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僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

「ソウルボーイへの伝言」最終日ライブレポ~ソウルボーイからのメッセージ  

2010年12月15日 | 佐野元春
昨日は元春ツアー最終日。仕事を定時で退けて一路横浜へ。
横浜駅から歩いて横浜ブリッツへ。途中で道迷ったけど開演前に入れた。

嫁は先に入ってたけど無事落ち合えた。ほぼ時間通り開始。
先ずは堤幸彦監督「コヨーテ、海へ」のさわりがスクリーンに映る。結構イイ感じ♪
ま、WOWOWに入ってない我が家ではどの道見れませんが(笑。DVD化を待とう。
映像が終わるとバンドメンバー入場、元春はゆっくり登場。。

「星の下 道の上」でスタート。のっけからヒートアップ。大盛り上がり。
バンドの演奏はシャープ。でもまだ振り切れてない感じ、盛上がってるけど後一歩。
と思ったら「US」の間奏で一気にぶち切れた!!魔法が降りてきた!
元春のライブではオンガクの神様が降りてくる瞬間が必ずある。
今日は「US」でそれが来た!

中盤セルフカバーアルバムより3曲演奏、どのアレンジもクール。
ただアルバムとして考えるとこのアレンジちょっと地味じゃないか?とも思ったけど
でも・・そんなのどーでもイイじゃん。元春がやりたいようにすればイイ。
そして何より大好きな歌「月と専制君主」が蘇えったのはウレシイ。
この曲は現在(いま)のオレのテーマソング。無限の力を与えてくれる。
システムに対して個人が何が出来るか?クラレッタのスカートをどうやったら直せるか?
考えさせてくれる歌だ。
しかもオリジナル歌詞「やがて君の時がくる」が今回「やがて君たちの時がくる」に変わってた。
きっとこの歌詞の変更には色んな意味合いが込められているんだろう。

途中で元春は自分がデビュー30周年であることに触れた。客席「おめでとう!」と叫ぶ。
でもお祝いムードはこれで終わり。過剰な祝福ムードは一切なし。素晴らしいV(^^)

後半は元春クラシックスのオンパレード。「ぼくは大人になった」は最高!
あのグルーヴ、あの強いサウンド。これはコヨーテバンドならでは。
「ヤングブラッズ」「約束の橋」、これも若くシャープ。
ただ・・聴いててフと気付いた。
「ヤングブラッズ」の「争うばかりじゃ悲しすぎる」は「US」の歌詞「どうして
ぼくらは傷つけあわなくちゃいけない?」に重なる。同じイタミを描いて繋がってる。
「ぼくは大人になった」も「約束の橋」の歌詞も決して明るくはない。
現状はウスノロ、でも前に進みたい。20年以上前の歌で描いたイタミが未だにリアル。

元春は80年代の曲をライブでよく歌う。「昔の曲を歌うと旧いファンが喜ぶから」
と思ってたけど・・・むしろ大人(中年)になったファンが抱えてる色んなことに
対して昔の曲で描いたメッセージが今だからこそ届いて欲しい。
そんな意味合いもあるんじゃないだろうか?
いや、少なくともオレには届いたぞ。(勝手な思い込み)

「サムデイ」を歌う前、元春は「歌が時の流れを超えることがある。証明しよう」と言ってた。
確かにこの曲はもう時代も世代も超えてるかも知れない。
以前は正直この曲に距離を感じてたこともあるけど、それももうどーでもイイ。
今は一緒に歌って手を叩いて楽しい。横を見ると嫁も口ずさんでる。見ててウレシイ。
それ以上何を望む?これでイイじゃん。
そして高速パンクバージョンの「ダウンタウンボーイ」、また魔法が降りてきた。

アンコールの「クリスマス・タイム・イン・ブルー」。雪が降ってきた。
元春は何度も客席と一緒に歌う。凄くうれしそう。54だろ?何でそんな元気なんだ?
オレなんざ普段の仕事でくたびれてヘトヘトだよ。
ただ・・元春「戦ってる街で」の処では険しい顔で「NO!」と言うように
激しく強くクラッピングしてた。そうこれもお気楽なクリスマスソングじゃない。
あくまで「現状を超えていく」ための歌なんだろう。
更には「アンジェリーナ」。ようやくフカヌーが前に出てくる!
これもオトがはじけてた。ステージの上に魔法が掛かってる。明るく光ってる。
客席が粘りに粘って再度アンコール。「ぼくは大人になった」の再演奏。
これは素晴らしかった。会場が一体になるってこのことを言うんだろう。

外に出ると横浜の美しい夜景。

ライブの後は当然打ち上げ!新しい友人も加わってワイワイガヤガヤ元春談義。
みんな元春のことを話すときは目がキラキラ輝いてる。楽しい~!
すっかり話し込んで終電間近。途中でタクシーで帰りました(^_^;

ヨモギは独りでお留守番が寂しかったのか、ドアを開けると「ふみーふみー」と泣く。
ゴメンゴメン、寂しかった?部屋に入っても嫁の姿が見えないとまた泣く。甘えっこ(笑。


あ~ツアー終わっちゃったな。楽しかったな。
最終日、元春のメッセージを色々もらった気がする。
旧い歌を歌う意味、歌の中に込められた意思、ライブの中でいろいろ考えたな。

で今年オレはまだ元春のライブを見る。そう!30日のロッキングオンフェスに行きます。
バンドはホボキンみたい。さて久しぶりにどんなオトを聴かせてくれるか?
コヨーテバンドのオトが馴染んだこの耳。ホボキンの成熟したオトを受け付けられるか?
少し不安もあるけど・・・ま、きっと楽しい時間を過ごせるでしょう。

