メキシコこぼれ話 №64(スーパーマーケットでのアルバイト2)
スーパーマーケットの駐車場には、たいてい1~2人のおじさんがいる。頼みもしないのに、車を誘導してくれる。あいているスペースを教えてくれたり、バックするときや車を出すときに安全確認をしてくれる。その必要がないような広い駐車場や混んでいないときもおじさんはいる。それは、チップをもらうためである。駐車場を出ようとするとき、運転手の窓のところに来てチップを要求するのである。
最初は、「そういうものかな?」と思っていたが、そのうちに「誘導してもらわなくてもいいのに・・。」と思い始めた。先輩の先生に聞くと、「メキシコでは、買い物のとき駐車場においている車が安全とは限らない。買い物をしている間に監視してもらっていると思えばチップは安いものじゃないかな?」と言われた。なるほど、と思った。本当に何かあったとき犯罪を防いでくれるかどうかは疑問だが、それからは「グラッシャス(ありがとう)」と言って10円~20円のチップを渡すようにした。
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