2024年10月の読書メーター
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:14711ページ
ナイス数:499ナイス
https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/10
■名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇 (講談社文庫 の 7-13)
探偵・法月綸太郎の短編選集。
アンソロジーで読んだことがある程度だったので楽しめました。
父親の法月警視から話を聞きつつ推理する安楽椅子探偵な感じも好きですが、図書館司書・穂波さんと事件に遭遇した「背信の交点」も良かった。しなのとあづさ。
「縊心伝心」
落合聡美の不倫相手・諏訪祥一の名前を説明する警視の「不祥事の祥、一身上の都合の一」になんとなくニヤリとしてしまった。
読了日:10月31日 著者:法月 綸太郎
https://bookmeter.com/books/12124240
■何はさておき (角川文庫 な 30-12)
「ここでしか読めない、初収録コラム集!」
テレビが娯楽の王様だった時代が懐かしいです。
ツカサのてんこてんじぇいぴーCMあったなあ、よんよんまるまるのほうは節回しまで思い出しました、我ながらびっくり。
ナンシーさんがGSコピーバンドのベースやってたのがちょっと意外でした。
読了日:10月31日 著者:ナンシー関
https://bookmeter.com/books/415385
■知られざるマヤ文明ライフ: え? マヤのピラミッドは真っ赤だったんですか⁉
マヤ文明に生きたひとたちはどういう生活を送っていたのか。
マヤ文明は紀元前1000年ごろから2000年間続いた。
日本で換算すれば縄文時代の晩期から室町時代のあたりまで。
写真掲載されてる土偶は600年~900年くらいに作られたもの、日本の土偶とはだいぶ違うなあ。
マヤのひとたちにとってトウモロコシは神と崇めるほど大事なもので、頭の形をトウモロコシに似せて変形させてしまうなんてすごい。
読了日:10月30日 著者:譽田 亜紀子
https://bookmeter.com/books/21320828
■パンどろぼう せかいいちかわいいてづくりこもの
パンどろぼうのフェルトマスコットや刺繍で作る小物。
実物大型紙つき。
マスコットでも可愛いと思うのに、立体的なおもちゃになるともっと可愛い。
子どもが喜びそう。
読了日:10月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/21500074
■こんな私がマンガ家に! ?
北海道から上京して漫画賞に応募、優秀作品に選ばれてデビュー。
ペルシャがアニメ化して順調かと思いきや妊娠で連載終了。
アニメは見たことあったけどペルシャってこの方の作品だったのか。
漫画家になったらそれがゴールってわけじゃなくて、どうやって漫画家として作品を描き続けていられるのか、それが大事なんだなと思いました。
読了日:10月30日 著者:青沼貴子
https://bookmeter.com/books/6966441
■古都鎌倉、あやかし喫茶で会いましょう (一二三文庫)
仕事も恋人も失った詩織は、ひょんなことから、あやかしたちも利用する鎌倉の古民家カフェで働くことになった。
詩織がわりと前向きで、いつまでもウジウジしてなくて良かった。
鬼と人間じゃ流れる時間は違うけど、朔之介と一緒にいられますように。
常連の菊江さんと猫のエピソードがじんわりと切ない。
読了日:10月29日 著者:忍丸
https://bookmeter.com/books/14470922
■短歌ください 海の家でオセロ篇
雑誌「ダ・ヴィンチ」への投稿短歌をまとめた本の第5弾。
「二十時を過ぎると増えてくる欠伸そろそろ部長おねむの時間:土井健悟」
「あの星は私の母でその横の星はおととい壊れたポット:夏野誘里」
「愛されることとはなんだ全身の毛根殺して戦いの夏:ぽん」
「だんだんと言葉遣いが神様に近づいていく闘病日記:えんどうけいこ」
「乱気流に突入します、すみません機長は乱気流が好きなので:ぬぬ」
「いただきますを言わない父が夢のなかで鶏のエサになってた:入瀬」
読了日:10月29日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/20539587
■世界の変なトイレ
カナダ・アルバート州の厩舎で馬の糞を掃除するアルバイトで出会ったふたりが世界のトイレを巡る。
日本に住んでるとウォシュレットが珍しいのだと忘れてしまう。
トルコの子供用バスルームに設置するカンガルーとかクマとかの子供用トイレの色が青とか紫なのがすごい。
表紙はイギリスのレストラン・スケッチのトイレ。
ヨットの船体を専門に製造するメーカーが作った卵型の個室トイレはグラスファイバー製。
女子がピンク、男子がブルー。
読了日:10月28日 著者:モーナ・E・グレゴリー,シアン・ジェームズ
https://bookmeter.com/books/6447323
■にっぽんスズメ日誌
ほぼ毎日、スズメたちの様子を観察&撮影し、SNSで発信する写真家・中野さとるのスズメ日誌。
野生のスズメの寿命は1年から2年程度。
世代交代を感じつつも写真でスズメたちと交流を深めているんだろうなあ。
若年性の脳梗塞になってもSNSをやめずにいて、リハビリに役立っていたのかもしれませんね。
読了日:10月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/21715681
■ボンクラ隊が行く! おいしい台湾食べたいわん (コミックエッセイの森)
1歳くらいの子供を連れて、週末3泊4日の台湾食い倒れの旅。
さるころさんと夫のノダDさん、さるころ双子弟のたっちんさん、大人が三人いるとだいぶラク。
エバー航空のキティカトラリーが大活躍。
すごく切れるけど赤ちゃんが握っても危なくないし飛行機にも持ち込めて、子連れにはありがたい。
おいしそうな食べ物は色々あったけど、魯肉飯と鶏肉飯の食べ比べいいな。
読了日:10月28日 著者:水谷さるころ
https://bookmeter.com/books/12209797
■親愛なる怪盗たちに告ぐ (メディアワークス文庫)
貧乏女子大生・赤石満は、大学内で噂されている怪盗団「白峰界人」に祖父の形見のブローチを取り戻してほしいと依頼した。
11年も前に誘拐されたひとが生きてるかは分からないけれど、ブローチだけが唯一の手掛かりとなれば、どんなことをしても手に入れたい気持ちは分かる。
でもなあ、誘拐された本人はもう大人、本気で逃げ出すつもりなら行動を起こしそうだし、そうしない理由はなんなのか、いまひとつすっきりしない終わり方。
続編ないのかな。
読了日:10月27日 著者:山口 幸三郎
https://bookmeter.com/books/19955381
■地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記
生き物を獲ったり食べたりしている野食料理系YouTuberホモサピさんの野食ライフ。
ツワブキとかニジマスなんかは普通にお店に売ってるものだから、美味しいのは納得。
セアカゴケグモとカミキリムシの幼虫は、食べて美味しいということよりも、良く見つけられたなあ感心する。
生き物にしても植物にしても、毒や寄生虫の危険があるから、それに対しての知識が必要。
読了日:10月27日 著者:ホモサピ
https://bookmeter.com/books/19787971
■世界の果てのありえない場所 本当に行ける幻想エリアマップ
世界各地の“ありえない"場所を案内する。
「エリアマップ」で写真集じゃないので注意。
オランダのスパイケニッセが面白い。
ユーロ紙幣のデザインは不公平にならないようにと配慮して架空の橋を使ったのに、その橋を造ってしまうなんてどういうことw
掲載写真はモノクロなのであとで画像検索したら、ほんとに橋は紙幣の色に合わせてあった。カラフル。
表紙はトルコ・アニ遺跡、崩れかけている聖救世主聖堂。
読了日:10月26日 著者:トラビス・エルボラフ,アラン・ホースフィールド
https://bookmeter.com/books/11700433
■男装女子と女装男子が結婚しました。 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
見た目と中身の性別が逆転しているカップル、男装女子あがるくんと女装男子アンズちゃんが夫婦になるまで。
お互いに自然体でいられる相手と出会えたことが本当に良かった。
ふたりとも手術を受けていないので子供を授かる可能性があり、そういうのも含めて夫婦の形って色々あってもいいなと思う。
読了日:10月26日 著者:やまだあがる
https://bookmeter.com/books/12738121
■みんなと仲よくなる菜根譚 (こども修行シリーズ)
良い人間関係をつくる手助けになる中国古典「菜根譚」を子供にも分かりやすいように解説する。
「みんな欠点はある。イヤな所があっても、嫌いにならず付き合おう」
「仲良くなるために自分をまげてまで相手のごきげんをとることはないよ」
「小さいことでも、手を抜かない。人目がなくてもごまかさない」
「友だちの失敗を注意する時は、よかった点も必ず伝えよう」
読了日:10月26日 著者:
https://bookmeter.com/books/11182521
■クローズドサスペンスヘブン (新潮文庫nex こ 77-1)
ヒゲオ、ポーチ、ヤクザ、オジョウ、メイド、コック。
何者かに惨殺されて記憶をなくしたまま天国にやってきた6人は、事件の真相を暴いて成仏を目指す。
オジョウとコックは見た目と中身が合ってないから、ひょっとしたら入れ替わってるのかと疑っていました。
メイドは苦しい人生だったけど、成仏できて良かったと言うのもなんだかつらい。
読了日:10月25日 著者:五条 紀夫
https://bookmeter.com/books/20880520
■暴いておやりよドルバッキー (角川文庫 お 18-21)
「40代に突入する直前の日々を綴ったエッセイです」
名前と顔が一致する程度くらいにしか知らないので、筋肉少女帯って解散してたのか~、って感じです。
バンドを組んで解散して、それを何回か経験したから「なんとかなるね人生は」実感こもってる。
筋肉少女帯の復活ライブ当日に中野サンプラザに入り待ちの人がいるかどうか偵察、徒歩の距離に住んでるのにわざわざオープンカーを出すほどはしゃいだ気持ちになってて、そういうの良いな。
読了日:10月25日 著者:大槻 ケンヂ
https://bookmeter.com/books/2968786
■送電鉄塔ガイドブック
「本書で紹介している送電鉄塔は、東京電力パワーグリッド(株)管内で使用している施設です。電力会社によって仕様が異なります」
電力会社が書いてるガイドブックなので、あれもこれも知って欲しい!っていう熱意を感じました。
実家の近所に送電鉄塔がありますが、それがどこに繋がってるのかとか考えたことなかった。読んで良かったです。
読了日:10月24日 著者:送電鉄塔研究会
https://bookmeter.com/books/18837773
■ステンドグラスクッキー
クッキー生地をくりぬいて飴を入れて焼いたステンドグラスクッキーのレシピ。
飴は市販の小粒のものを使うけれど、大粒の場合は砕いてから使う。
ロリポップキャンディーは薄くて砕きやすく透明度が高い。
逆に透明度ゼロなのはミルク飴、でも味は抜群だということなので、あれこれ作ってみて食べ比べてみると楽しそう。
読了日:10月24日 著者:Maa
https://bookmeter.com/books/11225567
■文鳥との暮らし方がわかる本
「読めば文鳥が飼いたくなる。お迎えから育て方、しつけ、遊び方まで文鳥生活はじめてガイド」
シナモン文鳥やシルバー文鳥、そういう種類もあるんですね。
子供のころ桜文鳥と白文鳥が家に居たんですが、こんなに人間慣れしてかなあ。
なんせ子供のことだから、追いかけたりして嫌がるようなことしたのかもしれない。
文鳥の魅力である、手にくるんだり、手に乗せたり、手のひらで包んだりする幸せを「て(10)に(2)し(4)あわせ」と表現したことから、10月24日は文鳥の日。
読了日:10月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/10634751
■恋せぬふたり
誰かに恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない。
アロマンティック・アセクシュアルな咲子と高橋の共同生活。
これドラマだったんですね、見たかったな。
私はアロマアセクじゃないけれど、ふたりの周囲のひとたちみたいな態度にはゲンナリだ。
恋愛至上主義なひとたちはお節介だし話通じないと思うことある。
カズくんの鬱陶しさは二人を理解しようとしている証。
読了日:10月23日 著者:吉田 恵里香
https://bookmeter.com/books/19489043
■世界をひとりで歩いてみた 女30にして旅に目覚める (祥伝社黄金文庫)
