2週間ほど前に訪れた時はまだ固い蕾だった渓谷沿いのカヤランがそろそろ満開になっている頃だと思い、再訪してみる。
見下ろす新緑の渓谷
ヤシャゼンマイが葉を広げている。
フジの花が満開の見ごろを迎えていた。
フジの花と渓谷の流れ
渓谷沿いに咲くヒメウツギ
ウワミズザクラは満開を少し過ぎている。たくさん花を付けていた。
新緑の渓谷
赤紫色のツツジが咲いていた。
これはダイセンミツバツツジ。満開を少し過ぎていた。
ダイセンミツバツツジと猿顔の岩
カヤランが着生している大きな木。これはコナラの木だろう。
カヤラン。この株は少し痛み始めている。
こちらの大株は満開
2株並んで咲いていた大株のカヤラン。花付きも良く良いものが見られた。
角度を変えてみると10株くらい咲いていた。こんなに固まって咲いているとは感激である。
ちょうど良い時期にカヤランは訪問出来たと思う。周辺の木も双眼鏡で覗き込みながら探したのだが、着生していたのは2本の木だけで他には見つからない。
これはヤシャゼンマイであろう。渓谷沿いの岩壁にはたくさん生えているが道路脇にも生えていた。
ヤシャゼンマイは葉に柄があって細長い葉は左右が対象。
こちらはヤシャゼンマイとゼンマイの交雑種、オオバヤシャゼンマイであろう。
葉には短い柄があって左右不対称ないびつな三角形をしている。
ガマズミであろう。葉の幅が広い。
花は良く似ているがこちらはオトコヨウゾメであろう。葉の幅が狭い。
川の中にスゲの仲間が生えている。
これはナルコスゲであろう。もう1種類の大きいほうは不明。
渓谷の景色と春の花を楽しみながらのんびりと散策し、満開のカヤランにも出会えた良い散策が出来たと思う。