ともかく楽しい時間ありがとう。元春&コヨーテバンド&スタッフ&友人。
筋肉痛でカラダはボロボロですが仕事がんばります☆


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This Is M`s Story 4~くらやみの中の光  

2010年11月26日 | 佐野元春
元春マイヒストリー第4弾。一体何回続くのか?(^^;
前回ハートランドの解散を知って、もうショックでした。
で解散ライブが横浜スタジアムである。でもボクは関西在住。見れない(T○T)
当時は遠征して東京でライブを見るという発想が無かった(爆)

と思ったら何とその春、東京に転勤となりましたぁ!!\(T▽T)/\(T▽T)/
6月から東京本社に赴任。千葉にある会社の寮に住むことに。
早速、ぴあに「Land Ho!」のチケットを買いに。当然売切れ(^_^;
で諦めてたんですが同じ部署の先輩と呑んでいるとき「音楽は何聴くの?」
「佐野元春です」「今度横浜でライブやるんでしょ?行くの?」
「チケッ無くて」「ウチのカミさんファンクラブに入ってて1枚余ってるよ。行く?」
「え~!行きます!行きます!」ということで無事チケットをゲット(笑

新しい部署での仕事はかなり大変でした。東京での慣れない暮らしに参ってました。
そんなとき買ったのが「Golden Ring」。元春とハートランドのライブヒストリー。
これを聴いて「R&Rナイト」「ハートビート」が特別な曲だと理解できました。
何ていうか凄く勇気をもらえた。励まされた。それは今も一緒。
落ち込んだとき、このアルバムを聴くと力が湧いてきます。

でいよいよ「Land HO!」当日。早目に横浜スタジアムに到着。
当日ファンクラブ主宰で色んな企画があったらしいんですがボクは知らず。
まして「赤い靴」を訪れるなんて発想もなし。
生まれて初めて見る佐野元春&ハートランドのライブ。解散ライブが初めてのライブ。
生憎の雨。花をもらい着席。スタンドのかなり上の席。
スクリーンに元春のメッセージが映る。ウェイヴを繰り返す客席。
ライブが開始。先ずはハートランドが登場。元春が登場。怒号の様な歓声。
確か「ナイトライフ」で始まったと思う。客席は一緒に歌う、凄いノリ。
初めてナマで聴く「アンジェリーナ」いえ、どの曲も初めてライブで聴くんですが(笑。
初期の名曲が次々と演奏される。元春が一々カッコいい。ハートランドもイカシテル。
これが佐野元春か!これがハートランドか!凄いな。解散するなんて勿体無い。
「インディビジュアリスト」、元春の走る振りがやっと見れた!
「新しいシャツ」で元春が手をひらひらさせる。
ボクの前に居た親子連れがそれを真似する。お父さんは50歳くらい?
でも嬉しそうに一緒に真似してた。ボクも当然一緒に踊った。
後半、「ロックンロールナイト」元春は途中で歌うのを止める。
客席は当然のように歌う。ハートランドは元春をサポートするように演奏。
元春は再び歌い出す。そしてあの爆発するような叫びを繰り返す。何か泣けてきた。
終盤、元春は上半身裸になってステージを駆け巡る。
そして「悲しきレイディオ」。テレビで見たあのシーンが目の前で現実となる。
元春と客席のコール&レスポンス。「ここに嫌な奴はいないのさ!」夢の様な時間。

アンコール「サムデイ」。客席は一緒に歌う。元春はニコニコしている。
スクリーンにはハートランドのメンバーの表情が映ってる。真剣な表情。
最後、元春は何度もギターをかき鳴らしメンバーを紹介し手を振って去って行った。
解散ライブだけど湿っぽさは全然無かった。
ボクはもらった花束を手に意気揚々と帰りに着いた。
「おわりだけどはじまり」なんかそんな気分だった。

後で知った事だけどこのライブには嫁も見に来ていた。
そして後にネットで知合いになる友人もここに数人いた。そのことは嬉しかった。

ハートランドは解散したけど元春の活動は続く。
「This」の復刊。サークルツアーのドキュメント「ワン・フォー・ザ・ロード」。
これは何度も読んだ。特に元春のバースデイをファンとハートランドが一緒になって
お祝いした仙台公演のエピソードは印象に残った。
しばらくして岩岡五郎さんが撮影したライブ写真集「Re-MEMBERS」が発売。

その年の10月。ロンドンに一人旅。元春の「ナポレオンフィッシュ」と
「NO DAMAGE」を持って行く。
紅葉のハイドパークを歩きながら聴いた元春は最高だった。
元春がロンドン滞在時に行った本屋「コンペディアウム」にも行った。
ただ行くと直ぐ閉店時間。もっと見たかったな。写真撮ったけど無くしちゃったな。

仕事は相変わらずダメ。人間関係もダメ。東京に成れず京都にしょっちゅう帰ってた。
好きな女性が京都に居たから。でもそのうち失恋。京都にも寄り付かなくなった。

まもなく元春は新しいバンドを作ってツアーを開始。チケットは取れなかった。
スカパラとの共演・・・見たかったなぁ。
そしていよいよニューバンドと作ったアルバム「フルーツ」が登場。
ハートランドとは全く違う演奏。曲調。元春の色んな魅力が詰まったアルバム。
特に後半のメドレーは大好きです。暴力的な音の渦。他にない魅力が溢れてる。
フルーツツアー開始。チケットは相変わらず入手できない。府中の森劇場の公演だけ入手。
喜び勇んで行く。ただこの公演・・大好きな「楽しい時」も「経験の唄」は演奏されず。
でも「欲望」を初めてライブで聴けたのはウレシイ。
「ロックンロールナイト」を演奏したのは意外だった。
割とコンパクトにまとまったライブだけど満足だった。次も行こうと思った。

