今年から共学になった元・男子校、県立神南学院高等部。
生徒会の4人の秘密と過去。
この4人が同じ高校に入学したことがまず奇跡、そうじゃなかったら晴人はもっともっと苦しんでいたかもしれない。
それぞれの心に残っていたしこりが取り除かれて本当に良かった。
今度は約束を忘れない。また5年後に会おう。

読了日:02月11日 著者:麻希 一樹
https://bookmeter.com/books/13989443

■ふらっと朝湯酒
朝風呂×朝酒エッセイ全10話。
温泉に泊まって朝からお風呂に入って朝ごはんを食べて二度寝、っていうのは理想のスタイル。
だけどなかなかそうはならず、朝風呂のために頑張って起きてる感じ。
お風呂のあとはお酒を飲んで、楽しい時間。
私だったらもうこのあと仕事なんかしないでダラダラしてしまいそうです。小原庄助になりたい。

読了日:02月11日 著者:久住昌之
https://bookmeter.com/books/7831057

■道ばたの小さな草花図鑑 (ブティック・ムックno.1542)
コロナでろくに外出できず、テレワークしんどい、ストレスが限界、そんなお父さんが飼い犬の「先生」と一緒に家の周辺を散歩して、小さな草花を見つけてみる。
先生が本当にプロ。私も一緒にお散歩したいです。
生態系にマイナスの影響を与える種については「特定外来生物」として防除に努めなければならないけれど、在来種と混生している帰化植物も多く、帰化植物はよそものだからすべてが悪いとは言い切れない。
「多くの帰化植物は経過観察の段階にあるといえるでしょう」。

読了日:02月10日 著者:一日一種
https://bookmeter.com/books/17771402

■最新版 新幹線に乗るのがおもしろくなる本 (扶桑社文庫)
新幹線にまつわる色々な雑学。
新幹線の先頭車両の「顔」の部分は板金工の職人がハンマーで叩いて打ち出す。
複雑な曲面で少量生産、小さな仕様変化にも対応できることから職人技が最適なのだそう。
うーんすごい。
秋田新幹線「こまち」は日本で唯一スイッチバックする新幹線。
日本に初めて登場した新幹線は東海道新幹線、でも最初に新幹線の線路を走ったのは阪急京都線の電車。

読了日:02月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/20076897

■ひとみしり道
「初対面の人と話すのが苦手な、軽度“ひとみしり”のべつやくれいが推奨する、楽しいひとみしりライフをご紹介いたします」
私もわりとひとみしりなので、洋服屋では元気に半笑いで後ずさるのがすごく分かる。
打ち合わせの流れで担当さんと話し方教室に体験入学することになって、「大変ためになりましたが、今回は結構です!」さっそく成果が。

読了日:02月10日 著者:べつやく れい
https://bookmeter.com/books/489111

■家政夫くんは名探偵! ~春の終わりの洗濯と選択【SSプレゼント☆キャンペーン実施中】 (マイナビ出版ファン文庫)
光弥が怜の家で同居することになって、某火村とアリスの新婚ごっこを思い出したのはなぜだろうw
いったんは格安事故物件に引っ越した光弥だけれど、ここでも事件に遭遇。
光弥の父親がイヤな奴で良かった。そして多少なりとも蟠りが解けて良かった。

読了日:02月09日 著者:楠谷佑
https://bookmeter.com/books/16977518

■syunkon日記 おしゃべりな人見知り
「著書累計670万部の人気料理ブロガーで料理コラムニスト・山本ゆり、5年ぶり待望のエッセイ集」
ピカタとチュロスと人のカニで大笑いしました。
カニとともに抱いてホールドオンミー。
帰省の時の話が良いなあ。
ほぼ食べてるばっかりになっちゃうけど仕方ないです。
だってこんなのおいしいに決まってる。
読了日:02月09日 著者:山本 ゆり
https://bookmeter.com/books/17666774

■シャーロック・ホームズの建築
「シャーロック・ホームズ研究家の北原尚彦氏と一級建築士の村山隆司氏が17の事件を題材に、物語の中に登場する建物を徹底考察」
いつの時代に建てられたものなのか、窓の大きさはどうだったのか、原作の描写を元にしているので雰囲気を掴みやすかったです。
窓の内側に鎧戸があるっていうのが不思議で仕方ない。窓ガラス割れたりしないのか。

読了日:02月08日 著者:北原 尚彦
https://bookmeter.com/books/19284418

■人間図鑑 みんなのちがい
人間の「違い」をさまざまなカテゴリで紹介、多様性とは何かを知る入門書。
文字サイズは小さいけれどルビつきなので子供に親切。
金子みすゞは「みんなみんなちがって、みんないい」と書いたけど、そういうことだよなとつくづく思う。

読了日:02月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/14565091

■ニヤっと笑える 超現代風・紫式部OL日記
「カワイイは作れる!!ニヤっと笑える現代女性あるある。空回りの日々でもポジティブに生きる、現代風OL紫式部の奮闘日記!」
紫式部らしいかどうかは分かりませんが、ニヤっと笑えました。
こういう日めくりカレンダーありそう。
へこんでる暇があるならとっととポジティブに切り替えていくぞ。

読了日:02月08日 著者:BUSON
https://bookmeter.com/books/12676902

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 2 (MF文庫J)
機兵部の初代部長・神無木緑という支えを失った氷室義塾を立て直すためにスパルタ特訓に励むエイルン夏樹。
地獄を乗り越えた新生・五番隊の亜賀沼分隊を核とした陽動迎撃作戦がピンチに至ったそのときに、一ノ瀬葵が鬼灯で参戦。
いくら強くてもエルフィーナ単騎じゃどうにもならないもんね。
全員の手で勝利をもぎ取り機兵部解体の危機は去った。
雷鳥はラジオペンチ田中にお小遣いをいっぱいあげて!
そして、アニメの脚本を持って失踪した富士光三博士が危惧する「人類の大いなる試練」とは。

