仁義なき麺喰戦争(現在、休戦中)

埼玉・都内+東北の麺類食べ歩きの記録
お店の情報は最新のものではないので悪しからず

大衆食堂(1)@扇田

2013年07月14日 | 秋田県・ラーメン






■ 店舗情報

住所 〒018-5701 秋田県大館市比内町扇田字下扇田23
TEL 0186-55-0243
営業時間 11:00~19:00 要確認 
定休日 日曜日
最寄駅 JR花輪線 「扇田駅」徒歩8分


■ 感想


秋田県と言えば・・

「なまはげ」「秋田美人」「あきたこまち」
「きりたんぽ鍋」の次ぐらいに

「比内地鶏」が挙げられるでしょうか?

そもそも比内地鶏とはどういう鷄なのか?

触りだけ簡単に

昭和17年に原種である「比内鷄」は天然記念物に指定され
飼育面等生産性の向上を図る為に
雄の比内鷄と雌のロードアイランドレッドを交配した
一代交雑種が「比内地鶏」である。


薩摩地鶏や名古屋コーチンと並ぶ三大地鶏
比内地鶏の故郷から今回はお送りします



ラーメンのブログを始めてすぐぐらいから拝見していたラーメンブログがあって
2006年~2011年で更新は途絶えていますが
今読み返すと自分の知らない大館のラーメン事情が
詳しく解説されています。

大館のラーメン店黎明期を詳細に語る
実に貴重なブログだと思いますが
全国のラーメン食べ歩きや自作ラーメン等
その後の記事が読みたかったなぁ~と思いますが。

その方のブログで2008年11月に紹介されていたコチラ。

大衆食堂という店名の大衆食堂
実に分かりやすく潔い

店内も多少生活感もあるような
ザ・大衆食堂な雰囲気
大衆食堂らしくメニューは色々ありますが
先頭メニューは・・

口頭でおばちゃんにオーダー

少しして着丼

◎ 馬肉ラーメン 500円

そう、比内町で比内地鶏ラーメンではなく
メニューの先頭にある馬肉ラーメンを食しますが、何か?


周りの常連さんらしき方は中華と呼んでいましたね。
昼時に伺ったら馬肉ラーメンの出前バンバン入ってました。
電話じゃなくて自らお金を持ってきて中華4つ出来次第でイイから
っつう近所の常連さんとかも(笑)





結構イイ盛りの馬肉
自分の母親も馬肉は好物で筍の獲れる時期に生姜の効いた煮物を作ってたなと。
母親が子供の頃(昭和初期)には馬モツを大鍋で作って食べてたそうで。

馬肉と言えば熊本や長野の生産地が浮かびますが
馬刺しは食べても馬肉ラーメンは食べなかったなぁ。
秋田の県北エリアの大衆系食堂では
馬肉ラーメンがなくとも馬肉うどん、そばがあったりします。
そういうお店の場合、馬肉定食も大体ありますね。



柔らか過ぎず程度な馬肉
臭みやクセもなく美味しいですねー
馬肉特有、グリコーゲン由来の甘みかな
これは馬肉らしい味わいの一つかも






スープは鷄ガラかな?
後は乾物?煮干とか?

おそらく馬肉の煮汁が甘味があるせいか
甘みは結構ハッキリ感じますが
馬肉からの肉汁も移ってるかな?

食べ進むと甘さが鮮明になってくる



麺が想像してたより
シッカリとした存在感

弾力がシッカリとしたタイプで
馬肉に埋没しない食感を最後までキープ



馬肉ラーメンと言えば二ツ井の曙食堂が知名度的にも
頭飛び抜けた感がありますがー

県北エリアは馬肉を食べる文化があるだけに
やっぱり色々と馬肉ラーメン提供店を探したくなります。

一説によると鉱山と歩んできた地域特有の馬肉文化
という側面があるので今やメジャーな比内地鶏よりも
色々な逸話もあったかもね、と。

探せば色々と掘り出せるラ的な要素あるんじゃないかなー
と予感させる馬肉ラーメン探訪シリーズ
第1回目は「大衆食堂@扇田」でした。
次回はいつになるか分かりませんが(笑)
また、狙い撃ちしてみようかなーと思っています。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。