仁義なき麺喰戦争(現在、休戦中)

埼玉・都内+東北の麺類食べ歩きの記録
お店の情報は最新のものではないので悪しからず

柳家 フェザン店(1)@盛岡

2013年06月23日 | 岩手県・ラーメン


■店舗情報

住所 岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 盛岡ターミナルビル南館 めんこい横町内
電話番号 019-654-7886
営業時間 10:00~22:00 (L.O 21:45)  
定休日 なし (フェザン定休日に準ずる)

■感想

6月某日・・新幹線の乗り換え時間に少し余裕があり
こちらへ入店してみました

・・・・・

今回は自分の食に対するダークサイドな面を
ぶっちゃけてみます
偏った偏見に満ちた文面をお許しください
(なっ◯う大好きな方は閲覧注意下さい。憤慨しても当方なんら対応出来ません)


・・・・・

俺には食べ物に関して弱点というべきものがある
発酵、健康食品としての地位の高いとある食べ物
日本の朝食のオールジャパンならば
不動のスタメンだろう

そいつは世間一般的にかなり美化されているが
俺には到底・・・未だに拒否反応
理由なき大嫌いなのである

遡ること暗黒の(食事の時間だけ)幼稚園時代
給食食べ残しは厳禁が常識の昭和
幼子にも容赦のないスパルタ全盛の頃の話だ

俺はホントこいつが生まれつき駄目だった…
食わず嫌いではなくて食う以前にもう駄目だった
スメル的にはモチロン、味、見た目
全否定する勢いで嫌い過ぎた

いつも泣きながら食べ終えるまで居残りになった
モッタイナイお化けが怖かった時代だが
抵抗する自分の口に押し込もうとする手厳しい幼稚園の先生が
ダンプ松本みたいで地味に怖かった

時は変わり・・小学校に上がっても
こいつは執拗に攻撃の手を緩めやしない
もはやそこは地獄と化していた

そう、学校給食に定期的に現れるこいつ
おはよう○○でお馴染み、秋田県民、東北の人間は
みんな好きだと・・・9割以上の多数派は思っている
学校給食というのは実に残酷だった

学校中がこいつの臭気でトンでもない事になる
昼以降はスメルが校内に立ち込めて生き地獄を味わう

周りのくそガキ、可愛らしい女子までもが
目を輝かせてこいつをかき混ぜ
すごい状態なもんを白米にぶちまけて・・

俺から言わせると・・正気の沙汰ではない
毎日朝食べてると抜かすS君の笑顔は
この日は俺と間逆で嬉しさMAXだった

取りあえず何個でも喰えると抜かすS水君に
自分の分は渡しとけば普段温厚の彼が
鼻息荒く貪り食ってくれる
この点は幼稚園時代の強制システムよりは救いだった

ただ、そいつを手放すと
白米のお供はいつも茶碗蒸しオンリーと
なぜか献立相場が決まっていて・・
寂しい侘しい悲しい給食だった
茶碗蒸しも嫌いになりそーな勢いだった

もちろん息止め気味でなるべく吸わない呼吸法を生み出したが
そそくさに食べ終えなければならないという
難度の高い食事法である

更にその日給食当番にでもなると
地獄というか悲劇が待ち受けている
配膳時はまだ良いが・・
結局6年間苦しみに耐え抜いた

中学に入ると・・あいつは急に大人しくなった
中学自前弁当時代の始まりであった
あいつからの解放を意味していた

・・・・・・

前置きがしつこい位に粘りすぎたので
そろそろ本題へ

前置きで触れたとおり
自分は唯一・・納豆だけが食べられない

納豆ラーメン=柳家
という公式があるくらいなお店なもので・・

俺は行くことはないだろうと・・
だが勢いで入店してしまった

レアチーズキムチまでは理解できたが・・



納豆押しまくる空気の中に
超絶対納豆ギライの俺が佇むアンバランスさ

こんなに恐ろしい場所にいるのは
小学生時代以来だろうか

お土産で持ち込んだ日には
ちょっとした自爆テロになりかねない





無臭な食品サンプルは実に旨そうだ

なんか久しぶりに食べたら
意外に納豆食べれたりするかも

なんてオッサンの歳になり
俺もあいつと向き合う意識も芽生えてきた



百聞は一見にしかず・・だ

納豆以外にもメニューあんじゃん

価格設定が絶妙に高いのが気になるが・・
例の畑から自家製ですからって
諸々コスト乗っちゃった系?

