9月の3連休後半は台風が通過しそうなので、その前に毎年恒例のスルガジョウロウホトトギスを見に行ってみる。今回訪問するのは昨年発見されたいつもとは違う渓谷の中に咲くスルガジョウロウホトトギスである。ルートが無い急峻な谷で人が入らないためにずっと生育が知られていなかったようである。念のためザイルを携帯し、細心の注意を払って谷に入ってみる。

登山道脇に生えていたヒカゲノカズラ

昨年発見した時はエゾヒカゲノカズラだと思ったのだが、今回見ると胞子穂に柄が付いており、ヒカゲノカズラと思われる。

流れ落ちる滝の下に到着。

岩壁を念入りに探すと、黄色い花がぶら下がっている。

スルガジョウロウホトトギス発見

昨年よりも花付きが悪く、個体数も少ないように見える。

核心部の谷に入る。まだ蕾のスルガジョウロウホトトギス。夏の暑さに負けたか、葉が傷んでいる個体が多い。

こちらは満開の花

岩壁からぶら下がる姿がなんとも谷の雰囲気にマッチしていて美しい。

登山道に戻ってさらに上部を探索してみる。

標高1,000mを越える谷ではスルガジョウロウホトトギスは見つからない。

渓谷に咲いていたホトトギス

イワシャジンは咲き始めたばかりだった。
こちらの谷に生育するスルガジョウロウホトトギスは個体数が少なく群生している岩壁は見当たらず、点々と咲いている感じである。急峻な谷だけにあまり安定している岩壁とは言い難く、脱落してしまった個体もあるようである。今後も咲き続けて欲しい貴重な花である。

登山道脇に生えていたヒカゲノカズラ

昨年発見した時はエゾヒカゲノカズラだと思ったのだが、今回見ると胞子穂に柄が付いており、ヒカゲノカズラと思われる。

流れ落ちる滝の下に到着。

岩壁を念入りに探すと、黄色い花がぶら下がっている。

スルガジョウロウホトトギス発見

昨年よりも花付きが悪く、個体数も少ないように見える。

核心部の谷に入る。まだ蕾のスルガジョウロウホトトギス。夏の暑さに負けたか、葉が傷んでいる個体が多い。

こちらは満開の花

岩壁からぶら下がる姿がなんとも谷の雰囲気にマッチしていて美しい。

登山道に戻ってさらに上部を探索してみる。

標高1,000mを越える谷ではスルガジョウロウホトトギスは見つからない。

渓谷に咲いていたホトトギス

イワシャジンは咲き始めたばかりだった。
こちらの谷に生育するスルガジョウロウホトトギスは個体数が少なく群生している岩壁は見当たらず、点々と咲いている感じである。急峻な谷だけにあまり安定している岩壁とは言い難く、脱落してしまった個体もあるようである。今後も咲き続けて欲しい貴重な花である。