ボク自身の生活はサイアク。死んだように生きてた。寮を出てアパートを借りる。
会社と自宅を行き来するだけの生活。友人も恋人も居ない。
休日は疲れきって寝るだけ。映画も音楽もイマイチのめりこめない。
唯一パティ・スミスの新譜だけがココロに響いた。
仕事はダメで部署が異動。上司、部下みんなにバカにされてた。
「ながわさんは何が楽しみで生きてるんですか?」と問われ答えようが無かった。
生きてる楽しみなんてない。やりたいこともない。夢もない。
会社をやめたい。こんなトコいたくない。でも転職先の当ては無い。
そのうちココロを病みだす。医者に行ったら「自律神経失調症」と診断される。
通院するがますます気分が塞ぐ。
死にたいがその勇気も無い。ただ生きてるだけ。息をしてるだけ。
暗黒の30代。二度と思い出したくない戻りたくない時代。

でも、このままじゃイケナイと思ってた。このままじゃダメだ。
ここにいたらダメになる。いつか抜け出そう。絶対ここから出てやる。
そんな時は必ずサークルツアーのライブビデオの「ロックンロールナイト」を見た。
あの元春のシャウトに励まされた。

そのうち元春のニューアルバムが出ると聴いた。
前作「フルーツ」が素晴らしかったので期待イッパイだった。
いかしたロックチューンが沢山つまってるんだろうな。
激しくせつないロックンロールでオレを力づけてほしい。

ニューアルバム「The Barn」を購入。また渋いジャケットだな。
なんかブックレットの写真もえらくレイドバックした感じ。
なんかカントリーぽくないか?

そして「The Barn」を聴いて・・・・・ボクは唖然としたのでした(この項続く笑)

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This Is M`s Story 3~元春いろいろエピソード

2010年11月13日 | 佐野元春
ハートランド解散を知るまで一気に書きましたが
80年代、90年代は元春は雑誌、TVで結構取上げられる機会が多かった。
当時の印象に残っているエピソードを幾つか書きます。
ただし、何しろ古い話なので記憶違い多いと思います。
マチガイに気付いても「見てみぬ振り」をして下され。(゜゜)\バキ☆(゜゜)\バキ☆


○サウンドストリートの山下達郎さんの曜日に元春、大瀧詠一さんがゲスト。
 達郎さんと大瀧さんの語る薀蓄に元春は口を挟む余地なし。
 後にFMステーションで収録の様子を元春がレポート。
 収録の後3人で晩御飯を食べ、大瀧・達郎の音楽トークは続いたそう。
 元春曰く「彼等の前ではボクはひよっこです」。
 流石の佐野元春もあの2人には太刀打ち出来ないか、とミョーに感心。

○シングル「ジャスミンガール」発売当時、元春はFMのDJをしてた。
 (TOKYO FM系「ティスティ・ミュージック・タイム」)
 新曲がファンに評判の良いことを凄く嬉しそうに語ってた。

○ぴあで元春を特集したムックを発売。確か「ぴあミュージックコンプレックス」
 とか言う名前の本だと思う。銀次さんとの対談、ニール・ヤングについて、
 元春が影響を受けたレコード等、後の「サークル・オブ・イノセンス」に
 繋がる内容。あとがきで元春は「ぴあの女性編集長があまりに美しく、
 見惚れてボーっとしているうちに本を出すことが決まってた」と書いてた(^_^;

○当時の雑誌は元春のニューアルバムが出るたびに特集。
 特に「Sweet16」発売時の「R&R NEWSMAKER」の力の入れようは凄かった。
 元春が高い椅子に座る写真を表紙にロングインタビュー。写真もカッコ良かった。
 「The Circle」が出たときは「BRIDGE」で「佐野元春の10曲」特集あり。
 10曲目渋谷陽一さんはニューアルバムから「新しいシャツ」を選んでた。
 オレはそれを読んで「何で『君を連れて行く』を選ばない!」と渋谷さんの
 感性を疑った。
 「新しいシャツ」も良い曲だけどあのアルバムだと「君を連れて行く」でしょう!

○矢野顕子さんが「スーパーフォークソング」で元春の「サムディ」をカバー。
 原曲とのあまりの違いに愕然。FM802で矢野さん特集があり元春がコメント。
 元春は少し照れながらジェントルなコメントを寄せる。
 それを聞いた矢野さん「佐野さんってホントいい方♪」・・・
 何かその言い方が近所のお兄さんを評する奥様みたいな感じで良かった(T▽T)

○「NO DAMAGE2」が出た後「ハートランドからの手紙」の文庫本が発売。
 元春の色んなコトバには刺激を受けた。特に「オマエのソウルは大丈夫か?」には。
 詩集をチャンと読んだのもこれが初めてかも。
 当時チャボさんの「だんだんわかった」も愛読。
 今まで触れようとしなかった「詩」という表現の魅力を知った時期でした。

○サザンの桑田さんがNHKFMでDJを担当。番組終わるとき「佐野元春でした」という
 ギャグを飛ばすのが印象的でした。当時桑田さんは「最近、日本で発売された信頼
 すべきアルバム」として「Sweet16」を挙げていました。
 或るインタビューでは「佐野は笑える。ボブ・ディランの真似をさせたらアイツは
 一番だ」と言ってました。いつか共演なり対談・・してほしいものです。

