この日は夕暮れの頃に篠井山山頂で残照のパール富士が見られるはずだった。山仲間と午後1時に奥山温泉側の篠井山登山口集合にしてあったが、富士本栖リゾートでダイヤモンド富士を見た後に少し時間があったので福士川の支流を散策してみた。その後予定通りに集合場所で合流したのだが、どうにも空模様が悪くライブカメラで見ても富士山は雲に隠れてしまっている。これから天候は下り坂で回復する見込みは低く、周辺を少しだけ散策して本日の篠井山登山は中止し、再び福士川支脈にシダの探索に行くことにした。

福士川周辺では普通に生えているシシガシラ

イタチシダの仲間。たぶんヤマイタチシダ。

木に着生していたシダ。

カタヒバ。普通は岩に着生するものだと思っていたが・・・。

林道脇の岩壁にもたくさん着生していた。

この木にも何か着生している。

平べったいシダ。

葉に対して斜め線状のソーラスが葉の先端部分にだけ付着している。サジランと思われる。

そしてこれが今回一番見たかったシダ、アオネカズラ。渓谷に垂れ下がって生えている姿が美しい。

木に着生しているものかと思っていたが岩に着生していた。

ソーラス

光沢のあるこのイノデの仲間は何?普通のイノデに比べると小さめ。

葉の先端が刺のようになっていて触ると痛い。

ソーラス

鱗片。オニイノデを期待していたが図鑑で調べると小羽片付け根の部分の形が違う。おそらくはカタイノデと思われる。

数は少ないながらアカハナワラビがあった。
もう1ヶ所、今度は福士川では無くて富士川よりも東側の支脈沿いを散策してみる。

デカいシダが生えていた。鮮やかな緑色。

葉が細かく分かれているこのシダ、見たかったリョウメンシダだ。

ソーラスがたくさん、蕁麻疹のようだ。

ベニシダに似ているが・・・

最下小羽片がイタチシダのように突出していて切れ込みが深い。おそらくトウゴクシダ。

驚いたのがこのシダ。頂羽片(先端にある細長い羽片)がはっきりしていて一見ハカタシダかと思ったが下向き最下小羽片が小さい。

辺縁寄りの小さなソーラス。おそらくはオオカナワラビと思われる。
篠井山のパール富士は叶わなかったが代わりに初めて見るシダの仲間に多数出会うことが出来てそれなりに充実した南部町シダ観察となった。見たかったアオネカズラ(山梨県絶滅危惧ⅠB類)のほかに、判別が間違っていなければオオカナワラビ(山梨県絶滅危惧ⅠB類)に出会うことが出来たのは大きかった。夕暮れになってしまいこの株しか確認できなかったが、おそらく下向き最下小羽片がもっと大きい個体があるはずである。今回は初見のシダ6種類を見て歩くことが出来た。

福士川周辺では普通に生えているシシガシラ

イタチシダの仲間。たぶんヤマイタチシダ。

木に着生していたシダ。

カタヒバ。普通は岩に着生するものだと思っていたが・・・。

林道脇の岩壁にもたくさん着生していた。

この木にも何か着生している。

平べったいシダ。

葉に対して斜め線状のソーラスが葉の先端部分にだけ付着している。サジランと思われる。

そしてこれが今回一番見たかったシダ、アオネカズラ。渓谷に垂れ下がって生えている姿が美しい。

木に着生しているものかと思っていたが岩に着生していた。

ソーラス

光沢のあるこのイノデの仲間は何?普通のイノデに比べると小さめ。

葉の先端が刺のようになっていて触ると痛い。

ソーラス

鱗片。オニイノデを期待していたが図鑑で調べると小羽片付け根の部分の形が違う。おそらくはカタイノデと思われる。

数は少ないながらアカハナワラビがあった。
もう1ヶ所、今度は福士川では無くて富士川よりも東側の支脈沿いを散策してみる。

デカいシダが生えていた。鮮やかな緑色。

葉が細かく分かれているこのシダ、見たかったリョウメンシダだ。

ソーラスがたくさん、蕁麻疹のようだ。

ベニシダに似ているが・・・

最下小羽片がイタチシダのように突出していて切れ込みが深い。おそらくトウゴクシダ。

驚いたのがこのシダ。頂羽片(先端にある細長い羽片)がはっきりしていて一見ハカタシダかと思ったが下向き最下小羽片が小さい。

辺縁寄りの小さなソーラス。おそらくはオオカナワラビと思われる。
篠井山のパール富士は叶わなかったが代わりに初めて見るシダの仲間に多数出会うことが出来てそれなりに充実した南部町シダ観察となった。見たかったアオネカズラ(山梨県絶滅危惧ⅠB類)のほかに、判別が間違っていなければオオカナワラビ(山梨県絶滅危惧ⅠB類)に出会うことが出来たのは大きかった。夕暮れになってしまいこの株しか確認できなかったが、おそらく下向き最下小羽片がもっと大きい個体があるはずである。今回は初見のシダ6種類を見て歩くことが出来た。
珍しいシダを観たい!
美しいシダを観たい!
がモチベーションになるでしょうか?
この時期南部はシダ観察と着生ラン探索の
2本立てです。
又、シダ観察入門編お願い致します。