読了日:02月07日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/9734393

■ひとまず上出来
『令和の「ニュー中年」の私たち。今までのやり方を整えたり、やめてみたり。心地よいサイズを見つけてみたら、もっと息がしやすくなった!』
私の方が年上なので、スタイルをよくするためじゃなく生きるために筋肉が必要、ってのが刺さります。
昔から、おばさんたちってなんであんなにコッテリ化粧なんだろうかと不思議だったのだけれど、謎が解けました。
あれくらい化粧しないと「化粧してる」と分からないのか。気を付けねば。
細くて長くてシンプルなチェーンのネックレスがスリーコインズにあるとは盲点だった。

読了日:02月07日 著者:ジェーン・スー
https://bookmeter.com/books/19073706

■仕組みもわかる西洋の建物の描き方
画材の特徴と使い方の解説や構図の決め方、街並みの描き方など。
見えているものすべてを描かないとか、人物を描くことでアクセントになったりするとか、勉強になりました。
余白を大事にしつつ色を塗るのが難しい;
つい塗りすぎちゃう。

読了日:02月06日 著者:リチャード・テイラー
https://bookmeter.com/books/21218732

■ねこポスト
数年前まで野良猫だった二匹の猫、黒ねこ・ピーちゃんと白キジ・ニャーさんの写真集。
加工した写真もありますが、可愛さを引き出してるので良かったです。

読了日:02月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/8013742

■毎日かあさん7 ぐるぐるマニ車編
「とりあえず人間は日に干されると大丈夫」魚もシイタケもぐっとおいしくなるし。
アシスタント愛ちゃんの青森県民の元カレとの話がちょっと笑える。無口な朝型人間とのお付き合いは大変。
東京の公立高校のレベルの高さを思い知り、私立の中高一貫校を受験することになった息子くん。
面接で今までで一番悲しかったことを聞かれて「ありません」と答えちゃって、父親が死んだことを忘れてたっていうのがもう。

読了日:02月06日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/1967352

■決定版 鬼平犯科帳 (7) (文春文庫)
「雨乞い庄右衛門」「隠居金七百両」「はさみ撃ち」「掻掘のおけい」「泥鰌の和助始末」「寒月六間堀」「盗賊婚礼」の7篇を収録。
解説が1980年のときの中島梓。懐かしくてしみじみする。
平蔵の人間味が分かる「泥鰌の和助始末」「寒月六間堀」が良かったです。
「雨乞い庄右衛門」左馬之助にほうびをやると言ってしまったので和泉守国貞を渡すことになってしまった平蔵。刀は何振りも持ってるみたいだけど、愛着があるとつらいなあ。

読了日:02月05日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11495199

■シベリア追跡
シベリアを流浪した大黒屋光太夫の足跡をたどる旅。
米原万里がドキュメンタリーチームに通訳として同行していて、たまに名前がちらっと出てきてなんか嬉しい。
飛行機が飛ばなかったり家が傾いたりするほど寒いところによく人間が住んでいるなと思う。
夏は夏でハチみたいな蚊の大群に襲われるし、防ぎようがない馬は大変だ。
この当時はまだソ連だったのか、まだ水着カレンダーは喜ばれるんだろうか。

読了日:02月05日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/415652

■墨の色で作るアート雑貨 暮らしを彩る大人おしゃれな手作り小物
墨汁、アクリル絵の具、油性ペンなどで作るアート雑貨。
各作品ごとのQRコードつき。
使っている材料が手に入りやすいものばかりなので、気軽に始められそうです。
墨汁の濃淡や滲み、擦れ具合にも味がある。

読了日:02月04日 著者:兎書屋
https://bookmeter.com/books/18694345

■野菜が長持ち&使い切るコツ、教えます!: 食品ロスをなくして節約! (実用単行本)
野菜の鮮度をキープする保存方法と使い切るためのレシピ。
家庭の食品ロスのうち、半数近くを占めるのが野菜。
買い過ぎや作り過ぎに注意するのは必要だけど、買った食品を最後までおいしく食べることも大事。
紙にくるんでポリ袋、のパターンが多いけど、冷やしすぎを嫌う野菜が多いってことかな。

読了日:02月04日 著者:島本 美由紀
https://bookmeter.com/books/15797055

■ぼくの先生は東京湾 (ふしぎびっくり写真えほん)
1977年にはじめて東京湾に潜り、それからずっとライフワークとして撮り続けてきた写真家・中村征夫が訴える環境問題。
高度経済成長期のころの汚れた東京湾を知っていると、いまの綺麗さが嘘みたいです。
本当にだいぶ回復しているように思えますが、それでも生活排水で赤潮が起きる。
でも、綺麗にしすぎると今度は栄養が足りなくなってしまうと聞いたことがあるので、その辺をうまくやらないといけませんね。

読了日:02月04日 著者:
https://bookmeter.com/books/9854059

■チーズフォンデュと死の財宝 (チーズ専門店)
廃屋のワイナリーを大学にするための資金集めパーティで起きた殺人事件。
家屋を改造・改築するテレビ番組がもうワイナリーを改装しているのに、集めた資金は何に使うのか。大学の運営費用?
シャーロットよりもレベッカが探偵気取り。けれど結果的に事件に巻き込まれているのはシャーロット。なんだかバランスが悪い。
マシューの元妻シルヴィ登場。シルヴィにも事情があるのは分かったけど、この性格の悪さ、皆これから大変そうだ。

読了日:02月03日 著者:エイヴリー・エイムズ
https://bookmeter.com/books/5544008

■NHK「100分de名著」ブックス アラン 幸福論
スイスのヒルティ、イギリスのラッセルと並んで「三大幸福論」のひとつ、アランの「幸福論」について。
「幸福論」とは実は「不幸論」。
困難も不幸も本当の原因さえ分かれば、多くの場合、対処法はさほど難しいことではない。
一般に善行とされる同情や憐れみは人類の災禍のひとつ。
幸福は一方的に与えるものではない。
「幸福とは、報酬など求めなかった者たちのところに突然やってくる報酬である」。

