期待していたニシキゴロモ探索は失敗に終わり、気分は下向きである。日没までにはまだ時間があったので、帰り際にタニヘゴを見に行ってみる。4月下旬に訪問した際はまだ葉を展開し始めたばかりだったが、今頃は新鮮な葉を展開している頃だろう。
湿地の中に生えているタニヘゴ
期待していた通り、青々とした葉を展開している。
スリムで流線型のボディが格好良い。
ソーラスはまだ熟していない。胞膜があり馬蹄形をしているようである。
幅広くて茶色い鱗片
近くの森の中を散策してみるともうすぐ咲きそうなササバギンランに数株出会った。
途中で出会った猟師さんに害獣を捕獲する罠が仕掛けてあるので注意するように言われた。奥に入らずここで撤退。
水際に生えるラン科と思わしき葉を見に行ってみる。
群生している様子からカモメランかと思っていたが花穂が付いていない。葉も細いようである。
葉が2枚付いているものを多く見かけ、カモメランとは違う。
ランと思わしき葉はまだ花穂が出ておらず、咲くのはだいぶ先になりそうである。どんな花が咲くのか、それとも花を咲かせないのか?今後の経過を追って見て行きたいと思う。