僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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佐野元春 & THE COYOTE BAND - Rockin' Christmas レポ

2011年12月23日 | 佐野元春
今週月曜日、恵比寿ガーデンホール元春ライブ行ってきました。
元春のライブは6月の国際フォーラム以来。正直年末で仕事がイッパイイッパイ。
息抜きにイイか~くらいの軽いキモチで申し込みました。(^^;)ゞ

(セットリスト)
1.星の下 路の上 2.荒れ地の何処かで 3. 夜空の果てまで 4.US
5.愛のシステム 6.欲望 7.驚くに値しない 8.イノセント 9.僕は大人になった
10.黄金色の天使 11.月と専制君主 12.ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
13.約束の橋 14.ヤングブラッズ 15.サムディ 16.太陽
17.クリスマス・タイム・イン・ブルー
(アンコール) 18.アンジェリーナ

会社を定時で出て先ずは渋谷タワレコへ。
実は我が家「ALL FLOWERS IN TIME」DVDは未入手。(゚゜)\バキ☆
そうこうしてるうちにデラックス版は売切れ。慌てて買いに行きました(゚゜)\バキ☆
無事ゲット。そのまま恵比寿に向かう。

華やかな装いのガーデンプレイス。そうか、クリスマス近いもんな。忘れてた。
仕事でイッパイイッパイで季節の移り変わりなんて全然意識してなかったな。
嫁に電話したら「これから向かう」とのこと。先に入場。

これまたお洒落なハコ。あれガーデンホールってこんなお洒落だったっけ?
10数年前パティ・スミスのライブで来た時はフツーのライブハウスって感じだったけど?
入場すると椅子が並んでる。スタンディングじゃないのね?
フと「今日はやたらお洒落な豪華なライブになるのでは?」という嫌な予感が(笑

もうすぐ開演。でも嫁が来ない。どうしたんだろう?
元春のライブは「嫁と一緒に見る」のが当然になってたので独りで見るのは不安。
あ~バンド登場した!元春も!あ、嫁が来た、でようやく一安心(^^;)ゞ

ライブの詳しい内容は他のファンの方が色んなトコで書いてるので雑感を。
ともかく今回の元春はよく喋った。ライブでこんな話す元春は初めて見た。
血液型の話からフードコーナーのメニューの話、曲に関するエピソード等々。
何より「30周年はもう終わった」と何度も言っていたのが印象的でした。
元春はもう次のステージに行ってるんだな。それが嬉しかった。
ただ・・・たださぁ。
バンド名を「ホーボーキング・・・コヨーテバ~ンド」と間違えたのは如何なものか?
あれを聞いたとき「佐野クン、やっちまったな」と思いました。\(T▽T)/

バンドの演奏は荒々しくラウドでパンク。ギタリストが1人増えてよりロック色が強まった。
ボクはギターが喧しいバンドが好きなのでこの路線は大賛成。
ただ新ギタリスト藤田さんのギターの音が割れていてあまりよく聴こえなかったのが残念。

選曲は・・もう文句ありません。90年代、2000年代の曲が好きなボクには感涙もの。
まさか「イノセント」が聴けるなんて!武道館の20周年記念ライブを思い出した。
「愛のシステム」「ナポレオンフィッシュ」はCOYOTEバンドに合ってると思う。
超高速の「約束の橋」、これも凄くロックっぽく変身してた。
「いままでの君はまちがいじゃない」はやっぱり一緒に歌えなかったなぁ。
「マチガイだらけ」の人生を送って来た自分ですから(^^;)ゞ
歌おう、と思うと声が出なくなった。ホント、声が出なくなった。
いつか、いつかオレにもこの歌を歌える日が来るんだろうか。

「サムデイ」の前、元春は矢鱈話す。この曲も昔は得意な曲ではなかった。
でも演奏前の元春のMCがあるから、すっとこの曲に入れる。素直に一緒に歌える。

「太陽」。一番聴きたかった曲。仙台の荒れた海岸を想い出した。
あの残酷な景色から目をそらしちゃいけない。忘れちゃいけない。
TVやニュースで取り上げなくても流れなくてもオレは見た。確かにこの目で見た。
知らない間に拳を握り締めていた。もっと、もっと強くならなくちゃ。

「クリスマス・タイム・イン・ブルー」
この季節、当然この曲はやるでしょう。「これはみんなの曲だよ」と言って始まった。
なんか・・もう魔法が降りてきたような光り輝いた空間。ステージ上も客席も笑顔。
みんな楽しそうに一緒に歌っている。元春、ホント楽しそう。
でも、歌詞をよく聴くと「悲しい景色」も歌っている。
甘いだけじゃない。そして、すべての人に平等・公平なクリスマスソング。
だから、ボクはクリスマスソングの中でこれが一番好きだ。
ジョン・レノンや山下達郎、スタンダードのクリスマスソングはもう聴かないが
この曲だけはこれからもずっと聴くだろう。

アンコール、矢張り超高速の「アンジェリーナ」。たっぷり叫び踊りました。
「また近いうちにこのメンバーでやります」と言ってたのが嬉しかった。
ウン、新生コヨーテバンド、また見たい。


ライブの後は嫁とMOTO友さんと晩御飯。元春をネタに食事が進む。
中には「佐野クンを持って帰りたい」なんて意見も(^^;)ゞ
最終的な結論は「佐野クンはオモシロい」。
そう、こんなオモシロいお兄さん中々いません。だから離れられない。
このMOTO友さん、そして嫁とはデビュー20周年のときに出逢った。
あれから11年。その間もこうやって交流が続いてる。元春がくれた一番の宝物だ。

気付いたら終電間際。慌てて帰宅。ヨモギは寂しかったのか矢鱈甘えてくる。
ゴメン、ゴメン。

翌朝、目が覚めると凄くHappyな気分。会社でゴタゴタあったけどま、イイさ♪
そう、元春を聴いてると自分を解放できる、「ま、イイさ」と割り切れる。
DVDは5枚組、8時間に亘る内容。正月休みにゆっくり見ようっと♪

にゃにゃん、今日からお休みだ。いっぱい遊ぼうな☆

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