読了日:02月03日 著者:合田 正人
https://bookmeter.com/books/4734279

■東京 マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内 新装改訂版
専門分野に特化した東京の博物館や資料館のガイドブック。
新橋の送水口博物館なんて、そもそも送水口ってなにさ?って思ってしまうようなマニアックな展示だけど、記録として残したいという活動の一環。
目黒寄生虫館また行きたいなあ。あそこはミュージアムショップを見るのが楽しい。

読了日:02月02日 著者:「江戸楽」編集部
https://bookmeter.com/books/17925116

■わたしのともだちポルポちゃん (講談社の創作絵本)
恥ずかしがり屋だけど頼りになる、たこのポルポちゃんはいつも一緒にいてくれる大事な友達。
お城に招待されてもポルポちゃんがドレスになってついてきてくれているから安心。
夜の浜辺でふたりで見ている月がとてもキレイ。

読了日:02月02日 著者:もとした いづみ,北見 葉胡
https://bookmeter.com/books/17736315

■世界をリードした磁器窯・肥前窯 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 5)
考古学的調査によって明らかになった、肥前窯発展の姿。
1659年から1750年代の約100年のあいだ、肥前磁器は国内はもとより東南アジア諸国、中近東、ヨーロッパなど、各地域の生活文化に基づく需要に応じた製品を作り輸出していた。
1989年に調査のため赴いたインドネシア・バンテン王宮遺跡の大量の陶磁器の出土品から見つけた2センチ程度の肥前磁器の染付手塩皿。
よく見逃さずに発見できたものです、すごいなあ。
知識のない素人なので大変でしたが、読んで良かったです。

読了日:02月02日 著者:大橋 康二
https://bookmeter.com/books/788633

■明日に架ける道 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)
国から1億7500万円もの補助金を貰い、その使い方をめぐってついに北室長と一ツ木の対立が表面化した。
このシリーズは表紙のほのぼのさに騙されちゃダメなやつだった。
一ツ木がやっているのは、今後、日本人全体の生活水準を下げないまま、これからも日本を日本として存続させるゲーム。
お正月の結衣の夢がなんだか正夢になりつつあるような気もして、葉山のプランが成功するか否かが分岐点なのかもしれない。 
和同開珎の神様はお祭りにひとが集まるのを喜ばれているようだけれど、南予町の存続への道は険しい。

読了日:02月01日 著者:川崎草志
https://bookmeter.com/books/17515929

■ひとりを楽しむ、がんばらない家事
「きもちいい暮らしの哲学」を改題して加筆修正したもの。
おおごとになる前に、使うたびに、気が付いたときに、こまめに掃除するほうが結局はラクですね。
そういう意味では箒は気楽にすぐに使えて便利かも。
今のご時世で「情報に振り回されない」は大事だなあと思いました。
非常時だからこそ理性を持つ。
読了日:02月01日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/16751044


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2024-01

2024-02-01 07:07:19 | 
2024年1月の読書メーター
読んだ本の数:56冊
読んだページ数:10484ページ
ナイス数:490ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/1
■僕の殺人 (徳間文庫)
母は首を括って自殺、父は階段から転落して昏睡状態。
別荘で起きた事件現場に居合わせた5歳の裕司は記憶を失くしてしまう。
それから10年後、フリーライター小林が訪ねてきた。
「山本裕司君。君はいったい誰なんだ?」
確信へと近づいたけれど、もう記憶は戻ってこないような気がする。
悲劇的なラストシーンが美しかった。
読了日:01月31日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/11597689

■たんときれいに召し上がれ 美食文学精選
『かの作家たちは「食」をいかに描いたか?36品の佳味あふれる饗宴』
こういうアンソロジーで伊藤計劃が収録されるなんて意外。
意表を突かれた気分で読めて良かった。
そして、古川緑波や内田百閒、森茉莉あたりは、常連を見つけたようでホッとする。
石井好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」いつ読んでもうっとりしてしまう。

読了日:01月31日 著者:金子國義,尾崎翠,開高健,澁澤龍彥,古川緑波,倉橋由美子,隆慶一郎,筒井康隆,山田風太郎,C・W ニコル,谷崎潤一郎,伊藤計劃,夢野久作,芦原すなお,青木正児,上村一夫,村山槐多,南條竹則,北大路魯山人,太田忠司,三島由紀夫,清水義範,中井英夫,澁川祐子,小林秀雄,色川武大,中島らも,内田百閒,石井好子,種村季弘,長沢節,津原泰水,森鷗外,森茉莉,夏目漱石,正岡子規
https://bookmeter.com/books/9110846

■世界のロゴ&マーク集 (alpha books)
「20カ国のクリエイター60名の渾身の248作品と展開例を掲載」
ロゴやマークのデザインはそのブランドの顔。
これを手掛けたひとたちのプロの仕事を堪能しました。
パッケージも含めて素敵だなと思ったのはチョコレートとお米。
どちらも同じMengZhangという方が手掛けていて、他の作品も見たいと思った。

読了日:01月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/16184215

■そうだ ワンピースを作っちゃおう!
洋裁知識ゼロでも作れるワンピース。
袖なしのワンピースなので工程が少ない分だけ初心者向けと言えそうです。
出来上がりはフレンチスリーブになりますが、これそのままだと、肩に丸みがあって二の腕のムチムチ感が気になる私にはちょっと厳しいかもなあ。

読了日:01月30日 著者:津田蘭子
https://bookmeter.com/books/18525240

■婆ボケはじめ、犬を飼う
トイプードルとテリアのMIX犬、ヌ太郎に翻弄される家族の日常。
家族みんながバラバラの呼び方してるのがおかしかった。
ひとりで認知症の祖母の在宅介護をしてる母。
母がいくら我慢強くてもやっぱり限界があって、条件に合う施設探しで見つけたサービス付き高齢者住宅に落ち着くも「東京のうちの家賃の3倍以上……」。
色々あって大変で、でもいつのまにか親分子分の関係になってる祖母とヌ太郎が微笑ましい。

