山代中ブログ~伊万里市立山代中学校~

学校の日常の様子や山代の行事・歴史や自然等について、いろいろな記事を掲載しています。

メキシコこぼれ話 №64(スーパーマーケットでのアルバイト2)

2011年03月31日 05時39分12秒 | メキシコ滞在記

メキシコこぼれ話 №64(スーパーマーケットでのアルバイト2)
 スーパーマーケットの駐車場には、たいてい1~2人のおじさんがいる。頼みもしないのに、車を誘導してくれる。あいているスペースを教えてくれたり、バックするときや車を出すときに安全確認をしてくれる。その必要がないような広い駐車場や混んでいないときもおじさんはいる。それは、チップをもらうためである。駐車場を出ようとするとき、運転手の窓のところに来てチップを要求するのである。
 最初は、「そういうものかな?」と思っていたが、そのうちに「誘導してもらわなくてもいいのに・・。」と思い始めた。先輩の先生に聞くと、「メキシコでは、買い物のとき駐車場においている車が安全とは限らない。買い物をしている間に監視してもらっていると思えばチップは安いものじゃないかな?」と言われた。なるほど、と思った。本当に何かあったとき犯罪を防いでくれるかどうかは疑問だが、それからは「グラッシャス(ありがとう)」と言って10円~20円のチップを渡すようにした。

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メキシコこぼれ話 №63(スーパーマーケットでのアルバイト1)

2011年03月30日 04時59分34秒 | メキシコ滞在記

メキシコこぼれ話 №63(スーパーマーケットでのアルバイト1)
 チップで思い出した。メキシコシティーのスーパーマーケットでは、何人もの学生アルバイトがいる。駐車場のおじさんもいる。学生アルバイトは、レジで清算がすんだ品物を車のところまで運んでくれる。一回の買い物がかなり多くなるので、カートを押して駐車場まで一緒に来てくれて、車に移してくれる。終わったら、チップを払うのである。
 で、アルバイトの生徒は比較的しっかりしているな、と思っていた。しっかりあいさつもできた。聞いたところによると、学校の成績が良くなければこのアルバイトはできないそうである。アルバイトして家計を助けるためにも、しっかり勉強して成績を上げなければならないのである。アルバイトをするためのこの条件はいいな、と思った。

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メキシコこぼれ話 №62(交差点での芸と貧困者3)

2011年03月29日 05時30分25秒 | メキシコ滞在記

メキシコこぼれ話 №62(交差点での芸と貧困者3)
 私たち日本人にとって、ある意味でショックだったのは、ただ単にお金をもらおうとしている薄汚れた服の女性がいたことである。よく見ると、背中に小さな子どもを背負ったり、そばの植え込みの上に子どもを置いたりしている場合があった。「食べるのにも困っているんだな。」と思ったこともある。メキシコ生活が長い、ある日本人に言わせると、「本当に生活に困っている人はまだしも、働けるのに働かないでチップ稼ぎをしている若者がいる。お金を渡すことはその人のためにならないことがある。」だそうである。それもそうだな。と思った。でも、そもそも仕事はあるのかな?

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メキシコこぼれ話 №61(交差点での芸と貧困者2)

2011年03月28日 04時30分23秒 | メキシコ滞在記

メキシコこぼれ話 №61(交差点での芸と貧困者2)
 交差点で働いている人で一番多いのは、新聞や雑誌の販売である。そして、ある意味では迷惑なサービスに、「窓みがき」がある。赤信号で停車していると、おもむろに若い男が近づいてきて、フロントガラスに洗剤みたいなものをまき、窓を布で拭くのである。そして、運転席側に行き、手の平を上にして、チップを要求するのである。「またか・・」と思いながらも、当初はチップを出していた。そのうちに、磨く必要がないときなどは、手を横に振り、「ノー!」という意志表示をした。すると、窓磨きをしようとせずに次の車に移っていった。
 

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メキシコこぼれ話 №60(交差点での芸と貧困者1)

