これまでたくさんの英語学習者に接してきて感じるのは、
仕事で実際に英語を使っておられる方々からは、文章の意図するところや表現方法の質問を受けることが多く、
一方、これから英語を使うために学習中の方々の場合、純粋に文法的な質問を受けることが多いという点です。
細かい文法質問は、やはり試験などの影響かなと思います。
さまざまな試験のために、細かい文法知識が必要だと思われているフシがあるようです。
しかし、文法というのは、文章を正しく理解したり、表現したりするための道具なので、
道具だけを学習するのではなく、実際文の中でその役割を自然に習得することで、うまく活用できるようになります。
ですから、大切なのは、文章を正しく読みこなすこと、そしてそのために構文を理解する、という順序です。
先月のTOEIC演習でも言いましたが、
過去にも授業で聞いた方もいると思いますし、このブログでも書いたことがありますが、重要ポイントなので、また書きますね。
使える英語力を身につけたいなら、
ある程度まとまった量の文章をしっかり読み込み、文章を正しく深く理解することを重視してください。
「読めば、だいたいわかる」と思っているものも、実は理解が浅いことが多いものです。
そういう文章を、何度も時を変えて読み込むことで、自分では使えないレベルの
単語や表現、構文、文体を、自分が使えるレベルにまで、落とし込むことができます。
借り物だったものが、イメージでストンと自分の中に落ちてくる、自分のものになる、という感じでしょうか。
文章を読んでいても、理解の深さに変化があります。
実は、これは私自身が若い頃に身をもって体験しています。
高校時代、赤点ばかりとっていた英語でしたが(ホントです)、
リーダーの教科書でバートランド・ラッセルという哲学者が書いたパラグラフの内容が気に入って、
そのパラグラフを何度も何度も読み、ついには、そのつもりはなかったのに暗唱できるようになりました。
それ以来、そのリーダーのテキストの中で気に入ったものを何度か覚えてしまうくらい読み込んでいるうちに、
底辺をさまよっていた(笑)英語の成績が、気が付くと驚くほどレベルアップしていました。
やはり、これだけ読み込むと、単に「勉強した」というレベルよりもっと深化し、英文を本質的に理解できるようになってきます。
単語や表現が自分のものになるのはもちろんですが、英語の文章の運び方など、センスも身についたと実感しました。
そういう感覚を受講生のみなさんにも味わっていただきたいと思っています。
そうなれば、試験対策などしなくても合格できる実力がつきます。
最初の話に戻ると、
仕事で実際に英語を使っておられる方々からは、文章の意図するところや表現方法の質問を受けることが多いと言いましたが、
その質問に答える際に、文法的な知識、構文知識を説明することで解決することがあります。
こういう場面で、「あー、なるほど!」と思えたとき、その知識が生きたものになります。
これは、文法だけ取り上げて学んだときにはなかなか得られないレベルの気づきになります。
仕事で使っている方も、まだ使っていない方も、自分の関心のあるテーマのものを選んで読み込んでみてくださいね。
関心があるものでないと、深く理解しようというモチベーションが働きません。
だから、関心のあるもの、というところがポイントです。
自分が専門とする分野の雑誌記事でもいいですし、あるいは、
関心を持ったニュースに関連するテーマのEditorialやOpinion(社説、論説など)もいい読み物です。
疑問が出てきたら、どうぞご質問くださいね(^.^)。
今回は文法や構文というテーマから入りましたが、実は文脈が同じように(時としてそれ以上に)大切です。
ニュースを学習していてしっくりこないときは、その背景情報を調べてみてくださいね。
ニュースの背景知識が深まると、英語の意味がもっと身近に感じられて一語一語が生きた表現に変わってきます。
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仕事で実際に英語を使っておられる方々からは、文章の意図するところや表現方法の質問を受けることが多く、
一方、これから英語を使うために学習中の方々の場合、純粋に文法的な質問を受けることが多いという点です。
細かい文法質問は、やはり試験などの影響かなと思います。
さまざまな試験のために、細かい文法知識が必要だと思われているフシがあるようです。
しかし、文法というのは、文章を正しく理解したり、表現したりするための道具なので、
道具だけを学習するのではなく、実際文の中でその役割を自然に習得することで、うまく活用できるようになります。
ですから、大切なのは、文章を正しく読みこなすこと、そしてそのために構文を理解する、という順序です。
先月のTOEIC演習でも言いましたが、
過去にも授業で聞いた方もいると思いますし、このブログでも書いたことがありますが、重要ポイントなので、また書きますね。
使える英語力を身につけたいなら、
ある程度まとまった量の文章をしっかり読み込み、文章を正しく深く理解することを重視してください。
「読めば、だいたいわかる」と思っているものも、実は理解が浅いことが多いものです。
そういう文章を、何度も時を変えて読み込むことで、自分では使えないレベルの
単語や表現、構文、文体を、自分が使えるレベルにまで、落とし込むことができます。
借り物だったものが、イメージでストンと自分の中に落ちてくる、自分のものになる、という感じでしょうか。
文章を読んでいても、理解の深さに変化があります。
実は、これは私自身が若い頃に身をもって体験しています。
高校時代、赤点ばかりとっていた英語でしたが(ホントです)、
リーダーの教科書でバートランド・ラッセルという哲学者が書いたパラグラフの内容が気に入って、
そのパラグラフを何度も何度も読み、ついには、そのつもりはなかったのに暗唱できるようになりました。
それ以来、そのリーダーのテキストの中で気に入ったものを何度か覚えてしまうくらい読み込んでいるうちに、
底辺をさまよっていた(笑)英語の成績が、気が付くと驚くほどレベルアップしていました。
やはり、これだけ読み込むと、単に「勉強した」というレベルよりもっと深化し、英文を本質的に理解できるようになってきます。
単語や表現が自分のものになるのはもちろんですが、英語の文章の運び方など、センスも身についたと実感しました。
そういう感覚を受講生のみなさんにも味わっていただきたいと思っています。
そうなれば、試験対策などしなくても合格できる実力がつきます。
最初の話に戻ると、
仕事で実際に英語を使っておられる方々からは、文章の意図するところや表現方法の質問を受けることが多いと言いましたが、
その質問に答える際に、文法的な知識、構文知識を説明することで解決することがあります。
こういう場面で、「あー、なるほど!」と思えたとき、その知識が生きたものになります。
これは、文法だけ取り上げて学んだときにはなかなか得られないレベルの気づきになります。
仕事で使っている方も、まだ使っていない方も、自分の関心のあるテーマのものを選んで読み込んでみてくださいね。
関心があるものでないと、深く理解しようというモチベーションが働きません。
だから、関心のあるもの、というところがポイントです。
自分が専門とする分野の雑誌記事でもいいですし、あるいは、
関心を持ったニュースに関連するテーマのEditorialやOpinion(社説、論説など)もいい読み物です。
疑問が出てきたら、どうぞご質問くださいね(^.^)。
今回は文法や構文というテーマから入りましたが、実は文脈が同じように(時としてそれ以上に)大切です。
ニュースを学習していてしっくりこないときは、その背景情報を調べてみてくださいね。
ニュースの背景知識が深まると、英語の意味がもっと身近に感じられて一語一語が生きた表現に変わってきます。
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