その1からの続き
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吹雪はますます激しくなり、道はほとんど分からない。
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行く手に突然 クレバスが大きく口を開ける。このクレバスも深そうだ。踏み込まないように慎重に通る。
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クレバスの周りにはこんな旗が立っている。これが無ければ、落ち込む危険が大きい。ありがたい標識だ。
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樹林帯を抜けると風がまともだ。息が出来ないほどの風が時々吹き付ける。
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とにかく尾根道を進んだ方がよさそうだ。
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急斜面にアイゼンを蹴りこみながら上っていると、吹雪の中から突然現れた避難小屋。もう6合目まで来ていたのだ。雪が多く、回りの雰囲気と道の様子が普段と違うので、分からなかった。
もう少しで、そのままやり過ごして上り続けるところだった。
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小屋の中まで雪と氷だ。立ったままで小休止する。熱いコーヒーに生き返る。
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休憩後再び上り続けるが、風はますますひどく、回りはほとんど見えない。
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凄い地吹雪で顔も痛くて、息も出来ないほどだ。またしてもゴーグルを持ってくるのを忘れた。
もうこれ以上進むと危険だと判断して 直ちに引き返すことにした。
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避難小屋を素通りして下山を急ぐ。
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下り道も怖い。私自身のふみ跡は全く消えている。GPSの軌跡を見ながら慎重に降りる。
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尾根筋のなんとか歩けそうなところを慎重に降りる。
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突然二人組みが吹雪の中から現れた。お話していると「鳥取県勤労者山岳連盟」の方たちだとか。去年猛烈な吹雪の中で遭難された地元の女性も同じ仲間だとか。
「とりあえず6合目まで行って様子を見る」とおっしゃって登って行かれた。
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更に降りていると、五合目付近で 別の3人グループが登ってきた。この人たちも6合目の避難小屋まで行き、様子を見るそうだ。
5人も一緒に登れば何とかなるのではないかと思い、しばらく考えて、私も引き換えして再び上りだす。
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今日二度目の6合目避難小屋だ。中では5人が休憩中。
どうするのか聞くと「この吹雪ではとても無理だ。これから上はますます風と雪が強くなる。食事をして下山します。」と言うことなので私も再度下山する。
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その3へ続く
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吹雪はますます激しくなり、道はほとんど分からない。
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行く手に突然 クレバスが大きく口を開ける。このクレバスも深そうだ。踏み込まないように慎重に通る。
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クレバスの周りにはこんな旗が立っている。これが無ければ、落ち込む危険が大きい。ありがたい標識だ。
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樹林帯を抜けると風がまともだ。息が出来ないほどの風が時々吹き付ける。
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とにかく尾根道を進んだ方がよさそうだ。
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急斜面にアイゼンを蹴りこみながら上っていると、吹雪の中から突然現れた避難小屋。もう6合目まで来ていたのだ。雪が多く、回りの雰囲気と道の様子が普段と違うので、分からなかった。
もう少しで、そのままやり過ごして上り続けるところだった。
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小屋の中まで雪と氷だ。立ったままで小休止する。熱いコーヒーに生き返る。
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休憩後再び上り続けるが、風はますますひどく、回りはほとんど見えない。
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凄い地吹雪で顔も痛くて、息も出来ないほどだ。またしてもゴーグルを持ってくるのを忘れた。
もうこれ以上進むと危険だと判断して 直ちに引き返すことにした。
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避難小屋を素通りして下山を急ぐ。
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下り道も怖い。私自身のふみ跡は全く消えている。GPSの軌跡を見ながら慎重に降りる。
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尾根筋のなんとか歩けそうなところを慎重に降りる。
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突然二人組みが吹雪の中から現れた。お話していると「鳥取県勤労者山岳連盟」の方たちだとか。去年猛烈な吹雪の中で遭難された地元の女性も同じ仲間だとか。
「とりあえず6合目まで行って様子を見る」とおっしゃって登って行かれた。
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更に降りていると、五合目付近で 別の3人グループが登ってきた。この人たちも6合目の避難小屋まで行き、様子を見るそうだ。
5人も一緒に登れば何とかなるのではないかと思い、しばらく考えて、私も引き換えして再び上りだす。
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今日二度目の6合目避難小屋だ。中では5人が休憩中。
どうするのか聞くと「この吹雪ではとても無理だ。これから上はますます風と雪が強くなる。食事をして下山します。」と言うことなので私も再度下山する。
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その3へ続く
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