○「路上のイノセンス」は愛読していました。デビュー当時の元春のエピソードは
 ほとんどこの本で知りました。最後の諏訪優さんの後書きも大好きです。
 パート2・・・読みたかったな。もう、その望みも適いませんが。

○あるレンタルビデオ屋でボクが元春のビデオばかり借りるので店員さんが気を
 利かせて「OUT TAKES」「ナポレオンフィッシュツアー」「MOTO CLIPS」を
 ダヴィングしてくれました。そのテープ、どっか行っちゃったなぁ。

○月間アフタヌーンか週間モーニングで新人の漫画家さんが「レンタル」という
 作品を発表。レンタルビデオ屋の若い店員の青春模様を描いた漫画。
 その中で「Heartbeat」や「赤い靴」のことが取上げられていた。
 もう1度読んでみたい。


こうして書いてみると、結構色々あるもんだな。
「見た、読んだ、聞いた」ばかりでオレ自身の青春の想い出と全くリンクしてない
のが哀しいが(^_^;
まだ色んなエピソードあるけど切が無いのでこの辺でやめときます(笑

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This Is M`s Story 2~元春にはまる

2010年11月13日 | 佐野元春
元春を追いかけようと決めたものの相変わらずCDは聴かず。
ただ雑誌インタビューは必ず読んでました。当時は今と違って色んな音楽雑誌があった。
ロッキングオン、GB、シンプジャーナル、FMステーション、週間FM。
VOLUME1なんてのもあったな。創刊号表紙が矢張り元春だった。
他のミュージシャンとは違う知的且つ哲学的な発言に心酔してた。
そう、当時元春は僕にとって「聴く人」ではなくて「読む人」だった。
聴くのはもっぱら桑田さん、坂本龍一、スティング、ホール&オーツだった。

就職して1年目。東京に出てきた。人間関係はサイアク。音楽にのめりこんだ。
会社の寮で同僚とも付き合わず、一人部屋でCDばかり聴いてた。
その中で、元春の「Heartland」を聴いた(レンタルで^^;)
ダビングしたテープ、音質の悪いラジカセ。でも元春のパワーは伝わってきた。

「カフェボヘミア」収録曲以外の曲をチャンと音源で聴いたのは初めて。
ラジオで聴いてはいたけど「アンジェリーナ」も「ガラスのジェネレーション」も
「R&Rナイト」も「サムデイ」も初めて聴いたのはライブヴァージョン。
「ガラスのジェネレーション」や「R&Rナイト」がファンにとって重要な曲とは
丸で知りませんでした。歌詞に特別な思い入れも無いし。(そもそも知らないし^^;)
「つまらない大人になりたくない」のトコで何であんなに盛上がるか不思議だった(^^:
ただ原曲とアレンジがかなり変わってるのは初めて聴いても分かった。
そして元春とハートランドのパワーはともかく凄かった。ますます惚れた。

社会人2年目転勤で福井へ。相変わらず仕事も人間関係もダメ。音楽や本にのめり込む。
当時は人気ミュージシャンのライブビデオをレンタルで見れた。
「カフェボヘミアツアー」ライブビデオで「クリスマスタイム・イン・ブルー」
でお客に歌わせて嬉しそうに飛び回る元春の姿は凄くステキに見えた。
更に、当時の最新アルバム「ナポレオンフィッシュ」を聴いた。

正直・・・よく分からなかった。難解なアルバムというのが当時の印象。
「ブルーの見解」「ふたりの理由」を聴いて
「なんでチャンと歌わないで歌詞を読むの?良いメロディなのに勿体無い!」
と憤慨。そうボクは「ポエトリーリーディング」なんて知らなかった!(爆)
一方で前作で見られた歌詞の鋭さは益々磨きが掛かってた。
「愛のシステム」「ボリビア」の挑発的な歌詞に矢鱈盛り上がったな。
当時「日本のロックを考える」みたいな番組が沢山あって元春は結構TVに出てた。
最近当時の映像を見て、元春の「BとEとAとT」発言に仰天しましたが(^_^;

翌年元春はデビュー10周年。「MOTO SINGLES」を聴く。初めて初期の曲をチャンと聴く。
「ガラスのジェネレーション」「ニューエイジ」、ライブと全然違うじゃん。
初期の曲は50年代のロックンロールぽい曲が多いのね。
何かキラキラしすぎ、あまり好きじゃないかも。
オレはVISITORS以降の曲の方が好きだなぁと思ってました。

社会人3年目。また転勤(笑。実家に戻る。仕事と人間関係は少し改善。
ここの職場で初めて「働くことの楽しさ」を知る。
アルバム「TIME OUT!」はイマイチ、ピンと来なかった。一方元春関連の本は必ず購入。
「10years By」「路上のイノセンス」「ミスターアウトサイド」。
「ぴあ」で元春を特集したムック本・・あれは楽しかったな。
(他に桑田さんや高野寛バージョンもあった気がする)
そうやって少しづつ元春の歴史、過去の活動を知る。

元春は「約束の橋」をヒットさせCM出演したりTVの音楽番組で演奏。
確かクリスマスの番組でディズニーランドで演奏したのは印象的だった。

ラジオで萩原健太さんが「次の佐野元春のアルバムは凄い!」と絶賛。
それを聴いて「Sweet16」を購入。
元春のアルバムを「買ったのは」これが初めて。(゜゜)\バキ☆(゜゜)\バキ☆
これは直ぐ好きになった。サウンドも歌詞もカッコいい。
好きなのは「廃墟の街」「ハッピーエンド」。「ハッピーエンド」ライブでやらんかな?

