アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

季節の風景 京都節分祭 その2

2014-02-19 23:02:01 | 京都の四季
その2 須賀神社、吉田神社
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

須賀神社

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


聖護院の目の前の須賀神社に到着。3時の豆撒きに間に合った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この神社では「懸想文(けそうぶみ)売り」が有名だ。顔を隠したこの姿の男たちが、「懸想文」と呼ばれる手紙を売っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


懸想文を買い求める女性。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これが懸想文だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


懸想文とは 昔字のかけない庶民の為に 貴族が顔を隠して代筆してやり、アルバイトしていたらしい。その代書の恋文が懸想文という。これをタンスの奥にしまっておくと、美人になるとか、恋がかなうとかいわれている。一通千円なり。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




豆撒きを待つ沢山の人。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ところがそう簡単には豆撒きは始まらない。武術奉納が済んでからだ。居あい抜き、合気道、空手などが一通り行われる。「きれいどころの舞踊のほうがいいよねえ」なんて声がささやかれる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この神社の大得意さんたち、つまりスポンサーさんたちが豆をまく。翁姿の人はトヨタ部品の社長さんだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

吉田神社の鬼やらい神事

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


本殿周りは群集で身動きできない。すごい人だ。みんな追儺式(鬼やらい神事)を待っているのだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


向こうのほうでガードマンが「ここは鬼が通るのでロープを張るからどいてくれ」と叫んでいる。この群集ではとても写真を撮るどころの騒ぎではない。予想を完全に上回るすごい人出だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本殿周りでは写真はとても無理だと分かったので、一度境内を出て警備本部のテントの消防団の方に鬼の歩くコースを聞いてみた。

すると5時45分に「竹中稲荷神社」を出た鬼の行列はその隣の「吉田神社末社大元宮」へ参拝してから、本殿周りで神事があると教えていただいた。

そこで竹中稲荷神社で鬼の行列を待つことにした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


予定通り5時45分に松明を持った子供を先頭に行列が出てきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


続いて松明やちょうちんを持った人が続いて出てきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


立派な衣装の鬼の後から女の子たちも出てきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








最後に鬼たちが出てきて「ウォー」と叫び暴れまわる。特に小さな子供のそばでは、子供に噛み付くそぶりをするので、小さな子はあちこちで、火の付いたように大声で泣き叫んで親にしがみつく。

あちこちで子供の悲鳴と泣き叫び声で大変だ。

子供が泣き止んだ頃には 鬼は隣の大元宮へ去っていった後だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


最新の画像もっと見る

コメントを投稿