「これは、実際に私が経験してきた、ひとり旅の記録です」
眞鍋かをりの最初のひとり旅は10年来の親友の日程と合わせたフランス・パリ旅行。
現地ではホテルもバラバラで日によっては別行動。
厳密なひとり旅ではなかったけれど、最初の一歩としては上々だったのでは。
スマホは強い味方、オススメアプリがすごく役立ちそう。
読了日:10月23日 著者:眞鍋かをり
https://bookmeter.com/books/10874743
■ヘンな矢印標識――君たちはどう進むか
一風変わった矢印標識を写真で紹介する。
世の中、色んなマニアのひとがいるものだなあ。
標識の写真を見ながら免許を持ってなくて良かったとしみじみしてます。
愛知県・岡崎市のジャンクションのコレなんて特に、高速道路で運転しながら正しい道を選べる自信ありません。
長野県・長野市のUターン型の矢印の急角度っぷりはお辞儀してるみたい。
読了日:10月22日 著者:山﨑 賀功
https://bookmeter.com/books/21618598
■ただいま「かくれ人見知り」が平静を装って生活しております。
知らない人は怖いけど社交を身に着ければ真っ当な大人になれる? 人見知り克服コミックエッセイ。
実は「かくれ人見知り」の花津さん。
友達を作りたいのに人見知りっていうタイプは苦労が多そう。
誘ったり誘われたりが億劫でなくなってくれば、ちょっとずつ乗り越えられるかな。
読了日:10月22日 著者:花津 ハナヨ
https://bookmeter.com/books/5094666
■おうちキャンプ&アウトドア ベランピングスタイルブック (タツミムック)
ベランピングとは、自宅のベランダ等でできる新しいアウトドアスタイルのこと。
『本書は、超初心者からベテランのアウトドア派まで役立つ、自分好みの「ベランピング」のための手軽なガイドです』
狭いベランダでも小さい椅子があればそれなりにくつろげそうだし、部屋の中にテント広げてる猛者もいて、やろうと思えばどこでもアウトドアにできるのだなあ。
コロナ渦で外出禁止令が出てたときは外にいる雰囲気を楽しめて良かったのかも。
読了日:10月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/16589122
■女子大生桜川東子の推理 ベルサイユの秘密
バー「森へ抜ける道」で宝塚の演目になぞらえて未解決事件の真相に迫る桜川東子。
今回は警視庁の植田刑事と渡辺啓刑事が加わって桜川東子の謎ときに立ち会う。
収録されてる話数が減ってひとつの話のボリュームが増えたので、そのぶんマスターの言動が面倒くさくて仕方ない。
今回はウィスキーの蘊蓄で、日本が世界五大ウィスキーにカウントされてるのが意外でした。
読了日:10月21日 著者:鯨 統一郎
https://bookmeter.com/books/11120057
■自問自答
これからやること、やってしまったこと、あれやこれやと自問自答。
髪の毛が短い岸本さんって想像しにくい。
だいたい肩あたりの長さにしている写真を見ることが多いから、このときはご自分でもイメチェンを楽しめたのでは。
いまはフロッピーなんて使わないからこんなことないんでしょうが、剥がれかけたシールが邪魔して出てこないって良くありました(遠い目)。
読了日:10月21日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/566345
■赤瀬川原平のブータン目撃
ブータンを訪れた赤瀬川原平が激写ならぬ「軟写」した写真とエッセイ。
どの写真からもブータンのひとたちの生活が溢れてきそう。
表紙に和むなあ。
谷口英久さんとの対談も良かった。
ブータン人の理容師はいなくて床屋はみんなインド人。なんでだろう。
読了日:10月20日 著者:赤瀬川 原平
https://bookmeter.com/books/512951
■はじめての多肉植物 育て方のコツと楽しみ方 (主婦の友実用No.1シリーズ)
多肉植物をはじめて育てるひと向けの入門書。
ほぼ多肉植物しか育てたことなくて、他の植物は枯らしてしまうから苦手と思っていたけれど、チランジアは多肉植物の分類だったのか…。
一度ダメにしてしまって、あれは枯れたというより腐ってバラバラになったから水遣りのミスですね(反省)。
全部の種類でできるわけじゃないにしても多肉植物の水栽培って初めて見ました。
読了日:10月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/9882707
■お母さん二人いてもいいかな! ?
すごく読みにくかったんだけれど、それを差し引いてもとても良かった。
大袈裟に言えば、でてくるひとたちみんな覚悟が違う。
次男が生まれるとき「実家の両親が来たがっているので当日両親が来たら友人のふりをした上で帰って頂けますか」なんて言われても逃げ出さなかった。産後ウツのときも諦めずに対話した。
犬山紙子さんの結婚式の日に子供と約束があって、洗いざらい打ち明けたら「私が同じ立場だったら子供さんたちとの約束優先させたいです!」と言える犬山紙子マジ尊敬する。
読了日:10月20日 著者:中村 キヨ,中村 珍
https://bookmeter.com/books/9874298
■マリオネット・エンジン (講談社ノベルス ニG- 19)
「シュガー・エンドレス」「テイク」「家の中」「虫とり」「青い奈落」「マリオネット・エンジン」の6編収録。
SFをあまり読まないので慣れてなくて、その世界がどういうところなのかを理解するのが大変でしたが、「シュガー・エンドレス」「家の中」が良かったです。
砂糖の食べすぎには注意します…。
読了日:10月19日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/565070
■藤森照信 建築が人にはたらきかけること (のこす言葉)
藤森照信が自身の半生と建築について語る。
ずっと藤森さんは建築家と思っていたので、最初は建築の歴史を研究していたことを知りませんでした。
神長官守矢史料館は藤森さんが初めて設計した建築。
守矢家に縁があり現代建築を批評してきた藤森さんだったからこういう建築になったのかなとしみじみ思う。
読了日:10月19日 著者:藤森 照信
https://bookmeter.com/books/15096153
■幽幻廃墟
ナゴルノ=カラバフのような未承認国家から、アルメニア、トルコ、日本などにある廃墟の写真集。
ルーマニアのカジノは廃墟と言えども内装の豪華さが残っているので廃墟ということを忘れそう。
日本のコレは撮影地がどこなのかとても気になります。
表紙はアルメニアの大学の敷地内にあった噴水。
読了日:10月18日 著者:星野 藍
https://bookmeter.com/books/12219706
■あんた、食べてみな! ぼる塾 田辺のスイーツ天国
「芸能界のスイーツ女王こと、ぼる塾・田辺さんがずっと秘密にしてきた"推し"の92品!!!」
2021年9月時点での情報なので注意。
高級品もあるけれど、全体的にお手頃な価格のお菓子が多かったので買いやすい。
お取り寄せできないものもあるから、旅行したときのお楽しみにしておくのも良さそうです。
読了日:10月18日 著者:田辺智加
https://bookmeter.com/books/18693590
■精神病棟入院記 (LAZA COMICS)
強迫性障害と自傷で精神科の閉鎖病棟に入院した著者は当時16歳。
病棟の中の環境が怖くてストレスが溜まりそうと同情してしまう。
入院しているあいだにカウンセリングが一度もなかったのが意外でした。
母親がとにかくひどすぎて、むしろ診察を受けなきゃいけないのは母親なんじゃないかと思った。
それにしても絵が怖かった…。
読了日:10月18日 著者:岡野く仔
https://bookmeter.com/books/12045495
■オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2: 後輩メイドと窓下のお嬢様 (新潮文庫nex)
アイリーンが居ないあいだに雇われたエミリーはすぐに仕事をさぼるし、ユーリの妹・エズミは17歳のわがまま娘。
十九世紀の乗馬を再現するのがそんなに大変なこととは思わなかった。
とにかく私は頑張っている。頑張っているのが正義。だから多少は感情的になっても良いはずでしょう、みたいなアイリーンの態度がどうも好きになれません。
読了日:10月17日 著者:太田 紫織
https://bookmeter.com/books/10990476
■スーパーマーケットでは人生を考えさせられる (幻冬舎文庫)
JRの最寄り駅から10分くらいの距離にある小さなデパートの地下にあるスーパーマーケットでの観察記。
都心(どこかは分からないけど)なのになんだか寂れている雰囲気で、全面的なリニューアルを経てもあまり繁盛してないみたい。
苦手な店員さんがいたりするし、よく利用するとそういうところにも気が付いたりしますね。
スーパーの入り口に犬が繋がれてるのはあるあるだと思うのですが、連れ去られたりするんだなあ。
読了日:10月17日 著者:銀色 夏生
https://bookmeter.com/books/15223376
■フジモトマサルの仕事 (コロナ・ブックス)
フジモトマサルの仕事をジャンルごとに紹介する。
亡くなってもう10年くらい。
月日が経つのは早いなあ。
自分の読書メーターの本棚を漁ったら、2011年に「にょっ記」の表紙で出会って2012年に「長めのいい部屋」を購入。
(ひとに貸したまま帰ってこないのを思い出しました)
なんとなく版画っぽい絵で好きでした、長生きして欲しかった。
読了日:10月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/15287553
■そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40
日本人による日本人のための発音メソッド。
QRコードがついているので各法則に該当するレッスン音声および例文音声を聞けます。
そもそも、英語は日本語より口を大きく開いて話す言語。
日本語を「英語っぽく」読むことでも、「口の開き」と「音の伸び」を練習することが可能。
英語は喉から発声するから声が低くなる。
「低いイケボ」が発音のカギ。
読了日:10月16日 著者:英語のそーた
https://bookmeter.com/books/17455582
■ガジェット愛がとまらない
ガジェットとは、携帯電話やタブレット、デジタルカメラなど、世のモノ好きたちを魅了してやまないデジタル機器の総称。
これまでにケータイ機種変更が117回、デジカメ購入158回、ほんとに筋金入りのガジェット愛。
新製品で気になるものを見つけたらまず買ってみるけれどハズレのものもあるわけで、「そういうものは壊す!」
ガジェット図鑑で長さ25cm程度のカナダからの輸入品の薪を紹介してるのが謎だったのだけれど、震災のあと防災用品を色々と揃えているうちに木を燃料にできるコンロに辿り着く。
そこと繋がるのか~。
読了日:10月16日 著者:スタパ齋藤,るかぽん
https://bookmeter.com/books/5713304
■カラクリ荘の異人たち 3 ~帰り花と忘れ音の時~ (GA文庫 し 3-3)
本を探して欲しいという依頼と、溶けてしまった雪女、そしてレンと喧嘩になった太一。
居心地の良いところに逃げ込むのは別に悪いと思わないけどなあ。
継母の鈴子は、どう転んでも押し付けがましさから抜け出せないのを分かっていないのが怖い。
読了日:10月15日 著者:霜島 ケイ
https://bookmeter.com/books/575732
■日本全国津々うりゃうりゃ 仕事逃亡編 (幻冬舎文庫)
WEB連載「日本全国津々うりゃうりゃ」の書籍化第3弾。
元々の廣済堂出版の単行本の出版は2015年。
コロナ禍の前のことなのであちこち好きなところに行けると思いきや、テレメンテイコ女史の決定力が強くて笑える。
そんなテレメンテイコ女史が災難続きで大変だった宮崎は、宮田さんの午後便のバスが怪我の功名ってやつでしたね。
財布が見つかって良かった。
高千穂の手漕ぎボートは探検みたいで楽しいそうなのでお好きな方はぜひ。
読了日:10月15日 著者:宮田 珠己
https://bookmeter.com/books/18374357
■STEAMPUNK JEWELRY
図書館で見かけて借りてきた本。
スチームパンクのジュエリーをアーティスト別に紹介する。
スチームパンクでよく使われる歯車とかのモチーフを元にしているものや、動物や昆虫を模ったりサイバーパンクっぽいと思うものもあったりして、バラエティに富んでいました。
読了日:10月14日 著者:スパージョン・ヴォーン ラトクリフ
https://bookmeter.com/books/9782700
■GoGo!! おひとりホモ☆
「恋愛しても長続きしない中年ホモ漫画家のひとり暮らしエッセイ!」
実録ってのがすごい。
色んな性癖のひとがいて世の中広いなあ。
ゼンタイ(全身タイツ)プレイは直に触れ合わないのでいろんなリスクゼロ、乱交も怖くない。
AVでも肌を見せないから健全で修正作業なし。健全とは…?