NHKで「ロックンロールポエトリー」を放映。そこでの映像にまた衝撃を受ける。
ともかくハートランドの紡ぎ出すサウンドが凄かった。
「新しい航海」が全然別の曲になっていたのにはビックリ。
その後「ノーダメージ2」が出てあのヴァージョンが収録されてた。嬉しかった。

当時ライブはサザン、チャボさん、洋楽。元春には行かなかった。
その後、アルバム「サークル」が出る。これにはハマッた。
当時、仕事は順調ながらもボクは色々苛立ってた。
失恋したり、自分がどう生きていけばイイのか見えず矢鱈怒り混乱してた。
当時のその気分にこのアルバムはピッタリだった。
「欲望」は何度も聴いた。「The Circle」の否定的表現の連続に勇気をもらった。
そして「君を連れて行く」。それはかって聴いたことの無い歌詞だった。
ロックってこんな表現が出来るんだ!驚いて感動した。

佐野元春が、自分の中で「最高の場所」を占めるようになった瞬間だった。

翌年の春、NHKBSで「ライブレジェンド」を2夜に亘って放映。
「サークルツアー」武道館の様子を流してた。それは凄まじい映像だった。
叫んで跳んではねる元春。とんでもないオトを出すハートランド。
熱い声援を送るファン。なんだ?これ、こんなライブは見たことがない!!
映像だけど・・・ガンガン響いてきた。見た後、呆然とした。
で「次のツアーは絶対行く!これは見なくちゃイケナイ!!」と決心。

しばらくして、土曜日夜のNHK-FMの番組に元春が出演。
彼の口から告げられたのはなんと「ハートランドの解散」でした・・・・。

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This Is M`s Story 1~元春との出逢い

2010年11月06日 | 佐野元春
今年は元春デビュー30周年。ボクがファンになって24年。
急に思い立って元春との出逢いから現在(いま)に至るまでを書きたくなりました。
途中で止めるかも知れませんが(笑。気の向くまま書こうと思います。


ボクは中学・高校とロックを聴かない子でした。
母の薦めでエレクトーンを習ってたので映画音楽やビートルズは知ってましたが
わざわざレコード(CDじゃないよ。まして配信なんて無い)は買いませんだした。

兄が結構いろんなポップスのレコードを持っててユーミンやビリー・ジョエル、
カーペンターズ、オフコースは聴いてたかな?
カーペンターズとユーミンの「ひこうき雲」は子供ながら好きだった。
ただ、特定のミュージシャン(アイドル含む)のファンになる事は無かったな。

高校に入ってラジカセを買ってそれからはラジオを聴くことにハマリました。
当時は良い音楽を紹介する番組が沢山あった。
NHK-FM「サウンドストリート」、FM大阪(東京?)「サウンドマーケット」。
そこから色んな音楽がイッパイ耳に入ってきた。

オフコース、井上陽水、さだまさし、チューリップ、山下達郎、竹内まりや。
アンジェリーナやサムデイも良く流れていて「佐野元春」の名前は当然知ってた。
ただどんな人か?は知らず、元春のサウンドストリートも特に聴きませんでした。
(ボクの聴いてたのは火曜日の坂本教授と水曜日の甲斐よしひろさん)

で大学受験に落っこちて浪人。受験勉強で家に居ることが増えて、
当然ラジオを聴くことも増える。何となく陽水やサザンが好きになりました。
で大学に入学、あるクラブに入ると皆色んな音楽を知ってる。
丁度レンタルレコード屋が出始めた頃、大学の近くに黎紅堂あったので
いろんなレコードを借りました。
最初好きになったのは甲斐バンド。直ぐ解散したけど。その後はサザン。

当時日本でもミュージックビデオが盛んになっていた。
TBS京都の深夜に「MUSIC TOMATO JAPAN」と言う番組があって
矢鱈日本のミュージシャンのビデオを流していた。
その中に人形が行進する一寸風変わりなビデオがあった。
それは元春の「ニューエイジ」のビデオでした。
凄くカッコよく斬新だ、と感じた。
またNHKで大河ドラマの終わった後に「ヤングブラッズ」のビデオが流れた。
道の真ん中で矢鱈元気に跳んで撥ねている兄ちゃんがいた。
それが「佐野元春」の顔を見た初めての日だった。

音楽雑誌も買うようになった。FMステーションは必ず購入。
そして当時「ロッキング・オン・ジャパン」が創刊。
その創刊号の表紙が元春。石鹸まみれのあのUPは未だに忘れられない。
TOPインタビューも元春。興味を惹かれて読んでみた。


「僕の復讐は、一生続きます。」

インタビュー中のこの発言が凄く印象に残った。
「何や?このヒト!!矢鱈カッコええ。ミュージシャンというより作家みたい!」
「佐野元春」という存在が自分の中にハッキリ刻み込まれ以降「気になる」存在になる。

ただ、元春のレコードを聴くことはありませんでした。
当時はサザンに熱中、初めて行ったライブは「KUWATA BAND」。
桑田さんが好きな洋楽を知りたいということでビートルズやジョン・レノン、
ホール&オーツ、ジョニ・ミッチェル、ポリス、色んな洋楽を聴き始める。
スティングのソロアルバム「ブルータートルの夢」は好きだったなぁ。
更にはスタイル・カウンシル「カフェ・ブリュ」も聴いた。お洒落と思った。
(ちなみに全部「レンタル」で聴いてました(^_^;)

