笛吹市の湿地で珍しいシダが見つかったという情報をいただき、数日前に探しに行ってみたものの道を間違えて生育場所にたどり着けなかった。この日は都合良く現地まで15分ほどで到着出来る場所に出張があった。仕事が終わったのは4時半を過ぎたが、まだ1時間以上は探索が出来る。今度こそは場所を間違えないように、かつ、最短ルートで現地に行ってみる。
今度はまともな道、大丈夫・・・のはずだ。
タツナミソウのようだが・・・
色が薄くてピンク色に見える。おそらくヤマタツナミソウであろう。
見慣れない植物の大群落
ハネミギクという北アメリカ原産の植物で、1960年代の初めに養蜂用の蜜源植物として全国の養蜂業者に配布され、野生化したらしい。
見慣れないカヤツリグサ科の植物が生えていた。
これはミコシガヤのようである。
湿地の縁に生えていた。これはおそらくアケボノソウであろう。
ヤマドリゼンマイの群生
今度はコウヤワラビの群生
湿地の中をさまよっていたら見慣れないシダの群生に出会った。これが探していたシダだろう。
根元から株立ちしていて一見するとミヤマクマワラビやオシダに似ている。
全体的に細長い流線型をしていて羽片どおしの隙間が広い。これはタニヘゴというシダらしい。
羽片は鋸歯が著しくノコギリシダに似ている。基部の裂片が最も大きい。
裏側を見ると幸運なことにソーラスが付いていた。
ソーラスは羽片の中軸寄りに付き、やや大きい。
鱗片は茶色で薄く幅が広い。
存分に堪能させてもらった。
タニヘゴはおそらく山梨県で発見されたのは初めてではないかと思う。夏緑性のシダで、ソーラスを付けたばかりのこの季節が最も生き生きとした姿が見られるのではないだろうか。今度こそ、タニヘゴという初めて出会う良いシダを見ることが出来た。情報を提供してくれた花仲間に感謝したい。
今度はまともな道、大丈夫・・・のはずだ。
タツナミソウのようだが・・・
色が薄くてピンク色に見える。おそらくヤマタツナミソウであろう。
見慣れない植物の大群落
ハネミギクという北アメリカ原産の植物で、1960年代の初めに養蜂用の蜜源植物として全国の養蜂業者に配布され、野生化したらしい。
見慣れないカヤツリグサ科の植物が生えていた。
これはミコシガヤのようである。
湿地の縁に生えていた。これはおそらくアケボノソウであろう。
ヤマドリゼンマイの群生
今度はコウヤワラビの群生
湿地の中をさまよっていたら見慣れないシダの群生に出会った。これが探していたシダだろう。
根元から株立ちしていて一見するとミヤマクマワラビやオシダに似ている。
全体的に細長い流線型をしていて羽片どおしの隙間が広い。これはタニヘゴというシダらしい。
羽片は鋸歯が著しくノコギリシダに似ている。基部の裂片が最も大きい。
裏側を見ると幸運なことにソーラスが付いていた。
ソーラスは羽片の中軸寄りに付き、やや大きい。
鱗片は茶色で薄く幅が広い。
存分に堪能させてもらった。
タニヘゴはおそらく山梨県で発見されたのは初めてではないかと思う。夏緑性のシダで、ソーラスを付けたばかりのこの季節が最も生き生きとした姿が見られるのではないだろうか。今度こそ、タニヘゴという初めて出会う良いシダを見ることが出来た。情報を提供してくれた花仲間に感謝したい。