ホモ・コスプレバーのマナー講師なお客が言った「ハラマキは輪が下!ツマが上!」は着物の帯と一緒だ。
読了日:10月14日 著者:熊田 プウ助
https://bookmeter.com/books/9805270
■県民バズごはん
47都道府県のご当地グルメのレシピ。
どれもおいしそうで、それほど作るのが大変そうじゃないのが良かったです。
神奈川県湯河原町のタンタン焼きそばって知らなかった。
タヌキが見つけた湯河原温泉が「たんたんタヌキ」で坦々焼きそば。おやじギャグか。
長野のキムタクご飯は給食メニュー、キムチとたくあんの組み合わせなんてしょっぱくないのかな。
読了日:10月14日 著者:リュウジ
https://bookmeter.com/books/13272283
■裏切りの中央本線 (角川文庫)
6作品収録の短編ミステリ集。
「裏切りの中央本線」
久しぶりに大学の同級生に会った西本刑事。
十津川警部の気遣いに「私は、行きますよ!」と答える西本刑事はきっと複雑な心境。
「石垣殺人行」
夫は妻を殺すため沖縄旅行に誘う。
まあ、そういうことになるだろうなと思いましたが、十津川警部じゃない西村京太郎をほとんど読んでないので新鮮だった。
読了日:10月13日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/15096993
■季節で綴るフィレンツェ202 世界でいちばん美しい街の愛おしい毎日、とっておきの場所
フィレンツェの春夏秋冬の日々の暮らし。
フルカラーの写真が綺麗でした。
教会や美術館で見かけるようなフレスコ画がレストランやブティックなんかの身近なところで見られるっていうのがすごい。
大衆食堂では大量の生のそら豆と大きなチーズの塊がドンと出されて、そら豆を噛みながらチーズをひとかけ齧って赤ワインを飲む。
そら豆が生でも食べられるとは知らなかった。
読了日:10月13日 著者:奥村千穂
https://bookmeter.com/books/21503114
■浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―
文芸同人誌「悪友」を書籍化したもの。
オタク女性たちのお金の使い方。
何が好きかはそれぞれだけど、好きなものがあるほうが人生絶対楽しい。
1848人が回答したアンケートで「一生このまま愛と金を注ぐつもり」が44.6%。
遠征したりグッズ購入したり、無理なく自分ができる範囲で楽しむなら良いのでは。
読了日:10月12日 著者:劇団雌猫
https://bookmeter.com/books/12180602
■ペネロペおはなしえほん (14) ペネロペ おねえさんになる (ペネロペおはなしえほん 14)
もうすぐ赤ちゃんがうまれるので、ペネロペはお姉さんになります。
弟かな、妹かな。
赤ちゃんはふたごちゃん、弟はウスターシュ、妹はフィロメーヌ。
二段ベッドで寝てるところを想像してるのが可愛かった。
読了日:10月12日 著者:アン・グットマン
https://bookmeter.com/books/5398409
■相鉄のすべて (鉄道まるわかり017)
都心への直通運転で注目を集める相模鉄道を紹介する。
ほぼずっと相鉄沿線に住んでいる民としては、頑張ってるんだよ相鉄線、と言いたいところです。
乗降人員数の最下位は平沼橋だと思ってたけれど、ゆめが丘駅でしたか。
最近「ゆめが丘ソラトス」がオープンしたので乗降人員数が増えるといいな。
読了日:10月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/21606884
■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 10 (MF文庫J)
最終巻。
「ムッシュ、胸を張りましょう。私たちは確かに、現実にいました」
たとえ虚構であったとしても、エイルンは最後まで、自分自身の役割りを、自分自身の信念を貫いた。
セレスがデストブルムにならない未来が今ここにある。
読了日:10月11日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/13965303
■寝ころび読書の旅に出た (ちくま文庫)
実際の旅とシンクロする本をいかにたくさん読みこむか。
それは椎名さんの人生の夢なのだそうですが、最大の願いとしては「ビーグル号航海記」を現場で読みながら旅をすること。
あちこち出かける椎名さんでもそういう旅は憧れるものなんだなあ。
読了日:10月11日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/9870941
■ミュージアムグッズのチカラ
「日本全国、地域や博物館の種類を超えて、様々なミュージアムグッズを紹介しています。どれもグッズとしての面白さに留まらず、博物館に行ってみたくなるものばかり!」
各館の収蔵品の魅力を伝えられるようなグッズばかりで素晴らしい。
福岡市博物館の金印スタンプいいなとオンラインショップを見たら他にも金印グッズが色々あって、ポメラニアンのやつ可愛かった。
読了日:10月10日 著者:大澤夏美
https://bookmeter.com/books/18300757
■クレール パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々
新生児室(NICU)で働く看護師クレールの愛を探す日々。
フランスのまんがなので左から右へと読んでいくのが最初は慣れなかった。
フランクと出会って一緒に住んで、幸せなはずなのにそうとも言い切れない。
子どもを産むか産まないかは女だけの話じゃないのに「きみが産みたいなら、おれはかまわないよ」の無責任さ。
「夫と分かち合える世界で生きたい」
読了日:10月10日 著者:オード・ピコー,山内マリコ(あとがき)
https://bookmeter.com/books/13711022
■長生きするのはどっち?
35の質問から自分で自分の寿命を縮める誤った情報を知り、健康長寿を目指す。
A・「胃カメラ嫌い」と「バリウム嫌い」胃がんになるのはどっち?
Q・胃がん予防をするためには半年おきに胃カメラとバリウム検査を交互に行う必要がある。
それぞれ長所と短所があるから、というのは納得。
A・「定番の薬」と「ジェネリック」選ぶならどっち?