元春のサンストは何となく聴いてたけど、いきなり最終回に。
ファンの人と電話で丁寧に話す元春の姿勢に「何て誠実な人だ!」と感動。
ここでようやく元春のレコードを聴こうと決心。
当時の最新アルバム「カフェボヘミア」を聴く(「レンタル」で^^;)

最初聴いた時は「スタカンに似てる!」でした(爆)。
でも聴いているうちに気にならなくなった。お洒落でカッコいいサウンド。
矢鱈熱いボーカル。哲学的で且つ挑発的な歌詞。
これは「凄いものと会ったかも」という予感がありました。
ただ、他のアルバムは聴かなかったけど(笑

それからは元春の雑誌インタビューは必ずチェック。ある雑誌での
「ハートランドを解散するかも」のインタビューは一寸ビックリ。
こんな事を雑誌で言うなんて「危ない人かも」とイメージが変わった。

当時「Live TOMATO」という番組があって日本のロックのライブを放映。
ハウンド・ドッグ、バービーボーイズ、UP-BEAT。色々流してた。
そこで元春の「カフェボヘミアツアー」の様子を放映。

ステージの上で元春は走ってました。そう、あのインディビジュアリストの振付。
その姿は・・・・かなり衝撃的でした。
以来、このヒトを本気で追いかけようと決めたのです。(続く笑)

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元春「ソウルボーイへの伝言」初日ライブレポ

2010年10月24日 | 佐野元春
昨日は元春ツアー初日。
残業疲れで午前中は死んでました(^_^;
午後近所の商店街を猫めぐり。
馴染みのチャトラ君、黒猫さんに挨拶。チャトラは撫でると「に゛ゃぁ」と鳴く。

夕方からライブに向かう。表参道から歩いていく。少し肌寒い。夕暮れがキレイ。
渋谷駅前でアタマの悪そうな男の子が歩道で浮かれてる。

今回のハコは「Shibuya O-EAST」。最近のツアー関東圏では一番小さなハコでは?
入場するとひたすら階段を登る。途中で友人夫婦と会い一緒に見ることに。
1階ステージの真正面。後方に陣取る。どんどん人が増えて身動き出来ない。

以下ライブの感想。ツアー中なのでセットリストは書きません(笑


 ・意表を付くオープニング。ボクはこの感じ好きだな。「見れないが」期待大。
 ・元春は終始ニコニコ上機嫌だった。
 ・1曲目、嫁の隣の男性が大声で歌う。元春の声よりデカイ。後は気にならず。
 ・ある曲で元春が決めのポーズを取ると周囲はクスクス笑う。何故笑う?(^_^;
 ・中盤結構レアな曲を3曲演奏。2曲目は最近のお気に入り。感動。
 ・上記の3曲目、前の女性は感動したのか?涙ぐんでた。
 ・前回ツアーで演奏された曲もかなりアレンジが変わってた。
 ・初期のビートナンバーが高速パンク化。元春はチャンと歌い切った。
 ・メンバーは大人しい。シュンスケのキーボード乗りも無し。(まぁ初日だし)
 ・深沼、結構コーラスを取る。イイ声だ。1曲だけ前に出てくる。
 ・アンコールでは思わぬ構成、思わぬ選曲。ちょっと早すぎないか?(謎)
 ・その曲のエンディング。元春がささやく様に歌うと前の女性卒倒寸前。
 ・オーラスの曲はいつもは感動するが、今回は終始笑って聴いた。


全部で2時間無かった。でも満足。楽しいというよりはオモシロかった~。
佐野クンの一挙一動にワクワク爆笑。佐野クン、ホントに飽きない人だ。
そしてファンのノリがイイ。みんな歌う歌う。アレンジ変わってるのに付いていく。
この一体感は他のアーティストのライブでは無い。
男のファンの元春への愛情が凄く感じられた。かつ女性ファンのウットリ具合も。

最近好きでよく聴く「ある曲」がアレンジを大幅に変えて演奏。これはグッと来た。
この曲には色々と刺激をもらってる。それをこのツアーで聴けるとは!
何か元春に「そのままいけばいい」と励まされたように思った。(勝手な思い込み^^;)

後、「コヨーテ」の幾つかの曲にグッと来た。発売当時はリアルすぎて痛すぎた。
でも、現在(いま)は大丈夫。聴いてるとくだらない世界を笑い飛ばせる気になる。
元春のライブは祥子さんやカネのライブとは違って「ゆれない」。
でも「ゆれ」とは違う何かを感じる。安心感?安定感?いや、違う。
「核心・確信」そういうものを感じる、確かめられる。

ライブの後はMOTO友さんと呑み会。元春について話し激論し笑う。楽しい~!

最後は思わぬオチも付きましたし。
今日はWOWWOWドラマ「コヨーテ、海へ」の試写会。行かれた方楽しめましたか?

このツアー。次の参加は横浜ブリッツ。ウィークデー。12月は仕事ピーク。遅刻確実。
でも、絶対見てやる。それまで何匹ウスノロを退治できるか?がんばるぜ☆

ヨモギは昨日・今日は少し大人しい。甘えっ子モード。
今日も近場を散歩して大勢の猫さんと遭遇。どの子も人懐っこい。
でもオモシロさではウチのヨモギが一番。

キミはモトハルと同じくらい「オモシロい」よ♪♪

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佐野クンツアー

2010年09月07日 | 佐野元春
元春公式ファンクラブサイトで30周年ツアーPart3の日程が発表されましたね。
ファイナルは東京国際フォーラム。なんと2日間!
東京ファイナル2日間って2001年「ロックンソウルツアー」以来?

