メキシコこぼれ話 №36（車の購入2）
さて、値段だが、日本円で240万円もかかった。これは、日本で持っていた車を売ったお金150万円と、日本で借金してきたお金を合わせて工面したものだ。
このように、赴任当初、かなりの現金が必要である。ちなみに、3年後に帰国するとき、中古車屋さんに売った。米ドルで換算すると半額で売ったことになったが、3年間で円高が進んでいたので、日本円に換算すると、実質的に3分の1の値段（80万円）になってしまった。円とドルの為替が自分の家計に大きく響くことを強く意識せざるをえなかった。他の同期の先生たちも車を購入した。ある先生は、「安全を第一に考えます。」と、かなりの高級車を購入された。
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