納豆の有無セレクトシステム導入は・・
してませんよね?
ってinfoは見当たらない




ついに塩味!って
塩タンメン的なやつかな?

下のトマトのやつ、どっかの太陽のアレにアレだけど・・美味そう

納豆抜きって出来ないのかな?
お店に正面から喧嘩売ってしまいそうだから・・
さすがに言えなかった



◎ フェザン限定 はやぶさ 白 920円 + 別キムチ 50円

結局納豆系は超確信犯的にスルー

もしもの不測の事態に備え
別キムチもオーダー

実は
カエシに納豆エキス入れてます、とか
麺に納豆パウダー入れてます、とか
隠し味に納豆使ってます、とか
「どこぞに仕込まれているかもしれない」

神経が過敏なもので
備えあれば憂いなし

というのは今思いついた嘘で味変アイテムとして単純にオーダー



第1関門 香り

ううーん スメル問題無し!




第2関門 味

ゴクッ

おっ うまっ!あまっ!

なかなか美味いぞ
旨味というか甘味か?
砂糖の甘みか?

生姜かな?後味にジンジャーキテマス
タンメン系のスープとしてはなかなか惹きがありますよ

うん、俺好きだなー



ズズッ

うまっ!!!!!!

自家栽培しているという「ゆきちから」で作る自家製麺

むっちりとした粉密度が高い麺で美味しいですね

やべぇー順調過ぎるくらい美味い



抜き打ち納豆(あいつ)のご登場もなく
別キムチ投入!




このキムチかなりヒット!


キムチに入っている四角い野菜が美味い!
後半別キムチがマストかもしれない



結論:
納豆ギライはなかなか変えられないが
なんとなく納豆との距離が縮こまった気もしないではない

盛岡来たら柳家もアリですね

うーん
フェザン史上最強の辛さ!
常夏のキムチ納豆ベイベー

ネーミングも糸井サン的なやつ入っちゃってる?
リップスライム的辛いやつ気になるっちゃ
なるけどなぁ~
納豆だけに楽園にはならないんだよな~

もしかしたら納豆デビューは今夏になるのか?

いつ食べるの?!

うーん、今は無理でしょ~(^◇^;)

やっぱり納豆抜きって出来ませんか???

常夏のキムチベイベーは出来ませんよね? (しつこい・・納豆だけに。)



因みにネバネバ系や豆類は大好物である
あいつだけ・・どうも(。-_-。)苦手でやんす

らぁめん サンド(1)@青山

2013年06月23日 | 岩手県・ラーメン






■店舗情報

住所 岩手県盛岡市西青山2-26-20
TEL 090-3125-6049
営業時間 11:30~15:00/17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 水曜日
駐車場 有(2台)

■感想

ラヲタ的に岩手県は青山地区
最近熱いエリアのようです。

つい最近赤坂に移転したアノ有名店
アノ味をリスペクトしたようなタイプを提供する
という情報を耳にして

1軒目でのカメラの不具合に不安を頂きつつ
更にこの日はお腹のコンディションが微妙で…
2軒目で食べ納めは確定しておりました。
移動の時間もあったのでホントにラスト。

基本メニュー2つのうちから
どちらをセレクトするのか?



◎ 鶏そば~生醤油の香り~ 680円

プライスは69ならぬ680円

やっぱこっちでしょ





いい表情してますな



鶏油の浮かび加減も美しい



熱々の鶏油がマスクしてますが
丁寧な仕事を感じさせるクリア鶏出汁のコクと旨味に
豊かな生醤油の香りと福よかな旨味

生醤油のなせる業とでもいうのか?
鶏出汁の美味さをs更に引きたてているようです。



麺を啜るればやはりトータル的に
アノ味のリスペクト系だなぁと

いやぁ・・こりゃ美味い!