読了日:01月30日 著者:ニコ・ニコルソン
https://bookmeter.com/books/11545645

■悪夢の行方: 「読楽」ミステリーアンソロジー (徳間文庫)
5人の作家によるミステリーアンソロジー。
伊岡瞬「ふたつのシュークリーム」連続婦女暴行事件と、葬儀でひとがいなかった家で見つかった老婆の遺体。当事者から話を聞いていくと事件の様相が変わっていく。
梓崎優「嘘つき鼠」たまたまネウムを知っていたのでサラはドゥブロヴニクにいると言われたら納得するだろうなと思った。旧市街だけがドゥブロヴニクじゃないし。
高嶋哲夫「連鎖」老女のひき逃げ事件から始まり、まさに連鎖。トラック運転手が気の毒。


読了日:01月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/10165971

■イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく知るための入門書。
すごく読みごたえがありました。
「人類史上最もやっかいな問題」は本当にそうとしか言えないように思えます。
イスラエル人とパレスチナ人はどちらも正しく、どちらも間違っている。
当事者がそれを認めたとしても、解決する日が来るだろうか。

読了日:01月29日 著者:ダニエル・ソカッチ
https://bookmeter.com/books/20582737

■マンガでわかる文楽: あらすじから見どころ、歌舞伎との違いまで全部わかる
文楽の楽しみ方をまんがで分かりやすく解説する入門ガイド。
初心者いとちゃんに文楽の楽しさを教えてくれるのは、イヤホンガイドの解説者カヤさんと、文楽大好き漫画家のカンナさん。
文楽は大阪発祥なんですね。
伝統芸能ともなると情報量が多くてあれもこれもとなりがちですが、チケットはどこで買うのとか、そういうところから始めているのでとっつきやすい。
人形の所作は人間よりも小さいから、最初は近くの一等席で観たほうがいい。

読了日:01月28日 著者:公益財団法人 文楽協会(協力)
https://bookmeter.com/books/13485587

■美術館を装う 名画アクセサリーの作り方
名画をモチーフにしたレジンアクセサリーの作り方。
レジンを始めたきっかけが「あまりにも暇だったから」っていうのが本音すぎて面白い。
コロナの自粛期間中の暇な時間を生かした創作活動を暇つぶしと言うのはもったいないほどの出来栄え。
これだけ作れたら楽しそう。

読了日:01月28日 著者:くまごろ
https://bookmeter.com/books/20510911

■女ふたり台湾、行ってきた。 (地球の歩き方コミックエッセイ)
いいな台湾、行ってみたいなと思える本でした。
台湾を知ってる人に案内してもらってあちこち行くのは良いなあ。
こういうところが楽しいよ!っていうのが伝わりました。
ふたりとも旅慣れしてるから危なげなく台湾で楽めるんだろうと思ったら、最初のライカ置き忘れ事件でずっこけました。しかも2回ってw
まあ、そういうのも旅の思い出。
読了日:01月28日 著者:カータン 著/小林 希(のぞこ) 著
https://bookmeter.com/books/9074059

■英国紅茶予言師 古城の悪魔 (小学館文庫キャラブン!)
シンは自習室で知り合った下級生・サンディの未来を視た。
特に何も視えなかったためにまた後日カウンセリングすると約束するが、その二週間後、サンディが寮の塔から落ちて死んだ。
実子と養子で態度が変わってしまうのは仕方ないかもしれないけれど、リッケンバッカー氏の態度を見て育つチャールズは良い大人になれないかもな。
でも、アンドレは今後の人生を自分で決めることが出来るし、仲間が助けてくれるに違いない。
シンが、ギルの家に飾られていたカティーサークの絵に懐かしさを感じたのはなんでだろう。

読了日:01月27日 著者:七海 花音
https://bookmeter.com/books/13036764

■ひとりなら、それでいいじゃない。
これまでに書かれた本からテーマごとに抜粋してまとめた本。
夫の三浦朱門さんの最期を見届け、自分の体と時間を使い尽す人生。
「私の幸せは、自分が自分らしく必要にして充分なだけ持っていること」
人間に本当に必要なものはそもそも最初から決まっていて、大食いで食道楽でも無限には食べられないし、一度に一足の靴しか履けない。
時として贅沢は楽しいことだけれども、それが当たり前と思わないようにしなくちゃ。

読了日:01月27日 著者:曽野 綾子
https://bookmeter.com/books/17631320

■ときめきのミュージアムグッズ
「美しく心ときめく、厳選したミュージアムグッズを紹介」
ミュージアムグッズって見て回るとキリがないくらい楽しくなっちゃうのはなぜだろう。
もともとの作品が優れているのでそれを生かすような商品企画力が試されるなあとこっそり思う。
伊丹昆虫館の羽のバッグを持って歩いてるひとを見かけたことがあって、あれはフェリシモとのコラボ商品なんですね。

読了日:01月26日 著者:大澤 夏美
https://bookmeter.com/books/19872414

■もふけつ コーギーのおしり
コーギーのかわいいおしりの写真集。
おしりが可愛いというよりも、後ろ姿の全体的な雰囲気が可愛い。
表紙のコーギーと食パンが並んでるのを見て、そういえば食パンっぽいなとハッとしたのでした。

読了日:01月26日 著者:佐藤 正之
https://bookmeter.com/books/11611983

■京都子育てさんぽ
子供も一緒に楽しめる観光スポットや美味しいお店など、地元密着京都子育てコミックエッセイ。
寺社仏閣が身近にあるせいなのか、あーちゃんの好みが渋い。漬け物が好きだなんてすごいな。
食が細いあーちゃんが外では意外と食いしん坊。
外出するそういう気分になるのかも。
町屋を改装したキッズカフェって京都らしい。

