怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

教科書がひどくないか?

2011-04-04 02:03:46 | 教育
まだ全部を見切ってはいない。

が、例えば国語。(一番シェアがあるときく光村図書のモノ)
物語文の配列をとりあげると、
昨年度までの4年生は「三つのお願い」「白いぼうし」「一つの花」「ごんぎつね」だ。

乱暴に言えば「物語文の文学としての味わいを指導から極力切り捨てる」方向で動いている国語教育なのだけれども、これまでの経緯から言えば、削りに削られて残った作品群の一部だ。

これが最初に「白いぼうし」で最後が「三つのお願い」になっている。

これは4年生に限ったことではない。
すごいことだと思う。

もちろん、ごんぎつねを2月にやるという事自体、本来はおかしかったのだけれども、そういった季節感云々をとっぱらっても、今までの指導の流れを大きく換えざるを得ない点で、教科書教材というものを信頼するのは、実は教育の死につながるのではないかとさえ、ちょっと身構えて思ってしまった。

もうちょっと自分の専門性を鍛えたい。
そう思っている新学期直前。

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