こうなってくると煮干・・食べたくなる・・
ギリギリまで悩んだ挙句

券売機に立ち上がろうかと思った瞬間ぐらいに
後客来店・・・
しかも、かなり印象の宜しくない感じのお客・・

急に自分のテンション・・下がっていく
体調万全で気持ちの良い時に
極上の煮干を頂こうではないかと思い退店。

お店の方の接客も印象が良くて
ソッチ方面はホテルでの就業経験(中華料理のコック)が活かされているのかな

美味しいものを居心地のいい空間で食せる
個人的にはこういうお店が大好きである

青山地区・・関東由来の麺文化が入ってきて
今後の化学反応が楽しみかもしれない

5月の岩手ネタはコチラで終了なんですが・・
続けて・・6月の岩手ネタを1軒。

続く・・・




人力俥(1)@青山

2013年06月21日 | 岩手県・ラーメン











■ 店舗情報

住所 岩手県盛岡市月が丘1-28-3
営業時間 11:00~15:00/17:00~21:00
定休日 月曜
座席数 18席 (カウンター6席、4人掛けテーブル1、2人掛けテーブル1、小あがり4人掛け1、2人掛け1)
最寄駅 IGRいわて銀河鉄道線「青山(岩手県)駅」
駐車場 有(2台)

■ 感想

5月GW明けに訪問。「盛岡プチ麺喰遠征編」

昨年、岩手の方のブログで拝見してOPENを知り、
お店のメルマガ登録していたら
その文面が『いつ樹@小作』のメルマガにも通ずる表現とかあるなぁ~
って勝手に感じて

更にビジュアル的にも三角メンマやら・・器のデザインやら・・
いよいよ推測が自分の中で勝手に昇華しちゃって・・

テンション上がってしまい・・Twitterでつぶやいてしまう

でも、いくら検索しても『いつ樹』との関係性は出てこない

うーむ

こりゃ己で確かめるしかないな!と思い立ったが吉日

いわゆる「シャッター」決めこんで
初下車の青山駅から桜の咲く中1kmちょい歩く

方向音痴な為にちょっと途中迷ってしまい時間ロス
ポールポジションは常連さんらしき方が既に車で待機

店主さん暖簾を手に出てこられて開店と同時に入店

テンション上がりきったはいいが・・ある問題発生

デジカメがどうもおかしい
電源が入ったり入らなかったり・・
シャッターを押すと画角がブレル

イジクッテようやく動き出したが・・・
カウンターの照明との調整もキマラズ

内心泣きそうになりながらのオーダー
ゼッ不調な愛機と共に俺も挑戦
(画像不鮮明です・・ごめんなさい)



メニュー



限定メニュー

浅利のチリトマなんて・・・
『いつ樹』出身の『カッパ64』さんを思い起こすじゃない・・



気になりつつも・・初訪問のセオリーで

◎ 背脂煮干そば 650円

麺は細麺、太麺から選択できるそうで
オススメを伺うと・・初めてならば太麺との事。

ということで太麺オーダー

ご対麺で・・小作の某店の感じが・・
やっぱりそういう事なのか?と




サイドビュー丼!



手揉みの感じとイイ



三角メンマの感じとくれば・・・



どうなんかなぁ~



食べ終えるまで我慢できずに・・
店主さんに不躾ながら伺うことに

結論:
『いつ樹@小作』さんの「鯛塩らーめん」が日本一美味しい!と言うご主人が
『いつ樹』さんの盛付けをリスペクトしている、との事。

自分が『いつ樹』との関係性とか呟いていた事も
ご存知だったそうで・・・
なんか想像だけで呟いてしまって申し訳ありませんでした。

『いつ樹』さんで働いていた方ではないとの事でしたが
中央線沿線にお住まいだった時によく通われていた
筋金入りの『いつ樹』フリークとお見受けいたします。

スープは無化調らしく過度な旨味はなく
煮干と地元醤油の味わいがジワリと
素材の旨味が穏やかに
背脂の甘味がマイルドな方向へ



不揃いの手揉み麺がイイねぇ

もっとフルフルと軽やかな口触りになれば
『いつ樹』の鯛塩っぽさが出てくるかも

ご主人曰く「麺はまだまだ」
日々、粉と向き合い製麺機と格闘されているのでしょうね




都内で飲食関係をされていたそうですが
丁寧で居心地のイイ接客が光っていました。
浅利のチリトマトのあとの限定を食べに行く予定でしたが・・
最近トラブル続きで伺うタイミングを逃しましたが
いずれまたお邪魔したいと思っています。

本来は替え玉かもう1杯行きたいところでしたが・・
連食の為この辺で。
店主さんがとても親切な方で2軒目の情報も教えてくださるという
サービス券も頂いたのでやはりまた伺いたいですね~