読了日:01月26日 著者:久保田順子
https://bookmeter.com/books/12462157

■英国紅茶予言師 (キャラブン!小学館文庫)
英国の全寮制男子校の奨学生・風森心は紅茶を飲むと少し先の未来が視える。
同室の没落貴族の息子ギルの提案で、その能力で人助けをして、謝礼で生活費を稼ぐことになった。
自分の過ちを認めて謝罪した侯爵夫人のおかげで学園長に一矢報いることが出来て良かった。
学園長が日本人が嫌いなのは仕方ないけど、それが身分と階級に釣り合ってるかどうかは考えたほうがいい。
年末晩餐会がどうなるのか気になる。
古城に続く。
読了日:01月25日 著者:七海 花音
https://bookmeter.com/books/12689763

■どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか (新潮文庫 み 52-2)
みうらじゅんとリリー・フランキーの人生対談。
意外と良いこと言ってるんだけれど、下ネタが多いので、俺たちいま良いこと言った!みたいなことになってないのが面白い。
婚活パーティに参加した眼鏡のお嬢さんがコンタクトにすればラクになるのにって話が印象的。
「リリー:モテるって特別になることより、変なことが少なくなることじゃないですか。平凡になるってことですよ」
「みうら:変わってる人がモテるなんて、ないからね。変わってるけどお金があるからモテるとか、ほんの一例だもんね」

読了日:01月25日 著者:みうら じゅん,リリー・フランキー
https://bookmeter.com/books/17861455

■キャラ絵で学ぶ! 世界の国図鑑
イラスト図解で世界の国々を紹介する。
紹介している200の国と地域は、
国際連合に加盟している193か国(日本は北朝鮮を国として承認していない)、
国際連合に加盟していないが日本が国として承認している4か国(バチカン市国・コソボ・クック諸島・ニウエ)、
日本は国として承認していないが何らかの外交関係があり国際オリンピック委員会に所属する3地域(香港・台湾・パレスチナ)。
世界で一番人口が少ないのはバチカン市国、800人。
通いの人ばかりと思っていたので800人が多く感じる。

読了日:01月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/18416778

■大阪デパ地下激戦区で働いてます。 (コミックエッセイ)
デパ地下のはちみつ専門店で働く著者のお仕事コミックエッセイ。
最近法事があったので、包装紙や熨斗に詳しい店員さんがいると頼りになって助かります。
ギフト包装は個数が多いとパニックになりそうですが、もう慣れるしかないので頑張ってください。
お忍びで来ていたハリウッドスターが全然忍べてないのがおかしかった。

読了日:01月24日 著者:猫田 ゆう
https://bookmeter.com/books/9864112

■かぶきがわかるねこづくし絵本2 義経千本桜 (講談社の創作絵本)
都を追われた源義経と生き延びた平家の武将、そして狐の物語。
「史実と虚構をたくみにおりまぜた物語の醍醐味がつまっているのです」
もし源義経が生きていたら。もし入水した安徳天皇が助けられていたら。そういうIFな芝居が成り立つってことは、観客たちが歴史を分かってるってことですね。
昔の庶民って教養あるなあ。
読了日:01月24日 著者:吉田 愛
https://bookmeter.com/books/12341771

■九州新特急「つばめ」殺人事件 (光文社文庫)
飛行機の搭乗券の半券を所持した男女の遺体が指宿の海で見つかった。
特急「つばめ」コンパニオン、つばめレディの宏子は、搭乗したとされる飛行機と同時刻の車内でふたりを目撃、捜査本部に情報提供の手紙を書いた矢先に何者かに襲われた。
十津川は70億円をめぐる殺人を追う。
これだけ大勢の人間を殺してもなお政治家でいようとするなんて、政界再編の闇が深い。

読了日:01月23日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/494657

■諸行無常のワイドショー
ワイドショーを賑わせる芸能人のゴシップをウォッチ。
特徴を押さえつつも微妙な似顔絵が笑えます。
安藤美姫の極秘出産とか酒井法子の芸能界の復帰などなど、そういうことあったなあ。
英国王室のロイヤル嫁姑バトルも、コラムを読んでいるうちに、結局は庶民と庶民のバトルなんじゃないかと思えてきました。

読了日:01月23日 著者:辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/9213468

■これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
実際に起きた事故を取り上げ、自然の中にはどんな危険が存在しているのか、どうすれば事故を防げるのかについて解説する。
山の急斜面を登っているときに転んで打ち所が悪くて死んでしまったり、死んだひとが話せるならば「なんでこんなことで…」って言いたくなるだろうな。
知識がないのにキノコやフグを調理して食べたらダメだし、立ち入り禁止の防波堤も高波にさらわれたりするから立ち入り禁止なんだよね。
カタツムリやナメクジには髄膜脳炎を起こす寄生虫がいる可能性があるので素手では触らない。触れてしまったら良く手を洗うこと。

読了日:01月22日 著者:羽根田 治
https://bookmeter.com/books/21361755

■小学生のためのはじめての「クラシック音楽」 知っておきたい基本を楽しく学べる (まなぶっく)
「この本の中には、クラシック音楽の歴史や基礎知識から、ぜひ知ってほしい作曲家やクラシック曲を紹介しています」
クラシック音楽の原点と考えられているのはグレゴリオ聖歌。
グレゴリオ聖歌とは9~10世紀のローマ・カトリック教会で用いられた単旋律(モノフォニー)、無伴奏の宗教音楽。
キリスト教「三位一体の聖歌」がギリシャ記譜法で記された現存する最古のギリシャ楽譜は紀元280年のもの。
そんなの良く残ってたな。
読了日:01月22日 著者:「子どもとクラシック音楽」研究会
https://bookmeter.com/books/19539950

