僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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阿部芙蓉美「沈黙の恋人」

2013年07月04日 | オトの記憶(CD、ライブ)
昨年度の残務は先月全て終了。今月から新年度業務開始。
いろいろ作戦を立て準備を進める。そんな中、思わぬ叛乱が(^^;)ゞ
まぁ以前打合せしたときに不穏な空気は感じてたが、ストレートな攻撃に少し怯む。
帰りの電車、アタマを冷やして考える。まぁ無理強いは出来ないな。
一応、相手の要望には応えて「あげよう」。でも、そっから先は自分の問題だ。
ホンキで前に進みたいなら自分で考えな。自分で手を汚しな。
安全なキレイな道しか歩かない奴にはオレは手を貸さん。

少し動揺したが・・・電車の中でこの作品を聴いてると落ち着いた。
 阿部芙蓉美「沈黙の恋人」


今年出た3rdアルバム「HOW TO LIVE」が良かったので2rdアルバム
「沈黙の恋人」を今週ゲット。
それまでは作詞作曲は他人任せが多かった阿部さんがこのアルバムでは
本格的に自分で作詞作曲をしている。
メロディの展開、楽器アレンジ、何より歌詞がイイ!
1曲目「highway,highway」は恋人とドライブをしたいと願う男の話。
だけど彼は「車を持ってなくて運転しない」最後は「車はいらない」と言う。
なんじゃ、この設定は?高速道路で車に乗ってないのかよ! \(T▽T)/

独特の空気感を持ったボーカル、漂う様なメロディラインもイイが何より歌詞がイイ。
日常的にココロに浮かんだ感情のゆれやカケラを飾ることなく思いつくまま呟いてる。
肯定もなく否定もなくメッセージもない。ただコトバを発しうたう。それだけ。
色彩のない歌、ひたすらモノクローム。
気に入った歌詞を紹介しよう。

 「君の愛らしさを 君のいやらしさを待っている」(清い正しい美しい)
 「ついさっき気づいたよ 孤独以上の癒しはないって」
  (いつかまた微笑みあえる日が来るまで)
 「獣みたいな夕日にじりじり焦がれながら」(沈黙の恋人)

アルバムラストは「希望のうた」で閉じる。
タイトルに反してこのウタ、全然希望を語ってない。


 「いまは希望のうたを うたわなくていいよ 夜を越えよう」

いいな、この人。いいよ。
ウタに何のメッセージもない。共感も優しさもない。感情のカケラを放り出してるだけ。
それがいい。

祥子さんを追いかけるのをやめて範囲を広げたら思わぬ才能に会えたな。
ただ。。。阿部さん、どことなく祥子さんと共通点がある気がするが(^^;)ゞ
っていうか・・・オレ結局は「荒井由実」の路線の女性シンガーが好きなんだな。
繊細で壊れやすいイメージで感情を秘めたようなコトバ使いが斬新なシンガーが。
我ながら一貫してます(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

こうなってくるとライブが見たくなるな。MusicVideo見るとかなりオモシロそう。
にゃにゃん、外は面倒だらけ。
でも、明日がんばればお休みだ。あと1日の辛抱だ。
お休みはたっぷり遊ぼうな(゚゜)\バキ☆

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