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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

Tips for Communication: Getting More

2013-06-05 20:44:33 | Tips for Communicati
コミュニケーションに役立ちそうなことを継続的にここで書いていきたいと思っていたのですが、
今日から始めてみますね!

今回は、今、手にしている、Getting More という本から。

プライベートであれ、仕事であれ、相手が家族であれ、
取引先あるいは他国の人であれ、誰もがいろんな場面でたくさんの交渉を経験します。
どういう話し方をすれば、その交渉がうまくいくのか、ということが、この本には書かれています。

冒頭で交渉の際に大事なポイントをいくつか紹介しています。
たとえば、

Focus on your goals, not on who is right. 目標に集中すること。誰が正しいか、にではなく。

Make human contact.    心を通わせる

Acknowledge the other party's position and power, valuing them.
If you do, they will often use their authority to help you achieve your goals.

  相手の立場と力を認め、尊重する
  そうすれば、相手は自分の権限を使って、あなたの目標達成に手を貸してくれることが多い。

これらのポイントを説明するエピソードとして、
若い男女が飛行機の乗り継ぎで、到着が遅れて次の便の飛行機の搭乗口に着くと
もう搭乗は終わってしまっていた状況が紹介されていました。

搭乗口の係員と交渉して事情を話しても、とりあってもらえなかったのですが、
気持ちを切り替えて、コックピットの真向かいのウィンドウのところに移動し、
そこに立ち尽くして目で訴えかけたそうです。
すると、パイロットの一人がそれに気づき搭乗口に連絡をとって、ゲートを開けてくれたという話でした。

乗継便に乗れなかったら二人の休暇は台無しになっていたとのこと。

よかったですね(^^)
普通は、ゲートの係員に必死で訴えて、ダメだったらあきらめてしまいそうですよね。

この若い男女は、この著者(ペンシルバニア大学ウォートン・ビジネススクールの教授)の交渉術の講義をとっていたそうです。

同じようなケース、ほかにもたくさんありそうですね。

自分に落ち度はないのに不運な目にあったときに、
自分の立場から不運を訴えるのではなく、
相手方の意思決定者に、心をこめて訴えかけるとうまくいく可能性が高まる。

困ったときこそ、冷静になって、
こんなふうに、相手の状況をよく理解して、うまく話をまとめられるといいですね。(^^)

  

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