中学生の国語の学習に関する調査報告書ベネッセ教育研究開発センター2005
以上のものをmixiで話題になっていたので知った。
そういう調査もネット上にあるのだなということを知っただけでも収穫だけれど、漢字学習について興味をもっている身なので、後でデータは後回しにして、とりあえず調査の考察を読んでみた。
文責は元世田谷区立希望ヶ丘中学で図書活動推進をすすめ、そっち方面では顔の広い藤森喜子氏。
当時にしては割と端的にまとめられ、当然の指摘が多いと感じた。
漢字の学習にはドリル学習でなく、字源に立ち返った指導や言葉の運用、読書活動による言葉に触れる体験の増量などを具体的にあげている。
加えて、出題例をあげながら、漢字の精選をすすめるように求めるような主張もある。
同時に、時数の確保の難しさ、言語環境作りの重要性も主張しており、その主張はまあまあだと思う。
私立に比して、公立が不利な点も重要な指摘だ。
正統派な主張だとは思うのだが、こういった主張というのが、現場実践にどうリンクするべきなのかは述べられていない。
ベネッセの限界なのかもしれない。
そう感じた。
以上のものをmixiで話題になっていたので知った。
そういう調査もネット上にあるのだなということを知っただけでも収穫だけれど、漢字学習について興味をもっている身なので、後でデータは後回しにして、とりあえず調査の考察を読んでみた。
文責は元世田谷区立希望ヶ丘中学で図書活動推進をすすめ、そっち方面では顔の広い藤森喜子氏。
当時にしては割と端的にまとめられ、当然の指摘が多いと感じた。
漢字の学習にはドリル学習でなく、字源に立ち返った指導や言葉の運用、読書活動による言葉に触れる体験の増量などを具体的にあげている。
加えて、出題例をあげながら、漢字の精選をすすめるように求めるような主張もある。
同時に、時数の確保の難しさ、言語環境作りの重要性も主張しており、その主張はまあまあだと思う。
私立に比して、公立が不利な点も重要な指摘だ。
正統派な主張だとは思うのだが、こういった主張というのが、現場実践にどうリンクするべきなのかは述べられていない。
ベネッセの限界なのかもしれない。
そう感じた。