僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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世界は慈悲を待っている

2013年02月02日 | 佐野元春
今週、元春の新曲がiTuneで発売。当然買いました。
タイトルが「世界は慈悲を待っている」。タイトルから元春のホンキを感じる。
http://www.moto.co.jp/ZOOEY/
ウォークマンで通勤時に何度も聴いてる。3日間で数十回は聴いてる(笑)
今週は仕事でゴタゴタがあったが、この曲聴いてるうちにそんなのどーでも良くなった。
ホントどーでもイイ。(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

豊かで力強いメロディ。静かだけど強靭な演奏。間奏の歪んだギターはアッキー?
そして歌詞。これがもう素晴らしい。コトバが届く。ハッキリ届いてくる。
ボクは歌詞を覚えられない方だけどこの曲は何度も聴いてるうちに歌詞を覚えちゃった。

世界観としては「The Sun」に近いような気がする。
残酷な悲しいこと、傷ついた後にどうやって前に進むか?そこを描いてる気がする。
或いは「コヨーテ、海へ」で海にたどりついた後を描いてる、っていうか。
いや、それって元春がずーっと歌い続けてきたこと。ホント一貫してる。ブレがない。

「glace」というコトバが度々歌われる。「glace」訳すると優美、美しい、恩恵。
でも、ボクは何となく「寛容」という意味で使われているような気がした。
「欲望に忠実なこの世界のために窓を開け放たってくれ」と歌い、同時に
「偽善者、預言者きどり」のためにも「キミの窓を開け放て」と歌っている。
「欲望、ウソ」を否定しない、そのまま受容れてなお「新しい世界」に向かう。
すごく風とおしがイイ。開けてる、そんな感じがする。
そして、「若くて未熟なアナーキスト」・・
これってもしかして反原発官邸前デモの主催者(皆さん、若い!)をモチーフにした?

そして度々出てくる「君」は誰なんだろう?この歌は誰に向かって歌われてるんだろう?
ボクは「君=神、人智を超えた存在」に向かってうたってる。そんな気がした。
神様に「どうしようもないこの世界のために新しい世界を見せてくれ」と
訴えてるようなそんな気がした。
ってメチャクチャ勝手な解釈してますね。
しかも妄想交じりのこじつけだらけ。スマン、元春<(_ _)>

元春はデビュー30年を超えて、こんな瑞々しい力強いウタを届けてくれた。
先週見たPatti Smithは凄かったし、コレクターズのニューアルバムも素晴らしい。
Patti60代、元春、加藤クン50代。すげぇな。負けてられないな。

今夜は元春&コヨーテバンドのライブが市川である。嫁@パンダと行きます。
今ツアーは初参加。この新曲も当然やってくれるでしょう。期待大。
ヨモちゃん、お留守番しっかり頼むね♪

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