建築・環境計画研究室 (山田あすか)

東京電機大学未来科学部建築学科

研究室選び・・の日々(回想)

2010-10-28 08:00:06 | ☆研究室について
予定していた3回の研究室説明会を終了しました.
個別に相談や質問のある方は個々たずねてください.

以下アドバイス.

もしまだチャンスがあるのなら,できるだけ多くの研究室や先生を
まわって,先生のご専門やお人柄,研究内容,研究室の雰囲気などに
触れてみることをオススメします.
現時点で思っている分野や研究内内容をあまり,絶対視しない方が
よいでしょう.
個人的な体験談ですが,研究室配属(3年生の2月頃でした)時期までは,
自分は省エネルギーのほうの,環境分野に進もうと思っていました.
もう絶対そうなんだと思っていました.

しかし,「まーもののついでで」「せっかくだし」と聞きに行った
(先生本音ですみません)師匠の研究室の説明会で,
先生の研究内容・・というかご関心や研究(を通した社会への貢献?)への熱意に触れ,
「あ,こっちだ.この人に付いていこう!」とアッサリ趣旨替え.
自分で他に持っていた問題意識(関心?)に気づいたというとカッコイイかなあ.
内定というか,「うんぜひおいでよ!」とおっしゃってくださっていた環境の
先生の研究室を訪ねてお詫びをし,(先生すみませんでした.こころよく
上野研に送り出してくださったときのこと,とても嬉しく思っています)
「あの研究室に行きたいんだ」と思ったらもう居ても立ってもいられず,
「もう少しお話聞きたいのです」を口実に(まさしく口実でしたね)
師匠を訪ねてアピールしつつ(結果的にはアピールだったんではないかと思う)
ここだなぁーという確信を深め・・
・・懐かしいですなあ・・・.

選ばなかった道と,選んだ道の,どちらが客観的に観て良かったか,という
ことはわたしにも,誰にもわからないことですが,確実に言える唯一のことは,
あのとき師匠の研究室説明会に行かなければ,いま自分はここにはいない
・・この仕事はしていないだろうし,ここで仕事はしていないだろうし,
このように皆さんとかかわることはなかっただろうということです.
そして自分はあのとき,そのときに思っていたジャンルや研究室(先生)だけではなく
他を訪ねたこと,それまでの進路だと思っていた方向を変えたことに,
後悔はないです.まったく.

思い込みで可能性を狭めるのはもったいないよ,というお話でした,

(ちなみに)
希望通りの研究室に配属されない方もあるかもしれませんが,それだって
振り返ってみればある種の必然と思う日がくるだろうし,たぶんそういうものと
思います.
どこにいるかも大事だけれど,そこで何を学ぶかというのは,表面的な知識や
技術だけではないので.
 

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1 コメント

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私の場合は… (こが)
2010-10-29 17:27:36
私の場合は,もともと福祉方面に関心がありましたので,すぐにここしかない!と思い,希望を出しました.
その時は,先生の授業を一度も受けたことがなかったので,先生がどのような人かもまったく知らなかったわけですけどね.
確かに,今思うと色々な研究室を周ってみればよかったなとも思います.
もしかしたら,もっと自分に合ってる場所があったかも(いや,ないなw).

でも,ほんと分からないものですよね.
まさか自分が博士課程にまで進学するなんて思いませんでした.

どうぞ,後悔のない研究室選びを行ってください.
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