Q・ジェネリック医薬品は安いだけではない。品質や錠剤の形などにより、先発医薬品と効果がまったく変わってくる可能性があるので、違和感があればすぐいつもの薬に戻す。
読了日:10月10日 著者:秋津 壽男
https://bookmeter.com/books/8293200
■妖怪解析官・神代宇路子の追跡 人魚は嘘を云うものだ (メディアワークス文庫)
元刑事と美貌の科学者が人魚にまつわる事件を追う。
腐敗している豆井戸市の警察上層部がいったい誰と繋がっているかと考えたら、まあ黒幕はひとりしかいないよね~。
御堂陸が警察に見切りをつけたのは良い選択、そして先輩の伊出が警察に残ったのも結果的には良い選択だった。
神代宇路子ってすごい名前と思ったけれど、なるほど。
読了日:10月09日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/13579238
■NHK「100分de名著」ブックス サン=テグジュペリ 星の王子さま
大事なことは、目には見えない。
「星の王子さま」を深く読み込む。
王子にとってバラはもちろん大事なのだけれど、キツネの存在も大きいと思う。
そしてパイロットも、王子と過ごした時間を経て、自分自身を生きているはず。
読了日:10月09日 著者:水本 弘文
https://bookmeter.com/books/7614991
■死ぬまでに見たい洋館の最高傑作II
全国の魅力的な洋館を紹介する。
施主自らが基本設計を考えた愛知県・本多忠治邸は現代住宅の先駆け。
スパニッシュ様式を基調にして、中世イギリスで好まれたチューダー様式も一部分採用。
南側の3連アーチも良いし、湯殿のタイルと窓が可愛い。
迎賓館赤坂離宮はさすがの迫力、なんとも豪華。
読了日:10月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/8138722
■ころべばいいのに
学校の校門から家に帰りつくまでに、とことん「嫌い」について考える女の子。
ただ嫌いだからとイヤな気持ちに捕らわれずに、ちゃんと自分なりに筋道立てて考えていてすごい。
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」にアイツの立体像があったんですが、しっぽがあったか覚えてないな、ちゃんと後ろ側も見てくればよかった。
読了日:10月08日 著者:ヨシタケシンスケ
https://bookmeter.com/books/13766736
■はじめよう! [愛蔵版]気持ちのいい暮らし
「本書では、洗濯・掃除・料理など家事のコツから、インテリア・収納のテクニック、節約のコツ、ひとり時間の楽しみ方までを、かわいいイラスト満載で紹介します」
はじめてひとりで生活するひとに良さそう。
洗濯表示は今はここに掲載されているものとは違う形式になってしまって情報が古いので注意が必要ですが、衣食住やお金のことなど基本的なことはそう変わらないと思います。
読了日:10月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/6431030
■決定版 鬼平犯科帳 (15) 特別長篇 雲竜剣(文春文庫) (文春文庫 い 4-115)
15巻は長編。
平蔵が何者かに襲撃された半年後、同心ふたりが殺害された。
その太刀筋から亡師・高杉銀平が立ち合いをした「雲竜剣」の遣い手・堀本伯道を思い出す。
忠吾が驚くほどのしっかり者になっていて、伊三次の死が何かしらの影響があったのかもしれない。
先輩同心・吉田の娘おたかは、忠吾の嫁に来てくれるかな。
読了日:10月07日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11917017
■これから学芸員をめざす人のために
三重県・桑名市博物館現役館長が、どうやったら学芸員になれるのか、そして学芸員の仕事の内容を紹介する。
学芸員は国家資格。
資格を取るのは容易ではあるものの、就職できるのは資格習得者全体のうちの1%と非常に狭き門。
30歳まで、あるいは100回試験を受けるまでと、具体的な限度を設けることも必要。
モノを取り扱うときの「宙渡しするなっ!下に置け下にッ!」は理に適っているし、それができないときの「渡します」「もらいました」「離します」の徹底は後々のためにもなりそう。
読了日:10月07日 著者:杉本 竜
https://bookmeter.com/books/21304694
■北の黒曜石の道・白滝遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 12)
世界でも有数の黒曜石原産地である北海道・白滝遺跡群。
白滝の発見者は遠間栄治。
こういう遺跡は、在野の研究者の尽力がなければどうなっていたことか、ってパターンが多いのだなあ。
赤石山を中心とした白滝遺跡群は2万年以上にわたって利用され続けた大規模な原産地遺跡。
これほどの長期間、人類を支えた原産地遺跡は世界的にも稀有な存在。
北海道と地続きだったとはいえ、400㎞も離れたサハリン(ソコル遺跡)で白滝の黒曜石が見つかるなんてすごい話だ。
読了日:10月06日 著者:木村 英明
https://bookmeter.com/books/631062
■トラブルカフェ 2 (バンブー・コミックス)
客のほとんどがおっさんで、女の子受けするパフェなんか作っても仕方ないけど、モーニングのバナナは苺になったりするから多少は気にしているのかな。
飲食店だからゴキブリは隠語で「太郎ちゃん」、可愛い呼び名だけど実態は可愛くない。
優しい兄のマスターと凛々しい妹のミユキは、どっちも同性に好かれるタイプで似た者兄妹。
マカロニサラダの隠し味にトマトジュース使うのってどんな風になるんだろ。
神戸のコーヒー博物館のレポートも面白かった。
読了日:10月06日 著者:丹沢 恵
https://bookmeter.com/books/206232
■みんなのユニバ-サルデザイン (1)
ユニバーサルデザインとは何か、家の中から考える。
もしお年寄りと一緒に住むことになったらどうするのか、実際のリフォーム事例の写真も掲載。
バリアフリーはユニバーサルデザインの範囲なのかな。
東日本大震災の現場から「仮設住宅にもユニバーサルデザインを」という提案は現実的でいいと思った。
読了日:10月06日 著者:川内美彦
https://bookmeter.com/books/6479179
■天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)
診断が困難な患者の診察依頼が舞い込む統括診断部、天久鷹央の事件簿。
この事件を解決しないと小鳥遊が大学病院に戻ってしまう「密室で溺れる男」の鴻ノ池の言い分が理不尽、やっぱり苦手だなあ。
素人には、そういう症例があるというのは分からないことなので、鷹央が見つける真相が楽しみ。
ときどきちらっと出てくる、小鳥遊が赴任してきたときの「宇宙人に誘拐されたと主張した男の殺人事件」がとっても気になります。
読了日:10月05日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/9743077
■週末の縄文人
アラサーの二人のサラリーマン・縄さんと文さんが週末限定で縄文人の生活を送る。
火起こしから始まって竪穴式住居に辿り着くまで本当に大変で、諦めずによく頑張ったなあ。
井尻野考古館や色んな方々の協力も得て、段々と縄文時代に対して思いを深めていくのが良かったです。
木の皮をはぐのに向いてる季節があるなんて知らなかったし。
無事に弥生時代に移行できるのかが楽しみです。
読了日:10月05日 著者:週末縄文人(縄・文)
https://bookmeter.com/books/21456341
■ダム2 (文庫ダ・ヴィンチ)
西日本のダム47基の写真集。
岡山県・千屋ダムは、堤体上部には石積み風の装飾、常用洪水吐の上には赤い三角屋根の東屋がある。
「施工する前に、僕に相談してほしかった」
気に入らないデザインだったんですねw
日本で初めて完全撤去が決まった荒瀬ダムへのコメントが印象的。
「この程度の規模の発電ダムを撤去することで回復する環境と、廃止される発電所が生み出していた電力を補うために新たにかかる負荷とのバランスが取れるのか、素人でも詳しく知りたいところではある」
読了日:10月04日 著者:萩原 雅紀
https://bookmeter.com/books/5119014
■大阪愛のたたき売り 育児編 1 (バンブー・コミックス)
「この漫画は作者の実体験に基づき99%ノンフィクションでお送り致しております」
蓑田家の双子の男の子、とん吉くんとしょー吉くんの子育て4コマまんが。
犬を飼ってるお友達のセリフ「なーなー子育てどお?」の気分で読みました。
ごみ箱の軽いフタに手が挟まれたしょー吉くんが、反対側の手でフタを押さえて手が抜けない、ってのが可愛かった。
読了日:10月04日 著者:胡桃 ちの
https://bookmeter.com/books/438484
■おなかも心も満たす 旅する喫茶のおうちRecipe
喫茶店「旅する喫茶」の味を自宅で楽しむ。
使う材料が多くてもだいたいは普通のスーパーで買えそうだし、難しいレシピじゃないけれど、スパイスカレーは話が別。
ホールスパイスとパウダースパイスの両方を使っているので大変かもしれない。
読了日:10月04日 著者:tsunekawa,Naoki Tamaki
https://bookmeter.com/books/20535426
■推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ (メディアワークス文庫)
マンションの階下が火事になり住む場所を探している推理作家・月瀬純は、大学時代の先輩に紹介されて、探偵・凜堂星史郎とルームシェアすることになった。
ふたりは、全焼した301号室で見つかった焼死体の謎を追う。
神保町ビルディングBに住む英国帰りの変人探偵には政治家の兄がいて、星史郎の造形がホームズみたい。
右手の人差し指の終わり方が気になります、続きは出ないのかな。
読了日:10月03日 著者:久住 四季
https://bookmeter.com/books/13311891
■空から森が降ってくる
「ウェブ平凡」連載に加筆して単行本化したもの。
ニューヨーク州の北部、ウッドストックの森で暮らす。
ブラックベアや鹿に遭遇するし、冬になれば閉じ込められると思うほど雪が降り、雪嵐の日は停電する。
「自然と共に生きる、ということは、ワイルドに生きる、ということでもある」
暖かい所へ旅行したり自家発電装置で対応しながら春を待つ。
森の中のランニングは気持ち良さそう。
読了日:10月03日 著者:小手鞠 るい
https://bookmeter.com/books/14262009
■おうちで簡単!フルーツスイーツレシピ: タカノフルーツパーラー直伝
旬のフルーツを使ったタカノフルーツパーラー直伝のスイーツレシピ集。
さすがタカノのレシピ、おいしそう。
写真もキレイで眺めるだけでも満足です。
華やかなトロピカルタルトみたいにそれ相応の手間と材料が必要なものは私には無理そうですが、焼きりんごとかなら作れそう。
読了日:10月02日 著者:タカノフルーツパーラー
https://bookmeter.com/books/613331
■ぷりっつさんち 4
スーちゃんのくじ引きの最初の「はにゅうるい」で吹いて、「りょうせいるい」「じんるい」ときて「くりはらるい」で負けた…。
それにしてもスーちゃん字が上手い。
シーザーサラダにかける粉チーズがドバっとでそうで怖いというチーちゃんに、トントンってやるといいよと言うフーちゃん。
チーちゃんが粉チーズ持たずに腕だけトントンしてるの可愛かった。
こういう姉妹同士のやり取りでほのぼのします。
読了日:10月02日 著者:松本 ぷりっつ
https://bookmeter.com/books/9712000
■ヒエロニムス・ボスの世界-大まじめな風景のおかしな楽園へようこそ-
ヒエロニムス・ボスの作品と工房作品など、合わせて19点の作品について、ディテールを拡大した図版で詳しく見る。
細かいところまで見られて良かったです。
やっぱり面白いなあ、ボスの作品。
拡大すると、ボスの絵画では音楽家や楽器のイメージはしばしば否定的な意味を持つことがよく分かる。
「十字架を担うキリスト」はボスの作品と考えられてきたが、近年の絵画技法の分析により追随者による作品と思われる。
読了日:10月02日 著者:ティル=ホルガー・ボルヒェルト
https://bookmeter.com/books/14884854
■聖女ヴィクトリアの逡巡 アウレスタ神殿物語 (角川文庫)
ついに皇帝陛下が崩御。
ヴィクトリアは、アドラスを含む10人の皇子皇女たちによる皇位継承選挙の隠された陰謀に巻き込まれる。
契りの聖女タリアの能力を知ると、ヴィクトリアが無能と言われても仕方ないなと思ってしまう。
すったもんだありましたがロディスなら良い皇帝になることでしょう。
魂魄遣いを捕まえられるのはヴィクトリアだけ。
再戦はあるのかどうか。
読了日:10月01日 著者:春間 タツキ
https://bookmeter.com/books/19859122
■旅のように暮らしたい。 (講談社文庫 に 19-12)
旅のように暮らし、暮らすように旅を。
「趣味は発見」と言えるのがいいなと思いました。
発見した何かが自分の中に蓄積したり、媒体を通して自分の中で繋がったり。
ストックホルムのオペラ座で見逃したドン・ジョバンニを渋谷のオーチャードホールで観劇。
「旅のほうが私たちに合わせてやってきてくれたのだ」
こういうこと言えるような生活がすごい。
読了日:10月01日 著者:西村 玲子
https://bookmeter.com/books/436592
▼読書メーター
https://bookmeter.com/
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:14711ページ
ナイス数:499ナイス
https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/10
■名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇 (講談社文庫 の 7-13)
探偵・法月綸太郎の短編選集。
アンソロジーで読んだことがある程度だったので楽しめました。
父親の法月警視から話を聞きつつ推理する安楽椅子探偵な感じも好きですが、図書館司書・穂波さんと事件に遭遇した「背信の交点」も良かった。しなのとあづさ。
「縊心伝心」
落合聡美の不倫相手・諏訪祥一の名前を説明する警視の「不祥事の祥、一身上の都合の一」になんとなくニヤリとしてしまった。
読了日:10月31日 著者:法月 綸太郎
https://bookmeter.com/books/12124240
■何はさておき (角川文庫 な 30-12)
「ここでしか読めない、初収録コラム集!」
テレビが娯楽の王様だった時代が懐かしいです。
ツカサのてんこてんじぇいぴーCMあったなあ、よんよんまるまるのほうは節回しまで思い出しました、我ながらびっくり。
ナンシーさんがGSコピーバンドのベースやってたのがちょっと意外でした。
読了日:10月31日 著者:ナンシー関
https://bookmeter.com/books/415385
■知られざるマヤ文明ライフ: え? マヤのピラミッドは真っ赤だったんですか⁉
マヤ文明に生きたひとたちはどういう生活を送っていたのか。
マヤ文明は紀元前1000年ごろから2000年間続いた。
日本で換算すれば縄文時代の晩期から室町時代のあたりまで。
写真掲載されてる土偶は600年~900年くらいに作られたもの、日本の土偶とはだいぶ違うなあ。
マヤのひとたちにとってトウモロコシは神と崇めるほど大事なもので、頭の形をトウモロコシに似せて変形させてしまうなんてすごい。
読了日:10月30日 著者:譽田 亜紀子
https://bookmeter.com/books/21320828
■パンどろぼう せかいいちかわいいてづくりこもの
パンどろぼうのフェルトマスコットや刺繍で作る小物。
実物大型紙つき。
マスコットでも可愛いと思うのに、立体的なおもちゃになるともっと可愛い。
子どもが喜びそう。
読了日:10月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/21500074
■こんな私がマンガ家に! ?
