怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

2年生の文集作り

2007-03-02 06:14:26 | 教育
文集作り「2年生になって、できるようになったこと」の手順プロット。

◎メモ書き
1.テーマ設定による動機付け。
(2年生になってからできるようになったことであることを確認する。)
2.何がきっかけでできるようになったのか。
(ア)たくさんの練習。(いつ、どこで、どんな)
(イ)ポイントの発見。(いつ、どこで、どんな)
(ウ)練習の工夫。(いつ、どこで、どんな)
(エ)アドバイス。(いつ、どこで、だれが、何と言ったか)
(オ)偶然。(いつ、どこで、なぜそんなことがおきたのかの順番)
3.2に対する気持ち。
(ア)感謝。(だれに、どんな「言葉:アドバイス、はげまし」または「行為:やってくれたこと」)
(イ)驚き。(何に対する)
(ウ)自信。(つぎにどうつながったか)
4.いつ、どこで、だれと、なにを、どんな風に、を明らかにする。
ここで全体の構成を練る。時系列に箇条書きさせてみる。

◎マスなし行のみの作文用紙に書かせる。
5.ここでは、段落や句読点、記号の使い方は意識させず、文の内容と、用いる漢字のみに集中する。
6.段落の頭になるところに番号をうってやる。
(このときに、文章の入れ替えをおこなってもよい。)

◎マス目のある作文用紙に書く。
7.題の位置、名前の位置、書き出しの位置を書き示し、段落の文頭一字下げに注意させながら全文を一気にかかせる。
(書けたら、声に出して読み替えさせるとよい。)
8.特に句読点やかぎなどの記号の書き直しをさせる。
9.清書。

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2 コメント

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はじめまして (M)
2007-03-03 05:59:20
流れ着いてきました。
メモはあなたさまの実践のためのメモでしょうか?
ふと思ったことを書きます。

3.2に対する気持ち。(ア)感謝。(イ)(ウ)

の部分ですが、これは順番を表しますか?
「感謝」というのは、最後でもいいような気がしまして。
「うぇー、おれってすごいじゃん。次はあれもできるかなぁ?」と初めに考えるのがふつーかなと。
そのあとで、「それにしても、どうしてこんなことができるようになったんよ」と考えればよいと思うのです。

「感謝する気持ち」とかを努力点に掲げている学校を見てきたので、それってどうなの?と思っていたところなので、こんな感想を持ちました。

あまり意味ないコメントなので、削除していただいても結構です。
返信する
意味のないコメントはないと思います (yo)
2007-03-03 07:14:14
メモは子どもの活動です。
子どもに書かせますが、その要点はプロットの通りです。

(ア)(イ)などは並列です。
全て含んでもいいし、順番はあとで決めます。
もともと低学年の子どもに順番を意識したメモなどは無理ですから。
具体的には4番で先生との対話によるチェックが入るので、そこで順序や内容の不要必要の精査を受けます。
もちろん、書き出すとわかる子は、そんなに精査せず、書かせるに限るのですが。

テーマが「何かできるようになった」ですから、その前後を時系列で考えることが要点をしぼりこんだ作文につながります。
2は、時間的に前ですし、3は後なのです。
その前後意識のみ子どもはもって詳しく考えるということです。

>「うぇー、おれってすごいじゃん。次はあれもできるかなぁ?」と初めに考えるのがふつーかなと。
>そのあとで、「それにしても、どうしてこんなことができるようになったんよ」と考えればよいと思うのです。

テーマにせまる順序としては逆ですね。できないことはないでしょうが、「できた」から「なぜできたのか」を考えさせる方が自然だと思います。そして「できた自分」についてみつめる。

「感謝」は作文を考えるときに必要条件ですが、作文のための十分条件ではありません。気持ちの押し売りなんかすることは教育的ではないと思っています。
ただ、低学年子どもには作文に関して明らかに発達の悪い子どもがいます。
そういった子どもには、具体的なイメージを示して言葉を掘り起こさないと作文にまでいたらない場合もあります。
この場合、作文自体が目的にならないこともあるのはジレンマではありますが、文集という実践のいやらしいところ、全体指導の悪しき伝統とあきらめています。

最後に、ブロガーはコメントを大切にするべきだと考えています。
意味の無いコメントならば書かないでください。
私は残っていることに十分意味があると思うのでお返事しました。
そして、私自身の実践メモともいえるものですが、アップしたからにはそれをネットの世界に問うているのです。
ご意見いただけたことに本当に感謝します。
これからも、ぜひコメントしてください。
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