2011年03月27日 02時28分30秒 | メキシコ滞在記

メキシコこぼれ話 №60(交差点での芸と貧困者1)
 メキシコシティーの道路の交差点。赤信号で停車していると、 いろいろなことがある。まず、大道芸である。一番印象的なのは、「口から火を吹く男」である。火がついたたいまつを手に持ち、口に含んだ灯油(?)を吹きかけると大きく炎が燃え盛る。あたかも火を噴いているように見える。1,2度、「火をふく」芸をやったら、車の運転席側にプロピーナ(チップ)を集めに回るのである。10円(日本円に換算)、20円くらいの小銭を渡すことが多いが、中には窓を開けないでチップを出さない車もいる。それにしても、あれだけの灯油を口に含んだら、口の中や胃が荒れるだろうな、と思った。ある意味では命がけの芸である。
 
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メキシコこぼれ話 №59(メキシコの治安2)

2011年03月26日 05時01分21秒 | メキシコ滞在記
メキシコこぼれ話 №59(メキシコの治安2) 
 一番気を使ったのは、子どもたちの安全である。買い物に行くとき、絶対に子どもから目を離さないようにしていた。まだ、2歳~6歳だったので、歩くときは必ず手をつないでいた。または、電話の受話器のコードみたいなもので自分の手首と子どもの手首をしっかりつないでいた。万が一、手を離しても連れ去られないようにである。近所の公園(塀で囲ってあるアパート群の中)で砂遊びするときも、文字通り片時も目を離さなかったのである。

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メキシコこぼれ話 №58(メキシコの治安1)

2011年03月25日 04時42分48秒 | メキシコ滞在記
メキシコこぼれ話 №58(メキシコの治安1) 
 メキシコで生活することにより、日本の治安のよさを再認識することができた。メキシコシティーの家は、たいてい高い塀で囲まれている。高さが4~5メートルあり、塀の上は有刺鉄線やビンのかけらが置かれて、不審者が侵入しにくいようになっている。複数のアパートがひとまとまりになっている形態もある。それを広く囲っている壁があり、出入り口の門のところには、「ポルテロ」と呼ばれる警備員がいる。たいてい拳銃を持っている。ポルテロと不審者の銃撃戦があり死者がでた、という事件もあった。ただ、普通に生活している分には危険を感じることはなかった。

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修了式がありました。

2011年03月24日 12時50分33秒 | 学校全体

 平成22年度山代中学校修了式がありました。校長の話より・・・

「日本は、今、非常事態だといっても良い状況です。地震、津波、それに伴う原子力発電所の問題。 津波は海岸で10~15メートルあったということです。さらに、内陸部ではその2倍の高さまで海水が押し寄せたそうです。その状況を皆さんが住んでいる山代町に当てはめてみたらどうなると思いますか?中学校がたっている場所は海抜5~10メートルだと思います。ということは、同じ津波がきたら中学校は水に浸かってしまいます。中学校より低いところにある家はすべて流されるということになります。同じように、伊万里市中心部から西有田、有田までほとんどの家がすごい被害を受けるでしょう。今回の被災を実感してみてください。そして、一日も早い復興を祈りましょう。そして、自分でできることは何か考えましょう。

 さあ、新年度へ向かって目標を持ってください。特に、自分の進路(進学)について真剣に考え、具体的な目標を持ってください。目標を持てば人は変われます。決意すれば別人になれます。毎日の学習習慣や生活習慣を少し変えればいいのです。新学年に向かって準備をして、これからの一年間を充実したものにしてください。」

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 メキシコで担任した元日本メキシコ学院中学部生徒、福島県の鈴木崇稔君、大丈夫でしたか? 安否をお知らせください。また、鈴木君の安否をご存知の方、お知らせいただければ幸いです。


メキシコこぼれ話 №57(大気汚染と車のノー・シルクーラ2)

2011年03月24日 03時14分19秒 | メキシコ滞在記

メキシコこぼれ話 №57(大気汚染と車のノー・シルクーラ2) 
 ところで、大気汚染だが、メキシコ政府も手をこまねいてみていたわけではない。シティー内の工場をシティー外へ移転させたり、車の数を制限したりした。その方法の一つがこの「ノー・シルクーラ」である。車のナンバーの下一桁の数字により、月曜日から金曜日のうち一日だけ車の使用禁止になるのである。
 例えば、月曜日は0と1、火曜日は2と3、水曜日は4と5・・・のように。たしかに効果はあったようである。乗れない日は電車やぺセロ(小型バス)で通う。しかしながら、そのうちにあまり効果がなくなったそうである。それは、金持ちはそのためにもう一台、車を買ったからだそうだ。ちなみに、ありがたいことに「大使館ナンバー」の車はこの制度の対象外で、乗れない日はなかった。

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