ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

習うより慣れよ、というけれど

2011年09月07日 | 着物

今日はまた着物で外出。9月になって、着物は薄物からまた単衣に変わりました。

薄物の時期は薄物が好き♪って思ったけれど、やっぱり単衣にはこの時しか味わえない着心地の良さがあります。

着たのが塩沢紬だったので、あの独特のシャリ感がいいのよね・・・。やっぱ、単衣も好き♥

 

なのですが、実は今日はあんまりうまく着られなかったのでした。だから、写真はなし・・・(**)。

着付け以前に朝から何となくどんくさくて・・・。

これはイカン、早く家事を済ませてしまおうとお風呂の掃除をしかけたものの、水栓を抜いた直後になぜか湯船めがけて左足を踏み込んでしまい・・・。そう、お風呂ブーツ?ごとドボンしちゃったんです。

どよーんと落ち込んだものの、まあ色々あるさと前向きだったのですが・・・。

 

気を取り直して、髪をアップにしようとおもいきや、先日10cm切っちゃったから勝手がちがってしまって、うまく結えないんですよね。うーん、じりじり。

でも、今日はそう、大好きな単衣に衣替えよ。張り切って行こう!!

 

わりとすっすと着替えられたと思いきや、あれれ、なんだか長襦袢の襟のところが変。

衿芯がうまく入っていっていなくて、襟がピシッとしなくてふにゃふにゃだ(泣)。

おまけに暑いからと補正のタオルを入れないで着替えたら、帯がすごく余ってしまう。もともと細くて余るのにさらに・・・。

仕方ない、手先を激しく折って入れ込もう。

 

とりあえず形にはなったものの、こういう時って自分であちこち気になるんですよね。洋服だって、髪型だってそうだと思うけど。

そんなわけでなんとか帰ってきたときはホッとしました。

 

私が着付けを習ったのは嫁入り前のすごく短い期間だけ。あとは本を見ての独学であります。

ちゃんと着付け教室に行って習った人を見ると、やっぱり帯も着物もちょっとしたコツが違うのかピシッと決めるとこ決めてるなあって思います。

私は締め具合も感覚だから、動きやすいように楽なように、自然とそうなります。おかげで一日着ていても全然苦しくなったりはしません。でも、何となくいつもここがダメだとか反省してるのよね。

 

「習うより慣れよ」っていうから、数をこなせば上手くなるかと思って着ているのだけれど、あかんなあ。

でもでも、絶対的に着物歴は長いのよ。高校大学の頃から浴衣も着物も毎年着ていたし、そう、舞妓の写真モデルのバイトだってしていたし(さりげに自慢 ^^;)。

なのに、いつまで経ってもうまくならない・・・。

 

そういえば、お茶だってそう。

家でもしょちゅうコーヒー感覚で一人で点てていただいたりもしているのに、なかなかうまく点てられるようにならない。

たまーに「お。今日は・・・」って思う日もあるけど、まさにマグレでしかない。

そういう雑念がイカンのやわ、と集中してみるけど、集中してると思うこと自体集中してないよね。

 

いったいいつになったら・・・と思うけど、ふと思い出しました。

6月のお茶事でご一緒させていただいた方、「お茶始めてまだ50年よ」っておっしゃってた。まだ・・・ですよ(^^;)

 

私なんてまだ赤ちゃんみたいなものだ。なら、やっぱりいつか慣れる日がくるのを待つしかないか。

 

「70才になったら」、その時を目標にコツコツ頑張るのも悪くないよね。その頃になれば、今よりももっと着物もお茶も似合うようになるはず。

やっぱ、がんばろ。今更着付け教室も何となくくやしい。くやしいから頑張るでもたまにはいいんじゃないかな、なんて思います。

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