中華そば 弥太郎(1)@厨川

2012年01月29日 | 岩手県・ラーメン




■店舗情報

住所 岩手県盛岡市みたけ4-3-5
営業時間 11:00〜15:00
定休日 不定休
席数 21席(カウンター5/テーブル8/小上り8)
喫煙 不可
最寄り駅 IGRいわて銀河鉄道「厨川駅」
駐車場 あり(7台)

■感想

2軒目で2杯完ツユした後、一度盛岡駅まで戻り
いわて銀河鉄道に乗り込み厨川駅へ。

コチラの駅は一方通しか降り口がないもので
お店がある反対側へぐるっと遠回りしなければなりません。

北風がビュービューで寒い寒い( ;∀;)
なんやかんや1km弱歩いてようやくお店に到着。

外観はラーメン屋というか日本蕎麦屋のような趣です。
盛岡でも有数の人気実力店という事で今回の目的の一つでした。

お昼時の混雑を過ぎたあたりでしたがほぼ満席!
1人なのでカウンター席に案内されました。

店内は無駄なものがないスッキリとしてクリーンな印象。
良いなぁ~やっぱり飲食店の基本はこういう綺麗な店内だね。

今回オーダーするのは決まっていたんで着席と同時に口頭でオーダー。
交流はないですが仙台を拠点としたブロガーさんのとある記事で一目惚れしちゃって(笑)
絶対に旨いと推測。

出来上がるまでメニュー表ふむふむ



色々メニューあるから何度も通いたくなる要素あるなぁ






しばらくして着丼!


◎ 塩ラーメン 530円 + ワンタントッピング 確か・・150円

見た瞬間ヒット間違いない系(笑)
盛付けにもセンスと気配り感じるねー




香味油は鶏油かな?
透き通ったスープこれは期待大だな



太めのメンマ良いなぁ
メンマ好きとしては有り難い



大振りなワンタン( ; ゜Д゜)でっけぇー
四角い包みで中の餡ギッシリ!
これは予想をギュン!と越えてきたheavyなやつ(笑)




さっそくスープを


グビッ


あっ うまっ!!!!!

これは旨いわ(笑)間違いないやつだな
鶏の旨味に魚介のしっかりとした輪郭
キレある珠玉の淡麗系塩スープだなぁ
丁寧な仕事がうかがえますね




続いて麺を


ズズズズズッ


うっ うまっ!!!!! !

この全粒粉低加水細ストレート麺かなり秀逸だわ
食べ進んでもダレない程よいコシ
噛み締めると口に広がる小麦の風味



ワンタンはデカイのが4個も(笑)
ワンタン用の皮というよりは餃子の皮のようなしっかり皮の味も感じる
食べ応えあるなぁ連食ではある意味誤算ちゅうパターン(笑)




メンマもうまかった!
調所に拘りとセンスを感じるハイクラスな1杯ですね~





極上の1杯完ツユさせて頂きました!
いやぁ~また来たいなぁこのお店!



帰り道3杯完ツユの影響が出て来ちゃって(^^;)
あのビッグワンタンくんが腹ん中で
膨らんできていたのは紛れもない事実
5軒目は美味しく食べられない感じなんで
この4杯で残念ながら喰い止めとなりました・・
なかなか5杯に到達出来ない胃袋の弱さを痛感。

まぁ、また第2弾岩手麺喰いやろうと心に決めました。

・・・

次回からは年末年始の秋田(大館)麺喰編です

・・・・・

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拉麺 タイヂ(2)@矢幅

2012年01月25日 | 岩手県・ラーメン






■店舗情報

所 岩手県紫波郡矢巾町大字又兵Ⅰ新田第5地割64-3
電話番号 019-697-1261
営業時間 11:00~15:00
定休日 木曜日
席数 テーブル4×3席、カウンター5席
最寄り駅 JR東北本線「矢幅駅」

※ 屋号について
屋号の「タイヂ」は本来、暖簾にもあるように
「太」に「木及」(木及で1文字)という中国簡体字が
正式のものですが、これが漢字変換出来ないために
カタカナ表記で「タイヂ」としました。

■感想

前記事よりだいぶスパンあいてますが(汗)
未だ昨年末の記事です・・
しばしお付き合い下さいませ。

・・・

1杯目の中華そば(煮干し)が味わった事がない感触の味の構成という印象だったのと
すぐに再訪は出来ないお店なので他のメニューがどうしても気になってしまい
もう1杯頂くことに(笑)

◎ 二代目 鶏そば 600円

なるほど鶏白湯系になるのかな



サイドショット!