北海道から上京して漫画賞に応募、優秀作品に選ばれてデビュー。
ペルシャがアニメ化して順調かと思いきや妊娠で連載終了。
アニメは見たことあったけどペルシャってこの方の作品だったのか。
漫画家になったらそれがゴールってわけじゃなくて、どうやって漫画家として作品を描き続けていられるのか、それが大事なんだなと思いました。
読了日:10月30日 著者:青沼貴子
https://bookmeter.com/books/6966441
■古都鎌倉、あやかし喫茶で会いましょう (一二三文庫)
仕事も恋人も失った詩織は、ひょんなことから、あやかしたちも利用する鎌倉の古民家カフェで働くことになった。
詩織がわりと前向きで、いつまでもウジウジしてなくて良かった。
鬼と人間じゃ流れる時間は違うけど、朔之介と一緒にいられますように。
常連の菊江さんと猫のエピソードがじんわりと切ない。
読了日:10月29日 著者:忍丸
https://bookmeter.com/books/14470922
■短歌ください 海の家でオセロ篇
雑誌「ダ・ヴィンチ」への投稿短歌をまとめた本の第5弾。
「二十時を過ぎると増えてくる欠伸そろそろ部長おねむの時間:土井健悟」
「あの星は私の母でその横の星はおととい壊れたポット:夏野誘里」
「愛されることとはなんだ全身の毛根殺して戦いの夏:ぽん」
「だんだんと言葉遣いが神様に近づいていく闘病日記:えんどうけいこ」
「乱気流に突入します、すみません機長は乱気流が好きなので:ぬぬ」
「いただきますを言わない父が夢のなかで鶏のエサになってた:入瀬」
読了日:10月29日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/20539587
■世界の変なトイレ
カナダ・アルバート州の厩舎で馬の糞を掃除するアルバイトで出会ったふたりが世界のトイレを巡る。
日本に住んでるとウォシュレットが珍しいのだと忘れてしまう。
トルコの子供用バスルームに設置するカンガルーとかクマとかの子供用トイレの色が青とか紫なのがすごい。
表紙はイギリスのレストラン・スケッチのトイレ。
ヨットの船体を専門に製造するメーカーが作った卵型の個室トイレはグラスファイバー製。
女子がピンク、男子がブルー。
読了日:10月28日 著者:モーナ・E・グレゴリー,シアン・ジェームズ
https://bookmeter.com/books/6447323
■にっぽんスズメ日誌
ほぼ毎日、スズメたちの様子を観察&撮影し、SNSで発信する写真家・中野さとるのスズメ日誌。
野生のスズメの寿命は1年から2年程度。
世代交代を感じつつも写真でスズメたちと交流を深めているんだろうなあ。
若年性の脳梗塞になってもSNSをやめずにいて、リハビリに役立っていたのかもしれませんね。
読了日:10月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/21715681
■ボンクラ隊が行く! おいしい台湾食べたいわん (コミックエッセイの森)
1歳くらいの子供を連れて、週末3泊4日の台湾食い倒れの旅。
さるころさんと夫のノダDさん、さるころ双子弟のたっちんさん、大人が三人いるとだいぶラク。
エバー航空のキティカトラリーが大活躍。
すごく切れるけど赤ちゃんが握っても危なくないし飛行機にも持ち込めて、子連れにはありがたい。
おいしそうな食べ物は色々あったけど、魯肉飯と鶏肉飯の食べ比べいいな。
読了日:10月28日 著者:水谷さるころ
https://bookmeter.com/books/12209797
■親愛なる怪盗たちに告ぐ (メディアワークス文庫)
貧乏女子大生・赤石満は、大学内で噂されている怪盗団「白峰界人」に祖父の形見のブローチを取り戻してほしいと依頼した。
11年も前に誘拐されたひとが生きてるかは分からないけれど、ブローチだけが唯一の手掛かりとなれば、どんなことをしても手に入れたい気持ちは分かる。
でもなあ、誘拐された本人はもう大人、本気で逃げ出すつもりなら行動を起こしそうだし、そうしない理由はなんなのか、いまひとつすっきりしない終わり方。
続編ないのかな。
読了日:10月27日 著者:山口 幸三郎
https://bookmeter.com/books/19955381
■地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記
生き物を獲ったり食べたりしている野食料理系YouTuberホモサピさんの野食ライフ。
ツワブキとかニジマスなんかは普通にお店に売ってるものだから、美味しいのは納得。
セアカゴケグモとカミキリムシの幼虫は、食べて美味しいということよりも、良く見つけられたなあ感心する。
生き物にしても植物にしても、毒や寄生虫の危険があるから、それに対しての知識が必要。
読了日:10月27日 著者:ホモサピ
https://bookmeter.com/books/19787971
■世界の果てのありえない場所 本当に行ける幻想エリアマップ
世界各地の“ありえない"場所を案内する。
「エリアマップ」で写真集じゃないので注意。
オランダのスパイケニッセが面白い。
ユーロ紙幣のデザインは不公平にならないようにと配慮して架空の橋を使ったのに、その橋を造ってしまうなんてどういうことw
掲載写真はモノクロなのであとで画像検索したら、ほんとに橋は紙幣の色に合わせてあった。カラフル。
表紙はトルコ・アニ遺跡、崩れかけている聖救世主聖堂。
読了日:10月26日 著者:トラビス・エルボラフ,アラン・ホースフィールド
https://bookmeter.com/books/11700433
■男装女子と女装男子が結婚しました。 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
見た目と中身の性別が逆転しているカップル、男装女子あがるくんと女装男子アンズちゃんが夫婦になるまで。
お互いに自然体でいられる相手と出会えたことが本当に良かった。
ふたりとも手術を受けていないので子供を授かる可能性があり、そういうのも含めて夫婦の形って色々あってもいいなと思う。
読了日:10月26日 著者:やまだあがる
https://bookmeter.com/books/12738121
■みんなと仲よくなる菜根譚 (こども修行シリーズ)
良い人間関係をつくる手助けになる中国古典「菜根譚」を子供にも分かりやすいように解説する。
「みんな欠点はある。イヤな所があっても、嫌いにならず付き合おう」
「仲良くなるために自分をまげてまで相手のごきげんをとることはないよ」
「小さいことでも、手を抜かない。人目がなくてもごまかさない」
「友だちの失敗を注意する時は、よかった点も必ず伝えよう」
読了日:10月26日 著者:
https://bookmeter.com/books/11182521
■クローズドサスペンスヘブン (新潮文庫nex こ 77-1)
ヒゲオ、ポーチ、ヤクザ、オジョウ、メイド、コック。
何者かに惨殺されて記憶をなくしたまま天国にやってきた6人は、事件の真相を暴いて成仏を目指す。
オジョウとコックは見た目と中身が合ってないから、ひょっとしたら入れ替わってるのかと疑っていました。
メイドは苦しい人生だったけど、成仏できて良かったと言うのもなんだかつらい。
読了日:10月25日 著者:五条 紀夫
https://bookmeter.com/books/20880520
■暴いておやりよドルバッキー (角川文庫 お 18-21)
「40代に突入する直前の日々を綴ったエッセイです」
名前と顔が一致する程度くらいにしか知らないので、筋肉少女帯って解散してたのか~、って感じです。
バンドを組んで解散して、それを何回か経験したから「なんとかなるね人生は」実感こもってる。
筋肉少女帯の復活ライブ当日に中野サンプラザに入り待ちの人がいるかどうか偵察、徒歩の距離に住んでるのにわざわざオープンカーを出すほどはしゃいだ気持ちになってて、そういうの良いな。
読了日:10月25日 著者:大槻 ケンヂ
https://bookmeter.com/books/2968786
■送電鉄塔ガイドブック
「本書で紹介している送電鉄塔は、東京電力パワーグリッド(株)管内で使用している施設です。電力会社によって仕様が異なります」
電力会社が書いてるガイドブックなので、あれもこれも知って欲しい!っていう熱意を感じました。
実家の近所に送電鉄塔がありますが、それがどこに繋がってるのかとか考えたことなかった。読んで良かったです。
読了日:10月24日 著者:送電鉄塔研究会
https://bookmeter.com/books/18837773
■ステンドグラスクッキー
クッキー生地をくりぬいて飴を入れて焼いたステンドグラスクッキーのレシピ。
飴は市販の小粒のものを使うけれど、大粒の場合は砕いてから使う。
ロリポップキャンディーは薄くて砕きやすく透明度が高い。
逆に透明度ゼロなのはミルク飴、でも味は抜群だということなので、あれこれ作ってみて食べ比べてみると楽しそう。
読了日:10月24日 著者:Maa
https://bookmeter.com/books/11225567
■文鳥との暮らし方がわかる本
「読めば文鳥が飼いたくなる。お迎えから育て方、しつけ、遊び方まで文鳥生活はじめてガイド」
シナモン文鳥やシルバー文鳥、そういう種類もあるんですね。
子供のころ桜文鳥と白文鳥が家に居たんですが、こんなに人間慣れしてかなあ。
なんせ子供のことだから、追いかけたりして嫌がるようなことしたのかもしれない。
文鳥の魅力である、手にくるんだり、手に乗せたり、手のひらで包んだりする幸せを「て(10)に(2)し(4)あわせ」と表現したことから、10月24日は文鳥の日。
読了日:10月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/10634751
■恋せぬふたり
誰かに恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない。
アロマンティック・アセクシュアルな咲子と高橋の共同生活。
これドラマだったんですね、見たかったな。
私はアロマアセクじゃないけれど、ふたりの周囲のひとたちみたいな態度にはゲンナリだ。
恋愛至上主義なひとたちはお節介だし話通じないと思うことある。
カズくんの鬱陶しさは二人を理解しようとしている証。
読了日:10月23日 著者:吉田 恵里香
https://bookmeter.com/books/19489043
■世界をひとりで歩いてみた 女30にして旅に目覚める (祥伝社黄金文庫)
「これは、実際に私が経験してきた、ひとり旅の記録です」
眞鍋かをりの最初のひとり旅は10年来の親友の日程と合わせたフランス・パリ旅行。
現地ではホテルもバラバラで日によっては別行動。
厳密なひとり旅ではなかったけれど、最初の一歩としては上々だったのでは。
スマホは強い味方、オススメアプリがすごく役立ちそう。
読了日:10月23日 著者:眞鍋かをり
https://bookmeter.com/books/10874743
■ヘンな矢印標識――君たちはどう進むか
一風変わった矢印標識を写真で紹介する。
世の中、色んなマニアのひとがいるものだなあ。
標識の写真を見ながら免許を持ってなくて良かったとしみじみしてます。
愛知県・岡崎市のジャンクションのコレなんて特に、高速道路で運転しながら正しい道を選べる自信ありません。
長野県・長野市のUターン型の矢印の急角度っぷりはお辞儀してるみたい。
読了日:10月22日 著者:山﨑 賀功
https://bookmeter.com/books/21618598
■ただいま「かくれ人見知り」が平静を装って生活しております。
知らない人は怖いけど社交を身に着ければ真っ当な大人になれる? 人見知り克服コミックエッセイ。
実は「かくれ人見知り」の花津さん。
友達を作りたいのに人見知りっていうタイプは苦労が多そう。
