■ 店舗情報
住所 〒184-0011 東京都小金井市東町4丁目43-12
営業時間 11:00~15:30/17:30~22:00
定休日 木曜
席数 カウンターのみ全15席
喫煙 不可
最寄り駅 JR中央線『東小金井駅』
駐車場 なし(近くにコインパーキング有り)
■ 感想
GWで多くのラーメンフリークの方々が
遠征に行かれていると
勝手に妄想していたこの日
東小金井駅に降りたっていた。
食べ歩きを趣味としているなら定休日把握は基本中の基本。
こういう掲示は親切で有難い。
行きたいと思っててようやく訪れることができました。
元和食の料理人で河豚の調理免許もお持ちだとか。
ベースが他ジャンル料理出身の方って
アプローチが別の技巧入ってそうな印象でワクワクしますね
あまり上手く撮れてませんが・・券売機
全部増しがこのお店でいうオールスター
大盛り無料なのはあくまでらーめんであって
つけ麺は違うみたいなので
兵庫県の大徳醤油さんの「生醤油(なましょうゆ)」を使用
和食出身とあって和の調味料には拘りがあるんでしょうね。
麺も使い分けされてるようです
◎ 生醤油(なましょうゆ)らーめん 700円
綺麗な清湯系ですね
サイドに特徴のあるシルエット
低温調理ヨロシク的なピンクレアなタイプと2種のチャーシュー
淡い清湯系は和の趣き
胡麻油と粗挽き胡椒で味付けのメンマ
すぅーっと引っかかりのない穏やかな立ち上がりからの
醤油の存在がフワッと浮き上がる様
なんかイメージしたものとのギャップ
淡い口当たりですが
徐々に醤油の旨味に引き込まれます
出汁感や塩分濃度は控え目でやはり醤油本来の味わいに
主眼を置いたバランス
化調で麻痺した舌には幾分大人し過ぎる懸念もありますが
蓮華を口に運ぶ毎にゆっくりと生らしい醤油の自然な美味さに気づく感じ
火入れをしない生醤油を丼に入れ
そこに魚介出汁、鶏油を投入する
という製法らしいです
合わせる麺は鈴麺の中細縮れ麺
適度な張りを残しつつも
軽やかな啜り心地でスルスルと食べ進みます。
食べ進むにつれ旨味とほんのりと甘味のようなものが浮き上がり
後味の自然な印象が持続し
気がつけば汁完
作り手が違えばその製法も異なり
やはりラーメンというものは奥深い
内面からナチュラルな心地にさせてくれる
見た目以上に和の趣きたっぷりな1杯でした。
・・・・・
さて、まだお腹に余裕があります。
東小金井といったらやはり油そばのメッカ。
しかし、不覚にもこの日は「宝華」は定休日。
そう臨時休業ではなく毎週ある定休日。
下調べしない自分の責任、誰のせいでもなく己のミス。
驕る者久しからず
次なる1杯さぁてどうしましょうね~