コチラは細めな麻竹メンマなんですね



こちらはバラチャーシュー2枚です




ではスープを

ゴクッ

おっ

うまっ!!!!!

これまた不思議!
鶏の優しい旨味の後に酸味という後味!
さらりと粘度はないタイプなので口当たりもよく
後口の酸味で蓮華が進みます~

この構成も他にはないパターンだなぁ
独自に生み出した味という風格がありますね




続いて麺を

ズズズズズッ

おっ うまっ!!!

これもまた多加水麺でややソフトな食感ですね
やはり無化調無添加のじんわり酸味系鶏白湯スープには
馴染んでいる麺なのかもしれない





爽やかな酸味が心地良いスープは当然の完ツユです
さらりとした鶏白湯に酸味という組合わせはちょっと予想外でしたが
美味しく頂きました!




他のお店では感じたことのないアプローチの2杯
堪能させていただきました!

今回未食の「ラーメン 400円」は化調入りながら
バランスが実はすごいらしいという情報を後でキャッチ(汗)

次回チャンスがあれば食べてみたいですね~



お腹のキャパが限られてきたところですが・・(汗)
岩手麺喰編続く!


・・・・・

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拉麺 タイヂ(1)@矢幅

2012年01月15日 | 岩手県・ラーメン






■店舗情報

所 岩手県紫波郡矢巾町大字又兵Ⅰ新田第5地割64-3
電話番号 019-697-1261
営業時間 11:00~15:00
定休日 木曜日
席数 テーブル4×3席、カウンター5席
最寄り駅 JR東北本線「矢幅駅」

※ 屋号について
屋号の「タイヂ」は本来、暖簾にもあるように
「太」に「木及」(木及で1文字)という中国簡体字が
正式のものですが、これが漢字変換出来ないために
カタカナ表記で「タイヂ」としました。

■感想

今回の岩手麺喰ツアーの
最大の目的がコチラのお店。

あの盛岡の名店『中河』に並んで人気店と
名前を挙げる方もいるほどのお店とか。
否応無しに期待が膨らみました。

先程の『末廣』の後にネットカフェで休憩し
駅の書店が開いた頃に岩手のラーメン本を物色。

ラーメンWalkerの岩手版も気になりましたが・・
ローカル色前回のコチラのラーメン本を購入。
価格もワンコインで500円。

中を見ると岩手県を中心に活躍されているTVタレントさんや
サッカー選手さんのラーメン好きな方達に交って
体格のいい方がこれから行こうとしている『拉麺 タイヂ』
を押しているではないですか!?

その方は「みちのくプロレス」所属の気仙沼二郎選手。
表紙の緑色のTシャツに割箸をくわえている方です(笑)

そんな後押しもあってさらに期待が膨らむ(笑)



1番乗りで入店しようと決めていたので
少し早めに電車移動をすることに。
盛岡駅からJR東北本線で数駅の矢幅駅で初下車。
駅からすぐの所にお店はありました。

開店10分ほど前にお店に到着するも
暖簾がまだ出ておりません・・
待ち客もいないし・・

若干不安を抱きつつも駅の1階にある
観光案内兼待合室スペースみたいなところで少々の時間粒し。
開店時間2分前に再度店頭に。

良く見ると中にウェイティングスペースがあり
そこに先客1名!

あっ!そこで待つシステムだったか!

取り合えず先客の後ろへ。
すると間もなく年配の女性が暖簾を出して
いらっしゃいませ!のアナウンス。

入店!
入り口付近のカウンターへ着席。
お冷を持ってきてくれたタイミングで
決めていたメニューを口頭オーダー。

お店の中はどちらかというと親しみやすい食堂風の内装。
店内を見渡していると続々と後客が入店。
あっという間に盛況に。
なるほど流石岩手の人気店の雰囲気ですね。

そして待つことしばし・・着丼!

◎ 中華そば(煮干し) 650円

お~迫力あるな~




サイドショット!

冬場のせいか
入口付近の席は特に湯気が凄く出てしまって・・
写真取るのに苦労・・座る場所ちょいとミスったかな(汗)
なので写真がちょっと鮮明さに欠けますが・・



なんとも目を惹いたのがこの極太メンマ
麻竹(まちく)から作る自家製のメンマらしいです
食感が今まで食べたことない感じです!

