怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

たいへん危険な食育という罠

2007-12-25 19:47:11 | 教育
日本食育学会シンポジウムというものが開かれて、そこで「朝ご飯」の強調がなされたようだとニュースを読んだ。

いちいちごもっともだけれど、子どもを出汁に朝ご飯を強要するという視点を忘れてはならない。

例えば「欠食」の問題は、家庭、児童の生活習慣に直接的な原因があるのは「食事」をとる場が「家庭」だというだけだ。

そのような課題をかかえる家庭になったのは、社会的な問題が背景にあるという指摘は全然強調されない。
「食育」などという言い方自体課題を抱えているといわざるを得ない。

「学会」と銘打つのであれば、その根本を正す社会的、政治的、思想的な動きの本流にあろうとしなければ、それらはただの強制行為(あるいは暴力)にしかならない。

へたに発言力をもっているだけにやっかいだ。

すでに被害者意識をもっている家庭や児童が発生しているようだ。
現場側から注意深くその推移を見守り、声をあげる機会をうかがいたい。

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実は根っこの所で、昨今の賞味期限偽装やマクドナルドの黒塗り広告などの酷い問題は繋がっていると思う。

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