怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

ネットアドバイザーという歯車

2008-01-14 21:24:46 | ニュースから
有害サイトから子供を守れ 親の意識向上へ 都がネットアドバイザー養成(産経新聞) - goo ニュース

>都では将来的に、都内の小学校全1323校にアドバイザーを各1人配置し、子供のネット環境に対する親の監視を徹底させたいとしている。
と、記事には書いてあった。

確かに既に浸透、侵攻してしまったネット環境を監視することは必要かもしれない。
でも、それにはそれなりの注意が必要だ。

私は機会を設けて保護者にはネット社会の侵攻状況やその危険がとても身近であることを説明している。
そして、それは自分たち親世代が既に浸っている生活が背景になっているのだとも言っている。

でも、それに責任を問う事は許されない。

新しい事態ではなく、新しい時代になってきているのだから、我々の世代がよりよい対応をしていかなくてはならない。
よく学んでいかなければならない。
ネットを監視するのではなく、子どもの心と身体に寄り添い、そこから目線を合わせて社会や生活を見渡し、大人の立場として子どもと接し、理解を共有化していくことが大事なのだと思う。

ネットアドバイザーとは単なるシステムで、また、色の違う歯車が学校に装着されるだけ。

それさえもきちんと相対化し、効率よく利用することが大事だと思う。

また、ついでに、そんなネットアドバイザーよりも、危急に必要かつ効果が高い歯車もあることを知ってほしい。

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