怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

この冬に読む本

2004-12-26 16:07:02 | 教育書
職場が近くなって通勤時間を利用しての読書ができなくなった。
体力的には非常に楽(持病が今年は実質でなかった)になったが、
知力的には非常に苦痛といえる。
休みにまとめて読むのだが、久々に事前にまとめ買いした。
「個性」を煽られる子どもたち(岩波ブックレット)・・・読了
眠りを奪われた子どもたち(同上)・・・読了寸前
いい学校の選び方(中公新書)
ネット王子とケータイ姫(中公新書ラクレ)
現代詩作マニュアル(詩の森文庫)
以上5冊。
いずれここで書評できそう。

では、すでに読了したものを、まず。
「個性」を・・・は、親密圏の変容なる視点をもち、最近の子どもを理解していくところが新鮮。
子どもや世相・風俗を見る上で、非常に参考になる示唆を得られる点で優れている。
が、反面、理解で留まって(筆者の土井さんもあとがきで触れているが)、
決して結果理解の集結でなく、ここが始まりであって、具体策が示されているわけではないこと。
そういった意味では、現場教員や子どもを抱える親にとっては精神安定剤的な書物。
(でも、そういった万人へは必読の書としておすすめしたい。)

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