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ブラジル蝶の謎【新装版】 (あすかコミックスDX)
「わらう月」「201号室の災厄」「ブラジル蝶の謎」を収録。
まんがで読むと、登場人物たちの年齢がどのくらいなのかを考えなくて良いな。
巻末のおまけも良かったです。
ダイナスティー・ホテル201号室で火村が大変な目にあっていたころ、アリスにも災厄が。

読了日:01月22日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/6868361

■家政夫くんは名探偵! ~冬の謎解きと大掃除~【SSプレゼント☆キャンペーン実施中】 (マイナビ出版ファン文庫)
家政夫の光弥と刑事の怜の事件簿。3編収録。
光弥と怜の親友がそれぞれ登場、ふたりにとっての友情がどういうものなのかが垣間見えて興味深かったです。
蘭馬の明るさは光弥に必要だったと思うから、これからも仲良くしていて欲しいな。
怜の友人の知久の事件が切ない。
読了日:01月21日 著者:楠谷佑(著),スオウ(イラスト)
https://bookmeter.com/books/14751990

■カレーライスの丸かじり (丸かじりシリーズ 47)
「週刊朝日」の休刊に伴いこれで最終巻。
帯の「36年勤続」が妙にしっくりきますね。
納豆の糸だけを取り出して食べてみたり、相変わらず変なことを考えついていたりして面白いのに、もう読めなくなるのが名残惜しい。
ストローのズズズは「気柱共鳴」という物理現象、勉強になるなあ。

読了日:01月21日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/21716914

■くらべてわかる 野鳥 (くらべてわかる図鑑)
日本で見られる約300種類の野鳥を姿かたちの似ている仲間とともに紹介。
大きさがイメージしやすように、スズメやヒヨドリなどを大きさ基準の鳥として掲載しているので比較しやすい。
シマエナガはもちろん、コマドリやルリビタキの小型ツグミの仲間たちが可愛いなあ。
近所の橋で見かけるヤツはてっきりカモメだと思っていましたが、ひょっとしたらユリカモメなのかも。
今度じっくり見てみよう。
読了日:01月20日 著者:叶内 拓哉
https://bookmeter.com/books/9048550

■アラフィフさん いらっしゃ~い! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
「ママぽよ青沼貴子が全アラフィフさんに贈る。共感と笑いのコミックエッセイ」
更年期を乗り越える工夫をしたりとか、これからの老後の備えを考えたりとか、そういうお年頃なんだろうなあ。
アラフィフが安い服や何年も前の流行遅れの服のみで歩いているといきなり生活感が出てしまうから、ほんの少しのおしゃれ心を失わないでいたい。
若造になめられない服とまでは思わないけれど、見苦しくないように気を付けます。

読了日:01月20日 著者:青沼 貴子
https://bookmeter.com/books/13107621

■ジャースイーツ: プリン、ゼリー、チーズケーキ、カップケーキ。ジャーで楽しむレシピ82
調理に使用でき、保存性のあるガラスびん・ジャーを使ったスイーツレシピ。
外側から層が分かるものは見た目からしておいしそうでいいな。
チーズケーキなんかは手土産にしても良さそう。
ジャーで作ったマフィンって取り出しにくそうと思ってしまいましたがそんなことないのか。

読了日:01月20日 著者:隈部 美千代
https://bookmeter.com/books/9688819

■浜辺の銀河 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)
南予町のお隣り、伊達町の副町長に就任した葉山怜亜は、一ツ木の同級生で総務省から出向してきた官僚。
その葉山の政策により、南予町の住民が伊達町へと流出してしまう。
少子化に歯止めがかからない状況はリアルで、都会であっても人口減少は免れないからなあ。
一ツ木の発案で開設した大学通信講座がうまくいくかどうか。
結衣がお正月に見た夢が気になる。
読了日:01月19日 著者:川崎草志
https://bookmeter.com/books/12873293

■がんと心
精神科医・内富庸介先生とエッセイスト・岸本葉子さんの、がんと心についての対談。
がんを告知された患者が動揺したり混乱したりするのは分かるけれども、医療従事者側のストレスが心配になります。
再発の危険が減るのはだいたい3年くらい。
そのあたりから、がんになる前の自分とがんになった後の自分を再統合する。
「岸本:完全に元どおりの自分に戻るわけではないんですね」
「内富:戻れないですね。人によって違いはありますが、これだけの経験をされるとなかなか完全に同じようには戻れないですね」

読了日:01月19日 著者:岸本 葉子,内富 庸介
https://bookmeter.com/books/24736

■酷道大百科 激狭、断崖、未舗装...愛おしい「国 道」全53本
国道らしくない国道、酷道。
階段国道の339号は迂回する車道もあるけれど、観光名所になってしまったので階段の国道のままになっている。
(階段の下の民家は火事で焼失、2018年時点で空き地のまま)
アーケードの道が国道になってるのが2カ所もあるっていうのが面白い。

読了日:01月18日 著者:鹿取 茂雄
https://bookmeter.com/books/20399284

■ときめく多肉植物図鑑 (ときめく図鑑)
『多種多様な多肉植物の中から、とくに面白く美しい「ときめく」多肉植物が一冊に』
もし育てるとしたらどれがいいかな、とか思いながら楽しく読めました。
やっぱり私は多肉植物が好きなんだなと再確認。どれを見てもときめきます。

読了日:01月18日 著者:TOKIIRO
https://bookmeter.com/books/12559658

■ぽっちゃり女子のときめきDays
156cm×73kgの28歳、ぽっちゃりさんの楽しい毎日。
三度のごはんよりお菓子が大好きなひとが紹介するお菓子ってなんだか信頼できる。
干し芋とか源氏パイとかポテチとか、いいよね買うよね~と頷いてしまいます。
ぽっちゃりさん専門の雑誌があったらいいなと妄想してましたが、検索したら創刊してました。購読してるかなあ。