誘ったり誘われたりが億劫でなくなってくれば、ちょっとずつ乗り越えられるかな。
読了日:10月22日 著者:花津 ハナヨ
https://bookmeter.com/books/5094666
■おうちキャンプ&アウトドア ベランピングスタイルブック (タツミムック)
ベランピングとは、自宅のベランダ等でできる新しいアウトドアスタイルのこと。
『本書は、超初心者からベテランのアウトドア派まで役立つ、自分好みの「ベランピング」のための手軽なガイドです』
狭いベランダでも小さい椅子があればそれなりにくつろげそうだし、部屋の中にテント広げてる猛者もいて、やろうと思えばどこでもアウトドアにできるのだなあ。
コロナ渦で外出禁止令が出てたときは外にいる雰囲気を楽しめて良かったのかも。
読了日:10月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/16589122
■女子大生桜川東子の推理 ベルサイユの秘密
バー「森へ抜ける道」で宝塚の演目になぞらえて未解決事件の真相に迫る桜川東子。
今回は警視庁の植田刑事と渡辺啓刑事が加わって桜川東子の謎ときに立ち会う。
収録されてる話数が減ってひとつの話のボリュームが増えたので、そのぶんマスターの言動が面倒くさくて仕方ない。
今回はウィスキーの蘊蓄で、日本が世界五大ウィスキーにカウントされてるのが意外でした。
読了日:10月21日 著者:鯨 統一郎
https://bookmeter.com/books/11120057
■自問自答
これからやること、やってしまったこと、あれやこれやと自問自答。
髪の毛が短い岸本さんって想像しにくい。
だいたい肩あたりの長さにしている写真を見ることが多いから、このときはご自分でもイメチェンを楽しめたのでは。
いまはフロッピーなんて使わないからこんなことないんでしょうが、剥がれかけたシールが邪魔して出てこないって良くありました(遠い目)。
読了日:10月21日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/566345
■赤瀬川原平のブータン目撃
ブータンを訪れた赤瀬川原平が激写ならぬ「軟写」した写真とエッセイ。
どの写真からもブータンのひとたちの生活が溢れてきそう。
表紙に和むなあ。
谷口英久さんとの対談も良かった。
ブータン人の理容師はいなくて床屋はみんなインド人。なんでだろう。
読了日:10月20日 著者:赤瀬川 原平
https://bookmeter.com/books/512951
■はじめての多肉植物 育て方のコツと楽しみ方 (主婦の友実用No.1シリーズ)
多肉植物をはじめて育てるひと向けの入門書。
ほぼ多肉植物しか育てたことなくて、他の植物は枯らしてしまうから苦手と思っていたけれど、チランジアは多肉植物の分類だったのか…。
一度ダメにしてしまって、あれは枯れたというより腐ってバラバラになったから水遣りのミスですね(反省)。
全部の種類でできるわけじゃないにしても多肉植物の水栽培って初めて見ました。
読了日:10月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/9882707
■お母さん二人いてもいいかな! ?
すごく読みにくかったんだけれど、それを差し引いてもとても良かった。
大袈裟に言えば、でてくるひとたちみんな覚悟が違う。
次男が生まれるとき「実家の両親が来たがっているので当日両親が来たら友人のふりをした上で帰って頂けますか」なんて言われても逃げ出さなかった。産後ウツのときも諦めずに対話した。
犬山紙子さんの結婚式の日に子供と約束があって、洗いざらい打ち明けたら「私が同じ立場だったら子供さんたちとの約束優先させたいです!」と言える犬山紙子マジ尊敬する。
読了日:10月20日 著者:中村 キヨ,中村 珍
https://bookmeter.com/books/9874298
■マリオネット・エンジン (講談社ノベルス ニG- 19)
「シュガー・エンドレス」「テイク」「家の中」「虫とり」「青い奈落」「マリオネット・エンジン」の6編収録。
SFをあまり読まないので慣れてなくて、その世界がどういうところなのかを理解するのが大変でしたが、「シュガー・エンドレス」「家の中」が良かったです。
砂糖の食べすぎには注意します…。
読了日:10月19日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/565070
■藤森照信 建築が人にはたらきかけること (のこす言葉)
藤森照信が自身の半生と建築について語る。
ずっと藤森さんは建築家と思っていたので、最初は建築の歴史を研究していたことを知りませんでした。
神長官守矢史料館は藤森さんが初めて設計した建築。
守矢家に縁があり現代建築を批評してきた藤森さんだったからこういう建築になったのかなとしみじみ思う。
読了日:10月19日 著者:藤森 照信
https://bookmeter.com/books/15096153
■幽幻廃墟
ナゴルノ=カラバフのような未承認国家から、アルメニア、トルコ、日本などにある廃墟の写真集。
ルーマニアのカジノは廃墟と言えども内装の豪華さが残っているので廃墟ということを忘れそう。
日本のコレは撮影地がどこなのかとても気になります。
表紙はアルメニアの大学の敷地内にあった噴水。
読了日:10月18日 著者:星野 藍
https://bookmeter.com/books/12219706
■あんた、食べてみな! ぼる塾 田辺のスイーツ天国
「芸能界のスイーツ女王こと、ぼる塾・田辺さんがずっと秘密にしてきた"推し"の92品!!!」
2021年9月時点での情報なので注意。
高級品もあるけれど、全体的にお手頃な価格のお菓子が多かったので買いやすい。
お取り寄せできないものもあるから、旅行したときのお楽しみにしておくのも良さそうです。
読了日:10月18日 著者:田辺智加
https://bookmeter.com/books/18693590
■精神病棟入院記 (LAZA COMICS)
強迫性障害と自傷で精神科の閉鎖病棟に入院した著者は当時16歳。
病棟の中の環境が怖くてストレスが溜まりそうと同情してしまう。
入院しているあいだにカウンセリングが一度もなかったのが意外でした。
母親がとにかくひどすぎて、むしろ診察を受けなきゃいけないのは母親なんじゃないかと思った。
それにしても絵が怖かった…。
読了日:10月18日 著者:岡野く仔
https://bookmeter.com/books/12045495
■オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2: 後輩メイドと窓下のお嬢様 (新潮文庫nex)
アイリーンが居ないあいだに雇われたエミリーはすぐに仕事をさぼるし、ユーリの妹・エズミは17歳のわがまま娘。
十九世紀の乗馬を再現するのがそんなに大変なこととは思わなかった。
とにかく私は頑張っている。頑張っているのが正義。だから多少は感情的になっても良いはずでしょう、みたいなアイリーンの態度がどうも好きになれません。
読了日:10月17日 著者:太田 紫織
https://bookmeter.com/books/10990476
■スーパーマーケットでは人生を考えさせられる (幻冬舎文庫)
JRの最寄り駅から10分くらいの距離にある小さなデパートの地下にあるスーパーマーケットでの観察記。
都心(どこかは分からないけど)なのになんだか寂れている雰囲気で、全面的なリニューアルを経てもあまり繁盛してないみたい。
苦手な店員さんがいたりするし、よく利用するとそういうところにも気が付いたりしますね。
スーパーの入り口に犬が繋がれてるのはあるあるだと思うのですが、連れ去られたりするんだなあ。
読了日:10月17日 著者:銀色 夏生
https://bookmeter.com/books/15223376
■フジモトマサルの仕事 (コロナ・ブックス)
フジモトマサルの仕事をジャンルごとに紹介する。
亡くなってもう10年くらい。
月日が経つのは早いなあ。
自分の読書メーターの本棚を漁ったら、2011年に「にょっ記」の表紙で出会って2012年に「長めのいい部屋」を購入。
(ひとに貸したまま帰ってこないのを思い出しました)
なんとなく版画っぽい絵で好きでした、長生きして欲しかった。
読了日:10月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/15287553
■そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40
日本人による日本人のための発音メソッド。
QRコードがついているので各法則に該当するレッスン音声および例文音声を聞けます。
そもそも、英語は日本語より口を大きく開いて話す言語。
日本語を「英語っぽく」読むことでも、「口の開き」と「音の伸び」を練習することが可能。
英語は喉から発声するから声が低くなる。
「低いイケボ」が発音のカギ。
読了日:10月16日 著者:英語のそーた
https://bookmeter.com/books/17455582
■ガジェット愛がとまらない
ガジェットとは、携帯電話やタブレット、デジタルカメラなど、世のモノ好きたちを魅了してやまないデジタル機器の総称。
これまでにケータイ機種変更が117回、デジカメ購入158回、ほんとに筋金入りのガジェット愛。
新製品で気になるものを見つけたらまず買ってみるけれどハズレのものもあるわけで、「そういうものは壊す!」
ガジェット図鑑で長さ25cm程度のカナダからの輸入品の薪を紹介してるのが謎だったのだけれど、震災のあと防災用品を色々と揃えているうちに木を燃料にできるコンロに辿り着く。
そこと繋がるのか~。
読了日:10月16日 著者:スタパ齋藤,るかぽん
https://bookmeter.com/books/5713304
■カラクリ荘の異人たち 3 ~帰り花と忘れ音の時~ (GA文庫 し 3-3)
本を探して欲しいという依頼と、溶けてしまった雪女、そしてレンと喧嘩になった太一。
居心地の良いところに逃げ込むのは別に悪いと思わないけどなあ。
継母の鈴子は、どう転んでも押し付けがましさから抜け出せないのを分かっていないのが怖い。
読了日:10月15日 著者:霜島 ケイ
https://bookmeter.com/books/575732
■日本全国津々うりゃうりゃ 仕事逃亡編 (幻冬舎文庫)
WEB連載「日本全国津々うりゃうりゃ」の書籍化第3弾。
元々の廣済堂出版の単行本の出版は2015年。
コロナ禍の前のことなのであちこち好きなところに行けると思いきや、テレメンテイコ女史の決定力が強くて笑える。
そんなテレメンテイコ女史が災難続きで大変だった宮崎は、宮田さんの午後便のバスが怪我の功名ってやつでしたね。
財布が見つかって良かった。
高千穂の手漕ぎボートは探検みたいで楽しいそうなのでお好きな方はぜひ。
読了日:10月15日 著者:宮田 珠己
https://bookmeter.com/books/18374357
■STEAMPUNK JEWELRY
図書館で見かけて借りてきた本。
スチームパンクのジュエリーをアーティスト別に紹介する。
スチームパンクでよく使われる歯車とかのモチーフを元にしているものや、動物や昆虫を模ったりサイバーパンクっぽいと思うものもあったりして、バラエティに富んでいました。
読了日:10月14日 著者:スパージョン・ヴォーン ラトクリフ
https://bookmeter.com/books/9782700
■GoGo!! おひとりホモ☆
「恋愛しても長続きしない中年ホモ漫画家のひとり暮らしエッセイ!」
実録ってのがすごい。
色んな性癖のひとがいて世の中広いなあ。
ゼンタイ(全身タイツ)プレイは直に触れ合わないのでいろんなリスクゼロ、乱交も怖くない。
AVでも肌を見せないから健全で修正作業なし。健全とは…?
