CATVで、久々にNirvana（you know you're right）のPVを観た

チャンネルをジャグっていたら思わず目に止まってしまったPV。
ナツメロなんだろうか・・・。

例のうねりながら決してアップしないベース。タイトだが荒ぶるドラム、ノイズをふりますギターカッティング、がなるでない生な精神の吐露でしかないボーカル。
よれた背中が、レフトハンドのギターが、全体にルーズで汚いファッションが。そしてあの瞳。
その光彩は明るい水色だが、なぜか心の暗さをたっぷりたたえている。そして顔の表情は無邪気。
ライブ映像はどれも空気が渦を巻き、凶暴。けれど私のイメージはいつもストップモーション。そしてフラッシュバック。

この時期の曲はどれも同じ手触り。
もちろんあの時期、例の曲も聴きながら、yah denialと何回叫んだことか。

久々に見入ってしまった。

９０年代の心の入れ墨。
あの時の気持ちは忘れていないよ。
彼を見ていると死ぬのが怖くなくなるような幻影に犯される。
カート・コバーン。