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アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

雨の日の森の散歩は楽しい

2012-07-09 09:26:32 | 初夏の山歩き
ここ二日ほど梅雨の中休みだが、最近毎日雨が続いている。

雨の日に森を歩くのが好きである。まず人に会わない。雲が流れて景色が幻想的だ。木の葉を叩く雨音だけ聞こえて、森は静寂だ。

野の花も、雨に濡れてしっとりときれいだ。かえるやミミズも人がいないので油断しているのか 道の真ん中でじっとしている。

ただ困るのは 時々猪君に出会うことだ。ただ 出くわす場所は 大体きまっているので、その近くに来ると「ホーいホーい」と大声を出して どいてもらう。

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下界が見下ろせる場所に来ると、雲が絶え間なく流れて 景色が刻一刻と変化して とても幻想的だ。



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花は雨に濡れて、潤っているようだ。






















猫が食べると酔っ払うやつ



珍しい蘭も雨に濡れて花びらを閉じてじっとしている



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一瞬 蛇と間違うほど 大きいやつ。



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全然動かないやつ。


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ウエブのホームへはこちらから。
http://www17.ocn.ne.jp/~hase-you/


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二上山岩屋の仙人

2012-07-05 10:28:07 | 初夏の山歩き
二上山(にじょうざん 517m)は、大阪府河南町と奈良県葛城市にまたがる二瘤の山で 雄岳と雌岳が並んでいる。

雄岳山頂には 二上山神社、葛城経塚第26番経塚、それに持統女帝に無実の罪を着せられて殺された悲劇の皇子 大津の皇子の墓がある。

また二上山一帯は良質の石材を産し、高松塚古墳の石材を運び出したところでも有名だ。

先日、二上山からダイトレ(大阪府、奈良県、和歌山県の県境尾根道のハイキングコース45キロ、ダイヤモンドトレイル通称ダイトレ)を歩いて
平石峠まで散歩したときのことだ。

雌岳山頂直下に「岩屋」と言う場所があり、磨崖仏があったらしい。今はほとんど線が消えている。その岩屋の写真を撮っていると 一人の
おじさんがやって来て、写真を撮っていた私に「こんにちわ」と言いながら 岩のくぼみに座り込んだ。

見ていると 「二上(ふたかみ)の大神に申し立て祭りまする」と言いながら あとは判別不能な呪文を 延々と唱え始めた。

あっけにとられて、みているとそのうち瞑想に入り、じっと動かなくなった。じっとみていても全然変化は無く、いかに暇人の私でも、「さあぼちぼち行こう」と ダイトレを歩いて平石峠へ向かった。

まあ世の中には 変った方もいらっしゃるようだ。それをじっと見ていた私も変っているのか、暇なのか。とにかく あの岩屋はパワースポットらしい。

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これが二上山岩屋の全体像で、正面奥に磨崖仏があるが立ち入り禁止だ。
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もともと何か飾ってあったか、仏像が安置されていたような
岩の窪みに 座り込んで呪文を唱える仙人(?)

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そのうち瞑想に入られた。びくりとも動かない。

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そのときのダイトレを歩いた記録はこちら。
http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kyozukasaihou/2012/07/252426_fcca.html
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盗掘を免れた笹百合がたくましく咲いていた

2012-07-01 16:23:23 | 初夏の山歩き
先日、大阪府河内長野市 岩湧山の山頂付近で笹百合がたくさん
切り取られたか、根こそぎ盗掘されたか いっせいに姿を消したと
書いた。

ところが一週間後に、山頂へ行ってみたら、沢山の笹百合が咲き乱れ
風に揺れていた。あれだけ持ち去られても、盗掘を免れたほかの笹百合がたくましく そこかしこに咲いていた。

しかも 去年の秋 山頂付近で知り合った「笹百合おじさん(笹百合を自宅で栽培して球根を増やし、岩湧の森や ダイトレーダイヤモンドトレイルの尾根道に植えて歩いているおじさん)」のおてつだいをして植えた笹百合も 小ぶりな花ながら あちこちで花開いていた。なかなか感動的な眺めだった。

今後は どうか盗掘されませんようにと 祈るのみである。

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岩湧山頂とダイトレを歩いた記録はこちらです。
「ダイトレを歩くⅡ」http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/daitore2/