某ブロガーさんが「シャクシャク」と
食感を表現していらっしゃいましたが
まさしくそんな感じ!

噛んだ瞬間はとても軟らかいのですが・・
噛み切るときに独特の食感があります。



同じく目を惹く巨大なロールチャーシュー
トロットロッで軟らかいものです
デフォでこのサイズって凄いなぁ~



早速スープを

ゴクッ・・

おっ・・おっ・・やさしい!

じんわり・・うまっ!!!!

無化調無添加に拘るお店とのことでしたが
一口飲んで・・過剰な旨みが一切無いことに驚きます!
素材本来の味を自然に抽出したかのような味わい。

鶏出汁に全国から取り寄せた厳選煮干を数種使用しているとか。
想像してた青森煮干系のようなニボニボとは違い
煮干インパクトは個人的にやや控えめに感じますが
(この日のブレなのか?いつもこういう感じなのか?)
淡く僅かにビター感もあるような飲み進めると
ジワジワと浸透するような煮干感。
こういう煮干出汁もあるんだなぁ、改めて煮干出汁の奥の深さを実感。

全体的に輪郭がやや淡さと繊細さを感じるスープで
今まで出会った事がないタイプです。




続いて麺を

ズズズッ

あっ うまっ!!!

ややソフトでもちっとした優しい歯触りの縮れ麺。
なるほどあの無化調の繊細なスープには
これくらい優しいな麺が合うのかもしれないですね。
なんの引っかかりも無く口に吸い込まれていく麺。



大きなロールチャーシューの他にこちらも。
バラ肉の方は少し歯応えのあるタイプ。
デフォルトで2種類のチャーシュー・・凄いな。



無化調のスープを確かめながら飲んでいると
いつの間にか・・こうなりました(笑)。
無化調無添加の真髄をこの1杯に感じたような気がします。
普段、化学調味料の味に舌が慣れきっている場合は
初め少々インパクトがないように感じますが
食べ進むと実に心地よさに変わる不思議な1杯でした。

また、是非再訪してもう一度食べたいと思う1杯でした。



岩手麺喰ツアー続きます・・。

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末廣ラーメン本舗 盛岡分店(1)@盛岡

2012年01月14日 | 岩手県・ラーメン






■店舗情報

住所 岩手県盛岡市大通2-6-12
電話番号 019-681-4447
営業時間 24時間営業
定休日 無休
喫煙 可
最寄り駅 JR「盛岡駅」

■感想

遅くなりましたが
2012年本格始動!

岩手麺喰ツアー編スタートです!

昨年の師走某日、夜行バスで盛岡に到着したのは早朝5時過ぎ
やはり北東北です朝はかなり寒い~

駅の中で関東仕様のコートから東北仕様のコートへ着替え
マフラーや手袋を身につけて防寒対策を入念に行う。

少々、駅ナカで時間を潰してから駅を出発。

早すぎて駅の立ち食いそば屋ですら準備中
という事で1軒目はほぼ確定

なにぶんAM6時過ぎなもんで
朝ラーというか早朝ラー(笑)
自分の胃袋もまだ起きていませんが
取り合えずする事も行く所もないもので

ジャック・バウアー並みに24時間営業しているコチラへ
京都の『新福菜館』の流れを汲み本店は秋田市に構えるお店

秋田県人ですが初訪です(^^;)

夜明け間もない盛岡の大通で
店頭の灯りが目立ってますね




入店~

先客男女2名、店員さん1名

券売機でポチっとして着席

入店したと同時に想い出のある歌が流れてます♪~

♪~小さなストーブじゃ窓も曇らないような夜~

個人的にちょいとした想い出のある曲(汗)

北風 YouTubu


先客の男女はラーメンより会話が白熱・・
どうやら夜のお仕事のお二人のようです。

キャバ嬢らしい女性をべた褒めする男性
どうもお店のマネージャーっぽい

そんな歓楽街の明け方を物語る店内で・・
マッキーの歌が鳴り響き(笑)

殺し文句が効いたのか?
マッキーのBGMが良かったのか?
キャバ嬢の機嫌が良くなって
どうやらお店を辞めない方向になったあたりで

着丼!

