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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

英検1級に合格!~受講生さんの声

2012-08-06 09:59:15 | 受講生さんの声
先日、受講生さんから、英検1級合格のメールをいただきました。
お忙しい仕事についておられるにもかかわらず、
いつも予習・復習をしっかりしておられる I さんからの知らせに私もたいへん嬉しく思い、早速、体験談をお願いしました。
コツコツと学習を積み重ねてきた人が経験できる発見がたくさんありますので、
みなさん、ぜひ参考にしてください!



お陰さまで、先日英検一級に合格することができました。
合格の通知が届いたときには、嬉しい半面、この私がこのようなりっぱな資格を頂いていいのか、信じられない気持ちでいっぱいでした。

理系の大学を卒業してから25年間、英語とはあまり関係のない仕事をしてきた平凡なおばさんの私にとっては、茅ケ崎教室や服部先生の存在がなければ、そもそも試験を受けることもなかったと思います。

英検を受けてみようかな?と思い立ったのは、クラス3へ進級して1年経ったところで、クラスの目指すレベルに自分が近づいているのか、確認してみたかったことが主な理由です。なぜなら毎回の授業では、大変優秀なクラスメートの中で、いつも劣等感を感じていたからです。

C3の授業で扱う毎週2本のニュースは、ひとつひとつのセンテンスが長い上にスピードも速く、途中に難しい語彙や、聞き取れない単語がでてくると、絶望的な気持ちになることもしょっちゅうです。聴いている時は解った気になっても、いざ日本語に直そうとすると、動詞のとらえ方があやふやだったり、数秒前に聴いた単語を忘れてしまったり、完全には理解できていないことが多いのです。

わたしが英語学習に興味を持ったきっかけは数十年前にさかのぼります。英語といえば学校で学んだ受験英語しか知らなかった私は、大学へ入った時、理系の学部だったにも関わらず、ミッション系の学校から進学した同級生の流暢なスピーキング力に驚きました。外国人を見かけることもめったにない田舎で生まれ育った私にとって、ネイティブスピーカーの先生が行う講義は映画やテレビの中の世界のことのようで、その先生と臆することなく会話する同級生の姿は、本当にかっこよくて、たぶんその時の感動で「私もいつかはあのようになりたい!」と心に「英語を使える私」の姿がインプットされたのだと思います。

働くようになると、日々の仕事や家事などでとても英語を勉強する時間がない、と思っていたし(実際は努力すれば何とか工面できたかもしれませんが)、専門分野の文献を読んで、短い文章を少し書くことができれば、仕事上はあまり困ることもなかったため、英語学習からは遠ざかっていました。

その後、家族の海外転勤に付いて米国で生活する機会に恵まれました。子供たちは現地の学校へ行き、私も空いた時間にコミュニティーカレッジでESLのクラスを受講してみました。外国人に英語を教える先生が話す英語は大変聴きやすく、主に文法を教える授業は日本の受験英語を学んできた私たちにはかなり簡単な内容で、先生の言っていることを理解できさえすれば、どちらかというと学ぶことは少なかったように思います。

それよりも、クラスメートの他国出身の人たちが、文法や発音などを気にせずに言いたいことをベラベラしゃべる姿に衝撃を受けました。そうか、伝えたいことと相手がいれば、英語が下手なんて謙遜せずに、あんなふうに気持ちで伝えたらいいのだ、と考えるようになりました。英語を使って不十分ながら、いろいろな背景の人たちとコミュニケーションをとることの楽しさを味わえる体験ができたのはとても幸運でした。

帰国して勤務することになった新しい職場では、不定期ながら外国人のクライアントが来て、仕事上の話を英語できちんとしなければならない必要が出てきました。相手の訴えを正確に聞いて、自分が判断した理由を説明し、その後お互いに歩み寄って相談を進めていくという過程は、それまで何となく世間話や自分たちの話だけで楽しく気持ちを通じ合っていた時とは違う緊張感や困難を感じました。

仕事上の責任や義務を果たすには、これまでの英語力だけでは全然足りない、こんな状態から抜け出すには、大人としての英語力をつけなければならないと感じました。

そんな時にたまたま出会ったのが茅ケ崎英語でした。
受講してまず驚いたのは、語彙の豊富さで、「こんな難しい単語は聞いたことがない!」と半分面倒くさい気持ちながらも覚えてみると、BBCニュースなどでその単語が流れてきて、ああ、今までこの言葉を拾うことができなかったのだな!と目からうろこが落ちました。知らない言葉は聞き取れない、という単純な事実です、語彙を増やすことは大切だと実感しました。

そして私にとって茅ケ崎英語から得た最大の収穫は、毎週のリプロダクションの宿題の積み重ねからでした。「本当にこんなにたくさん覚えなければいけないの・・・?」と最初は半泣き状態でした。長年暗記学習から遠ざかっていた、錆びついた頭になじみのない文章をインプットするのには、本当に何度も何度も聞かないとうまくいきません。私は通勤のバスや電車の中、そして歩きながら、宿題のセッションを何度も何度も聞いて覚えるようにしています。同じ文章を何十回も聞いていると、文章を読むときの息継ぎのタイミングが分かってきたり、冠詞Theの発音が母音の前と子音の前で違う理由が理解できたり、文章中の単数と複数の違いがはっきりしてきたり、いろいろ発見がありました。

そして周りにあまり人がいないときは、音声に合わせてリプロダクションの練習をしています。猛スピード(!)のC3の音声に合わせてシャドーイングするのは非常に大変ですが、だんだん抑揚や発音が音声に近づいてきていることに気が付くとうれしくなります。不思議なのは授業が数週間お休みで、しばらくリプロダクションから遠ざかっていると、英語がうまく読めなかったり、会話でも発音がうまくいかなかったりすることです。ESLの先生が言っていたように、英語をしゃべるときの口の周りの筋肉は常に鍛えておかないといけないのかもしれません。茅ケ崎英語では、聴くことは上達するが、話すことにはあまり効果がない、という人がいますが、文章を丸ごと覚えて、ネイティブスピーカーのまねをしてしゃべってみるという練習は、実は一番効果がある学習法じゃないかな、と思います。

憧れだった「英語を使える私」にどこまで近づけたか分かりませんが、少なくとも大学時代や米国に滞在中だった時に比べると今の自分の方がずっとましだなあ、と思います。英語学習は何歳からでもできるし、勉強すれば勉強しただけ上達するので、大人になって始めるのも、久しぶりに再開するのもとても良いと思います。あとは、どれだけモチベーションを高く保つかが継続できるかどうかがキーだと思います。そのために英検やTOEICを受けることや、英語を使って仕事で、またプライベートで楽しみを得られるような状況に自分をもっていくことが有効なことなのでしょうね。若い時に比べて何かとがっかりすることの多い私のような年代の人たちに、英語学習で自信回復っていうのもいいかもしれません!(^^)!

なんか服部先生のいつものお言葉みたいになってしまいましたね(笑)、本当にありがとうございました。



I さんは、昨年秋のTOEIC IPでは、955点をとっておられます。
コツコツと学習している中で得られるものが、たくさんあることが、よくわかる体験談でした。
これを読んで私も言い添えたいことがありますので、また後日書きたいと思います。

大人の方を見ていても、子どもを見ていても、いつも感じることなんですが、
謙虚で素直であることが、人間の成長にとって大事だなと思います。
私も受講生さんから刺激を受けて、年をとっても(笑)、いつまでも頭を柔らかく保ち、謙虚で素直でありたいと思っています。

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