一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

Reviewテスト講評その1

2012-09-29 17:10:45 | ニュース英語・英語学習
毎回、C1クラス以上で課しているSummary課題は、発信する力(書く力・話す力)をつけていただくために出しています。

今週月曜日で終了したC1クラスのReviewテストの英語Summaryの課題は、
日本の自動車メーカー5社が超小型の電気自動車を開発、披露した話でした。
いくつかのポイントについて講評します。

<スペルミス>
仕事や学業で手書きで書くことは少なくなったので、PC上でスペルチェックをかければ、問題ありません。
でも実際にはチェックをかけ忘れることもあります。また、ちょっと手書きの場面でスペルミスがたくさんあると、書いてある内容の信頼感すら損なう危険性があります。
できるだけ正しいスペルを書けるようにしましょう。

× confortable 〇 comfortable
× particuraly 〇 particularly … particular(形) + ly(副詞の語尾)と覚える
quite (まったく) quiet(静かな)

スペルを間違えた単語は、数回書いて覚えておくと、たいていは二度と間違いません。


<冠詞の使い方>

The five auto companies developed electric cars.  

書き出しから、”The" を使うと、書き手も読み手も、どの5社か分かっている という前提になってしまいます。

このように、冠詞は特定する意味を持ちますから、書き出しは何か特段の効果(意味ありげな書き出しにしたいなど)を狙うような場合を除き、冠詞なしにしましょう。



逆に、一度話題にした会社、あるいは車、であれば、その後には、

the cars とするだけで、「その電気自動車」、
the companies, とするだけで、「小型電気自動車を開発した会社」という意味を出すことができます。

冠詞をうまく使うだけで、全体の流れがよくなります。
基本的なところは、しっかり使い分けましょう。



<各種表現>

いざ書こう、話そう、と思っても何と表現したらいいか出てこずに立ち往生するということありますね。
これを克服するには、たくさん書く、たくさん練習をする、ということにつきます。

以前にも何度も書いていますが、ごく短文でいいのです。
一度にたくさん書こうとすると挫折しますから、最初は、一日一文、書いてみましょう。

授業で学習したニュースの訳文のほうだけ見て、書いてみる。
その後で、英文を見てみると、あーなるほど、とわかることが必ずあります。

ただ、眺めているだけでは書いたり、話したりできるようにはなかなかなりません。
書く、発声する、
これが書けるようになる&話せるようになる秘訣です。


では、具体的な表現を見ていきましょう。

「1人~3人乗りの車」

cars that carry one to three persons  (ニュースオリジナルの表現)

cars for one to three persons や、
cars to carry one to three persons

などでも意味は通じるのでOKです。

cars with two or three persons aboard  だと、「2,3人乗車している車」 と意味が違ってしまいます。


<指示代名詞の使い方>

Transport minister test-drove that.

国土交通大臣が試乗した。  ですが、電気自動車のことを "that" だけで表すと、少しぎこちない文になってしまいます。

Transport minister test-drove the car.
Transport minister test-drove the new car.
Transport minister test-drove one of the cars.


などとすると、文章がスムーズに流れます。

まだ、続きます。


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