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見つけるのが困難な山野草

2012-06-25 10:43:03 | 初夏の山歩き
最近山歩きをしていたら、山道で写真を撮っている人に 相次いで出会った。

最初の写真は、何を撮っているのか その方に説明していただいて、
やっとその場所と花が判った。

普段何気なく山道を歩いていると、絶対に判らないような場所に咲いていた。手前に低木の茂みがあり、その向こうに黄色い花が咲いていた。

よく注意しながらゆっくりと歩けば、葉の隙間から見つけられるかもしれないが、まあ普通では絶対に無理だろう。

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低木の茂みを掻き分けると、可憐な花が現れた。

「金蘭」というのだそうだ。

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次に別の山でお会いした方は、大きなカメラを固定して撮影されていたが、じっと見ていても 何を撮っているのかまるで判らない。

指差して説明してもらっても まだわからなかった。


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葉のない蘭の仲間で「無葉蘭」というのだそうだ。
枯れ枝にしか見えなかった。
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いろいろな場所にいろいろな山野草が生息しているものである。

見つけるのが困難な山野草をよく見つけたものである。

感心した。

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山野草トップページはこちら。

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山頂から笹百合が消えた

2012-06-21 22:06:57 | 初夏の山歩き
一昨日、風雨の中 岩湧山頂へ行ってみました。
先日 山頂付近で見た沢山の笹百合の蕾が咲いているか
気になったからだ。

ところがあれだけあったササユリの蕾(山頂付近)が忽然とすべて姿を消していました。

幸い去年秋に、岩湧で知り合った「笹百合おじさん」と植えて廻った笹ゆりは、登山道からかなり離れていたので、今のところ無事でしたが、何時もって行かれるのか判らない状況です。

ひどいことをする人がいるものだ。ショックでした。

話は変りますが 少し前ですが、岩湧の森で大きな補虫網を持った人がうろうろしていたことがありましたが、カメラを向けるとすっと姿を隠しました。国定公園内では、動植物の採取は禁止されているにもかかわらず
そんなことどこ吹く風です。

 先日山の中で 岩湧仲間の知り合いに 聞いたら 山頂付近の筆リンドウの群生が根こそぎもっていかれたそうです。イヤな奴が多いですね。


雨の日の岩湧の写真を整理しました。またご覧ください。
http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/iwawakinomori/



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台風近づく岩湧山山頂 風雨がきつい

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ついこの間までたくさんあった笹百合の蕾がどこにも見当たらない。

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下の写真は今日木曜日に、岩湧山から遠く離れた山で見かけた雨の中のササユリ







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熊の落し物

2012-06-16 23:50:52 | 初夏の山歩き
先日台高山脈を明神平から池木屋山まで往復縦走したが、そのとき縦走路に、点々と落ちていた 大きくて美味しそうな抹茶色の物体は、やはり熊の落し物だった。

裏山の岩湧山などでよく見かける、猪の糞とは明らかに違い、直径が猪の倍以上あり、大きな動物を思わせた。大峰奥駈道でよく見かける熊の糞は、真っ黒で大きくトグロをまいたり、扁平に大きく広がっていたりするが、こんなグリーンのものは はじめて見た。

とにかくこんな大きな落し物をする動物は 熊しかいないので、熊よけベルを3つも4つも鳴らし、ジャラジャラ言わせて歩いた。

その日は12時間の縦走で、駐車場に帰り着いたら、へとへとでおまけに 耳の奥で熊避けベルがジャラジャラ鳴り続けていた。

家へ帰って、ネットで調べていたら、信州在住の動物写真家
宮崎 学(がく)さんと言う方のブログに「山の落し物」というのがあり、いろいろな動物の糞を解説されていた。

そこでその方に質問させていただいたところ、親切丁寧なお返事メイルを頂いた。あの抹茶色の落し物は、やはり熊で 新芽を沢山食べて 排泄して間がない状態だそうである。

やはり熊が 落し物をしながら歩いた直後を私が ベルをジャラジャラ鳴らして歩いたようだ。それにしても危なかったなあ。

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これが抹茶色の物体で「熊の落し物」




中を割ってみると、中まできれいな抹茶色だ。
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これは世界遺産大峰奥駈道でよく見かける真っ黒で大きな落し物
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これは岡山県の蒜山三座を縦走したときに、私が歩く道を大きな足跡が
ずっと先導してくれていた。大きさは私の掌より一回り大きい。
延々数キロ続くので、上蒜山から中蒜山までで、縦走を中止して下山した。
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抹茶色の落し物を見た山歩きの記録はこちらです。

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/taikou/2012/05/2012527_3bd2.html

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蒜山三座縦走を熊により中断させられた記録はこちらです。

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「山歩きトップページ」へはここから入れます。
http://www17.ocn.ne.jp/~hase-you/yamatabi/index.html

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