2日間でメニュー違うんだろうなぁ。
80年代MOTOクラシックスよりも90年代、2000年代の曲を沢山聴きたいなぁ。
しかも2日目は佐野クンのバースデイ。開演16時って何時間やるんだ(笑

ということで2日間とも申し込みます(^_^;
このライブを楽しみに目の前のウスノロ退治にガンバリますか☆
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「in motion 2010 僕が旅に出る理由」ライブレポ

2010年08月17日 | 佐野元春
先週末は嫁の実家山形で夏休み。ノンビリ過ごしました。
空の色が東京で観るより蒼く高い。野菜も美味しい。
ネットやPCからも離れてホントノンビリと過ごしました。

ヨモギはその間ペットシッターのお姉さんに甘えまくりだったらしい。
毎日の報告メールと写真にボクと嫁は大爆笑。\(T▽T)/
キミは遠く離れてもオレ等を楽しませてくれるんだねぇ。

土曜日昼に東京に戻り夕方元春のスポークンワーズのライブを見に渋谷に。
ボク等は第二部を見ました。そこで感じた雑感を。

旅行から帰って来たばかり。寝るんじゃないか?と心配でしたが杞憂でした。
嫁は元春のスポークンワーズライブは初体験ですが楽しんだ様子。
佐野クンが背を向けた椅子に座ったときは「カワイイ」と呟いてた(^_^)

ボクとしては先ず新作が聴けたのが嬉しかった。
ライブで演奏される作品はどうしても「エーテルのための序章」に偏り勝ち。
もっと最近の詩作を生で聴きたいと言う気持ちがあったので新作演奏は嬉しかった!
しかもニューヨークをモチーフとしたこの作品がまたカッコよかった!!
旧作の詩も「インターネット・検索」等、現代風にアレンジされてたのも良かった。

後、佐野クンの言葉の選び方がポップソングとは明らかに違う。
もっと攻撃的・過激・暴力的な言葉が紡がれる。
佐野クンの静かな語り口で読まれるからスマートに聴こえるけど・・
あれ、その辺の「人生語りますラップ」より余程パンクでハードコアだぜ。

気に入ったのは「僕が旅に出る理由」。なんか染みたな。
「我絶望する、故に我希求する」だっけ?あのフレーズは良かった。
「あ~絶望が先にあってもイインだな。絶望が在るから希望も在るんだ」そう思えた。

そして佐野クンのあの声。あのリズム。もう最高。
サウンドに乗って紡がれるあの声がオレの脳や神経に侵入して掻き回す。
ヘンな感覚。覚醒したようなトリップしたようなヘンな感じ。
眠るなんて勿体無い。こんな刺激的な体験そうは無い。
酒も煙草も無しで白昼トリップできるんだ。
こりゃスゲエ体験だ。
いや、酒や煙草よりもこっちの方が絶対脳みそにも体にもイイって。

バンドのサウンドも・・自由自在。あれ何処まで事前に決めてるんだろう?
皆勝手に演奏してるようでチャンとアンサンブルになってる。
なんかバックバンドというよりも実験の場という感じがした。
井上さんのキーボードもただただ素晴らしかった。

アンコールがあったのはビックリ。最後は場内拍手喝采。
オレ、思わずスタンディングオベージョンしちゃったよ(^^;)ヾ 
ああ、ホント刺激があった。楽しかった。そして「開放」された。

ライブの後は友人と呑み会。佐野クンを肴に呑む喰う。楽しい!

今でも思い出すと自然に笑みが零れてくる。ホント楽しかったな。

で想ったのはあのオーディエンスの中に10代、20代の若者はいなかったのかな?
例えば佐野クンの講義を受けている学生さんとか。
「ザ・ソングライターズ」で佐野クンに興味を持った若い音楽ファンとか。
若し見ていたら・・・ウレシイな。キミ等は凄いモノを見たんだぜ。
友達に自慢してくれてイイ。

そして・・若し見てないなら・・・それは残念だ。勿体無い。
脱臭されたパンクやグランジ、ラップより余程過激で刺激的な時間を過ごせるんだ。
これは見ないと損するぜ。
何が損なのか?はよくワカランが・・
オレたちは知ってるぜ。この楽しみを。イイだろ?V(^^)

ってオッサンが若い人を挑発してどーする?ハシャギ過ぎ(゜゜ )\バキ☆
次回はCOYOTEバンド渋谷、横浜に参加予定。これを楽しみに頑張るぜ☆

(余談)
佐野クンが「1センチ、2センチ、3センチ」と読むときに・・・
親指、人差し指、中指を交叉する仕草をしてたけど・・・
あれ、学生時代「理科の授業」で習った「フレミングの法則」を思い出しちゃった。
「フレミングの法則」は以下サイトでご参照あれ。
http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/k4housoku/fureming.htm

アートなライブの最中にこんなアホなこと考えてスンマセンr(^^;)”

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新しい航海

2010年06月17日 | 佐野元春
元春30周年アニバーサリーツアーの全貌が発表された。
http://www.moto.co.jp/30th/AnnivTour/index.html
8月にスポークンワーズのツアー。
10月から12月にコヨーテバンドとライブハウスツアー。
そして来年初頭から春までホボキンとホールツアー。

なんと3種類のツアーを計画、聴いたとき凄くエキサイトした。
ツアー、代表曲ばかりのライブになるのかな?と思ってた。
それはそれで良いけど、矢張り何か新しさが欲しい(贅沢^^;)
いつものホボキンでなくコヨーテバンドでのツアー。

「Coyote」の曲だけでなく是非MOTOクラシックスを演奏して欲しい。
同じ曲でもバンドが違えば、まったく新しくなるはずだ。
過去の繰返しじゃない。そして、ハコは小規模のライブハウス。素晴らしい。
「若い新人バンド」はオールスタンディングで見なくちゃ、ね☆

