内容の主義主張に関しては諏訪氏が一手に引き受けているように思う。
他の文責を任された人たちのものも興味深いものが多いが、やはり諏訪氏による教育施策に対する今後の展望が全てを物語っているように思った。
諏訪氏の主張を聞いていて思うのは、子安先生のいう「復古主義」。
他の論者が現在のありように合わせるべき部分が多いとしているようにも思えるのだが、前書き、あとがきを締めくくる諏訪氏は、「昔の状況に学べ」といっているように思える。
だから「復古主義」から逸脱するものではないと思う。
そういった点を気をつけて、流されずに読むと、現在の教育界が置かれている状況分析は傾聴するに値するものが多い。
昨今の父親向け教育雑誌などの話も新鮮だった。
最近目立った動きのなかったように思える「プロ教師の会」。
この書で巻き返すかもしれない。
ただ、私的には「復古主義」はそういったものでしかなく、それでは一般に対する説得力に欠けると思う。
「教員の立場を保持したいとだけにしか聞こえない」という批判に対しては、やはり弱い言説ではないかと思う。
すでに現状認識として、学校というシステムが生み出す「教育」という現実問題は、容易に後戻りできない位置にいるのだから「復古」はできない相談ではないだろうか。
(これは私自身の「持論のあきらめ」という矛盾をはらんでいるので、いつか私も巻き返さないといけないということでもあるのだが・・・。)
楽天的に「学びへの回帰」を計れない現状認識は悲観かもしれない。
けれど、それで教育現場以外の人たちを説得することは難しいという現在の状況からは逃れられない私としては、今のところそこ(逃れられない事実)からしか語り始められない。
そういった意味で、傾聴に値するとはいったものの、そこに同調して話を始めるのは非生産的だと感じる。
私がプロ教師の会に感じる違和感はそこにある。
さて、どうしたものか・・・。
他の文責を任された人たちのものも興味深いものが多いが、やはり諏訪氏による教育施策に対する今後の展望が全てを物語っているように思った。
諏訪氏の主張を聞いていて思うのは、子安先生のいう「復古主義」。
他の論者が現在のありように合わせるべき部分が多いとしているようにも思えるのだが、前書き、あとがきを締めくくる諏訪氏は、「昔の状況に学べ」といっているように思える。
だから「復古主義」から逸脱するものではないと思う。
そういった点を気をつけて、流されずに読むと、現在の教育界が置かれている状況分析は傾聴するに値するものが多い。
昨今の父親向け教育雑誌などの話も新鮮だった。
最近目立った動きのなかったように思える「プロ教師の会」。
この書で巻き返すかもしれない。
ただ、私的には「復古主義」はそういったものでしかなく、それでは一般に対する説得力に欠けると思う。
「教員の立場を保持したいとだけにしか聞こえない」という批判に対しては、やはり弱い言説ではないかと思う。
すでに現状認識として、学校というシステムが生み出す「教育」という現実問題は、容易に後戻りできない位置にいるのだから「復古」はできない相談ではないだろうか。
(これは私自身の「持論のあきらめ」という矛盾をはらんでいるので、いつか私も巻き返さないといけないということでもあるのだが・・・。)
楽天的に「学びへの回帰」を計れない現状認識は悲観かもしれない。
けれど、それで教育現場以外の人たちを説得することは難しいという現在の状況からは逃れられない私としては、今のところそこ(逃れられない事実)からしか語り始められない。
そういった意味で、傾聴に値するとはいったものの、そこに同調して話を始めるのは非生産的だと感じる。
私がプロ教師の会に感じる違和感はそこにある。
さて、どうしたものか・・・。
神5-4巨(20日) 阪神今季初のサヨナラ勝ち(共同通信) - goo ニュース
ケーブルテレビでよかった。
中継を見ていて興奮。
息子といっしょに手をつないで踊ってしまった。
最後の六甲おろしまで唄ってしまった。
ケーブルテレビでよかった。
中継を見ていて興奮。
息子といっしょに手をつないで踊ってしまった。
最後の六甲おろしまで唄ってしまった。
安倍首相、菅氏が火花 衆院教育再生特別委員会(産経新聞) - goo ニュース
教育を勝手に殺しておいての「再生」という時点で、どういう認識なのかとセンスを疑いたくなるが・・・。
ま、話を合わせて・・・。
沖縄の話で首相が立場と降り掛かる責任を考えずに発言したことは問題ではあるが、
「国語力」が・・・
とか、
「キレやすい」・・・
だとか、
きちんとした論が立たない議論をする時間をとっていたようだ・・・。
「無駄な」と枕をおきたくなるような話だ。
ちょっと愚痴っぽいエントリになってしまった。
教育を勝手に殺しておいての「再生」という時点で、どういう認識なのかとセンスを疑いたくなるが・・・。
ま、話を合わせて・・・。
沖縄の話で首相が立場と降り掛かる責任を考えずに発言したことは問題ではあるが、
「国語力」が・・・
とか、
「キレやすい」・・・
だとか、
きちんとした論が立たない議論をする時間をとっていたようだ・・・。
「無駄な」と枕をおきたくなるような話だ。
ちょっと愚痴っぽいエントリになってしまった。
この伊吹という大臣は好き勝手言うが、結局、その最終方向を「安倍首相が決めること」と、発言によって当然発生する(努力)義務や責任を投げてしまう傾向が強い。
また、表面だけ聞いていると、現場にとって都合がよいように聞こえても、この定員増の裏には、それ以外の悪しき施策がセットになっているので結局人気取りにしか聞こえない。
結局、この人が発言して施策として成り立ったものは未だないように私は印象をもっている。
(もちろん、教育再生会議やら中教審やら規制改革会議やらの何重もの板挟みなのはあるようだが、大臣なのだから・・・)
結果、人騒がせな、ノイズ的な大臣だなと思う。
教職員の定数増、伊吹文科相が意欲…衆院教育再生特別委(読売新聞) - goo ニュース2007年4月20日(金)21:58
伊吹文部科学相は20日の衆院教育再生特別委員会で、教職員の定員について、「最大限努力して、増やすのが文部科学相としての責任だ」と述べ、政府が進める教育再生の実現には定員増が不可欠だとの認識を示した。
松本剛明氏(民主)の質問に答えた。
教職員数については、昨年5月に成立した行政改革推進法で「児童生徒の減少に伴う自然減を上回る純減」を確保するよう政府や地方自治体に求めている。
また、表面だけ聞いていると、現場にとって都合がよいように聞こえても、この定員増の裏には、それ以外の悪しき施策がセットになっているので結局人気取りにしか聞こえない。
結局、この人が発言して施策として成り立ったものは未だないように私は印象をもっている。
(もちろん、教育再生会議やら中教審やら規制改革会議やらの何重もの板挟みなのはあるようだが、大臣なのだから・・・)
結果、人騒がせな、ノイズ的な大臣だなと思う。
教職員の定数増、伊吹文科相が意欲…衆院教育再生特別委(読売新聞) - goo ニュース2007年4月20日(金)21:58
伊吹文部科学相は20日の衆院教育再生特別委員会で、教職員の定員について、「最大限努力して、増やすのが文部科学相としての責任だ」と述べ、政府が進める教育再生の実現には定員増が不可欠だとの認識を示した。
松本剛明氏(民主)の質問に答えた。
教職員数については、昨年5月に成立した行政改革推進法で「児童生徒の減少に伴う自然減を上回る純減」を確保するよう政府や地方自治体に求めている。