山代中ブログ~伊万里市立山代中学校~

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山代の自然と歴史8~佐代姫伝説~(動画有り)

2009年10月11日 17時10分09秒 | 自然と歴史

 山代町には、「佐代姫神社」(山代町浦ノ崎)「佐代姫塚」(浦ノ崎病院敷地内)があり、佐代姫にまつわる伝説が伝えられています。



唐津地方にも佐代姫伝説がありますが、伊万里地方に伝わる伝説では、以下のように語られています。
 「6世紀ごろ、朝鮮半島へ出征していった、恋人の大伴狭手彦(おおとものさでひこ)を追って、小舟で船出した佐代姫の舟が、嵐にあって山代町浦之崎に流れ着きました。そのときはもう佐代姫は亡くなっていたので、浦之崎の人びとは墓をつくって大切におまつりしたということです。次の年の浦ノ崎は大変な豊漁になりました。そこで、村人は、海から流れてきた天女のおかげと佐代姫を祭ったということです。」(「伊万里ふるさと読本第8集」より)

 この佐代姫伝説について、2006年に伊万里わくわく映像塾の活動の一環で、山代中2年生が動画を作成しています。3分ちょっとの面白いものに仕上がっています。どうぞご覧ください。

※ 関連記事:山代の自然と歴史7~川南造船所~ /山代の自然と歴史6~山代町の炭坑~山代の自然と歴史5~伊万里県と西山代村~ / 山代の自然と歴史4~楠久津の漁民~ / 山代の自然と歴史3~城山 飯盛城址~ / 山代の自然と歴史2~小島古墳~ / 山代の自然と歴史1~城山・伊万里湾大橋~

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「佐用姫神社」の存在理由 (小島 宏)
2011-07-05 09:12:14
「佐用姫神社」の存在理由の意とは、現在に於ける「佐用姫神社」の存在は、もはや伝説と言うよりも「史実確認」と捕らえなければ為りません。乃ち、「ヒレ振り…(唐津)伝説」に対する史実確認が「佐用姫神社…現存(Exist)」となります。従って、もう一歩踏み込んで『日本書紀』記述の確認と捕らえたらどうかなと私は思いました。…山代小学校卒業生…
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【サヨヒメ星(新星の名称)】 (小島 宏)
2013-05-31 09:28:37
…今年(2013年)4月の始め頃、帰郷(浦之崎)した折、[佐代姫(塚)・神社]に行きました。此の「サヨヒメ」と言う名称(呼称)は、現在、宇宙の星(新星が発見された)の名称(サヨヒメ星・新星の名称)として採用されています。
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