先日の長野県の山に続いて県外遠征(といっても近いが)に出かけた5月連休。名前がこっちのほうだからきっとこの山に行けば出会えるのではないかという安易な考えで出かけたのだが、どうやらこの山では無かったようで、これだ!と思って帰って来てから写真を良く見れば別のものだった。それでも、いろいろな花に出会えた充実した山歩きが楽しめた。
自宅を6時半に出発し、9時前には登山口に到着出来るだろうと思っていたのだが富士サファリパークに行く車で道が渋滞し、9時半になってしまった。山神社から歩き始めたのは10時になってしまった。いつものスローピッチで歩き、後続者にはことごとく追い抜かれる。

山神社の駐車場のすぐ先にある登山口から入山。帰りは真直ぐ続く向こうの道から戻る予定。

樹林帯の中の道を行く。天候いまひとつ、森の中は暗い。

愛鷹山荘。このすぐ上が富士見峠。

中を拝見。毛布が準備されていて中はきれい。

ちょうど1時間で富士見峠に到着。
愛鷹山荘の中を見物させてもらいながら休憩し、11時に富士見峠に到着した。黒岳に立ち寄る時間はなさそうなのでそのまま越前岳に向かって進むと、泥で汚れているが白いスミレを発見。やった、目的のスミレをゲット! とこの時は思ったのだが、話に聞いていたよりもスミレのサイズが大きい。葉っぱも厚くて硬そうに見える。これは本当に本物なのか??と疑問を抱きつつ山頂に向かって進む。

白いスミレを発見。

意外と簡単に見つかった、と思ったのだが、ネットで見たものよりサイズが大きい。帰って来てから良く見れば、これはフモトスミレ。

ツツジが登山道を彩っていた。

おしべが10本、葉っぱが3枚。これはアシタカツツジではなくてトウゴクミツバツツジ。

鋸岳展望台は雲で何も見えない。

ヒナスミレ? と思ったが、良く見ればナガバノスミレサイシン。

富士見台。曇っていてもちろん富士山見えません。

越前岳山頂到着、午後1時15分。ほぼ予定通りの時間。
空はずっと曇り空で山上には霧が巻いていて、富士山の眺望は全く期待していなかったのだが、山頂に到着して間もなく青空が広がり、雲が晴れて富士山が姿を現した。この季節にしてはかなりすっきりとした富士山の姿に感激する。昼食をとってゆっくり休んだ後、呼子岳を目指して下る。

雲が晴れて富士山が姿を現した。

駿河湾を見下ろす。

2枚葉、もうすぐ咲きそうな芽。これはOh!No!Ye~蘭の葉だろう。

またまた白いスミレに出会う。

しかしこれはフモトスミレとすぐにわかる。

途中からはイワカガミロード。花芽が出ていてあと1週間ほどで咲きそうだ。

少しだけ咲いていたコイワカガミ。

プチ岩登り。

岩の上は分岐点になっていた。左端の尖ったところが呼子岳。

呼子岳山頂。

越前岳を振り返る。左手に富士山の姿。

位牌岳方面。行けそうに見えるが、現在通行止めになっている難ルート。

まだ蕾だが、このツツジは葉っぱが5枚。これがアシタカツツジ。あまり数は無かった。
呼子岳から割石峠に下って行くと、途中の岩のところにピンク色の花が咲いていた。近付いてみればコイワザクラだった。谷の中を覗いてみると、急斜面のところに点々と集落を作って咲いているのが見える。しかし、急な崖でとてもではないが近付けない。

谷の急斜面に咲くコイワザクラ。

75mmズームでやっとこれだけ。

コイワザクラ

足元に咲いていたコイワザクラを接写。
割石峠からはガレた谷を下りるが、この谷は歩きにくくてしかも想定外に長かった。壊れた林道らしきところに下り立つが、その先も結構な距離があった。

ガレた谷を下りる。長い。

谷に咲いていたミツバコンロンソウ。林に咲くものよりも谷に咲くもののほうがずっと雰囲気が良い。

白いスミレ発見。これはシコクスミレ。

今度こそは! と思ったが。

側弁に毛が生えている。これもフモトスミレ。

壊れた林道に出たが・・・まだ2km以上ある。
翌日に疲れを残さないようにゆっくりと歩き、駐車場に到着したのは午後6時になってしまった。残っていたのは私の車だけ、毎度のことだが・・・。
探し物とは未だ見たことが無いトウカイスミレ。かなり小さなスミレらしい。この山ならばあると思ったのだが、見落としたか、あるいは時期を外したか、それともこの山には無いのかもしれない。今年はもうスミレの季節は終わってしまうので、来年の課題になりそうだ。しかし、探し物は見つからずとも植生豊かで眺望も良い、日本二百名山の名にふさわしい山だった。環境的には御坂山塊の十二ヶ岳に良く似ていると感じた。
自宅を6時半に出発し、9時前には登山口に到着出来るだろうと思っていたのだが富士サファリパークに行く車で道が渋滞し、9時半になってしまった。山神社から歩き始めたのは10時になってしまった。いつものスローピッチで歩き、後続者にはことごとく追い抜かれる。