ホモ・コスプレバーのマナー講師なお客が言った「ハラマキは輪が下!ツマが上!」は着物の帯と一緒だ。
読了日:10月14日 著者:熊田 プウ助
https://bookmeter.com/books/9805270
■県民バズごはん
47都道府県のご当地グルメのレシピ。
どれもおいしそうで、それほど作るのが大変そうじゃないのが良かったです。
神奈川県湯河原町のタンタン焼きそばって知らなかった。
タヌキが見つけた湯河原温泉が「たんたんタヌキ」で坦々焼きそば。おやじギャグか。
長野のキムタクご飯は給食メニュー、キムチとたくあんの組み合わせなんてしょっぱくないのかな。
読了日:10月14日 著者:リュウジ
https://bookmeter.com/books/13272283
■裏切りの中央本線 (角川文庫)
6作品収録の短編ミステリ集。
「裏切りの中央本線」
久しぶりに大学の同級生に会った西本刑事。
十津川警部の気遣いに「私は、行きますよ!」と答える西本刑事はきっと複雑な心境。
「石垣殺人行」
夫は妻を殺すため沖縄旅行に誘う。
まあ、そういうことになるだろうなと思いましたが、十津川警部じゃない西村京太郎をほとんど読んでないので新鮮だった。
読了日:10月13日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/15096993
■季節で綴るフィレンツェ202 世界でいちばん美しい街の愛おしい毎日、とっておきの場所
フィレンツェの春夏秋冬の日々の暮らし。
フルカラーの写真が綺麗でした。
教会や美術館で見かけるようなフレスコ画がレストランやブティックなんかの身近なところで見られるっていうのがすごい。
大衆食堂では大量の生のそら豆と大きなチーズの塊がドンと出されて、そら豆を噛みながらチーズをひとかけ齧って赤ワインを飲む。
そら豆が生でも食べられるとは知らなかった。
読了日:10月13日 著者:奥村千穂
https://bookmeter.com/books/21503114
■浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―
文芸同人誌「悪友」を書籍化したもの。
オタク女性たちのお金の使い方。
何が好きかはそれぞれだけど、好きなものがあるほうが人生絶対楽しい。
1848人が回答したアンケートで「一生このまま愛と金を注ぐつもり」が44.6%。
遠征したりグッズ購入したり、無理なく自分ができる範囲で楽しむなら良いのでは。
読了日:10月12日 著者:劇団雌猫
https://bookmeter.com/books/12180602
■ペネロペおはなしえほん (14) ペネロペ おねえさんになる (ペネロペおはなしえほん 14)
もうすぐ赤ちゃんがうまれるので、ペネロペはお姉さんになります。
弟かな、妹かな。
赤ちゃんはふたごちゃん、弟はウスターシュ、妹はフィロメーヌ。
二段ベッドで寝てるところを想像してるのが可愛かった。
読了日:10月12日 著者:アン・グットマン
https://bookmeter.com/books/5398409
■相鉄のすべて (鉄道まるわかり017)
都心への直通運転で注目を集める相模鉄道を紹介する。
ほぼずっと相鉄沿線に住んでいる民としては、頑張ってるんだよ相鉄線、と言いたいところです。
乗降人員数の最下位は平沼橋だと思ってたけれど、ゆめが丘駅でしたか。
最近「ゆめが丘ソラトス」がオープンしたので乗降人員数が増えるといいな。
読了日:10月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/21606884
■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 10 (MF文庫J)
最終巻。
「ムッシュ、胸を張りましょう。私たちは確かに、現実にいました」
たとえ虚構であったとしても、エイルンは最後まで、自分自身の役割りを、自分自身の信念を貫いた。
セレスがデストブルムにならない未来が今ここにある。
読了日:10月11日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/13965303
■寝ころび読書の旅に出た (ちくま文庫)
実際の旅とシンクロする本をいかにたくさん読みこむか。
それは椎名さんの人生の夢なのだそうですが、最大の願いとしては「ビーグル号航海記」を現場で読みながら旅をすること。
あちこち出かける椎名さんでもそういう旅は憧れるものなんだなあ。
読了日:10月11日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/9870941
■ミュージアムグッズのチカラ
「日本全国、地域や博物館の種類を超えて、様々なミュージアムグッズを紹介しています。どれもグッズとしての面白さに留まらず、博物館に行ってみたくなるものばかり!」
各館の収蔵品の魅力を伝えられるようなグッズばかりで素晴らしい。
福岡市博物館の金印スタンプいいなとオンラインショップを見たら他にも金印グッズが色々あって、ポメラニアンのやつ可愛かった。
読了日:10月10日 著者:大澤夏美
https://bookmeter.com/books/18300757
■クレール パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々
新生児室(NICU)で働く看護師クレールの愛を探す日々。
フランスのまんがなので左から右へと読んでいくのが最初は慣れなかった。
フランクと出会って一緒に住んで、幸せなはずなのにそうとも言い切れない。
子どもを産むか産まないかは女だけの話じゃないのに「きみが産みたいなら、おれはかまわないよ」の無責任さ。
「夫と分かち合える世界で生きたい」
読了日:10月10日 著者:オード・ピコー,山内マリコ(あとがき)
https://bookmeter.com/books/13711022
■長生きするのはどっち?
35の質問から自分で自分の寿命を縮める誤った情報を知り、健康長寿を目指す。
A・「胃カメラ嫌い」と「バリウム嫌い」胃がんになるのはどっち?
Q・胃がん予防をするためには半年おきに胃カメラとバリウム検査を交互に行う必要がある。
それぞれ長所と短所があるから、というのは納得。
A・「定番の薬」と「ジェネリック」選ぶならどっち?