そして来年はホボキンでのツアー。ホボキンとのツアーは久しぶり。
こちらも新しい要素を期待したい。オールタイムベストの選曲となるみたい。
ただ・・ぜひ・・ホボキンでのオリジナルをたくさん演奏してほしい。
「太陽だけがみえている」「経験の唄」「だいじょうぶ、と彼女は言った」
「太陽」「地図のない旅」。
ハートランド時代に負けないイイ曲イッパイあるのにライブで演奏されてない。
勿体無いぜ。ホボキンクラシックスもどんどん演奏しようよ~。

ま、ここで注文書いても元春は見てないだろうが(^^;)ゞ

スポークンワーズも含めて佐野元春の総てを惜しみなく見せてくれるわけね。
すごく挑戦的な姿勢。気に入った。その挑戦状しかと受取った。
しっかりと見せてもらいますよ。

とりあえず東京スポークンワーズ、渋谷O-EAST、横浜ブリッツは狙います。
チケットを取れるかが凄く不安だけど・・・・。

ヨモギは今週は上機嫌。嫁が作ったオモチャを追いかけて全力疾走。
丸で犬みたい。(^_^;
疲れたら床にゴロンと転がってミョーにカワイイ顔してこっちを見ます。
こいつぅ・・(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆


モトハルの前に明日はナオエヒロシ。イイ子でお留守番頼むよ(^ ^)/

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アンジェリーナの日

2010年03月19日 | 佐野元春
昨日は元春デビュー30周年イベントの日。
ウィークデー5時開場、6時開演ってサラリーマンはムリじゃあ!
ってことで当日「人間ドッグ」の予約を入れました。
健診は夕方には終わってライブには余裕で間に合うし直行直帰なので
会社には行かなくて済むし(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

新橋の健保センターで受診。結果はまぁ・・(^^;)ゞ
あまりに暑いので1回帰宅して薄着に着替え。
お留守番していたヨモギがミョーに甘えてくる\(T▽T)/

嫁は先に入場。リキッドルームの壁には大きな元春の写真が。
ボクの携帯写真だと少し怖いかも(^_^;
入場者全員に記念チケットが配られる。


嫁は記者会見チケットをゲット。ボクはライブのみのチケット。
久しぶりに別々の場所で見ました。場内はお客さんでぎゅうぎゅう。
スクリーンには過去のライブ映像が流れ客席は手拍子&合唱&歓声。
まるでホンマモンのライブみたい。「サムデイ」の映像の後いよいよライブ開始。

元春&ホボキンが登場したときの歓声の凄さ!
曲は「君をさがしている」。長田さんのギターが冴える。
元春と長田さんが並んでるのを見たのは「Land Ho!」以来。
ボクが初めて行った元春のライブ。そして唯一見たハートランドのライブ。
元春は紅いフリース、KyOnさんは坊主頭に防止&黒スーツ。
TOMMYは黒い皮シャツ。ボーカルが一番地味な格好ってどうなんだろう(笑)

ライブは80年代の曲を中心に進む。「ハッピーマン」「悲しきRadio」。
イントロが鳴るたびに客席は大歓声&大合唱。
「Heart Beat」は最近のレゲエバージョンで。
この曲はリアルタイムで聴いてない。
ボクは20代、カフェボヘミアから入った。
元春の歌に10代の思い出は重ならない。でも、この曲は今の自分にリアル。
明るく楽しいアレンジでも・・・こみあげてくる。

「サムデイ」ではみんな・・・特に男性がウレシソウに歌う。
「ワイルドハーツ」でもそう。ボクは正直90年代以降の曲が好き。
でも、みんな80年代の曲に強烈な思い入れがあるんだろう。
笑って泣いて一緒に歌う。この一体感は元春のライブならでは。

元春が曲の入り方を間違えてホボキン&客席が「????」と成ったり。
意味もなく元春がフリースのジッパーを上げたり下げたり・・
相変わらずの不思議な光景も繰り広げられました。
佐野クン・・・ホントに飽きない人だ(^_^;

アンコールは「ソーヤング」「アンジェリーナ」大盛上がりでライブは終了。
記者会見を見れないボクと友人は居酒屋で呑み会。
嫁と記者会見に参加した友人が後から参加。
今年は色々なアクションがある。期待しよう。

友人達とMOTOトークに花を咲かす。ハッキリ言ってライブよりこっちが楽しい。
(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆
みんな結構元春にキツイ意見もいうけど、それも愛情&リスペクトから。
だって佐野クン、ネタの宝庫だもん\(T▽T)/

今日は渋谷でメンタルヘルスの面接。
帰りにタワレコによる。キヨシローの未発表曲アルバム「Baby#1」に因んで
キヨシローの色んなグッズの展覧会。見てて・・・なんか泣きそうになった。
「Baby#1」を購入。キヨシローのアルバム久しぶりに買った。
1曲目「I Like You」はRCラストアルバム「Baby A Go Go」の収録曲。
すっごい善い歌&演奏。聴いてて熱くなった。

そのまま帰宅して嫁と晩御飯。ふとヨモギがこのウチに来て1周年と気付く。
嫁、冷静に「ヨモギが来たの3月15日じゃん。もう過ぎてるよ」。

しまったぁあ!体調の悪さにかまけてすっかり忘れてたあ!(T0T)
折角お祝いパーティしようと思ったのにぃ(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

ともかく1周年おめでと☆これからもボク等を楽しませてね。
我が家の傑作王子さん♪

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