横浜映画サークル

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中東レバノンを舞台にした『存在のない子供たち』、困難な中でひた向きに生きる少年

2019-08-05 23:07:10 | メンバーの投稿

存在のない子供たち』(日本公開2019、レバノン製作2018.監督ナディーン・ラバキー原題Capharnaüm)

社会派ドラマ。レバノンの貧民窟に住む少年ゼインが様々な困難に合いながらひたむきに生きていく様を捉えた映画親を訴えるという悲壮な現実をみて、監督の思いを感じました

存在のない子供たち』は神奈川県では高島町駅近くの映画館、横浜キノシネマのみで上映されています。

 (画像左は妹弟たちと路上での商売道具を運ぶゼイン、一番手前。画像中は妹を売るという両親が嫌で家出し、エチオピアからの不法移民の幼子と知り合いになったゼイン。画像右は幼子を台車に乗せ生活の道具と一緒に移動するゼイン。ゼインは裁判で「最低限の暮らしと安全と愛情を与えることができないなら子供を産むな」と言う。原題Capharnaüm:カペルナウムと言う聖書に出てくる地名。キリストが伝道の拠点とした聖なる地。聖なる地は現在逆の苦悩の地になっている)

画像出典左:「存在のない子供たち」が描く中東の難民の惨状、主人公役もシリア難民、現実の事象を映画化https://toyokeizai.net/articles/-/286523?page=2 (閲覧2019/8/5) 画像出典中:朝日新聞デジタル2018年5月22日:埋もれた声、耳を傾けた 過酷な世界や差別、物語に投影 カンヌ映画祭を振り返る。ナディーン・ラバキー監督の「カペナウム」(C)Fares Sokhn  https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180522000200.html (閲覧2019/8/5) 画像出典右:写真4/5|存在のない子供たち - ファッションプレス  https://www.fashion-press.net/movies/gallery/23290/10241 (閲覧2019/8/5)  原題の情報元:人民網日本語版2019年05月14日。中国で映画「存在のない子供たち」がダークホースとなった理由は? http://j.people.com.cn/n3/2019/0514/c94689-9577903.html (閲覧2019/8/5)

以上Y.Sでした。

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