昨年花見隊隊員が発見した御坂山系のジガバチソウは、今年のブログでも開花した花が掲載されている。私も昨年探しに出かけたが、既に花が終わった後で、葉だけ確認してきた。そろそろ満開の頃だろう。どんな花が咲いてくれるのか楽しみにしていた。
盛岡帰りのこの日、夜のうちに自宅に到着しているはずだったのだが、未明1時過ぎ、あまりの眠さに中央道藤野サービスエリアで仮眠をとったが、眠さがとれず車の運転に支障がありそうだったので、結局朝7時ごろまで車内でウトウトしながら夜を明かしてしまう。運転を再開すると、雲が晴れて青空が広がり出した。これならばきっと・・・富士山も姿を現すだろう。あの花と一緒に富士山を眺めて・・・という目論見で、眠い体をたたき起こして御坂山塊に車を走らせる。晴れた日曜日だけあって、この日は登山者が多そうだ。
アヤメが咲く。
トンボソウかキソチドリだと思うのだが、昨年開花したところを見ても花の名前はわからずじまい。
登山道を少し外れて林の中に踏み込むと、イチヤクソウの葉がいっぱい。
目立たないように林の中をこっそりと歩いて昨年葉を見つけた場所に行ってみると、一株も見つけられない。場所を間違えたのか?ひとまずは富士山の見える場所まで行って引き返して再び探すが・・・場所が間違っているとは思えない。しかし、少なくとも7~8株はあったはずの蜂の舞う草は全く見つからない。ようやく見つけた1株はまだ蕾で、これ以外には見つけることができなかった。
青空に富士山が姿を現した。梅雨のこの季節にしては良く見えるほうだろう。
昨年見つけた場所を念入りに探すが、発見したのは小さなこの株1株のみ。
まだ蕾。
盗掘の跡か?穴が掘られたように見えなくも無い。
こちらの花は健在。
自宅に帰って花見隊のブログを見ると、この前日に花が咲いているのを確認したばかりだった。どうやら別の場所のようだ。私が発見したこの場所は登山道から少し離れており、人目に付きにくい場所にある。盗掘らしき痕跡はは既に葉でおおわれており、もしやられているとしたらかなり以前に盗まれたものだろう。鹿の食害にしてはその周辺には食害の痕跡が少なく。盗掘の可能性が高いだろうと思っている。
いつかはこういう目に会ってしまうのではないかとブログを書きながら恐れていたのだが、遂に起こってしまったという気がして残念でならない。山名は伏せて、花の名前も検索でひっかからないように工夫をしなければならないのではないかと痛切に感じさせられた。いつ絶えるやも知れない稀少な花だけに、咲いているうちにできるだけ多くの人に見てもらいたいという思いとは裏腹に、盗掘という卑劣な行為に怯えて窮屈な記事を書かなければならないのは悲しい。
盛岡帰りのこの日、夜のうちに自宅に到着しているはずだったのだが、未明1時過ぎ、あまりの眠さに中央道藤野サービスエリアで仮眠をとったが、眠さがとれず車の運転に支障がありそうだったので、結局朝7時ごろまで車内でウトウトしながら夜を明かしてしまう。運転を再開すると、雲が晴れて青空が広がり出した。これならばきっと・・・富士山も姿を現すだろう。あの花と一緒に富士山を眺めて・・・という目論見で、眠い体をたたき起こして御坂山塊に車を走らせる。晴れた日曜日だけあって、この日は登山者が多そうだ。
アヤメが咲く。
トンボソウかキソチドリだと思うのだが、昨年開花したところを見ても花の名前はわからずじまい。
登山道を少し外れて林の中に踏み込むと、イチヤクソウの葉がいっぱい。
目立たないように林の中をこっそりと歩いて昨年葉を見つけた場所に行ってみると、一株も見つけられない。場所を間違えたのか?ひとまずは富士山の見える場所まで行って引き返して再び探すが・・・場所が間違っているとは思えない。しかし、少なくとも7~8株はあったはずの蜂の舞う草は全く見つからない。ようやく見つけた1株はまだ蕾で、これ以外には見つけることができなかった。
青空に富士山が姿を現した。梅雨のこの季節にしては良く見えるほうだろう。
昨年見つけた場所を念入りに探すが、発見したのは小さなこの株1株のみ。
まだ蕾。
盗掘の跡か?穴が掘られたように見えなくも無い。
こちらの花は健在。
自宅に帰って花見隊のブログを見ると、この前日に花が咲いているのを確認したばかりだった。どうやら別の場所のようだ。私が発見したこの場所は登山道から少し離れており、人目に付きにくい場所にある。盗掘らしき痕跡はは既に葉でおおわれており、もしやられているとしたらかなり以前に盗まれたものだろう。鹿の食害にしてはその周辺には食害の痕跡が少なく。盗掘の可能性が高いだろうと思っている。
いつかはこういう目に会ってしまうのではないかとブログを書きながら恐れていたのだが、遂に起こってしまったという気がして残念でならない。山名は伏せて、花の名前も検索でひっかからないように工夫をしなければならないのではないかと痛切に感じさせられた。いつ絶えるやも知れない稀少な花だけに、咲いているうちにできるだけ多くの人に見てもらいたいという思いとは裏腹に、盗掘という卑劣な行為に怯えて窮屈な記事を書かなければならないのは悲しい。