仁義なき麺喰戦争(現在、休戦中)

埼玉・都内+東北の麺類食べ歩きの記録
お店の情報は最新のものではないので悪しからず

所沢大勝軒(4)@新所沢

2013年05月02日 | 埼玉県・ラーメン






過去の所沢大勝軒

2010年7月25日 ◎ 冷やし中華

2010年3月10日 ◎ もりそば + ゆで玉子 

2009年12月21日 ◎ もりそば + ゆで玉子  & ◎ワンタンメン

■感想

所沢大勝軒かな~りご無沙汰しとりました。
今思えば当ブログの第1回記事はコチラでした。

記事は2010年で止まってますが年に数回は行ってますね、昨年は確か2回。
コチラは東池袋系フリークの間でも評価が高いお店で有名です。
東池袋大勝軒で修行された松本店主のお店。
ただ、のれん会には名を連ねてないんだよね。

他に東池袋系だと「東池袋大勝軒 本店@東池袋」(2代目)昨年夏2回ぐらい。
時折無性に食べたくなる味の一つですね。


ここ数年、ローサイドに出店傾向の茨城大勝軒系列?(常勝軒プロデュース?)の優勝軒は
山岸マスターの写真とかその言葉をデカデカと広告塔にしてるけど
その味は個人的に東池袋系と認めたくないファミレス仕様で
何度か残念な気持ちになったなぁ(~_~;)

エキナカとかにも山岸マスターを担いだ感じの商業的なお店とかあって
最近は山岸マスターブランドが一人歩きしちゃってるのを見ると
劣化した東池袋系の量産化には個人的にあまり賛同出来ない派だったりします。

ちょっと話が脱線しましたが本題に戻して・・

現在コチラではもりそばは+20円でみそ、+50円で坦々にチェンジ出来るそうですが
いつも定番のもりそばを食べてしまいます。
自分の場合は忘れた頃に来るから新しい味より
定番のアノ味を求めてしまうのかも。
でも、今度食べてみようかな(^^)



営業時間はお昼のみ
年配の常連客の割合も高いのが特徴かも



◎ もりそば(冷たい麺) 700円

安くてお腹一杯になれる!
これぞ山岸マスターのDNAだよね~










葱以外大体沈んじゃってますが(笑)
チャーシュー2切れ、メンマ、玉子、海苔、ナルト入ってるよ



麺がこれまたイイねー
系列店でも3軒程しか使用していないとか言われてる
旧式(旧本店)の製麺機でつくり出される
自家製麺は丸みを帯びて僅かだが縮れがある。
他に「くり山 (旧 仁鍛)」(本店閉店時譲渡)、あと1軒は・・「渋谷大勝軒1961」になるのかな??



豚や鶏動物系に魚介、野菜等から摂った出汁に
甘、酸、辛味のバランスが食欲を刺激する
周知の事だが化調(ハイミー、味の素)の旨味的サポートも忘れてはならない



ズズッ

ぅ♪(´ε` )旨!!!!!

優しい柔らかな食感に癒されるねー
これが歯応えあったら拍子抜けしちゃうね
これくらいのソフトさが飽きずにスルスル入るのかもね



適度な食感を残したオールドスタイルなチャーシューも美味いな



メンマ



固茹で玉子
やっぱり固茹でだよなー



やはりココのもりそばは美味い♪( ´▽`)

・・・・・

ここ数年の東池袋大勝軒系増殖化
弟子取り門戸開放後における弟子達の修行期間のバラツキや心構えの不統一
等、一部でも指摘はある

山岸マスターの味や想いを広めるという名目は分かるが
味的に別物と認識されかねないクオリティでのビジネス重視な出店傾向は
やはり少し残念な気持ちがする。

暖簾分け店なら暖簾分け店らしく味と暖簾(師匠の教え)を守って欲しいし、
独自性を全面に出すなら師匠のブランドに頼らず勝負すべきではないのかな。
量産化による功績はその名を全国区に押し上げるという面があるが
味や方向性のバラツキによる客離れやブランド力低下を招く危険は否めない。


6月8日より映画「ラーメンより大切なもの~東池袋大勝軒50年の秘密~」
が公開されるそうだ。
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」過去3回放送分(2002年、2005年、2011年)と秘蔵映像を編集追加したものらしい。

こちらを観たらラーメンの神様の想いが少しは見えてくるのだろうか。