◎ 中華そば(並) 680円

カウンター上のセルフサービスで入れ放題の刻み長葱を投入
京都の『新福菜館』は九条葱なので人によっては賛否あるようですが
個人的には秋田の解釈で日葱でOK!という解釈です
源流は京都ですが秋田で独自に進化(地産)という自己解釈(笑)

トッピングした葱でやや隠れていますが
スライスされた豚肉がたっぷり
この薄切りだからこそスープが滲み込むみたいです

斜め上はやや黒ずみ斜め下はやや白くなった
陰と陽なコントラストのスープ表面




サイドショット~



京都の『新福菜館』ほどの
ドス黒さはないにしても濃いめな醤油色



豚由来の脂から出た色合いでしょうか?



早速スープを

ゴクッ

あっ 旨い!!!

見た目の期待を裏切らない
濃口醤油のビシッとした醤油主張
秋田県生まれの自分にはフィットするしょっぱさ

想像以上に豚骨スープの下支えを感じますね
野菜からでた甘み?あとはひょっとして化調的なうま味?
も感じるかな~

早朝に食べるタイプとして
最適かという点は抜きにして(笑)
これはかなり好きな味わいだな~
東北人の好きな味!



続いて麺を

ズズズッ~

うっ うまっ!!!

低加水中太ストレート麺はスープを吸ってイイ感じで味が麺に乗ってきますね
スープとの相性申し分なし!




お馴染み薄切り豚バラがたっぷり
いいねー旨いねー
ライスに乗せて食べたいなぁ
絶対白めしが合うね!



もう1つの名物メニューも食べたいので
コチラもオーダー

◎ ヤキメシ(1/2) 卵黄乗せ 250円?
※ メニュー名と値段はちょっと失念なので曖昧です・・

このビジュアルは個人的に『せんば自由軒』の
「インディアンカレー(ドライカレーに生卵)」を連想させますが(笑)

こちらは焼飯ですね



卵黄がイイ仕事してくれるでしょう



お約束の~とろーり!



おおーうんまっ!!



さすがにスープ完ツユはこの後のことも考慮して止めておきましたが
固形のものは全て完食!

ふぅ~早朝ラー旨かったね!

早朝から塩分過多で炭水化物セットいっちゃって
この先が心配ですが(汗)
まだ、他のお店が開いていないですし、時間があるので
まぁ良しとして(笑)

2軒目は既に確定しており開店ダッシュの予定。
取りあえず時間つぶしに近くのネットカフェで小休止します。

岩手麺喰ツアー編2軒目に続きます~

・・・・・

北風~君にとどきますように~ YouTubu


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中河@盛岡

2010年01月20日 | 岩手県・ラーメン


■店舗情報:
住所 岩手県盛岡市本町通1-7-37
電話番号 019-622-5763
営業時間 11:00〜16:00
定休日 日曜・祝日
座席数 14席
喫煙 不可
最寄り駅 東北本線「盛岡駅」
駐車場 あり(5台)

■感想:
盛岡の代表的老舗中華そば店に念願叶って初訪。
(昨年末、実家への帰省を利用)

盛岡駅から徒歩でテクテクと歩くも・・・
路面の凍結した雪が滑るのでスピードが上がらず・・・
雪が降らなかったのは幸いだが。

10分ほど歩いて・・・どうやら迷っている自分に
気がつく・・・タクシー代ケチったせいか?
気を取り直して携帯の地図と睨めっこ。

なんやかんやで25分ぐらいで到着・・・。
お店が見えたときは・・・ちょっと感動。
暖簾が下がっていて・・・さらに感動。

お店に入ると、地元の初老の男性が一人。
店主となにやら世間話の模様。
カウンターに座ると自動的にお冷と割り箸が出てきた。
注文せずとも中華そばを作り出した。
そうだった・・・ここは「中華そば」のみ、実に潔い。

まもなく、中華そばが出来上がった~
感動のご対面!

◎中華そば 550円



感動のあまり・・・うまく撮れていなかったが
透き通ったクリアなスープは琥珀色に輝いている。
煮干や節、昆布などをバランスよく煮出しているそうだ。
実にシンプルな中華そばだぁ~!
25分近く歩いてきた甲斐があったなぁ~



この細麺いい茹で加減、持ち上げると結構長い麺だった
一心不乱に吸い上げるのみ!




優しい出汁の味わいがなんとも良い!
このスープならば毎日食べても飽きがこないのは頷ける訳だ。
冷え切った体に染み渡る盛岡を代表する老舗店の
珠玉の淡麗系は期待以上に素晴らしい美味しさだった。

この後は・・・秋田編突入です!

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