今日の自転車は市川の里見公園駐車場からのスタートとなりました。狙いはいいつもりだったのだけど、松戸街道が渋滞していて走り出したのは10時を過ぎておりました。
体力的なことを除けば自転車で自宅からスタートした方が早かったな。
里見公園から松戸水門の間ってこんなに近かったんだっけという位あっけなく到着。それにしても今日こんなに暑くなるなんて。川原の草の匂いがもう真夏の匂いだし風も暑い。
この勢いで利根運河を進んでみよう。全然考えて出てきてないので下調べゼロだけど。
で戻ってからちゃんと調べたよ。
利根運河は1890年(明治23年)通水した日本発の西洋式運河なのだそうだ。全長は8キロ。なぜか僕は倍ぐらいあると思って走ってました。
西洋式運河というのはどこがどういうものなのかははっきりわからない。見た感じ普通なのは首都圏にある運河がすべて西洋式だからなんだろう。きっと。
距離よりも僕は時間を見ていて、概ね予定の時間になったら引き返すつもりでいたんだけど、丁度その時間になった頃に目の前に見えてきたのは水門でありました。
利根運河に水門があるというのは・・・・。
以前からここに来たくて、グーグルマップを眺めていたんだけど、利根川の合流地点に水門があった記憶はない。(なんと見落としてた・・・)
先をみると利根運河はまだまだ続いている感じなのだ。
スマホで地図を確認すりゃ良かったんだけど、思い込みというのは恐ろしい。
利根運河の中間地点に水門があるなんて変だと思いつつも、時間も時間なので引き返すことにしてしまったのでありました。
あと2キロも走れば利根川に出ていたのに。残念だ。
それにしても合流地点から2キロも遡上した場所に水門なんてやっぱり普通なかなかないよな。
水運を目的に造られた利根運河だったが、1900年(明治33年)水害対策のために川幅を広げたことから水深が浅くなり、汽船の運航が不可能になってしまい、以降利根運河の目的は水運から離れてしまったのだそうだ。
今では船が通れる環境ではなく、治水よりも寧ろ親水公園として利用されている感じが強い。2006年(平成18年)には、選奨土木遺産に、2007年(平成19年)、近代化産業遺産に認定された。とにかく眺めがとても良くて走っていてとっても楽しい場所でありました。
さて帰路ですが、北風の予報は裏切られ、相当の南風に押される辛い道程となりました。
加えてテントウムシとアブラムシが雨みたいに降りかかってくる。時折固めな甲虫も激突してきて、もうほんと大変な帰り道でありました。
里見公園で一休み。もうくたくたです。
里見公園はバラもすてきですが、この時期、ツツジがとっても鮮やか。
今年もとても美しく咲いておりました。
少し休んで気力を取り戻しクルマに自転車を積み込んで帰宅しました。利根川を一目見る機会を逃したのがなんとも心残り。体力的にはとっても大変でしたが、いい自転車でありました。
53.9キロ
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