読了日:01月18日 著者:いしいまき
https://bookmeter.com/books/4110877

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (MF文庫J)
西暦2070年。
謎の生命体マリスに唯一対抗できる巨大兵器のパイロット・セレンの前に、深紅の戦闘機に乗ったエイルン・バザットと名乗る少年が現れた。
ロボットアニメと異世界転生を足したような感じでした。
描写が分かりにくくて読み返す箇所があったりしましたが、ゲンコツ淑女エルフィーナがいかにもアニメで素敵すぎた。
挿絵というかまんが部分が迫力あるなあ。
黒い魔女と紅の勇者の出会いは周囲にどういう影響を与えるのか楽しみ。

読了日:01月17日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/9258681

■机の上の動物園
椎名さんが旅した世界の国々から持ち帰った色んな品々。
表紙の南米の三角オバケは可愛いだけで悪いことしなさそう。
ロシアの鉈は中華包丁みたいな形で、台所で使っていても違和感ないですね。
あちこちで石を拾ってきて顔を描いたヤツは欲しがる人が多かったのはなんか分かるなあ。
沢野さんが作ったギザギザヘビは沢野さんのイラストがそのまま木工細工になったみたい。

読了日:01月17日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/21437911

■利休入門 (とんぼの本)
茶道を確立した千利休についての入門書。
写真が綺麗でうっとりと見る。
宮中で茶会を行うために秀吉が作らせた組立式三畳の黄金茶室。
道具もすべて金で成金趣味と言われがちだけれど、発案は秀吉、製作は利休。
「茶会をおこなった小御所は軒がふかく、室内も暗かったはずで、そこで灯火に照らされた黄金の茶室は、むしろ幽玄の美をたたえていたのではないかと思います」

読了日:01月16日 著者:木村 宗慎
https://bookmeter.com/books/322704

■YouTuber小春のかんたんレシピ!あっと驚く!魔法のこもの作り (レディブティックシリーズno.8396)
折り紙の発想でバッグやポーチを作る。商用利用OKなのでバザーやフリマに出品可能。
作り方をyoutube動画で見られるのが親切。
ミシンがあったら作りたいと思うものが多かった。
チューリップバッグが直線縫いだけで出来るのがラクでいいかも。
読了日:01月16日 著者:小春
https://bookmeter.com/books/21018729

■東京藝大ものがたり
東京藝大を受験した著者の体験記。
受験したものの合格できずに、気力がどんどん削られてしまうのがつらい。
しかも父親が藝大出身、目の前に一発合格の先輩がいることはプレッシャーではなかったかなあ。
3浪してやっと合格、なんだか泣きたいような気分になりました。良かった。

読了日:01月16日 著者:あららぎ菜名
https://bookmeter.com/books/17216351

■決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)
「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」「狐火」「大川の隠居」「盗賊人相書」「のっそり医者」の7篇を収録。
「狐火」平蔵から男運のない女と言われたおまさ。けれど、自分を支える思い出のある女は強いと思うよ。
「盗賊人相書」で唯一生き残ったおよしは「のっそり医者」町医者の萩原宗順に預けられる。親子のように支え合うふたりに幸あらんことを。
この巻で一番良かったのは「大川の隠居」最後の平蔵のセリフについニヤニヤしてしまう。

読了日:01月15日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11495198

■NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ
ニーチェ「ツァラトゥストラ」の解説書。
本よりも先に映画「2001年宇宙の旅」を連想してしまうほど全然馴染みがなかったので読めて良かったです。
ルサンチマン=うらみ・ねたみ・そねみ、無力からする意思の歯ぎしり。
受け入れがたい気持ちはまずは発散するべきで「祝福することのできない者は、呪うことを学ぶべきだ!」

読了日:01月15日 著者:西 研
https://bookmeter.com/books/4696335

■やすこーんの鉄道イロハ (イラスト)
鉄道をもっと楽しもう。初心者に向けた鉄道入門書。
鉄道そのものに興味がなくても、新幹線のコンセント確保の方法は知っておくと役に立ちそう。
全寝台をイラスト解説している「サンライズ瀬戸・出雲」は、すごく昔に利用したことあるような気がする。
唯一定期運行される夜行列車の寝台特急、また乗りたいなあ。

読了日:01月14日 著者:やすこーん
https://bookmeter.com/books/18376740

■筋力へなちょこ女子が行き着いた 1分最弱筋トレ
筋力がなくてもできる筋トレ。
筋トレする筋力がないってどういうことかと混乱しましたが、でも冷静に考えてみれば私も当てはまるぞと愕然としました。
ビンの蓋あけられないし。
ちょっとずつ頑張る。
読了日:01月14日 著者:たかツキ なほり
https://bookmeter.com/books/19153759

■猫と薔薇の日々 (ワイドKC)
結婚を機に購入した一軒家での猫たちとの日々。
最初の猫はアメリカンショートヘアの兄弟。
それから、玄関先に子猫が捨てられていたり保護猫を引き取ったりして、いつのまにやら12匹。
擬人化してることもあるけれど、12匹もいると個性の違いが良く分かりますね。

読了日:01月14日 著者:松苗 あけみ
https://bookmeter.com/books/485680

■名探偵のキッシュをひとつ (コージーブックス)
老舗チーズ店の後継者シャーロットが店舗をリニューアルしたお披露目の日に、店の目の前で地主が殺されて、容疑者として祖母が連行されてしまう。
シャーロットの置かれている状況を説明しようとしたのか、盛りだくさんすぎてごちゃごちゃな感じ。
登場人物が多くて名前が覚えられないのはいつものことだと諦められますが(いや諦めるなよ)アーミッシュの店員レベッカの祖母の件とか必要だったんだろうか。
シャーロットの店を買ったワケあり兄妹のジョーダンとジャッキーの背景が気になる。