Q・ジェネリック医薬品は安いだけではない。品質や錠剤の形などにより、先発医薬品と効果がまったく変わってくる可能性があるので、違和感があればすぐいつもの薬に戻す。
読了日:10月10日 著者:秋津 壽男
https://bookmeter.com/books/8293200
■妖怪解析官・神代宇路子の追跡 人魚は嘘を云うものだ (メディアワークス文庫)
元刑事と美貌の科学者が人魚にまつわる事件を追う。
腐敗している豆井戸市の警察上層部がいったい誰と繋がっているかと考えたら、まあ黒幕はひとりしかいないよね~。
御堂陸が警察に見切りをつけたのは良い選択、そして先輩の伊出が警察に残ったのも結果的には良い選択だった。
神代宇路子ってすごい名前と思ったけれど、なるほど。
読了日:10月09日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/13579238
■NHK「100分de名著」ブックス サン=テグジュペリ 星の王子さま
大事なことは、目には見えない。
「星の王子さま」を深く読み込む。
王子にとってバラはもちろん大事なのだけれど、キツネの存在も大きいと思う。
そしてパイロットも、王子と過ごした時間を経て、自分自身を生きているはず。
読了日:10月09日 著者:水本 弘文
https://bookmeter.com/books/7614991
■死ぬまでに見たい洋館の最高傑作II
全国の魅力的な洋館を紹介する。
施主自らが基本設計を考えた愛知県・本多忠治邸は現代住宅の先駆け。
スパニッシュ様式を基調にして、中世イギリスで好まれたチューダー様式も一部分採用。
南側の3連アーチも良いし、湯殿のタイルと窓が可愛い。
迎賓館赤坂離宮はさすがの迫力、なんとも豪華。
読了日:10月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/8138722
■ころべばいいのに
学校の校門から家に帰りつくまでに、とことん「嫌い」について考える女の子。
ただ嫌いだからとイヤな気持ちに捕らわれずに、ちゃんと自分なりに筋道立てて考えていてすごい。
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」にアイツの立体像があったんですが、しっぽがあったか覚えてないな、ちゃんと後ろ側も見てくればよかった。
読了日:10月08日 著者:ヨシタケシンスケ
https://bookmeter.com/books/13766736
■はじめよう! [愛蔵版]気持ちのいい暮らし
「本書では、洗濯・掃除・料理など家事のコツから、インテリア・収納のテクニック、節約のコツ、ひとり時間の楽しみ方までを、かわいいイラスト満載で紹介します」
はじめてひとりで生活するひとに良さそう。
洗濯表示は今はここに掲載されているものとは違う形式になってしまって情報が古いので注意が必要ですが、衣食住やお金のことなど基本的なことはそう変わらないと思います。
読了日:10月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/6431030
■決定版 鬼平犯科帳 (15) 特別長篇 雲竜剣(文春文庫) (文春文庫 い 4-115)
15巻は長編。
平蔵が何者かに襲撃された半年後、同心ふたりが殺害された。
その太刀筋から亡師・高杉銀平が立ち合いをした「雲竜剣」の遣い手・堀本伯道を思い出す。
忠吾が驚くほどのしっかり者になっていて、伊三次の死が何かしらの影響があったのかもしれない。
先輩同心・吉田の娘おたかは、忠吾の嫁に来てくれるかな。
読了日:10月07日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11917017
■これから学芸員をめざす人のために
三重県・桑名市博物館現役館長が、どうやったら学芸員になれるのか、そして学芸員の仕事の内容を紹介する。
学芸員は国家資格。
資格を取るのは容易ではあるものの、就職できるのは資格習得者全体のうちの1%と非常に狭き門。
30歳まで、あるいは100回試験を受けるまでと、具体的な限度を設けることも必要。
モノを取り扱うときの「宙渡しするなっ!下に置け下にッ!」は理に適っているし、それができないときの「渡します」「もらいました」「離します」の徹底は後々のためにもなりそう。
読了日:10月07日 著者:杉本 竜
https://bookmeter.com/books/21304694
■北の黒曜石の道・白滝遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 12)
世界でも有数の黒曜石原産地である北海道・白滝遺跡群。
白滝の発見者は遠間栄治。
こういう遺跡は、在野の研究者の尽力がなければどうなっていたことか、ってパターンが多いのだなあ。
赤石山を中心とした白滝遺跡群は2万年以上にわたって利用され続けた大規模な原産地遺跡。
これほどの長期間、人類を支えた原産地遺跡は世界的にも稀有な存在。
北海道と地続きだったとはいえ、400㎞も離れたサハリン(ソコル遺跡)で白滝の黒曜石が見つかるなんてすごい話だ。
読了日:10月06日 著者:木村 英明
https://bookmeter.com/books/631062
■トラブルカフェ 2 (バンブー・コミックス)
客のほとんどがおっさんで、女の子受けするパフェなんか作っても仕方ないけど、モーニングのバナナは苺になったりするから多少は気にしているのかな。
飲食店だからゴキブリは隠語で「太郎ちゃん」、可愛い呼び名だけど実態は可愛くない。
優しい兄のマスターと凛々しい妹のミユキは、どっちも同性に好かれるタイプで似た者兄妹。
マカロニサラダの隠し味にトマトジュース使うのってどんな風になるんだろ。
神戸のコーヒー博物館のレポートも面白かった。
読了日:10月06日 著者:丹沢 恵
https://bookmeter.com/books/206232
■みんなのユニバ-サルデザイン (1)
ユニバーサルデザインとは何か、家の中から考える。
もしお年寄りと一緒に住むことになったらどうするのか、実際のリフォーム事例の写真も掲載。
バリアフリーはユニバーサルデザインの範囲なのかな。
東日本大震災の現場から「仮設住宅にもユニバーサルデザインを」という提案は現実的でいいと思った。
読了日:10月06日 著者:川内美彦
https://bookmeter.com/books/6479179
■天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)
診断が困難な患者の診察依頼が舞い込む統括診断部、天久鷹央の事件簿。
この事件を解決しないと小鳥遊が大学病院に戻ってしまう「密室で溺れる男」の鴻ノ池の言い分が理不尽、やっぱり苦手だなあ。
素人には、そういう症例があるというのは分からないことなので、鷹央が見つける真相が楽しみ。
ときどきちらっと出てくる、小鳥遊が赴任してきたときの「宇宙人に誘拐されたと主張した男の殺人事件」がとっても気になります。
読了日:10月05日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/9743077
■週末の縄文人
アラサーの二人のサラリーマン・縄さんと文さんが週末限定で縄文人の生活を送る。
火起こしから始まって竪穴式住居に辿り着くまで本当に大変で、諦めずによく頑張ったなあ。
井尻野考古館や色んな方々の協力も得て、段々と縄文時代に対して思いを深めていくのが良かったです。
木の皮をはぐのに向いてる季節があるなんて知らなかったし。
無事に弥生時代に移行できるのかが楽しみです。
読了日:10月05日 著者:週末縄文人(縄・文)
https://bookmeter.com/books/21456341
■ダム2 (文庫ダ・ヴィンチ)
西日本のダム47基の写真集。
岡山県・千屋ダムは、堤体上部には石積み風の装飾、常用洪水吐の上には赤い三角屋根の東屋がある。
「施工する前に、僕に相談してほしかった」
気に入らないデザインだったんですねw
日本で初めて完全撤去が決まった荒瀬ダムへのコメントが印象的。
「この程度の規模の発電ダムを撤去することで回復する環境と、廃止される発電所が生み出していた電力を補うために新たにかかる負荷とのバランスが取れるのか、素人でも詳しく知りたいところではある」
読了日:10月04日 著者:萩原 雅紀
https://bookmeter.com/books/5119014
■大阪愛のたたき売り 育児編 1 (バンブー・コミックス)
「この漫画は作者の実体験に基づき99%ノンフィクションでお送り致しております」
蓑田家の双子の男の子、とん吉くんとしょー吉くんの子育て4コマまんが。
犬を飼ってるお友達のセリフ「なーなー子育てどお?」の気分で読みました。
ごみ箱の軽いフタに手が挟まれたしょー吉くんが、反対側の手でフタを押さえて手が抜けない、ってのが可愛かった。
読了日:10月04日 著者:胡桃 ちの
https://bookmeter.com/books/438484
■おなかも心も満たす 旅する喫茶のおうちRecipe
喫茶店「旅する喫茶」の味を自宅で楽しむ。
使う材料が多くてもだいたいは普通のスーパーで買えそうだし、難しいレシピじゃないけれど、スパイスカレーは話が別。
ホールスパイスとパウダースパイスの両方を使っているので大変かもしれない。
読了日:10月04日 著者:tsunekawa,Naoki Tamaki
https://bookmeter.com/books/20535426
■推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ (メディアワークス文庫)
マンションの階下が火事になり住む場所を探している推理作家・月瀬純は、大学時代の先輩に紹介されて、探偵・凜堂星史郎とルームシェアすることになった。
ふたりは、全焼した301号室で見つかった焼死体の謎を追う。
神保町ビルディングBに住む英国帰りの変人探偵には政治家の兄がいて、星史郎の造形がホームズみたい。
右手の人差し指の終わり方が気になります、続きは出ないのかな。
読了日:10月03日 著者:久住 四季
https://bookmeter.com/books/13311891
■空から森が降ってくる
「ウェブ平凡」連載に加筆して単行本化したもの。
ニューヨーク州の北部、ウッドストックの森で暮らす。
ブラックベアや鹿に遭遇するし、冬になれば閉じ込められると思うほど雪が降り、雪嵐の日は停電する。
「自然と共に生きる、ということは、ワイルドに生きる、ということでもある」
暖かい所へ旅行したり自家発電装置で対応しながら春を待つ。
森の中のランニングは気持ち良さそう。
読了日:10月03日 著者:小手鞠 るい
https://bookmeter.com/books/14262009
■おうちで簡単!フルーツスイーツレシピ: タカノフルーツパーラー直伝
旬のフルーツを使ったタカノフルーツパーラー直伝のスイーツレシピ集。
さすがタカノのレシピ、おいしそう。
写真もキレイで眺めるだけでも満足です。
華やかなトロピカルタルトみたいにそれ相応の手間と材料が必要なものは私には無理そうですが、焼きりんごとかなら作れそう。
読了日:10月02日 著者:タカノフルーツパーラー
https://bookmeter.com/books/613331
■ぷりっつさんち 4
スーちゃんのくじ引きの最初の「はにゅうるい」で吹いて、「りょうせいるい」「じんるい」ときて「くりはらるい」で負けた…。
それにしてもスーちゃん字が上手い。
シーザーサラダにかける粉チーズがドバっとでそうで怖いというチーちゃんに、トントンってやるといいよと言うフーちゃん。
チーちゃんが粉チーズ持たずに腕だけトントンしてるの可愛かった。
こういう姉妹同士のやり取りでほのぼのします。
読了日:10月02日 著者:松本 ぷりっつ
https://bookmeter.com/books/9712000
■ヒエロニムス・ボスの世界-大まじめな風景のおかしな楽園へようこそ-
ヒエロニムス・ボスの作品と工房作品など、合わせて19点の作品について、ディテールを拡大した図版で詳しく見る。
細かいところまで見られて良かったです。
やっぱり面白いなあ、ボスの作品。
拡大すると、ボスの絵画では音楽家や楽器のイメージはしばしば否定的な意味を持つことがよく分かる。
「十字架を担うキリスト」はボスの作品と考えられてきたが、近年の絵画技法の分析により追随者による作品と思われる。
読了日:10月02日 著者:ティル=ホルガー・ボルヒェルト
https://bookmeter.com/books/14884854
■聖女ヴィクトリアの逡巡 アウレスタ神殿物語 (角川文庫)
ついに皇帝陛下が崩御。
ヴィクトリアは、アドラスを含む10人の皇子皇女たちによる皇位継承選挙の隠された陰謀に巻き込まれる。
契りの聖女タリアの能力を知ると、ヴィクトリアが無能と言われても仕方ないなと思ってしまう。
すったもんだありましたがロディスなら良い皇帝になることでしょう。
魂魄遣いを捕まえられるのはヴィクトリアだけ。
再戦はあるのかどうか。
読了日:10月01日 著者:春間 タツキ
https://bookmeter.com/books/19859122
■旅のように暮らしたい。 (講談社文庫 に 19-12)
旅のように暮らし、暮らすように旅を。
「趣味は発見」と言えるのがいいなと思いました。
発見した何かが自分の中に蓄積したり、媒体を通して自分の中で繋がったり。
ストックホルムのオペラ座で見逃したドン・ジョバンニを渋谷のオーチャードホールで観劇。
「旅のほうが私たちに合わせてやってきてくれたのだ」
こういうこと言えるような生活がすごい。
読了日:10月01日 著者:西村 玲子
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