怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

「国語」の近代史(中央公論新社)安田敏朗/著2006.12その1

2007-05-07 23:57:59 | 教育書
同年代の人か。
なんか変な気分。
でも、こういうことって増えてきつつあるな。
歳ってのはこういうことでも感じるのだな。

勉強会に出席したくて購入。
でも、下馬評は読んで、積極的に手に入れたので頑張って読みたい。
(読むのに頑張るというのは変な言い方だな。)

「国語」と「日本語」というのはパラダイムの違うものなのだという事が「自分は全然意識していなかったな。」と、ちょっと反省めいたものを感じた。

以前に、国語教科書の思想(ちくま新書)石原千秋/著についてメモリしたが、国語が政治的であることは頭の片隅にあった。
が、それを歴史的に考えることはしていなかったし、日本語教育という視点で見てみるということは思いもつかなかったので、視線が別な方向にも向けられた形になったのはまずはよかった。

まだ少し時間があるので、間に合うように読み進めたい。

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2 コメント

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言語の本質を追求している (今日)
2007-05-09 18:51:08

大東亜戦争。
東南アジアは、日本語圏とされ、自国語の禁止がされ出しました。

言語は戦争にも絡んでくるのですね。

『声に出して読みたい日本語』批判、痛快でした。
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面白いです (yo)
2007-05-11 18:05:41
読みやすいとはいえない書物ですが、なかなか面白いです。

ただ、予備知識が少ないことが悔やまれます。
明治、大正時代の国語の成立過程は文献が古いし、著者が引用する文献も学究的なのでしょうがマニアックな感じに思えて、話はわかるのですが、門外漢にとっては批判的には読めない高尚な代物です。

ま、ここからということで。
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