読了日:01月13日 著者:エイヴリー エイムズ
https://bookmeter.com/books/4739572

■添乗員漂流記 (角川文庫)
海外旅行専門の添乗員・岡崎大五が遭遇した色んなトラブル。
客のわがまま旅行会社の都合、海外ツアー旅行は大変だ。
団体旅行だとトラブルは誰かのせいだと思いがちなのかも。
香港の宝石店に鉄格子があって客が自由に出入りできないのは、客を閉じ込めるためじゃなくて警備を厳重にしているから。
日本とシステムが違いますと先に説明しておけば、あんなに大騒ぎにならなかったのでは。

読了日:01月13日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/32726

■原始集落を掘る・尖石遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
地元の小学校の代用教員として勤務していた宮坂英弌が独力で発掘した尖石遺跡、そして与助尾根遺跡。
著者が宮坂英弌を本当に尊敬しているんだなと分かるような文章に引き込まれました。
尖石遺跡は1942年10月14日に国の史跡に指定され、1952年にはわが国初の特別史跡に指定された。
史跡公園として整備された園内には茅野市尖石縄文考古館が建てられ、棚畑遺跡から出土した縄文のビーナスが収蔵されているのだそうで、行ってみたいなあ。

読了日:01月12日 著者:勅使河原 彰
https://bookmeter.com/books/2009670

■毎日かあさん 6 うろうろドサ編
息子くんの「世界中の銃からチョコフレークが出るといいんだよ、しぽぽぽぽぽんってさ」染み入る。
麦ちゃんところの軍隊方式が理に適いすぎてて笑えるけど、適応してる5人もすごい。
サイバラがカンボジアで買った重さ500キロの石柱って、日本に持って帰って来たのだろうか。
やっちゃったなーとしか言いようがないけどさ、でもきっと、カンボジアの神様の思し召しだ。

読了日:01月12日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/572456

■太陽の花 (ふしぎびっくり写真えほん)
西表島に咲くオオハマボウ(ゆうな)の花の不思議。
ゆうなは佳子内親王の御印の花でハイビスカスの仲間。
アリとハチを味方につけて守ってもらっているなんてすごいなあ。
朝に咲いた黄色い花は夕方になるとオレンジ色になり落花してしまう。

読了日:01月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/9689660

■25 御朱印でめぐる栃木 日光の神社 週末開運さんぽ (地球の歩き方 御朱印シリーズ)
「神社で御朱印を頂くというのはその神社の神様との絆が結ばれたといえるでしょう。
決して記念スタンプではありません。
ていねいに扱いましょう」
これを踏まえたうえでの御朱印めぐり。
日光東照宮って神社だからもちろん御朱印はあるけど、私にとっては建物とか設えを見る場所なので、御朱印を扱っているところという概念がすっぽり抜け落ちていました。
栃木県最古の神社、大神神社は奈良県からの分祀。
良縁祈願のハートの絵馬が可愛い。
読了日:01月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/17314801

■眼科医だけが 知っている 一生視力を 失わない 50の習慣 (SB新書)
近視は遠くが見えないという不具合ではなく、将来的には失明に繋がる疾病を招きかねない恐ろしい事態。
「本書では、眼科医は理解しているが、一般的に誤解されがちな50の習慣を凝縮しました」
70歳を超えると加齢によりほとんどのひとが白内障を発症、緑内障は40代から発症率が上がる。
1月3日はひとみの日。
ガボール・アイってこうやって使うのか、ちょっと気を付けてやってみようかな。

読了日:01月03日 著者:平松 類
https://bookmeter.com/books/18381377

■箱根駅伝100年史 (KAWADE夢新書 S 447)
2024年に第100回を迎えた箱根駅伝の歴史を振り返る。
『箱根駅伝は「日本マラソン低迷の元凶」なのか?』で出てきた本が既読なので「マラソンで世界を目指すなら箱根駅伝を走ろう」なのが興味深いです。
第100回大会は関東学生連合は編成されず、例年より3校多い23の大学チームでレースが行われる。
全国の大学に門戸を広げたものの、地方の大学が特例により1度だけ参加できる大会だけのためにチーム作りするのはやっぱり無理があるでしょう。
今年はどんなレース展開になるのか楽しみ。

読了日:01月02日 著者:工藤 隆一
https://bookmeter.com/books/21461846

■おみくじの歌 (コレクション日本歌人選)
各社寺の特徴やおみくじの歴史的な意義があらわれた五十首を収録。
和歌占いには本来は吉凶がなくて、歌の内容を占いたいことに関連させて解釈する。
明治天皇と昭憲皇太后が祀られた明治神宮の御製・御歌のおみくじは歌の解説文のみで、和歌が神のお告げとして機能してきた日本の伝統を意識したもの。
おなじく吉凶がない伴林氏神社「百歳に老い舌出でてよよむとも我はいとはじ恋は増すとも」は大伴家持の恋の贈答歌。案ずるより産むがやすし、現状を肯定する励ましである。

読了日:01月02日 著者:平野 多恵
https://bookmeter.com/books/13725322

■お正月さん (絵本の時間)
なんとなく落ち着かない気持ちで過ごす大晦日、そしてお正月を迎える。
2003年出版の本なのだけれど、なんだかすごく昔の絵本を見ているような気分になります。
着物を着て、家族そろって銘銘膳でおせちを食べる家ってまだあるのかなあ。

読了日:01月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/1026421

■眠れなくなるほど面白い 図解 神道: 起源から日本の神様、開運神社まで楽しくわかる!
古代から伝えられて日本の心ともいうべき神道の奥深さを知る。
そもそも「神道とはなにか」を説明できないというのがすごく日本らしいと思った。
仏教やキリスト教みたいに開祖が居ないから教義がなくて、教義を伝え広めることを重要視している仏教・キリスト教と違って、神道的価値観を伝えることが重要とされている。
その神道的価値観っていうのも地域や時代によって変化があるので、「こうした曖昧さが神道の懐の深さを生んでいるという面もあるのです」。

読了日:01月01日 著者:渋谷 申博
https://bookmeter.com/books/15578473


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