山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

新年初登りは烏帽子岳からパノラマ台  令和5年1月1日

2023年01月04日 | 甲斐百山
 早朝の富士本栖リゾートでのダイヤモンド富士は予定していた場所から撮影出来ず、新年初日から出鼻をくじかれた感がある。気を取り直して未だ登ったことが無い烏帽子岳に登ってみる。その先にあるパノラマ台には何度も登っているが、烏帽子岳はパノラマ台の先にあるおまけのピークといった感があって気が向いたら行ってみようかという程度でしか無かった。ところが、甲斐百山のリストを見てみるとこの烏帽子岳がその一座になっていたのである。これは一度行っておかなければならないだろうということで、本栖湖側のルートを登ってみることにする。


    本栖湖の駐車場から見る烏帽子岳。頂上に電波塔が立っている。


    車道を歩いてトンネルの手前に登山口がある。


    ここが入り口で、登りの斜面に入る。


    途中の切れ間から見る竜ヶ岳(左)と雨ヶ岳(右)


    林越しの富士山


    ほとんどが緩い登り。


    1時間半ほどで烏帽子岳に到着した。青空が映える。奥に見える三角錐がパノラマ台。


    樹海越しにドンと富士山が聳え立つ。


    なかなかの眺望である。樹海が雪化粧していたら、さぞかし素晴らしい景色であろう。


    御坂山塊と西湖が見える。


    後ろ側には樹林越しに南アルプスがずらり。

 小休憩して写真を撮った後にパノラマ台に向かう。一旦下ってからの登りとなるがこちらも傾斜は緩く、30分ほどでパノラマ台に到着した。


    広々としたパノラマ台。抜群の眺望である。


    パノラマ台から見る富士山。右下に見えるのが烏帽子岳。


    左手に見える三方分山。結構遠そうに見える。

 パノラマ台で大休憩して昼食をとる。天気が良くて風が無く、結構暖かい。山頂でお話しした何組かの登山者の方たちと仲良くなり、みかんの差し入れをいただいた。

 一旦烏帽子岳に戻って下山はやや遠回りにはなるが城山を経由して下りてみることにする。この界隈の山塊はた易いルートばかりと思っていたのだが、以外にもこの城山ルートは途中に細尾根があったり岩場があったりロープがあったりと、プチアルペンルートになっていた。


    烏帽子岳に戻り、城山ルートへ進む。


    途中までは広い尾根道


    ブナの木にヤドリギがたくさん寄生していた。


    そのうち岩交じりの細尾根に変わる。


    急斜面をロープで下りる。


    行く手を阻む岩


    その脇をロープで下りる。


    こんもりしたピークに到着するとそこは城山のろし台跡だった。


    そのすぐ先に城山の平坦地があった。


    ここは本栖城の城跡だった。


    やや広い平坦地になっている。


    もう少し良い眺望を期待していたのだが、富士山は樹林越しにしか見えない。


    城山から先は普通の登山道。道路脇に下り立った。


    入り口の看板


    車道を歩かずに樹海の中を短絡して歩こうとしたのだが、短絡したつもりがかえって遠回りになったようである。

 天候が良く青空が広がり風が無く、富士山の眺望も抜群だった。朝のダイヤはいまいちだったが烏帽子岳からパノラマ台は良い山歩きが出来たと思う。城山ルートのプチアルペン気分が楽しめたのも良かったと思う。

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