山神社の駐車場のすぐ先にある登山口から入山。帰りは真直ぐ続く向こうの道から戻る予定。

樹林帯の中の道を行く。天候いまひとつ、森の中は暗い。

愛鷹山荘。このすぐ上が富士見峠。

中を拝見。毛布が準備されていて中はきれい。

ちょうど1時間で富士見峠に到着。
愛鷹山荘の中を見物させてもらいながら休憩し、11時に富士見峠に到着した。黒岳に立ち寄る時間はなさそうなのでそのまま越前岳に向かって進むと、泥で汚れているが白いスミレを発見。やった、目的のスミレをゲット! とこの時は思ったのだが、話に聞いていたよりもスミレのサイズが大きい。葉っぱも厚くて硬そうに見える。これは本当に本物なのか??と疑問を抱きつつ山頂に向かって進む。

白いスミレを発見。

意外と簡単に見つかった、と思ったのだが、ネットで見たものよりサイズが大きい。帰って来てから良く見れば、これはフモトスミレ。

ツツジが登山道を彩っていた。

おしべが10本、葉っぱが3枚。これはアシタカツツジではなくてトウゴクミツバツツジ。

鋸岳展望台は雲で何も見えない。

ヒナスミレ? と思ったが、良く見ればナガバノスミレサイシン。

富士見台。曇っていてもちろん富士山見えません。

越前岳山頂到着、午後1時15分。ほぼ予定通りの時間。
空はずっと曇り空で山上には霧が巻いていて、富士山の眺望は全く期待していなかったのだが、山頂に到着して間もなく青空が広がり、雲が晴れて富士山が姿を現した。この季節にしてはかなりすっきりとした富士山の姿に感激する。昼食をとってゆっくり休んだ後、呼子岳を目指して下る。

雲が晴れて富士山が姿を現した。

駿河湾を見下ろす。

2枚葉、もうすぐ咲きそうな芽。これはOh!No!Ye~蘭の葉だろう。

またまた白いスミレに出会う。

しかしこれはフモトスミレとすぐにわかる。

途中からはイワカガミロード。花芽が出ていてあと1週間ほどで咲きそうだ。

少しだけ咲いていたコイワカガミ。

プチ岩登り。

岩の上は分岐点になっていた。左端の尖ったところが呼子岳。

呼子岳山頂。

越前岳を振り返る。左手に富士山の姿。

位牌岳方面。行けそうに見えるが、現在通行止めになっている難ルート。

まだ蕾だが、このツツジは葉っぱが5枚。これがアシタカツツジ。あまり数は無かった。
呼子岳から割石峠に下って行くと、途中の岩のところにピンク色の花が咲いていた。近付いてみればコイワザクラだった。谷の中を覗いてみると、急斜面のところに点々と集落を作って咲いているのが見える。しかし、急な崖でとてもではないが近付けない。

谷の急斜面に咲くコイワザクラ。

75mmズームでやっとこれだけ。

コイワザクラ

足元に咲いていたコイワザクラを接写。
割石峠からはガレた谷を下りるが、この谷は歩きにくくてしかも想定外に長かった。壊れた林道らしきところに下り立つが、その先も結構な距離があった。

ガレた谷を下りる。長い。

谷に咲いていたミツバコンロンソウ。林に咲くものよりも谷に咲くもののほうがずっと雰囲気が良い。

白いスミレ発見。これはシコクスミレ。

今度こそは! と思ったが。

側弁に毛が生えている。これもフモトスミレ。

壊れた林道に出たが・・・まだ2km以上ある。
翌日に疲れを残さないようにゆっくりと歩き、駐車場に到着したのは午後6時になってしまった。残っていたのは私の車だけ、毎度のことだが・・・。
探し物とは未だ見たことが無いトウカイスミレ。かなり小さなスミレらしい。この山ならばあると思ったのだが、見落としたか、あるいは時期を外したか、それともこの山には無いのかもしれない。今年はもうスミレの季節は終わってしまうので、来年の課題になりそうだ。しかし、探し物は見つからずとも植生豊かで眺望も良い、日本二百名山の名にふさわしい山だった。環境的には御坂山塊の十二ヶ岳に良く似ていると感じた。